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トップ > キャプチャーボード1カテゴリ > キャプチャーボード / 2017年04月03日 (月) 20時10分33秒



キャプチャーボードってなんだろう?その意義・役割を理解しよう

  • キャプチャーボード は、TVゲーム機の映像・音声をPCに出すための周辺機器です。PS4やWii Uなどの ゲーム画面をPCに映したり、録画・ライブ配信(生放送)ができる ようになります。


  • 下図をご覧ください。ゲーム機はキャプチャーボードと接続します。すると、 PCにゲーム画面が表示され、同時にゲーム音声もPCから出るようになります 。基本的に TVは必要ありません 。PCの画面を見ながらTVゲームをプレイできるからです。


  • なお、 ゲーム機とPCを直接HDMIでつなげてもゲーム実況はできません 。また、キャプチャーボードとグラフィックボードは異なる周辺機器なので、その点も注意してください。


目次


キャプチャーボードでできること


ゲーム画面をPCに映してプレイできる


  • キャプチャーボードを使用すると、ゲーム画面がPCに表示され、ゲームの音もPCから聞こえてくるようになります。つまり、 PC上でゲームをプレイできます 。これはどのようなメリットがあるかというと、 「ながらプレイ」に最適 ということです。


  • たとえばPCの画面に、 ゲーム画面が映っている状態 をイメージしてください。攻略サイトを見ながらゲームをプレイできるわけです。PCで 好きなBGMをかけたり、Skype通話をしながらのプレイ するのもよいかもしれません。


ゲーム実況ができる


  • ニコニコ動画やYouTubeに動画を投稿したいという人も多いでしょう。そのためには、キャプチャーボードを用意して ゲームを録画 します。ゲームを録画するには、 キャプチャーボードに付属されているアプリの録画ボタンをクリック するだけです。もちろん、 自分の声を入れることもできます 。そうしてできた動画を投稿するわけです。とくに難しいことをするわけではありません。


▲録画ボタンをクリックすれば、ゲームを録画できます。

  • ゲーム配信 (生放送)でも、キャプチャーボードが活躍します。ゲーム配信では、キャプチャーボードを用意したうえで、ゲーム機の画面をPCに映しています。そして、そのゲーム画面を、別途用意したアプリ( 配信ソフト )で取り込んで配信しているのです。



解説対象となるゲーム機について


据え置き型ゲーム機が中心


  • このページで解説対象としているゲーム機は、基本的に 据え置き型ゲーム機 をさしています。 据え置き型であればキャプチャーボードと接続できる からです。最初に下表を確認しておきましょう。

名称 解説対象か 備考
据え置き型ゲーム機 PS4
PS3
PS2
PS Vita TV Vitaでなく、Vita TVが解説対象
Switch
Wii U
Wii
GC
Xbox One
Xbox 360
PS1/SS/N64/SFC
FC 同上。NEW FC、Wii U/Wii版VCでも同様
携帯型ゲーム機 PSP PSP-3000/2000が解説対象
PS Vita × キャプチャーボードとは接続できない
3DS 別ページ キャプチャーボードとは接続できない
GBA/GBC/GB × 通常の方法ではダメ *1
スマートフォン iOS端末 別ページ
Android端末 別ページ

3DSは別ページで解説


  • 3DS用ゲーム を録画・配信する方法については別ページで解説しています。このページで解説するような キャプチャーボードと接続できる仕様にはなっていません 。ではどうするのかというと、 3DSを改造して本体内部に専用の装置を取り付ける わけです。すると、3DSとPCをUSB接続して、3DSのゲーム画面をPCに表示して録画・配信できるようになります。



スマホは別ページで解説


  • スマホ用ゲーム を録画・配信する方法についても別ページで解説しています。スマホ単体でできる場合がありますが、自由度が低く、一般的な方法とはいえません。たとえば、スマホ単体ではツイキャスでゲーム配信することができません。

        スマホでゲーム実況


  • これに対し、スマホとPCを組み合わせて行う方法もあります。 スマホとPCを無線で接続し、スマホの画面をPCに映し出すやり方 です。もちろん、スマホの音もPCから出るようになります。あとは、PCの画面を録画・配信するという流れです。



キャプチャーボードが不要なケース


  • キャプチャーボードが不要な場合もあります。まずは下表をご覧ください。

目的 キャプチャーボードの要否 備考
TVゲーム 録画 基本的には必要 キャプボがあったほうが便利
ゲーム配信 同上
PCゲーム 録画 不要
ゲーム配信

ゲームレコーダーで録画する場合は不要


  • キャプチャーボードがなくとも、TVゲームを録画すること自体はできます。 PCなしでTVゲームを録画できる製品 (例 : ER130AVT-C285)を使用すればよいからです。ただ、 汎用性の高さや動画編集のことを考慮するとキャプチャーボードを使用したほうが有利 でしょう。



▲PCがなくてもゲームを録画できるのが ゲームレコーダー です。

PS4のシェア機能で録画・配信する場合は不要


  • PS4のシェア機能で録画・配信 する場合、キャプチャーボードは必要ありません。PS4を所有しているのであれば、シェア機能だけで録画・配信できます。ただ、いくつかの注意点があります。その点も考慮して、キャプチャーボードを使用するかどうか、総合的に判断しましょう。やはり 自由度でいえば、キャプチャーボードを使用したほうが有利 です。

        PS4の録画機能、またはPS4の配信機能


PCゲームの場合


  • まず録画についてですが、 PCゲームを録画する場合、キャプチャーボードは必要ありませんPCの画面を録画できるアプリを用意 します。たとえば、Bandicamロイロ ゲーム レコーダーなどを使えば、ゲームを簡単に録画できます。もちろん、自分の声を入れることも可能です。

        PCゲームの録画

  • また、 PCゲームのライブ配信の場合もキャプチャーボードは不要 です。


キャプチャーソフト


キャプチャーソフトとは


  • キャプチャーボードを使用するときに必要になるのが キャプチャーソフト です。 キャプチャーソフトを起動することで、はじめてゲーム機の映像・音声をPCで視聴できるようになり 、録画や配信するうえでの最低限の準備が整うわけです。したがって、キャプチャーボードとキャプチャーソフトは、つねにセットで考えましょう。


▲キャプチャーソフトの例

  • キャプチャーソフトの入手方法ですが、近年は メーカーの公式サイトからキャプチャーソフトをダウンロードして入手 するケースが増えてきました。製品によっては、キャプチャーボードに付属されているCD-ROMに収録されている場合もあります。

プレビュー機能


  • プレビュー機能 は、ゲーム機の映像をキャプチャーソフト上に表示し、またゲーム機の音声をPCから出すための機能のことです。とくに難しく考える必要はありません。キャプチャーソフトの基本的な機能です。


キャプチャー機能


  • キャプチャー機能 は、録画機能のことです。キャプチャーソフトで映像・音声をプレビューできる状態にしたうえで、 キャプチャーソフトの録画ボタンをクリック することでPCに動画が保存されます。できあがった動画は、AviUtlなどのソフトで編集しましょう。


スクリーンショット機能


  • スクリーンショット機能 は、ゲーム画面を静止画像としてPCに保存する機能です。ブログやTwitterなどに画像を掲載したい場合に使うとよいでしょう。


その他の機能


  • キャプチャーソフトによっては、ほかに以下のような機能が搭載されている場合があります。 これらの機能がないからといって、問題があるわけではありません。 あれば便利という程度です。

説明
動画編集機能 ・カット編集ができる
・本格的な編集はできない
YouTubeアップロード機能 ・動画をYouTubeにアップロードできる
・手動でもアップロード可能
ライブ配信機能 ・TwitchやYouTubeでライブ配信できる
・簡単な設定でゲーム配信が可能
映像遡り再生・録画機能 ・数時間まえの映像でも見返して録画できる機能
・決定的瞬間を逃さずに録画可能


キャプチャーボードの選び方


  • ひとくちにキャプチャーボードといっても、さまざまなものがあります。あまりにもたくさん種類がありすぎて、どれを選べばよいかわからない、不安だという人もいるでしょう。じつはキャプチャーボードによっては、 ノートPCでは使用できなかったり、特定のゲーム機を接続できないという場合がある のです。


  • そこで、キャプチャーボードを購入するさいはいくつかの事情を考慮しなくてはいけません。 下記リンク先の解説をしっかりと読むようにしましょう。 とても重要です。めんどうくさがって解説を読まないまま製品を購入し、後悔する人が必ずいます。

        より踏み込んだ内容については、キャプチャーボードの選び方を参照


商品の選択に迷ったら-定番の製品-


  • GV-USB2 は、 スタンダードな定番製品 です。使用者が多く、 あれこれ迷いたくない、旧世代のレトロゲーム機を接続したいという人ならこれが最適 でしょう。たとえば、PS1、SFC、GCなどのレトロゲーム機です。ほかにも、PS3、Wii U、Wiiと接続するこもできます。

        製品の使い方・筆者によるレビューは、GV-USB2を参照


  • 同製品の上位モデルとして GV-USB2/HQ (リンク先 : Amazon)がありますが、おもに編集機能を強化したものと考えてください。ほとんどの場合、 GV-USB2/HQは必要ありません


商品の選択に迷ったら-高画質な製品-


  • 近年は、PS4の普及に合わせて HDキャプチャーボード を購入する人が増えてきました。

MonsterX U3.0R GC550 AVT-C878 Game Capture HD60
価格
(リンク先:Amazon)

MonsterX U3.0R

GC550
AVT-C878
AVT-C878

Game Capture HD60
接続方式 USB 3.0 USB 3.0 USB 3.0 USB 2.0
エンコードタイプ ソフトウェアエンコード ソフトウェアエンコード ハードウェアエンコード ハードウェアエンコード
対応ゲーム機 ・PS4、PS3
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
・PS4、PS3、PS2
・Switch、Wii U、Wii
・Xbox One、Xbox 360
・PSP
・PS4、PS3
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
1080p/60fps 対応 対応 対応 対応
パススルー出力 対応 対応 対応 対応
こちら こちら こちら こちら
備考 ・シンプルな製品
・PS3もOK
・ゲーム実況向き
・お薦め
・PCレス録画

MonsterX U3.0R


  • まずは MonsterX U3.0R を押さえておくとよいでしょう。 HDMI接続したPS3の映像を付属のキャプチャーソフトで表示できる 点が見逃せません *2 。付属のキャプチャーソフトでは必要最小限のことしかできませんが、そこはアマレコTVを使って対処できます。


        製品の使い方・筆者によるレビューは、MonsterX U3.0Rを参照

GC550


  • MonsterX U3.0Rに興味があるなら、ぜひ GC550 も覚えておいてください。GC550は、 ありとあらゆる機能を搭載した製品 です。とくに便利なのが、 リプレイのようにリアルタイムで過去の映像を見返して保存できる機能 です。数十時間まえの映像ですら遡って再生できます。 ライブ配信機能もある ので、手軽にゲーム配信したいという人は使いましょう。初心者は これ1台購入すれば困ることはありません


        製品の使い方・筆者によるレビューは、GC550を参照

AVT-C878


  • AVT-C878 は、 PCがなくてもゲームを録画できる機能 が搭載されているのが大きな特長です。PCを起動するのが億劫な人や、PCが苦手な人であってもゲームを録画できます。これ以外の点については、GC550と基本的な機能は共通しています。どちらを買うか迷った場合、PCレスでの録画に興味があるならAVT-C878、興味がないならGC550がよいでしょう。


        製品の使い方・筆者によるレビューは、AVT-C878を参照

Game Capture HD60/HD 60S


  • Elgato Game Capture HD60 は、海外でも人気が高い製品です。上で紹介した3製品とは異なり、こちらは USB 2.0接続1080p/60fpsを実現 しています。USB 3.0接続に不安がある人にも安心の製品でしょう。ただ、筆者としてはHD60よりも、遅延低減機能を搭載した HD60 S (USB 3.0)のほうをお薦めします。


        製品の使い方・筆者によるレビューは、Game Capture HD60、またはGame Capture HD60 Sを参照


実況プレイ動画作成・ライブ配信のポイント


実況プレイ動画などを作成する場合


  • 実況プレイ動画 を作成して投稿する場合のポイントは、 ニコニコ動画またはYouTubeの仕様に合った動画を作成する ことです。たとえば、 投稿できるファイルサイズは各サイトごとに異なります 。その関係で動画の長さも決まってくるので、覚えておきましょう。基本的には動画編集ソフトを使って、ファイルサイズや動画の長さを調整します。


  • ゆっくり実況プレイ動画 を作成する場合は、「ゆっくり」の声(ゆっくりボイス)を入れるための方法を理解することが重要です。ゆっくりボイスは、ゲームを録画したあとの動画編集の段階で入れます。難易度が高いので、 いきなり挑戦するのはお薦めしません 。編集の知識、センスに加えて根気が必要です。

        ゆっくりMovieMaker

ライブ配信する場合


  • ゲーム配信する場合、通常は 配信ソフト を用意します。配信ソフトには、ゲーム画面を視聴者に見せたり、ゲーム音(PCで再生している音)と自分の声を同時に流せる機能が搭載されています。配信方法にもよるのですが、 配信ソフトはゲーム配信をするうえでほぼ必須 といえるでしょう *3

  • 配信ソフトとして定番なのは、NLEOBS StudioXSplitです。ニコニコ生放送ならNLEかOBS、ほかの配信サイトであればOBSを使えばよいでしょう。どのサイトで配信するにせよ、 キャプチャーボードとマイクを用意できれば、難しい点はありません 。あとは配信ソフトの使い方を覚えて設定していくだけです。



ゲーム機用の専用ケーブル


  • ゲーム機とキャプチャーボードをつなげるには、 ゲーム機用の専用ケーブル が必要になる場合があります。なぜかというと、ゲーム機ごとに出力端子の形状が違うからです。ただ、 HDMIケーブルは全機種共通 なので、この項目を読む必要はありません。


ゲーム機ごとに異なる専用ケーブル


  • 下図をご覧ください。PS3用のケーブルとWii用のケーブルでは、ゲーム機に接続する部分の端子の形状が違います。したがって、PS3であればPS3用の、WiiであればWii用のケーブルが必要になるわけです。ゲーム機専用のケーブルは、 各ゲーム機ごとに使い分ける必要がある ため、PS3のケーブルをWiiに使いまわすことはできません。PSPについても同様です。


PS3/2/1 WiiU/Wii PSP-3000/2000
S端子
D端子

▲ゲーム機ごとのケーブルをまとめたものです。表中では掲載していませんが、コンポーネントケーブルもゲーム機ごとに存在します。

  • もっとも、 キャプチャーボードによってはゲーム機専用のケーブルが付属されている 場合もあります。この場合、別途ケーブルを購入する必要はありません。

コンポジットケーブルとS端子ケーブル


  • 従来型のキャプチャーボード(例 : GV-USB2)は、コンポジット端子S端子に対応しています。 少しでも画質をよくしたいなら、ゲーム機用のS端子ケーブルを購入してゲーム機とキャプチャーボードを接続 しましょう。なぜなら、 S端子で接続したほうが画質が向上する からです。S端子ケーブルは1,000円前後で購入できます。


  • 下記画像をご覧ください。S端子で接続したほうが 文字がくっきりと表示され、色のにじみやちらつきが抑えられている のがわかります。S端子ケーブルは、「S+AV端子ケーブル」というような名称で売られています(上表参照) *4 。接続方法も簡単なので、ぜひ使用してみてください。お薦めです。



関連ページ













*1 GBシリーズのゲームは録画・配信できないというわけではありませんが、特殊な方法になります。GBシリーズの場合は、SFC+スーパーゲームボーイ2(SFC用周辺機器)+キャプチャーボード、GC+ゲームボーイプレイヤー(GC用周辺機器)+キャプチャーボード、レトロフリークまたはRetroN5(どちらもレトロゲームをHDMIでプレイできるゲーム機)+キャプチャーボード、というような組み合わせでゲームを録画・配信できます。ただし、ゲームタイトルによってはうまくいかないことがあるでしょう。難易度は高めです。

*2 文字どおり、HDMI接続しているPS3の映像を表示することが可能となっています。録画やスクリーンショット撮影はできません。ただし対処法はあります。

*3 配信ソフトが必要ない場合というのは、たとえばキャプチャーボードの付属キャプチャーソフトに配信機能が搭載されている場合です。

*4 「S+AV端子ケーブル」という名称は、ケーブルにS端子とコンポジット端子がついていて、どちらの端子でも接続できるという意味合いです。「S」はS端子を、「AV」はコンポジット端子を表しています。なお、S端子以上の画質が期待できるのがコンポーネント/D端子、さらにその上を行くのがHDMI端子となります。




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