最新情報はTwitterで

トップ > 動画投稿カテゴリ > YouTubeに高画質な動画をアップロードする方法 / 2016年02月02日 (火) 01時02分41秒

ニコ動 YouTube ニコ生 ライブ配信

ニコニコ動画の場合については、ニコニコ動画に高画質な動画をアップロードする方法をご覧ください。



なぜ画質が落ちる?YouTubeに高画質な動画をアップするやり方

  • YouTubeに動画をアップロードすると、もとの動画よりも画質が落ちてしまいます。とくに、動きが激しい動画の場合、ブロックノイズ(モザイクのようなノイズ)が出て映像が荒くなります。では、どのようにすれば高画質な動画になるのでしょうか。このページでは、 高画質な動画をYouTubeにアップロードするための方法 を中心に見ていきます。


  • ゲームの録画方法や、動画編集の方法など、基本的なことについてはYouTubeでゲーム実況をご覧ください。以下の解説は、 ある程度基本的な知識を持っていることを前提 としています。 実践的な内容であるため、難しい内容 かもしれません。

目次



基礎知識


動画をアップロードすると低画質になるのは再エンコードが原因


  • 高画質な動画をYouTubeにアップロードしたのに、なぜ画質が落ちるのでしょうか。最大の原因は、 YouTube側で動画を変換して画質を強制的に落としている ことにあります。このように動画を変換する作業のことを 再エンコード といいます。再エンコードされると、オリジナルよりも画質が落ちてしまうのです *1

  • YouTubeの仕様上、動画をアップロード時に再エンコードされるのは避けられません。 したがって、動画をアップロードしたら画質が落ちるということを前提に、動画を作成する必要があるわけです。ニコニコ動画であれば再エンコードを回避するための方法があるのですが(詳細はニコニコ動画に高画質な動画をアップロードする方法を参照)、YouTubeではそれができません。


高画質な動画にするためにはビットレートが重要


  • 高画質な動画を作成するうえで鍵を握っているのが ビットレート (単位はbps)です。基本的に、 ビットレートが高ければ高画質になり、逆に低ければ低画質になります 。たとえば、500kbpsの動画と2,000kbpsの動画を比較した場合、後者のほうが高画質な動画といえます。ビットレートはとても重要なキーワードなので、必ず覚えておきましょう。


  • さきほど、YouTubeに動画をアップロードして低画質になるのは、再エンコードが原因と述べました。Youtube側で 動画が再エンコードされると、結果的にビットレートが下げられて画質が落ちます 。たとえば、オリジナルの動画の映像ビットレートが8,000kbpsあったとしましょう。映像ビットレートが8,000kbpsであれば、通常は高画質な動画といえます。

  • しかし、この動画をYouTubeにアップロードすると、再エンコードされて映像ビットレートが600kbpsになる場合があります。映像ビットレートが600kbpsだと、一般的には高画質な動画とはいえません。このように、 動画の画質を決定づけているのがビットレート なのです。

低画質な映像を高画質にはできない


  • とても基本的なことですが、 低画質な映像を高画質化することはできません 。したがって、YouTubeに動画をアップロードするまえの段階で、 可能なかぎり高画質な動画を用意しておく 必要があります。オリジナルの映像が低画質ならば、YouTubeにアップロードした動画の映像はさらに低画質になります。


高画質な動画にするための3つの方法


  • 高画質な動画にするための方法は以下の3点です。 可能なかぎり3点すべてを実行するようにしましょう。 詳細については後述します。

高ビットレートの動画を作成しておく


  • YouTubeに動画をアップロードするまえの段階で、 高ビットレートの動画を用意 しておきます。低ビットレートの低画質な動画をアップロードすると、再エンコードされてさらに低画質な動画になってしまうからです。

HD動画を作成しておく


  • YouTubeに動画をアップロードするまえの段階で、 解像度の高いHD動画を用意 しておきましょう。ここでの解像度とは、画面サイズ(画像サイズ)のことです。 HD動画であれば、YouTube側で再エンコードされても高いビットレートが割り当てられる ため、画質的に有利です。

視聴者にHD画質で動画を再生してもらう


  • たとえ高画質なHD動画をYouTubeにアップロードできたとしても、視聴者側で画質を落として動画を再生されたら意味がありません。ところが、YouTubeでは自動的に低画質な映像で再生されることがあります。そこで、 高画質な動画を高画質なまま視聴者に見てもらうための方法が重要 になります。


高ビットレートの動画を作成する方法


  • それでは、高ビットレートの動画を作成する方法から見ていきましょう。できるだけ高画質な動画を作成しておき、これをYouTubeにアップロードします。

注意点


  • ビットレートが高いほどファイルサイズが大きくなります。 ファイルサイズが大きくなれば動画のアップロードが完了するまでの時間は長くなります 。また、YouTubeの仕様上、 ファイルサイズは2GBまで に抑えなくてはいけません(上限引き上げ後は128GBまで)。

ゲームを録画する場合


  • キャプチャーソフトの設定画面を開き、できるだけ高画質に録画できるように設定すれば、高ビットレートの動画を作成できます。設定方法はキャプチャーソフトによって異なります。たとえば、 「ビットレート」「画質」「品質」「圧縮率」などの項目を変更 しましょう。

Windows ムービーメーカーで動画編集する場合




AviUtlで動画編集する場合


  • AviUtlの場合、 x264guiEx (導入方法は こちら )を使っている人が多いはずです。この場合、 「x264」タブ でビットレートを変更できます。たとえば、「 シングルパス - 品質基準VBR(可変レート) 」を選択し、「品質」を低く設定すればビットレートを高くできます *2



HD動画を作成する方法(HD→HD)


解像度と画質の関係


  • YouTubeにアップロードする動画はHD動画にしましょう。 YouTubeでは、アップロードされたHD動画を再エンコードするさい、高いビットレートを割り当てる仕様 になっているからです。たとえば、1280x720の動画(HD動画)と640x480の動画(SD動画)をアップロードした場合では、前者のほうが高いビットレートを割り当てられるため、高画質な動画になります。


  • また、 同じHD動画でも、1280x720の動画と1920x1080の動画を比較した場合、YouTubeでは後者のほうが高いビットレートになります 。そのため、より高画質な動画にしたいのであれば、解像度は1920x1080にするとよいでしょう(画質は下記動画参照)。ただし、 1920x1080の動画は、編集および再生時にある程度のPCスペックが要求されます 。また、 動画の保存に時間がかかり、ファイルサイズも膨らみます 。バランスがとれているのは1280x720の動画です。



HD画質で録画する


  • では、どのようにすればHD動画を作成できるのでしょうか。HD動画を作成するためには、 1280x720または1920x1080の解像度でゲームを録画 すればよいのです。

  • そのためには、 TVゲーム の場合は HDキャプチャーボード が必要です。また、 HD対応ゲーム機 (例 : PS4、PS3、Wii U、Xbox One、Xbox 360)も必要です *3従来型のキャプチャーボードでゲームを録画してもHD動画にはなりません 。対処法は後述します。

  1. HDキャプチャーボード(またはゲームレコーダー)とHD対応ゲーム機を接続する。
  2. ゲーム機の映像出力設定を720p、または1080pなどの解像度にする。
  3. 録画する。

GC550 Game Capture HD60 MonsterX U3.0R CV710
価格 GC550
GC550
Game Capture HD60
Game Capture HD60
MonsterX U3.0R
MonsterX U3.0R
CV710
CV710
接続方式 USB 3.0 USB 2.0 USB 3.0 USB 3.0
エンコードタイプ ソフトウェアエンコード ハードウェアエンコード ソフトウェアエンコード ソフトウェアエンコード
ビデオ入力端子 コンポーネント端子
HDMI端子
HDMI端子 HDMI端子 コンポーネント端子
HDMI端子
720p対応
1080p対応
こちら こちら こちら こちら
備考 ・ノートPCでフルHD
・過去の映像遡り
・TV出力可能
・ノートPCでフルHD
・過去の映像遡り
・TV出力可能
・ノートPCでフルHD
・PS3をHDMI接続可
・TV出力可能
・ノートPCでフルHD
・多機能な付属ソフト

  • PCゲーム の場合は、ゲームソフトの解像度を1280x720(720p)または1920x1080(1080p)に変更し、その解像度でゲームを録画してください。ゲームソフトの解像度は、設定画面(「動作設定」「環境設定」など)を開いて「解像度」「画面サイズ」などの項目で変更できるはずです。


HD動画を作成する方法(SD→HD)


  • GV-USB2のような従来型のキャプチャーボードでゲームを録画した場合、HD動画にはなりません。 HD動画でない動画をYouTubeにアップロードすると、HD動画と比較して低いビットレートしか割り当てられないため、低画質になりがち です。そこで、この項目では SD動画をHD動画にする方法 を見ていきましょう。大きく分けて2種類の方法があります。

HD動画にSD動画を嵌めこむやり方


  • まず、 従来型のキャプチャーボードで録画してできた動画をHD動画に嵌めこむやり方 があります。 大きな画面のなかに小さな画面を入れるイメージ (PinP)です。説明ではわかりづらいと思いますので、筆者が用意したこちらの作例をご覧ください。作例では、AviUtl拡張編集プラグインを使用して動画編集しました *4 。AviUtlでの編集経験がない場合は、難易度が高い方法です。


  • 事前に リサイズ および インターレース解除 をAviUtlで行っておきましょう。この段階では拡張編集プラグインは使用しません。AviUtl本体で動画を読み込みます。

  1. 従来型のキャプチャーボードでゲームを録画する。
  2. 解像度が720x480、または640x480の動画ができる。
  3. AviUtl本体に 動画を読み込む。
  4. 解像度が720x480の動画の場合は、 640x480 リサイズ する *5
  5. 必要に応じて インターレース解除 を行う。
  6. 可逆圧縮コーデック を使って、いったん動画を保存する。

  • 以下のようにしてHD動画にします。ここからは拡張編集プラグインを使った編集となります。

  1. AviUtl拡張編集プラグインで 1280x720または1920x1080のプロジェクトを新規作成 する *6
  2. さきほどの 640x480の動画をレイヤー上に読み込む *7
  3. 背景が寂しい場合は、適当な画像(壁紙画像など)を入れる *8
  4. そのほか必要な編集を行う。
  5. 動画を保存する。


アップスケーリングするやり方


  • もっと簡単なやり方でHD動画にしたいのであれば、 アップスケーリング するやり方もあります。アップスケーリングとは、映像を大きな画面サイズに拡大することです。 拡大処理を行うことで映像がぼやけたり、輪郭のギザギザ(ジャギー)がめだつ ようになるため、推奨はしません。以下の手順は、あくまでもひとつの例です。

  1. 従来型のキャプチャーボードでゲームを録画する。
  2. AviUtlに動画を読み込んだうえで 960x720 リサイズ (拡大)する。
  3. 必要に応じて インターレース解除 を行う。
  4. そのほか必要な編集を行う。
  5. 動画を保存する。


視聴者にHD画質で動画を再生してもらう方法


  • 高画質なHD動画をアップロードできたら、あとは 視聴者が適切な環境で動画を再生できるかが問題 となります。というのも、 たとえHD動画であったとしても、YouTubeでは必ずしもHD画質で映像を再生していない からです。そのため、場合によっては視聴者に画質が悪いと思われる可能性があります。そこで対策です。 PCからの動画視聴を前提 としています。


▲ゲーム画面は『Grand Theft Auto V』(Rockstar Games)より

画質を手動で切り替えてもらう


  • 視聴者に動画をHD画質で再生してもらうには、動画プレイヤーの右下にある 歯車アイコンをクリック してもらいましょう。そして、 「画質」で「720p HD」や「1080p HD」などを選択 してもらうのです。すると、 歯車アイコンの横に「HD」と表示 されます。動画の説明欄にこのやり方を書いておけば、視聴者にHD画質で動画を再生してもらいやすいはずです。


▲ゲーム画面は『Grand Theft Auto V』(Rockstar Games)より

画質をアドオンで自動的に切り替えてもらう


  • または、視聴者側のほうで Webブラウザにアドオン(拡張機能)を導入してもらう方法 もあります。この方法の場合、視聴者が手動でわざわざ画質を切り替える必要はありません。自動的にHD画質(または最高画質)が選択された状態で動画を再生できるようになります。たとえば、720pの動画であれば720pの画質で自動的に動画が再生されます。

アドオン名 入手先
Google Chrome Auto HD For YouTube こちら
Firefox YouTube High Definition こちら
Internet Explorer
Safari YouTube Options for Apple Safari こちら

SD動画ではHD画質で再生できない


  • SD動画の場合は最高でも480pでの再生 となります。歯車アイコンをクリックしても「720p HD」や「1080p HD」などは表示されません。しかし、上で述べた HD動画を作成する方法(SD→HD) のとおりに動画を作成してアップロードすれば、「720p HD」や「1080p HD」を選択して再生できます。


その他


  • 動きが激しい動画の場合は、画質が悪くなるブロックノイズが出る)傾向があります。たとえば、FPSやTPSなどのシューティングゲームがこのケースに該当します。ビットーレートが高ければ防げる現象ですが、YouTubeに動画をアップロードしたときの再エンコードでブロックノイズが発生することがあります。

  • エンコードして画質が落ちた場合、この動画の画質を上げることはできません *9 。これは 非可逆圧縮 といって、 エンコードして落ちた画質は二度ともとに戻せない方式になっている からです。したがって、画質が落ちていない状態の動画をエンコードすることが重要になります。

  • 動画をアップロードした直後は、HD動画であってもHD画質で再生できません(画質が悪い)。YouTube上で動画の処理が完了したあと、 1分程度待ってから動画を再生 しましょう。


関連ページ


  • このページと関連性の強いページは以下のとおりです。

ページ名 内容
コメント 質問など
キャプチャーボード キャプチャーボードの意義、役割
TVゲームの録画 TVゲームを録画する方法
Windows ムービーメーカー 動画編集の方法
AviUtlの使い方 動画編集の方法



トップ > 動画投稿カテゴリ > YouTubeに高画質な動画をアップロードする方法 / 2016年02月02日 (火) 01時02分41秒





*1 端的にいえば、YouTube側で低画質なコピー作品を作っているようなものです。視聴者はこの劣化したコピー作品を再生して視聴しているわけです。

*2 通常は「シングルパス - 品質基準VBR(可変レート)」を選択して動画を保存してください。「品質」は16~20の範囲で設定するのがお薦めです(数字が小さいほど高画質)。

*3 HDに対応していないゲーム機(例 : PS2、Wii、PSP)では、たとえHDキャプチャーボードと接続してもHD画質にはなりません。

*4 Windows ムービーメーカーではできません。また、AviUtl本体だけでもできません。AviUtlで編集する場合は、拡張編集プラグインが必要です。

*5 解像度がわからない場合は、「その他」→「ファイルの情報」の順にクリックし、「画像サイズ」を見ればわかります。

*6 新規プロジェクトを作成するには、レイヤー上の適当な箇所で右クリックして「新規プロジェクトの作成」を選択します。

*7 640x480の動画をレイヤー上にドラッグ&ドロップしてください。すると、画面中央に映像が表示されます。背景(四隅)は真っ暗のままですが、それで正常です。

*8 背景画像を入れる方法は複数考えられます。(1)単純に大きな壁紙画像を1個入れてもよいですし、(2)小さな壁紙画像をループさせて表示するのもよいでしょう。画像をループさせるには、設定ダイアログの右上にある「+」をクリックして「画像ループ」を選択し、「横回数」および「縦回数」を変更します。いずれにせよ、背景画像を入れる場合はレイヤーの順番に注意してください。「Layer 1」上に壁紙画像を配置すれば安心です。

*9 たとえば、オリジナルの動画Aをエンコード時にビットレートを500kbpsに設定してエンコードしたとします。そして、できあがった動画A'を再生してみたら画質が悪かったので、動画A'を動画編集ソフトで読み込んでビットレートを2,000kbpsにしてエンコードしたとしましょう。この場合、画質が上がるかというと、上がらないということです。画質が悪いと思ったら、いまの例ならば動画Aを動画編集ソフトで読み込んでエンコードしなおす必要があります。A'を再利用しても意味がありません。




| 新しいページ | 編集 | 差分 | 編集履歴 | ページ名変更 | アップロード | 検索 | ページ一覧 | タグ | RSS | ご利用ガイド | 管理者に問合せ |
@wiki - 無料レンタルウィキサービス | プライバシーポリシー