風雨の鴉、射命丸文/Aya Syameimaru, Tempest Crow

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風雨の鴉、射命丸文/Aya Syameimaru, Tempest Crow

風雨の鴉、射命丸文/Aya Syameimaru, Tempest Crow(2)(U)(R)(G)
伝説のクリーチャー - 鳥・天狗
飛行、速攻、プロテクション(点数で見たマナ・コストが2以下)
風雨の鴉、射命丸文が攻撃するたび、土地でない、点数で見たマナ・コストが2以下のパーマネントをすべて、それぞれのオーナーの手札に戻す。
点数で見たマナ・コストが2以下の呪文は、それを唱えるためのコストが(2)多くなる。
5/3
天然弱い者虐めに定評のある鴉天狗。
一貫して、2マナ以下のカードやトークンを、あらゆる角度からやたらと迫害する。

コピーでないトークンを含めた多くのウィニー・軽量カード戦術を、戦場に出たターンの間に纏めて崩壊させる。
高タフネスやプロテクション、再生・被覆・呪禁・破壊されない、死亡誘発に自己リアニメイトにカードタイプ変更、エンチャントからのトークン無限沸きさえ何のその。
対象を取らず手札にバウンスした上で再展開を抑制する、この一連の能力からの被害を該当郡が避けるのは相当困難。
対トークン・対チャンプブロック性能が高く、速攻かつ高打点なので、サポートにも刺さりやすい。

タフネス3ながら《稲妻》が当たらず、赤ながら《幻想的粛清》が効かないため、見た目以上に崩し辛い。対飛行の《垂直落下》すら届かない。
プロテクションの性質上、《歌う大妖怪》等から展開される《夢符「封魔陣」》《平和な心》でさえも通じない。
ゲームの性質上、除去は特に軽く有効なものが選択されやすいため、デッキによっては「倒しようがない」事態に陥ることも。
これ自体への対処に限らず、例えば本体に火力を叩き込むにもマナの負担がかかるので、飛行速攻かつ単独でそこそこ大きいクロックを刻むこのカードに追いつくのは大変。デッキ内に回答があっても間に合わない可能性もある。
特に軽量クリーチャーは、酔っている間かつブロッククリーチャー指定前にバウンスされるので、大半がほぼ完璧に腐る。速攻を持たない軽量生物・トークンを核に動く白ウィニーは大体終了のお知らせ、《光符「アマテラス」》まで叩き返されるオマケつき。

コスト増加能力は、大半の呪文が3マナ以上かかるようになる点で、感覚的には《三なる宝球》に近い。
最序盤から出現する事がないのでそのままの評価は通用しないが、テンポを殺がれる苦しみは充分。

難点は独特の色拘束。該当色にはパワフルな多色カードが多いとは言え、デッキを縛るのは間違いない。
また、それらのパワーカードも意図して共存させたいものとは言いがたく、基本的に「このカードや《恐怖の虹色UFO》のために組んだデッキ」とならざるを得なくなりがち。
一応、これ自身は3色すべてシングルシンボルであり、かつ緑を含んでいるので、4色・5色で組む手もあるが……
白や黒のダブルシンボル以上にもえげつないパワーカードが多く、それらに手を出し辛くなるのもマイナス。
  • とは言え、凄まじいメタ性能を買われてステロイドやジャンドカラーのデッキにタッチ青で無理矢理仕込まれたり、同マナ圏ながら《眠れる恐怖》で呼び出される事もある。

また、能力の構成の性質上、攻撃しなければ充分に機能しないため、攻撃に出づらい状況ができてしまうと結構困る。《博麗の巫女》《語られる怪力乱神、星熊勇儀》辺りが出てしまうと、単体では完全にお手上げ。
鴉天狗らしく、強者相手には頭が下がるばかりということか。
自分のカードだが《疾風扇の向かい風》はあらゆる意味で無理ゲー。

そして、そんな欠点をソーサリータイミングで支払う5マナのカードが持つのが最大の難。

  • 流石に「2マナ以下の打ち消しor手札破壊」への耐性は持っていない。また、バウンス能力は《もみ消し》可能。
  • 弱者に強い設定は、緋想天の同梱テキストファイルや、同作でのパチュリーの文への勝利時メッセージから読み取ることができる。強者に弱い面は花映塚や地霊殿にて。
  • 自分の気質を自分で吹っ飛ばすというギャグみたいなアンチシナジーを持つ。最も、気質側からこれへの支援は全力で受けられるので、相性が悪いかと言うとそうでもないが。
  • 白を含んでいないが、現在白に移行し「制限・課税」の意味を持つはずのコスト増加能力を持つ。しかし、纏う暴風雨が弱者を吹き飛ばし抑え付け泣き寝入りさせるイメージから違和感が少ないのか、基本的に指摘されない。
  • 当然だが、「実際に何マナ払われるか」は関係なく、点数で見たマナ・コストだけを見る。ピッチスペルやフラッシュバックを持つカードは注意。
  • バウンスとコスト増加は土地には影響しないが、プロテクションは土地にも効く。ミシュラランドの取り扱いには両者とも要注意。
  • すべての2マナ以下迫害効果が味方にも平等に影響することを非常に忘れやすい。冷静に読めば簡単に分かるのだが、実用すると大抵見落とす。特に《向日葵妖精》を戻し忘れるとか、《金属の猫イラズ》等が予定外に重くなるとかのケアレスミスを使用者の大半がやらかす。
  • 一応、自分で2マナ以下のetb持ちパーマネントを使い回すコンボ的用法もあるにはある。ただし再キャストが重くなるので、よほどのものでない限りおいしい思いはできない。
  • フレーバーテキストは記者然として何とも暢気そうだが、反してゲーム上での挙動はかなり過激。
  • 伝説の文は何体か存在するが、キーワード能力以外の能力を持つのは2011年11月現在これのみ。ついでに、多色の伝説文もこれだけ。


参考


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