ザギ＆闇(スペースビースト)
M80さそり座球状星団内のブラックホールが突然変異し、知的生命体の恐怖を糧に成長する謎の生命体スペースビースト。
２万年前にディーヴァによって滅ぼされたかに見えたが、ディーヴァのコピー体に寄生したダークレディ・ザギによって星団が消滅。ザギと僅かな生き残りはディーヴァの追撃を逃れた果てに地球に飛来。ディーヴァによって力を失うも、スペースビーストを伴って復活すべく暗躍を開始する。
また、それを追って消滅しかけた郡体が独自進化したゾグ達もスフィアを尖兵に地球を目指す他。3000万年前の地球で闇として古代人を襲っていたガタノゾーアもまたスペースビーストの亜種であり、ザギ復活に呼応して覚醒していく。
ダークディーヴァ・ザギ
B= W= S=
ウルトラディーヴァ・ノイを模してスペースビースト殲滅を目的に造られた人造戦姫。
組み込まれた力を求める心と、ノイの代わりというコンプレックスからスペースビーストを取り込み、ノイを亡き者にしようとするが、超新星爆発により失敗。目覚めたノイから逃亡しながら数々の時空を超えての激戦を繰り返し、敗れた末に肉体を失いながらもスペースビーストと精神態に分かれて地球へ飛来する。
肉体はないが、地球人の心の隙につけこんで尖兵と化したダークレディ達と、スペースビーストが集める恐怖によって力を蓄えていく。
ダークレディ・ラグエル/酒井若菜
B= W= S=
サリエルこと久瑠アサミによって動く死体にされた美大に通う女性。本来の記憶と精神の大半が欠如しており、漆黒の仮面を無意識に被る事によって人格もろとも完全にダークレディ・ラグエルとなり、ビーストと共にネイスへ襲い掛かる。
仮面が人格制御の役割をしているため、破壊されると若菜本来の人格が目覚める。
ダークレディ・サリエル/久瑠アサミ
B-85 W-59 S-88
元ファントムの副隊長であるアサミの強さの中に押し隠された恐怖にザギがつけ込み、尖兵と化したダークレディ。
元の正義感から反転して他者の負の感情を好み、ラグエルを使って恐怖や怒りを周囲に撒き散らせようと画策する。その手段は非常に狡猾かつ残虐であり、多くの怒りを買う事になるが、それら全てが自らの糧としている。
自身もザギの操り人形であり、負の感情を集める働き蜂にしかすぎない。
ダークレディ・ルシフェル
B= W= S=
ザギの三番目の尖兵となるダークレディ。通常は常に変化する仮面とサリエルとラグエルそのものを模したレリーフを両肩に背負う戦姫だが、感情が高ぶるとスペースビーストと化す。
生きた人間の精神を支配したサリエル。死体に生前の記憶と付加した闇の力で傀儡にしたラグエル達と異なり、スペースビーストおよび二人のダークレディの残骸によってほぼゼロから造られた。
スペースビーストの集合体ともいえるが、大きく元になったのは地球で最初のスペースビーストであるザ・ワンであり。ネイス達、特にシルバーへの憎悪を抱いている。その激しい憎悪と無数のビーストがより合わさった存在であるために精神は極めて不安定であり、表情が作れない素顔の代わりに仮面で内なる心情を表している。
邪神ガタノゾーア
古代の人類を滅ぼした元凶。
三つ並んだ巻貝から巨大な鋏を持つ四つの腕。肩からは不気味に蠢くイソギンチャクのような触手。脚は無数の節足。獣のような頭部は天地間逆に生えている。そして、常に霧のような闇を纏い、節足の生える下部から伸びるいくつもの触手や鋏つきの腕で捕縛した対象を闇で包むと絶命させる。
纏う闇はガタノゾーアを中心に徐々に広まり、やがて地球全てを飲み込まんとしていた。巨体の見た目どおりに動き事態は極めて鈍重だが、並の光線では傷一つつかない頑強な装甲と無数の触手によって欠点を補う。
グランスフィア
ディーヴァによって滅ぼされたスペースビーストの一部が別の星系の惑星に寄生し、惑星そのものと一体化したもの。本来の姿であるブラックホールに近づき、地球で眠るダークザギを太陽系もろとも一体化して復活させんとしている。
尖兵としてスフィアと呼ばれる球状生命体を送り込み、地球の怪獣に寄生。牽制と調査を行っている模様。
ゾグ
消滅したかに見えたグランスフィアが姿を変え、再び地球へ来襲に来た姿。
従来のような太陽系を飲み込む力はないが、女神の姿で戦姫を圧倒し、その光景を乗っ取った通信回線を通じて世界中に映し、人類を絶望させる。また、無数のドビシを世界中の上空に飛び回らせ、戦姫が変身に必要なエネルギーを絶つなど狡猾にして高い知能を有する。
このページへのコメントは以下へどうぞ
- ダークザギをモチーフにしたダークディーヴァ・ザギのスペースビーストを除く配下のページです。 -- クロハガネ (2011-12-10 20:56:34)
- ガタノゾーア、スフィア、根源的破滅招来体をこちらに追加しました。 -- クロハガネ (2012-05-06 18:58:56)
最終更新：2012年05月06日 22:12
