トップ > ボツ > Windows ムービーメーカー / 2017年03月04日 (土) 17時24分36秒



  • 現在、このページを読む必要はありません。2018.1.6



初心者でも安心!すぐに使える無料の動画編集ソフト

  • Windows ムービーメーカー(以下ムービーメーカー)は、マイクロソフトが開発している無料の動画編集ソフトです。


  • ムービーメーカーは2017年1月10日をもって配布が終了しました。無料で動画編集したい場合は、代替としてAviUtlを使用してください。

        AviUtlの使い方を参照

  • その他、動画編集ソフトについては下記ページをご覧ください。

        ゲーム実況で使える無料・有料のおすすめ編集ソフトを参照

目次


できること・できないこと


  • ムービーメーカーがあれば、下表のとおり基本的な動画編集はおおよそ可能です。動画編集が初めてである場合や、簡単な動画編集で済ませたい場合は、ムービーメーカーの出番です。操作方法が少し独特ですが、慣れれば簡単です。ただ、ムービーメーカーは高度で複雑な編集はできません。細かい編集作業にも不向きです。

可否 説明
カット 動画の不要なシーンを削除できる
音楽などの追加 動画にBGMやマイクの音を入れることができる。動画の音声を別音声に置換することも可能。
テキストの表示 文字(字幕)を表示できる。縁取りやスタッフロールも可能
切り替え効果 場面が転換するさいにエフェクトを適用できる
速度変更 動画の速度を変更できる。倍速や1/2倍速が可能
特殊効果 画面にエフェクトを適用できる。明るさ調整も可能
スライドショー 静止画像を読み込んでスライドショー動画にできる
手振れ補正 手ブレを補正できる(Windows 8/8.1/10のみ)
エンコード 動画の保存・投稿用にファイルサイズを小さくできる
PinP × 画面の端に小さな画面を入れることはできない
マルチトラック × 音声ファイルを同じ場所に2個以上追加することはできない
クロッピング × 画面の周囲を削除することはできない
モザイク × モザイクを画面の特定部分に入れることはできない
YMMとの連携 × ゆっくりMovieMakerと連携することはできない

▲画面の上へ

ダウンロードから起動まで


ダウンロード・インストール


  • 再度記述しますが、2017年3月現在、ムービーメーカー(Essentials 2012)の配布は終了しており、新規にダウンロードすることはできません。ご注意ください。代わりにAviUtlの使用をお勧めします。

  • 今後、Windowsストアでムービーメーカーが配布される可能性はあります。

起動方法


  • ムービーメーカーを起動する方法は、下表のとおりです。

起動方法
Windows 7 「スタート」→「すべてのプログラム」→「ムービー メーカー」の順にクリックする
Windows 8/8.1 1.画面右下隅にカーソルを合わせる。
2.虫メガネのアイコンが表示されるので、これを選択する。
3.検索ボックスに「moviemaker」と入力して「Enter」キーを押す。
Windows 10 1.タスクバー(画面下)にある虫メガネのアイコンをクリックする。
2.検索ボックスに「movie」と入力する。
3.「Movie Maker」が表示されるので、これをクリックする。

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動画ファイルの読み込み


  • 動画編集するためには、まずは動画ファイルをムービーメーカーで読み込む必要があります。動画は各自で用意してください。

  1. 「ホーム」タブの「ビデオおよび写真の追加」をクリックする。
  2. 編集したい動画を選択する。
  3. 「開く」をクリックする。
  4. 動画を正常に読み込むと映像が表示される。


▲「ビデオおよび写真の追加」から動画を読み込みます。「ビデオおよび写真を参照するには、ここをクリックします」と書かれてある部分に動画ファイルをドラッグ&ドロップする開き方もあります。

  • どのような動画でもムービーメーカーで読み込めるというわけではありません。動画の種類やPCの環境によっては読み込めないものもあります。難しい用語でいうと、動画のコンテナコーデックとよばれるものが関係しています。が表示されて動画を読み込めず、映像が表示されない場合は、その動画はムービーメーカーで編集できません。

  • 映像の上下または左右に黒帯が表示された場合は、「プロジェクト」タブで「ワイドスクリーン(16:9)」または「標準(4:3)」を選択します。ムービーメーカーで動画を読み込むまえから黒帯が表示されていた場合は直せません(クロッピングはできない)。


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画面構成


ストーリーボード・再生インジケーター


  • ムービーメーカーで動画を正常に読み込むと、ストーリーボードが表示されます。ストーリーボードは、現在の編集状態を時間の経過に従って確認する作業領域です。たとえば、ストーリーボードで「動画のこのあたりをカットしよう」などと決めていくわけです。


  • そのさい重要になるのが、ストーリーボードに表示されている黒いラインの再生インジケーターです。再生インジケーターをドラッグすることによって、編集したい箇所に移動します。再生インジケーターは、ストーリーボードの任意の位置をクリックすることでも移動できるので覚えておいてください。


プレビューモニター


  • 再生インジケーターを移動すると、左側にある画面の映像が変わります。この画面のことをプレビューモニターといいます。編集時は、プレビューモニターをしっかり見て映像を確認しましょう。スライダーを左右に動かすと任意の箇所に移動できます。スライダーは再生インジケーターと連動しています。


  • 「再生」ボタン、その両端にあるは「前のフレーム/次のフレーム」ボタンです。動画を再生中は、「再生」ボタンは「一時停止」ボタン
    #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
    に変わります。動画の再生や一時停止は、「スペース」キーを押すことでも可能です。

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カット編集


カット編集のポイント


  • 動画編集時に不要な部分を削除することをカット編集といいます。ムービーメーカーでカット編集をするには、(1)動画の不要な部分を切り分けて、(2)削除するという2ステップを踏みます。これを分割によるカットといいます。ほかのカット編集の方法もありますが、分割によるカットを行うことが多いでしょう。


  • 注意が必要なのは、この項目での解説はまだ音楽を追加していない状態の動画をカットすることを前提にしているという点です。動画に音楽を追加した場合のカット編集は、少し違ったテクニックが必要になります。詳細については後述します。ひとまず音楽を追加せず、動画だけ読み込んでおいてください。

分割によるカット方法


再生インジケーター、またはプレビューモニター下にあるスライダーをドラッグして、動画の不要な部分の開始位置に移動します*1


右クリックして「分割」を選択します。「ビデオ ツール」の「編集」タブにある「分割」でも同じことができます。


すると、下記画像のようになります。


同じように、動画の不要な部分の終了位置に移動し、右クリックから「分割」を選択します。


切り出した不要な部分を削除します。切り出した動画上で右クリックして「削除」を選択します。これでカット編集は完了です。


編集に失敗した場合は、「元に戻す」ボタンをクリックしましょう。「Ctrl」キー+「z」でもかまいません。


タイムスケールを大きくするとストーリーボードを拡大できます。方向にスライダーをドラッグしてください*2


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BGMの追加


BGMを追加するさいのポイント


  • 動画の同じシーンに追加できるBGMはひとつだけです。たとえば、動画のA地点からB地点までBGMを1曲追加した場合、同じ箇所にはもう別のBGMを追加することはできません。基本的に、同一箇所に追加できる音声ファイルは1個だけだからです*3。これはムービーメーカーの仕様なので、よく覚えておきましょう。

  • 便宜上、解説では「BGM」と書きますが、BGMは音声ファイル一般をさしています。つまり、録音した自分の声(マイク音声)や、効果音などもすべてBGMと総称しています。したがって、適宜「BGM」を「マイク音声」または「効果音」という表現に置き換えて読むようにしてください。

BGMを追加する方法


「ホーム」タブの「音楽の追加」をクリックします。音符の部分もクリックできますが、今回は「音楽の追加」という文字の部分をクリックしてください。


「音楽の追加」と「現在の位置に音楽を追加」のどちらかを選択します*4

「音楽ツール」の「オプション」タブ が出現し、同時に緑色の帯が表示されます。緑色の帯が表示されない場合は、ムービーメーカーで読み込めない音声ファイルということです。


追加したBGMは、緑色の帯を任意の箇所までドラッグすることで開始時間を変更できます*5


動画の音声と、追加したBGMの音量バランスを変えたい場合は、「プロジェクト」タブの「オーディオ バランス」をクリックしてスライダーを移動します。


「踊ってみた」動画などで、動画の音声を完全に消して追加したBGMに置換したい場合は、「ビデオ ツール」の「編集」タブにある「ビデオ ボリューム」をクリックし、スライダーをいちばん左に移動します。

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
音声のフェードイン・フェードアウトは、「ビデオ ツール」の「編集」タブおよび「音楽ツール」の「オプション」タブで可能です*6


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BGMを追加した場合のカット編集


追加したBGMのみをカットする場合


  • 追加したBGMのみをカットしたい場合、以下のようにします。ムービーメーカーの仕様上、ミスを誘発しやすいところなので、何回か練習して早めに慣れましょう。

  1. 緑色の帯をクリックする。
  2. 緑色の帯が黒色で縁取りされたことを確認する。
  3. 緑色の帯の不要な部分の開始位置に再生インジケーターを移動させる。
  4. 右クリックして「分割」を選択する*7
  5. 緑色の帯の不要な部分の終了位置に再生インジケーターを移動させる。
  6. 緑色の帯の不要な部分の上で右クリックし、黒色で縁取りされていることを確認する。
  7. 「削除」を選択する。


▲緑色の帯が黒色で縁取りされた状態(追加したBGMが選択された状態)

  • 緑色の帯をクリックするのが煩雑である場合は、「音楽ツール」の「オプション」タブにある「分割」を選択する方法もあります。この方法によれば、緑色の帯をクリックしていない状態でも追加BGMを分割できます。


動画と追加BGMの両方をカットする場合


  • ムービーメーカーでは、動画と追加したBGMは個々にカットする必要があります。なぜなら、ムービーメーカーの仕様上、動画と追加BGMをまとめて同時にカットできないからです。このことを知らないでカット編集すると、映像と音声がずれて驚くかもしれません。やはり慣れが必要です。

  • 大まかには、(1)動画と追加BGMをそれぞれ分割する、(2)動画と追加BGMの不要な箇所をそれぞれ削除する、という流れになります。以下の手順で行うと簡単です。

  1. 動画の不要な部分の開始位置に移動する。
  2. 「ビデオ ツール」の「編集」タブを開き、「分割」を選択する(動画が分割される)。
  3. 「音楽ツール」の「オプション」タブを開き、「分割」を選択する(追加BGMが分割される)。
  4. 動画の不要な部分の終了位置に移動する。
  5. 「ビデオ ツール」の「編集」タブを開き、「分割」を選択する(動画が分割される)。
  6. 「音楽ツール」の「オプション」タブを開き、「分割」を選択する(追加BGMが分割される)。
  7. 動画の不要な部分の上で右クリックして「削除」を選択する。
  8. 緑色の帯上で右クリックして、「削除」を選択する。

動画とマイク音声のタイミングを合わせるには


  • マイク音声をプレイ動画とは別に録音して実況プレイ動画を作成する場合(詳細はこちら)、動画とマイク音声のタイミングを合わせる必要があります。この場合、マイク音声の最初の不要な部分を削除していきましょう

  • 具体的には、マイク音声を前のほうから少しずつカットしていき、動画とマイク音声のタイミングが合っているかを逐一確認し、マイク音声が動画よりも遅れているときはマイク音声をさらに削ります。逆にマイク音声が動画よりも速く進んでいる場合は、マイク音声を削りすぎているので「元に戻す」ボタンを押してやり直します。

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テキスト(文字)の表示


  • 動画に文字(字幕・テロップ)を入れることができます。

テキストの表示方法


  1. テキストを表示したい位置に移動する。
  2. 「ホーム」タブの「キャプション」を選択する。
  3. 「テキスト ツール」の「フォーマット」タブが出現する。
  4. プレビューモニターの「ここにテキストを入力」の部分に文字を入力する。
  5. 適当な空白箇所をクリックすると文字入力を完了できる(再生ボタンクリックでも可)。


  • いま「ホーム」タブで「キャプション」を選択しましたが、ほかにも「タイトル」と「クレジット」を選択できます。「クレジット」では、スタッフ名を縦にスクロールして表示することも可能です。

説明 使用例
キャプション ストーリーボードの任意の箇所に文字を表示できる 字幕
タイトル ストーリーボードの先頭に、背景が黒く塗りつぶされた映像が動画の先頭に挿入される オープニング
クレジット ストーリーボードの最後に、背景が黒く塗りつぶされた映像が挿入される スタッフロール

「フォーマット」タブで可能な編集


  • 「フォーマット」タブでは、フォントの種類・大きさ・色、透明度を変更できます。また、テキストへの特殊効果の適用や、タイトルとクレジットの背景色の変更、文字の輪郭の設定(縁取り)も行えます。テキストを表示しておく時間については、「テキストの表示時間」で設定します。


  • テキストの内容を編集しなおす場合は、ストーリーボードのピンク色の帯をクリック後プレビューモニターのテキストをクリックします。または、ピンク色の帯をクリックしたあと「フォーマット」タブの「テキストの編集」を選択する方法でもかまいません。


テキストの画面位置・開始位置


  • 画面に表示されるテキストの位置を変更したい場合は、「フォーマット」タブの「テキストの編集」をクリックして、プレビューモニターのテキスト上でカーソルがに変わったところで、画面の任意の位置にドラッグします。

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
  • キャプションの開始位置を変更するには、ストーリーボードにあるピンク色の帯をドラッグします。「フォーマット」タブの「開始時間」でも同じことが可能です。

テキストの削除


  • テキストを削除するには、ストーリーボードのピンク色の帯状で右クリックして「削除」を選択します。テキストだけではなく、タイトルやクレジットの背景もまとめて削除したい場合は、ストーリーボードの背景上で右クリックして「削除」を選択します。

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アニメーション(画面切り替え効果)


アニメーションとは


  • アニメーションは、画面と画面の切り替え時におけるエフェクトのことです。たとえば、フェードイン・フェードアウトや、本のページがめくれるような映像表現がアニメーションです。「アニメーション」タブには「切り替え効果」と「移動および拡大」がありますが、動画に適用できるのは前者です。後者は動画には適用できません*8

  • 切り替え効果を適用できる場面は、 ストーリーボードの先頭、分割した動画の先頭、およびタイトルからの切り替え時のみです。したがって、これら以外の場面で切り替え効果を適用することはできません。また、編集内容によっては適用できる数が異なる場合があります*9

切り替え効果の適用方法


  • 切り替え効果の適用方法は以下のとおりです。

  1. 画面を分割などする。
  2. 「アニメーション」タブを開き、「切り替え効果」のをクリックする。
  3. 適用できる効果一覧が表示される。
  4. 切り替え効果の上にカーソルを移動し、その効果を適用した場合の映像を確認する。
  5. 適用したい効果を選択する。
  6. ストーリーボードに、半透明の白い三角形が表示されたことを確認する。


切り替え効果の編集


  • 切り替え効果をいったん適用したあとであっても種類を変更できます。ストーリーボード上で動画をクリックし、「アニメーション」タブの「切り替え効果」で別の切り替え効果を選択します。

  • 切り替え効果を削除するには、ストーリーボード上で動画をクリックし、「アニメーション」タブの「切り替え効果」で「切り替え効果なし」(グレーの空白)を選択します。

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そのほかの編集機能(1)


動画の速度の変更


  • 動画の速度を変更する方法は以下のとおりです。

  1. 速度変更したい開始位置で動画を分割する*10
  2. 速度変更したい終了位置で動画を分割する。
  3. ストーリーボードの速度変更したい箇所をクリックし、その部分が水色で縁取りされたことを確認する。
  4. 「ビデオ ツール」の「編集」タブを開き、「速度」で「2x」を選択する。


  • ムービーメーカー 2012になって、速度変更はよい意味で変わりました。いままでは、速度を変更すると動画の音声がミュート(消音)になる仕様でしたが、最新バージョンでは4倍速までならミュートにならなくなっています。なお、動画の速度を変更しても、追加したBGMの速度は変更されません。

波形の表示


  • カット編集時は、波形を表示しておくと便利です。波形を表示しておくことで音の大きさを客観的に把握でき、カット編集しやすくなるからです*11。動画を読み込んだのに波形が表示されていない場合は、「表示」タブの「波形」をクリックします。

スライドショー


  • 静止画像を一定時間ごとに自動で切り替わる動画のことを、スライドショー動画といいます。ムービーメーカーを使えば、スライドショー動画を簡単に作成できます。

  1. 「ホーム」タブを開き、「ビデオおよび写真の追加」をクリックする。
  2. 画像を選択する。「Ctrl」キーまたは「Shift」キーを使うと、複数の画像を選択できる。
  3. 「開く」をクリックする。
  4. 「アニメーション」タブを開き、「切り替え効果」や「移動および拡大」で適当な効果を適用する。
  5. 「アニメーション」タブの「再生時間」でアニメーション効果の時間を調整する。
  6. ここで適用した効果をほかの静止画像にも適用したい場合は、「すべてに適用」をクリックする。

  • 1個あたりの静止画像の表示時間は、「ビデオ ツール」の「編集」タブにある「再生時間」で変更できます。

  1. 「ビデオ ツール」の「編集」タブを開く。
  2. 「再生時間」で任意の時間を選択する。
  3. すべての静止画像の表示時間をまとめて変更したい場合は、「ホーム」タブの「すべて選択」をクリック後、表示時間を変更する*12

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そのほかの編集機能(2)


トリミング


  • 動画の最初の部分、または最後の部分をカットしたい場合は、トリミングによるカットが便利です。たとえば、動画開始1分までをカットする場合、ストーリーボードの1分経過あたりに再生インジケーターを移動し、右クリック後「開始位置の設定」を選択します。すると、動画開始1分までが削除されます。動画の最後の部分をカットする場合は、「停止位置の設定」です。


視覚効果


  • 「視覚効果」タブでは、映像を白黒にしたり、画面全体をモザイクにする効果を適用することができます。いろいろな効果があるので、実際に試してみてください。同タブの「明るさ」で映像を明るくすることも可能です。

手振れ補正


  • Windows 8/8.1/10のみの機能ですが、動画撮影時の手振れを補正することができます(スタビライズ機能)。

  1. 「ビデオ ツール」の「編集」タブを開く。
  2. 「ビデオの手振れ補正」をクリックする。
  3. 「ブレ補正」「ブレ補正およびゆがみ補正 - 低」「ブレ補正およびゆがみ補正 - 高」のいずれかを選択する。

Webカメラの録画


  • Webカメラの映像を録画する機能です。

  1. WebカメラをPCに接続する。
  2. (ファイル)をクリックし、「オプション」→「オーディオとビデオ」で「使用可能な Web カメラ」を設定する。
  3. 「OK」をクリックする。
  4. 「ホーム」タブで「Web カメラのビデオ」を選択する。
  5. 「録画」をクリックする。
  6. 「停止」をクリックし、動画を保存する。
  7. 動画が表示される。

ナレーションの録音


  • アフレコの要領で、動画を見ながらマイク音声を重ねて録音することも可能です。

  1. PC用マイクをPCに接続しておく。
  2. (ファイル)をクリックし、「オプション」→「オーディオとビデオ」で「使用可能なオーディオデバイス」を設定する*13
  3. 「OK」をクリックする。
  4. 再生インジケーターを適切な位置に移動しておく。
  5. 「ホーム」タブを開き、「ナレーションの録音」を選択する。
  6. 「録音」をクリックし、マイクに向かって声を入れる。
  7. 「停止」をクリックし、音声ファイルを保存する。
  8. 「ナレーション ツール」の「オプション」タブが出現し、オレンジ色の帯が表示される。

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動画の保存


動画の保存とは


  • 編集が完了したら、最後に動画を保存します。動画を保存することで、編集が反映された動画を自由に再生できるようになります。ニコニコ動画やYouTubeに動画を投稿する場合も、動画の保存は必須です。

  1. (ファイル)をクリックする。
  2. ムービーの保存」にカーソルを移動する(「プロジェクトの保存」ではないので注意)。
  3. このプロジェクトの推奨設定」を選択する。
  4. 適当なファイル名を入力し、保存場所を設定する。
  5. 「ファイルの種類」が「MPEG-4/H.264 ビデオ ファイル」になっていることを確認する。
  6. 保存」をクリックする。
  7. 「ピーン」という効果音が鳴るまで待つ。待ち時間は、PCのスペックと動画編集の内容によって異なる*14
  8. 動画を再生して内容を確認する。


画質が悪いときは


  • 「このプロジェクトの推奨設定」を選択して保存したのに画質が悪い場合は、以下のようにして動画を保存しなおしてください。

  1. (ファイル)をクリックし、「ムービーの保存」にカーソルを移動する。
  2. カスタム設定の作成」を選択する。
  3. 適当な名前をつける。
  4. ビットレート」をより大きな数字にする(例 : 1000kbps → 8000kbps)。
  5. 「保存」をクリックする。
  6. 再度「保存」をクリックする。
  7. 「閉じる」をクリックする。
  8. (ファイル)をクリックし、「ムービーの保存」にカーソルを移動する。
  9. いま作成したカスタム設定を選択する。
  10. 動画を保存する。


  • 高画質な動画にするうえで、ビットレートはもっとも重要な設定です。数字が大きいほど高画質な動画になりますが、ファイルサイズが増えるので注意しましょう。また、もとの動画以上のビットレートに設定しても、オリジナルより高画質になることはありません。

ファイルサイズが大きいときは


  • ファイルサイズを小さくする方法は2種類あります。(1)動画の長さを短くする方法と、(2)カスタム設定を作成し、ビットレートを小さな数字にする方法です。

  • (1)は、動画の不要な部分をカットして保存するやり方です。もし、それ以上カット編集することはできないということであれば、動画を分割して動画の数だけ保存しましょう*15。(2)のやり方については、上で述べた「画質が悪いときは」をご覧ください。

動画を投稿するときは


  • ニコニコ動画に動画を投稿する場合、ファイルサイズを1.5GB以下にする必要があります。よくわからない場合は、ムービーメーカーで保存した動画をつんでれんこなどで動画変換後、投稿するとよいでしょう。。

  • YouTubeに動画を投稿する場合は、基本的には動画の長さを15分以内にし、かつファイルサイズを2GB以下にする必要があります。例外はあるのですが、基本的にこのような仕様になっています。なにか不明な点がある場合は、YouTubeに動画を投稿する方法をご覧ください。

  • なお、まちがえる人がいますが、以下で述べるプロジェクトファイルは動画共有サイトに投稿できません

プロジェクトの保存とは


  • 動画の編集作業を途中で終了して後日再開したい場合は、(ファイル)から「プロジェクトの保存」または「名前を付けてプロジェクトを保存」を選択します。保存したプロジェクトファイル(拡張子は「.wlmp」)を開くには、(ファイル)から「プロジェクトを開く」を選択します。または、プロジェクトファイルをダブルクリックしてください。プロジェクトファイルはドラッグ&ドロップでは開けません。

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その他


  • 動画を分割し、コピー&ペーストをすることで特定の箇所をリピートすることができます*16。ショートカットキーは、コピーは「Ctrl」キー+「C」、ペーストは「Ctrl」キー+「V」です。

  • ストーリーボードのサムネイルのサイズは、「表示」タブの「縮小表示のサイズ」で5段階のなかから選択できます。

  • 音声のみを保存したい場合は、(ファイル)から「ムービーの保存」→「オーディオのみ」を選択します。

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関連ページ



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最終更新:2017年03月04日 17:24

*1 ストーリーボード上で、削除したいおおよその位置をクリックしてもかまいません。再生インジケーターがその場所に現れます。あるいはプレビューモニターの下にあるバーをクリックしてもよいでしょう。細かい調整は再生インジケーターまたはスライダーをドラッグして行ったり、「再生」ボタンの左右にある「前のフレーム/次のフレーム」ボタンを使用します。このように、任意の箇所に移動するにはいろいろな方法があります。状況に応じてうまく使い分けるようにしてください。

*2 または「表示」タブの「拡大」をクリックします。タイムスケールをリセットしたい場合は、「リセット」をクリックします。

*3 いろいろな対処法が考えられますが、たとえばBGMを1個追加した状態で動画をいったん保存し、その動画をムービーメーカーで再度開いて別の音楽を再度重ねて保存するという方法があります。ただし、画質・音質は動画を保存するたびに落ちていきます。動画の保存については後述します。なお、後述する「ナレーションの録音」を使った場合も、マイクの音と追加BGMの2つの音声を同一箇所に追加できます。

*4 両者の選択の違いは、BGMを動画の先頭に追加するのか、それとも動画の途中に追加するのかということです。後者の場合、再生インジケーターがある箇所にBGMが追加されます。

*5 同じことは、「音楽ツール」の「オプション」タブにある「開始時間」に数値を入力することでもできます(「開始位置」ではないので注意)。あるいは再生インジケーターのある箇所で、「音楽ツール」の「オプション」タブにある「開始時間の設定」をクリックしてもかまいません(「開始位置の設定」ではないので注意)。

*6 音声のフェードインというのは、時間経過とともに少しずつ音量を大きくしていくことです。音声のフェードアウトは、時間経過とともに少しずつ音量を小さくしていくことです。

*7 右クリックした瞬間、再生インジケーターが動画の先頭に移動してしまうことがあるかもしれません。これは、追加したBGMをクリックしていない状態で、なおかつ再生インジケーターから離れた箇所で右クリックしたときに起こります。

*8 「移動および拡大」は、追加した静止画像にだけ適用できるエフェクトです(後述)。したがって、動画には適用できません。

*9 切り替え効果は、いくつかのカテゴリに分かれています。斜線、ディゾルブ、パターンと図形、反転、シャッター、スイープしてカール、ワイプ、シネマティック、コンテンポラリーですべてです。場合によっては、これがディゾルブ、反転、シネマティックだけになります。

*10 これは動画の特定の箇所だけ速度変更する場合です。動画の最初から終わりまでの速度を変更する場合は、分割する必要はありません。

*11 波形を表示したとき、振幅が大きい箇所ほど音が大きいシーンです。振幅が小さい箇所はその反対です。カット編集するときは、できるだけ音が小さいシーンで行うことで自然な印象になります。

*12 「ホーム」タブをいちいちクリックするのがめんどうである場合は、ショートカットキーをうまく使いましょう。「Ctrl」キー+「A」ですべての静止画像を選択できます。

*13 PCの環境によって表示される項目は異なりますが、たとえば「マイク (Realtek High Definition Audio)」などを選択します。

*14 数十分程度の待ち時間は珍しくありません。待ち時間を少しでも短くしたい場合は、動画を保存するまえに動画をできるだけ短くしておくとよいでしょう。分割によるカットを使って、不要な部分を削除すれば動画を短くできます。

*15 たとえば20分の動画の場合、動画を10分ずつ2個に分割します。つぎに、後半のふたつめの動画をいったん削除し、前半の1個だけ残した状態で動画を保存します。これで10分の動画が1個できました。そして、「Ctrl」キー+「Z」で編集をひとつ戻し、分割された2個の動画がある状態にします。今度は前半の1個を削除し、後半の1個だけを残した状態で再度動画を保存します。そうすると後半の2個めの10分動画ができあがります。

*16 まず、リピートしたいシーンを分割して選択し、右クリックして「コピー」を選びます。つぎに、リピートシーンを挿入したいビデオの末尾に移動し、右クリックして「貼り付け」を選択します。あとはリピートしたい回数に応じて、同じ作業を繰り返します。