支援会話集 サイリ×チキ
支援C
【サイリ】
巫女様!
巫女様!
【チキ】
あ…サイリ。
あ…サイリ。
【サイリ】
先ほどの戦い、感服いたしました。
さすがは神竜の巫女様です。
先ほどの戦い、感服いたしました。
さすがは神竜の巫女様です。
【チキ】
そう…?
でも、ちょっと疲れちゃった…
そう…?
でも、ちょっと疲れちゃった…
【サイリ】
! それはいけません。
お体は大丈夫ですか?
! それはいけません。
お体は大丈夫ですか?
【チキ】
そうね……
あんまり…
大丈夫じゃないかも…
そうね……
あんまり…
大丈夫じゃないかも…
【サイリ】
え…?
え…?
【チキ】
力は戻ったけど…
今は…とて……も… ……
力は戻ったけど…
今は…とて……も… ……
【サイリ】
み、巫女様!
誰か! 誰か癒し手を!
巫女様がお倒れに…!
み、巫女様!
誰か! 誰か癒し手を!
巫女様がお倒れに…!
【チキ】
……すー……
……すー……
【サイリ】
も、もしや…
眠っておられるのですか…?
巫女様、巫女様…
も、もしや…
眠っておられるのですか…?
巫女様、巫女様…
【チキ】
うーん…あと五年……
うーん…あと五年……
【サイリ】
…その頃には
戦いは終わってしまいますよ。
とはいえ、やはり巫女様は
無理をなさっているご様子…
このような状態で
果たして同行させても良いものか?
…その頃には
戦いは終わってしまいますよ。
とはいえ、やはり巫女様は
無理をなさっているご様子…
このような状態で
果たして同行させても良いものか?
【チキ】
わたしなら平気よ…
わたしなら平気よ…
【サイリ】
巫女様…
巫女様…
【チキ】
わたし、みんなと一緒にいたいの。
みんなの力になりたい…
だから、傍にいさせて。
わたし、みんなと一緒にいたいの。
みんなの力になりたい…
だから、傍にいさせて。
【サイリ】
………
承知致しました。
ただし、巫女様は
私の傍にいてくださいますように。
ゆめゆめ、勝手にどこか外へ
出歩いたりなさいませんよう。
………
承知致しました。
ただし、巫女様は
私の傍にいてくださいますように。
ゆめゆめ、勝手にどこか外へ
出歩いたりなさいませんよう。
【チキ】
サイリはいつも真面目。
でも、私を心配してくれてるのね。
ええ、わかったわ。
サイリはいつも真面目。
でも、私を心配してくれてるのね。
ええ、わかったわ。
【サイリ】
約束ですよ。
約束ですよ。
支援B
【サイリ】
巫女様! 巫女様!
いずこに!
巫女様! 巫女様!
いずこに!
【チキ】
あ、サイリ。
ちょうど良かったわ
近くの村でたくさん
りんごをもらったの。食べる?
あ、サイリ。
ちょうど良かったわ
近くの村でたくさん
りんごをもらったの。食べる?
【サイリ】
食べません!
食べません!
【チキ】
サイリったら、
何怒ってるの?
サイリったら、
何怒ってるの?
【サイリ】
怒りたくもなります!
これで何度目ですか…
勝手に外へは出て行かないと
私と約束したではありませんか。
怒りたくもなります!
これで何度目ですか…
勝手に外へは出て行かないと
私と約束したではありませんか。
【チキ】
約束……
約束…?
約束……
約束…?
【サイリ】
まさかと思いますが…
お忘れですか?
まさかと思いますが…
お忘れですか?
【チキ】
う、うん…
ごめんなさい…わたしは
人とは異なる存在だから…
う、うん…
ごめんなさい…わたしは
人とは異なる存在だから…
【サイリ】
異なる存在だから
忘れても良いという言い訳は通じません。
異なる存在だから
忘れても良いという言い訳は通じません。
【チキ】
ぶー。
ぶー。
【サイリ】
まったく、困ったお人です…
まるで子供ではありませんか。
あなたのそのようなお姿を見たら、
民たちがなんということか…
まったく、困ったお人です…
まるで子供ではありませんか。
あなたのそのようなお姿を見たら、
民たちがなんということか…
【チキ】
別に構わないわ。
これがわたしなんだから
別に構わないわ。
これがわたしなんだから
【サイリ】
巫女様は神聖にして高貴なるもの…
司祭たちはそう申しておりました。
我ら下々の人間と交わって、
世俗に毒されては品位を損ねると…
巫女様は神聖にして高貴なるもの…
司祭たちはそう申しておりました。
我ら下々の人間と交わって、
世俗に毒されては品位を損ねると…
【チキ】
そんなことないわ。
人々の暮らしを毒というのなら…
それを避けて保たれる神聖さなんて…
何の価値もありはしないわ。
そんなことないわ。
人々の暮らしを毒というのなら…
それを避けて保たれる神聖さなんて…
何の価値もありはしないわ。
【サイリ】
……巫女様。
……巫女様。
【チキ】
だから、食べる?
りんご。
だから、食べる?
りんご。
【サイリ】
それとこれとは話が…
…とはいえ、良いでしょう。
巫女様の御言葉にも一理あります。
せっかくですから
お一ついただきます。
それとこれとは話が…
…とはいえ、良いでしょう。
巫女様の御言葉にも一理あります。
せっかくですから
お一ついただきます。
【チキ】
じゃあ、あーんして。
じゃあ、あーんして。
【サイリ】
なっ……!?
そ、そのような醜態を
人前でさらすわけには…
なっ……!?
そ、そのような醜態を
人前でさらすわけには…
【チキ】
はい、あーん。
はい、あーん。
支援A
【サイリ】
巫女様…まもなくですね。
巫女様…まもなくですね。
【チキ】
まもなく…?
まもなく…?
【サイリ】
戦いは終わります。
この地にも平和が戻ります。
私たちが故郷に戻る日も
遠くないことでしょう。
戦いは終わります。
この地にも平和が戻ります。
私たちが故郷に戻る日も
遠くないことでしょう。
【チキ】
そうね…
でも、大勢の人たちが
いなくなってしまったわ…
そうね…
でも、大勢の人たちが
いなくなってしまったわ…
【サイリ】
……はい。
……はい。
【チキ】
レンハも…死んでしまった。
サイリ…悲しい?
レンハも…死んでしまった。
サイリ…悲しい?
【サイリ】
…悲しくないといえば、
うそになります。
ですが、この結末は
兄上の望みでもありました…
ですから、仕方のないこと…
今はそう悟っています。
…悲しくないといえば、
うそになります。
ですが、この結末は
兄上の望みでもありました…
ですから、仕方のないこと…
今はそう悟っています。
【チキ】
…うそつき。
…うそつき。
【サイリ】
な…何と?
な…何と?
【チキ】
とりつくろうのはやめて。
本当は悲しいんでしょう?
悲しいんなら…わたしに
そう言ってくれればいいじゃない。
とりつくろうのはやめて。
本当は悲しいんでしょう?
悲しいんなら…わたしに
そう言ってくれればいいじゃない。
【サイリ】
…何を言わせたいのですか、
あなたは。
…何を言わせたいのですか、
あなたは。
【チキ】
サイリはレンハが死んでも
忘れられるの? そんな簡単に?
あなたたちの関係は
そんなものなの?
サイリはレンハが死んでも
忘れられるの? そんな簡単に?
あなたたちの関係は
そんなものなの?
【サイリ】
あ…あなたに何がわかるのです!
私と兄上の何がっ…!
忘れられる…?
そんなわけがないでしょう!
兄上は…兄上は…
私のたった一人の……っ…
あ…あなたに何がわかるのです!
私と兄上の何がっ…!
忘れられる…?
そんなわけがないでしょう!
兄上は…兄上は…
私のたった一人の……っ…
【チキ】
………
そう……
ごめんなさい、サイリ。
わたしあなたに…ひどいこと言ったわ。
………
そう……
ごめんなさい、サイリ。
わたしあなたに…ひどいこと言ったわ。
【サイリ】
巫女……様……
巫女……様……
【チキ】
でも…教えてほしかったの。
あなたの心の内を。
本音で接してほしかったの。
何でも打ち明けてほしかったの。
でも…教えてほしかったの。
あなたの心の内を。
本音で接してほしかったの。
何でも打ち明けてほしかったの。
【サイリ】
どうして、私に…?
どうして、私に…?
【チキ】
だって、わたし…
あなたと友達になりたいから。
だって、わたし…
あなたと友達になりたいから。
【サイリ】
友達…?
友達…?
【チキ】
サイリはずっと
わたしの傍にいてくれた。
でもそれは…友達だからじゃない。
ただ敬い、従ってくれてるだけ。
そんな関係は…さびしいの。
わたし、あなたが好きよ。
だから、友達になってほしいの。
サイリはずっと
わたしの傍にいてくれた。
でもそれは…友達だからじゃない。
ただ敬い、従ってくれてるだけ。
そんな関係は…さびしいの。
わたし、あなたが好きよ。
だから、友達になってほしいの。
【サイリ】
巫女様……
私はあなたとは異なる定命の身。
すぐにあなたを置いていくでしょう。
それでも、よろしいのですか?
巫女様……
私はあなたとは異なる定命の身。
すぐにあなたを置いていくでしょう。
それでも、よろしいのですか?
【チキ】
うん…慣れてるもの。
うん…慣れてるもの。
【サイリ】
では…わかりました。
自由奔放でほとほと世話の焼ける
友人ではありますが…
あなたのことは
私も好きです。
あなたと私は友達です…
友達になりましょう。
では…わかりました。
自由奔放でほとほと世話の焼ける
友人ではありますが…
あなたのことは
私も好きです。
あなたと私は友達です…
友達になりましょう。
【チキ】
うれしい…
ありがとうね、サイリ…
うれしい…
ありがとうね、サイリ…