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YouTubeに動画を投稿する方法 / 2017年10月19日 (木) 15時36分50秒
ファイルサイズが大きい?YouTubeに動画をアップする場合に抑えておきたいポイント
- YouTubeに動画を投稿するためには、同サイトの仕様(設計)に合った動画を作成する必要があります。仕様に合っていない動画は、YouTubeに投稿しようとしてもエラーが表示されて投稿できません。そこで、このページではYouTubeに動画を投稿する方法について解説しています。PCの使用が前提です。
目次
動画を投稿するまでの流れ
- ゲーム実況の場合、YouTubeに動画をアップロード(投稿)するためには、以下のような手順で作業を行います。
- ゲームを録画する。
- その動画を動画編集ソフトを使って、任意に編集する。
- 動画編集ソフトで動画を保存する。
- 動画をYouTubeにアップロードする。
- 最初にゲームを録画する必要があります。ゲーム実況では、ゲームを録画することから始めなくてはいけません。では、どのようにしてゲームを録画するのかというと、以下の解説ページに書いてあるとおりです。
【YouTube・ニコ動】ゲーム実況のやり方・実況動画の作り方まとめを参照する
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編集ソフトでYouTube用の動画にしよう
- さて、すぐにでも動画をYouTubeにアップロードしたいところですが、一般的には編集ソフトを使って動画を編集してから、動画をアップロードすることになります。
- では、なぜ編集ソフトを使うのでしょうか。それは以下のような理由があるからです。
- 動画を魅力的にするため(例 : 不要なシーンをカット、字幕・BGM・ゆっくりボイスを追加)。
- YouTubeの仕様に合わせた動画にする必要があるため。
- 動画をYouTubeでサポートされているファイル形式に変換するため。
- 動画編集ソフトを使う重要な理由として、YouTubeの仕様に合わせた動画にする必要があるという点があげられます。具体的には、動画の長さは15分以内、動画のファイルサイズは2GB以下でなくてはいけません。そのためには動画編集ソフトを使います。もっとも、上限を引き上げることはできる(後述)のですが、基本は15分以内、2GB以下です。
- そのほか、動画編集ソフトを使う理由として、動画をYouTubeでサポートされているファイル形式に変換するというのもあげられます。たとえば、アマレコTVで作成した動画(AMV形式)は、いったん動画編集ソフトで適切なファイル形式にしないとアップロードできません。
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定番の編集ソフト
- AviUtlは、「無料なのにここまでできるのか」というくらい、ありとあらゆる編集が可能です。AviUtlの難点は、導入に時間がかかる、編集方法が難しい場合があるという点です。中・上級者向けのソフトですので、その点は覚悟しておきましょう。
AviUtlの使い方
ゲーム実況で使える無料・有料のおすすめ編集ソフト
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動画の長さとファイルサイズ
- 使用する動画編集ソフトを決めたら、つぎは編集に入っていきます。
長さを15分以内にするには
- 動画の長さを15分以内にするための基本は、動画の不要な部分を削除する方法です。カット編集とよばれる作業です。一般的にアマチュアの動画は冗長になりがちです。その意味でもカット編集は大胆に行うようにしてください。とはいえ、カット編集だけではどうしても15分に収められない場合もあるでしょう。そこで、下記2~4の対処法があります。
- カット編集する。
- 動画を分割して1個あたりの動画の長さを短くし、複数の動画としてそれぞれアップロードする。
- 編集により部分的に再生速度を速くする。
- YouTubeの上限を引き上げる(最後の手段)。
ファイルサイズを2GB以下にするには
- ファイルサイズを2GB以下にするためには、まずはカット編集を行うようにしましょう。動画の再生時間が短いほどファイルサイズを抑えやすいからです。また、動画を保存するさいの設定も重要です。画質を下げることでファイルサイズは小さくなるので、この点を必ず覚えておいてください。
- カット編集する。
- 動画編集ソフトの「ビットレート」「品質」「解像度」などの設定を下げて動画を保存する(画質を下げる)。
- 動画を分割して複数の動画にする。
- 編集により部分的に再生速度を速くする。
- YouTubeの上限を引き上げる(最後の手段)。
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上限の引き上げについて
15分以上の長さの動画をアップロードできる
- YouTubeでは、上で述べたとおり15分以下、2GB以内の動画をアップロードするのが原則です。しかし、上限は引き上げることができます。これにより、動画の長さは11時間、ファイルサイズは128GBが上限となります。どうしてもという場合は、思いきって上限を引き上げるのもよいでしょう。
|
長さの上限 |
ファイルサイズの上限 |
通常 |
15分 |
2GB |
上限引き上げ後 |
11時間 |
128GB |
- ただ、動画が長いほどファイルサイズは大きくなり、結果としてアップロードに要する時間は増えます。また、動画が長いからといって魅力的なものになるというわけでもありません。たとえ上限を引き上げたとしても、動画の長さをむやみに長くすることは避けましょう。
上限を引き上げる方法
- 上限を引き上げるためには、アカウントの確認が必要になります。具体的には、YouTubeのサイト上で電話番号(スマートフォン、フィーチャーフォン、固定電話のどれでも)を入力し、確認コードを受けとります。作業は数分で完了します。詳細は、公式ヘルプを参照してください。
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動画のアップロード方法
- YouTubeに動画ファイルをアップロードする方法は簡単です。
YouTubeにログインします。
「アップロード」をクリックします。
「アップロードするファイルを選択」をクリックし、動画を選択して開きます。動画を画面に直接ドラッグ&ドロップする方法でもかまいません。
アップロードが始まります。しばらく待ちましょう。
待ち時間は、動画のファイルサイズや回線速度(上り)、時間帯などに依存します。
動画のアップロードが完了するまでのあいだ、動画のタイトル、説明、タグなどの情報を追加したり、公開・非公開の設定変更を行うことができます。
動画のアップロードが完了したら、
「公開」ボタンをクリックします。注意したいのですが、
このボタンをクリックしないかぎり動画は公開されません。
動画を削除したい場合は、以下の操作を行います。
- YouTube上で画面右上のアイコン(初期設定では人の画像)をクリックする。
- 「クリエイター ツール」→「動画の管理」で「動画」を選択する。
- 動画を選択してチェックを入れ、「操作」をクリックする。
- 「削除」を選択する。
動画のサムネイルは、基本的には自動生成された3種類の画像のなかから選択します。しかし、
カスタムサムネイル機能を使用すれば、任意の画像にすることができます。詳細は、
公式ヘルプを参照してください。
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画面に黒帯ができる場合の対処法
- 動画によっては、アップロード後に画面に黒い帯が表示される場合があります。大きく分けてふたつの原因が考えられます。
動画の縦横比が原因
- まず、GV-USB2などで録画してできた動画(従来型のキャプチャーボード)や、そのほか4:3の縦横比の動画は、アップロードしたあと画面の左右に黒い帯が入ります。これはYouTube側の仕様であり、16:9の動画でない場合に起こります。不具合ではないため、とくに黒い帯を気にする必要はありません。
- しかし、それでも黒い帯が表示されるのは避けたいということであれば、最善の対処法は16:9の動画をアップロードすることです(録画しなおし)。たとえば、GV-USB2を使用している場合は、用意するものはアマレコTVとAviUtlです。縦横比を直す関係で両アプリが必要です。
- アマレコTVにゲーム画面を表示する。
- ゲーム機の出力設定を変更して16:9にする。
- アマレコTVのゲーム画面が縦長に表示される。
- アマレコTVの設定画面から「グラフ 2(プレビュー)」タブを開き、「アスペクト比」で「16:9」を選択して「OK」をクリックする。
- 16:9の正常な画面表示になる。
- 録画を開始・停止する。
- 録画ファイルを再生すると縦長の映像になるが、それで正常。
- 動画をAviUtlで開く。
- 640x360(640x480ではない)にリサイズする。
- 動画を保存する。
- 動画を動画共有サイトに投稿する。
- PCゲームの場合は、そのゲームが画面サイズを16:9の解像度に変更できるものであれば変更し、録画しなおしてください。画面サイズを4:3のまま変更できないゲームである場合は、AviUtlで1280x720の画面サイズの新規プロジェクトを作成して動画を読み込み、なにも表示されていない部分は画像で埋めます。
動画編集ソフトでの設定ミスが原因
- ほかに画面に黒い帯が表示される原因としては、動画編集ソフトでの設定をまちがえていることも考えられます。具体的な対処法は以下のとおりです。
- Windows ムービーメーカーを使用している場合は、「プロジェクト」タブで「ワイドスクリーン(16:9)」または「標準(4:3)」を適切に選択できていたか、「ファイル」→「ムービーの保存」で動画を保存するさいの「表示サイズ」の設定が適切であったか、という2点を確認しましょう。
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画質が落ちた場合の対処法
動画をアップロード後に画質が落ちた場合
- アップロードまえの動画の画質と、アップロード後の動画の画質を比較した場合、後者のほうが画質は劣ります。なぜなら、動画をアップロードしたときに、YouTube側で画質をわざと落としているからです。これを再エンコードといいます。動画が再エンコードされると映像が荒く見えたり、蚊のようなノイズが輪郭に発生することがあります。
- しかし、YouTubeに動画をアップロードする場合、再エンコードは避けることができません。したがって、動画をアップロードしたら画質が落ちるということを前提に、あらかじめ高画質な動画を作成しておく必要があります。
YouTubeに高画質な動画をアップロードする方法を参照
動画編集ソフトで動画を保存後に画質が落ちた場合
- 動画編集ソフトで動画を保存した段階で、すでに低画質だったという場合は、映像ビットレートを低く設定して動画を保存したことが大きな原因です。動画を保存するさいに、ビットレートを高く設定しておきましょう。低画質になってしまった動画は削除し、画質が悪くなるまえの動画を保存しなおします。具体的な対処法は以下のとおりです。
- Windows ムービーメーカーの場合の設定方法については、こちらをご覧ください。
- AviUtlでx264guiExを使ってH.264出力している場合は、まず「プロファイル」を「youtube」にします(上述)。そして、「x264」タブでビットレートを変更して動画を保存しなおします。たとえば、「シングルパス - 品質基準VBR(可変レート)」を選択している場合は、「品質」を小さく設定しましょう。
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関連ページ
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- 見て下さい! -- 遠藤登志朗 (2017-10-19 15:36:50)
- YouTueに動画をアップロードして2日くらい経過すると、音量が半分くらい小さくなってしまいます。
何が原因か分かる方教えて下さい。アマレコTVで録画、AviUtil(X.264)で圧縮しています。 -- Ori (2016-03-01 10:31:25)
- ありがとうございます! -- レオン (2015-08-19 22:01:50)
最終更新:2017年10月19日 15:36