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トップ > マイクカテゴリ概要 > AT-MA2の使い方 / 2017年04月12日 (水) 20時59分32秒



マイクの音を高音質のまま大きく!AT-MA2を使ってみよう

  • このページでは、AT-MA2という定番マイクアンプについて解説しています。マイクアンプ(マイクプリアンプ)とは、マイクの音量レベルを増幅する装置のことをいいます。マイクアンプを使用することでマイクの音を大きくすることができます


AT-MA2(リンク先 : Amazon)はコンパクトな製品です。手のひらに収まる大きさです。

マイクの音をきれいに大きくできる

  • AT-MA2があれば簡単にマイクの音を大きくできます。しかも、ノイズの少ない高音質な音になります。PCのマイクブースト機能では、マイクの音を大きくしようとするとノイズが盛大に出ますが、AT-MA2の場合は心配いりません。

ダイナミックマイクを使用できる

  • PC用マイクのほか、「歌ってみた」で使うようなダイナミックマイクも接続できます。ダイナミックマイクとしては、たとえば、XM8500(リンク先 : Amazon)やSM58(リンク先 : Amazon)などがあります。

ステレオマイクを使用できる

  • モノラルマイクはもちろん、ステレオマイクに対応しています。そのため、AT9901(リンク先 : Amazon)のようなステレオマイクを使用することによって、立体的で高音質なマイクの音を録音・配信可能です。

目次


AT-MA2を使う意義


  • マイクの音を大きくしたいときにもっとも手軽な方法は、PCに搭載されているマイクブースト機能を使用することです。しかし、同機能を使用すると「ザー」というノイズまで大きくなってしまい、マイクの音質が低下します。マイクの音だけを大きくしたいのに、ノイズまで大きくなってしまっては意味がありません。したがって、マイクブーストはできるだけ使用したくないという場合が多いでしょう。

  • この点、AT-MA2を使用すれば音質はそのままにマイクの音量レベルだけを上げることができるのです。つまり、AT-MA2を使うことでノイズを増幅することなく、マイクの音量レベルをきれいに増幅することが可能となります。マイクブーストはノイズの多いPC内部でマイクの音を大きくするのに対し、AT-MA2はPC外部でマイクの音を大きくするので、マイクブースト使用時よりもノイズが少なくなり音質がよくなるのです。

  • 参考までに比較用の音声ファイルを用意しました。以下の2種類の音声ファイルを聞き比べてみてください。AT-MA2を使用して録音すれば、マイクブーストを使って録音した場合よりも「サーッ」というノイズが少なくなります。ヘッドフォンを着用して聴き比べるとよくわかるでしょう。

            マイクブーストを使用して録音したファイル(1.00MB)
            AT-MA2を使用して録音したファイル(1.00MB)

  • なお、AT-MA2を使用せずにマイク音量を大きくする方法については、以下のページをご覧ください。



製品の仕様



マイク入力端子


  • AT-MA2のマイク入力端子にはPC用マイクを接続することができます。また、6.3㎜標準プラグのダイナミックマイクも接続可能です。PC用マイクを使用するときはAT-MA2の小さい穴(3.5㎜ミニジャック)に接続しましょう。マイク入力端子はふたつありますが、両端子を同時に使用することはできません*1


▲「MIC IN」と書かれてあるのがマイク入力端子です。

ライン出力端子


  • AT-MA2の背面には白・赤色の出力端子(ライン出力端子)があります。このライン「出力」端子と、PCのライン「入力」端子とよばれる端子をケーブルで接続することになります。接続方法については、このあと詳しく見ていきます。


▲白・赤の端子がライン出力端子です。PCとつなげるために使います。


PCとの接続方法(ライン入力の確認)


  • AT-MA2とPCを組み合わせて使うためには、AT-MA2をPCに接続する必要があります。このとき使用するのがPCのライン入力端子です。まずはPCにライン入力端子が搭載されているか確認しましょう。同端子は下表のような色・マークで判別できます。ほかの端子とまちがえないようにしてください。

名称 マーク 場所・数 画像
ライン入力端子 水色 ノートPC : 側面に1個、デスクトップPC : 背面に1個
マイク入力端子 ピンク ノートPC : 側面に1個、デスクトップPC : 前後に1個ずつ
ヘッドフォン/スピーカー出力端子 緑色 ノートPC : 側面に1個、デスクトップPC : 前後に1個ずつ

  • PCにライン入力端子がある場合は、これとAT-MA2のライン出力端子とを音声ケーブル(オーディオケーブル)を使って接続します。ただ、音声ケーブルはAT-MA2に付属されていません。したがって、同ケーブルは自分で別途用意する必要があります。たとえば、ピンX2-ステレオミニ(リンク先 : Amazon)を使用すればよいでしょう。


  • 音声ケーブルは抵抗入りのものを使用してはいけません。抵抗入りの音声ケーブルは、信号レベルを減衰させて音量を小さくしたいとき(信号の過大入力を防ぎたいとき)に使用するものです*2


PCにライン入力がない場合は


  • PCによってはライン入力端子がありません。 この場合、どうしたらよいのでしょうか。


Sound Blaster X-Fi Surround 5.1 Pro


  • たとえば、X-Fi Surround 5.1 Proを使用する場合は、上で紹介したピンX2-ステレオミニ(リンク先 : Amazon)を用意します。このオーディオケーブルを用いて下図のように接続します。


▲X-Fi Surround 5.1 Pro使用時の接続図

Sound Blaster Digital Music Premium HD


  • また、Premium HDを使用する場合は、ピンX2-ピンX2(リンク先 : Amazon)のようなオーディオケーブルを用意しましょう。このオーディオケーブルを使用してAT-MA2とPremium HDを接続します。


▲Premium HD使用時の接続図

その他の機器


  • 上にあげた機器以外にも、ライン入力を搭載したものであればAT-MA2を接続できます。ライン入力が搭載されているかどうかは、取扱説明書や製品を見ればわかります。「入力」は「IN」とも表記されます。


使い方


付属のACアダプターをコンセントに接続します。

オーディオケーブルでAT-MA2をPCと接続します。

AT-MA2にマイクを接続します。


プラグインパワー対応マイクを使用する場合は、プラグインパワースイッチをONにします(例 : PC用マイク)。そうしないとマイクが動作しません。他方、プラグインパワー対応でないマイクを接続時は、同スイッチをOFFにします(例 : ダイナミックマイク)。ダイナミックマイクを接続しているときは、スイッチをONにしてはいけません*3


モノラルマイクを使用しているのであれば電源スイッチを「ON MONO」にします。他方、ステレオマイクを使用しているのであれば同スイッチを「ON ST」にします。たいていはモノラルマイクです。


PC側の設定を変更します。詳しくは次項以降で見ていきます。


PC側の設定をするときのポイント


  • PC側の設定方法については、(1)マイクのみを録音・配信する場合と、(2)BGMとマイクを同時に録音・配信する場合とに分けて考える必要があります。

  • 録音・配信ソフト側でオーディオ(サウンド)の設定変更するのを忘れないようにしましょう。どのような設定をすべきかは、目的や使用するアプリによって異なります。たとえば、録音・配信ソフトの設定画面で「音声」「オーディオ」「サウンドデバイス」などを「ステレオ ミキサー」あるいは「ライン入力」を選択します。


ニコニコ生放送の「かんたん配信」でBGMとマイクをミックスして同時配信したい場合は、「かんたん配信」タブの「音声」で「ステレオ ミキサー」を選択します。


マイクを録音・配信する場合


  • マイク音声を録音・配信する場合は以下のように設定します。PCのライン端子にAT-MA2を接続しているので、「ライン入力」がキーワードになります。当サイトのほかのページにおいて、「アプリ側で『マイク』を選択してください」というような記述を見かけたら、「アプリ側で『ライン入力』を選択するという意味だな」と考えてください

  1. タスクトレイ(画面右下)にあるを右クリックして、「録音デバイス」を選択する。
  2. 空白で右クリックし、「無効なデバイスの表示」と「切断されているデバイスの表示」の両方にチェックを入れる。
  3. ライン入力」の項目上で右クリックして、「有効」を選択する。
  4. 再度「ライン入力」の項目上で右クリックして、「既定のデバイスとして設定」を選択する。
  5. 「ライン入力」をダブルクリックして、「レベル」タブの「ライン入力」がになっていることを確認する。
  6. 「ライン入力」の音量を最大にする。
  7. Windows 7/8/8.1/10の場合は、「聴く」タブで「このデバイスを聴く」がOFFになっていることを確認する。
  8. 「OK」をクリックする。
  9. 引き続き「再生」タブを選択して、「スピーカー」上でダブルクリックする。
  10. 「レベル」タブで「ライン入力」がになっていることを確認する(ないなら気にしなくてよい)*4
  11. 録音・配信ソフト側で音声設定をする(例 : アプリ側で「ライン入力」を選択する)。


▲録音デバイスで「ライン入力」を既定のデバイスにしたところ


BGMとマイクを同時に録音・配信する場合


  • BGMとマイク音声を同時に録音・配信する方法は、(1)PCのステレオミキサー機能を使用する方法と、(2)ステレオミキサー機能を使わない方法の2種類があります。2018年現在における主流なのは後者です。

ステレオミキサー機能を使用する場合


  • PCのステレオミキサー機能を使う場合の設定方法は以下のとおりです。詳細については、ステレオミキサーの基礎をご覧ください。通常はマイクミュートを解除しますが、AT-MA2使用時はラインミュートを解除します*5

  1. タスクトレイ(画面右下)にあるを右クリックして、「録音デバイス」を選択する。
  2. 空白で右クリックし、「無効なデバイスの表示」と「切断されているデバイスの表示」の両方にチェックを入れる。
  3. ステレオ ミキサー」の項目上で右クリックして、「有効」を選択する。
  4. 再度「ステレオ ミキサー」の項目上で右クリックして、「既定のデバイスとして設定」を選択する。
  5. 「ステレオ ミキサー」をダブルクリックして、「レベル」タブの「ステレオ ミキサー」がになっていることを確認する。
  6. 「ステレオ ミキサー」の音量を最大にする。
  7. Windows 7/8/8.1/10の場合は、「聴く」タブで「このデバイスを聴く」がOFFになっていることを確認する。
  8. 「OK」をクリックする。
  9. 引き続き「再生」タブを選択して、「スピーカー」上でダブルクリックする。
  10. 「レベル」タブで「ライン入力」をにする*6
  11. 「ライン入力」の音量を最大にする。
  12. 録音・配信ソフト側で音声設定をする(例 : アプリ側で「ステレオ ミキサー」を選択する)。


▲録音デバイスで「ステレオミキサー」を既定のデバイスにして(左)、再生デバイスで「ライン入力」のミュートを解除したところ(右)

ステレオミキサー機能を使用しない場合


  • PCのステレオミキサー機能を使わない場合(例 : NLEOBS StudioXSplit)の設定方法については、とくに難しい点はありません。上で述べたマイクを録音・配信する場合を読んで設定してください。繰り返しますが、重要なのはアプリ側で「ライン入力」を選択する点です。この点だけ注意しておけば、簡単にBGMとマイク音声を同時に録音・配信できます。

  • たとえば、NLEの場合は以下のようにして「ライン入力」を選択します。

  1. 「デバイス」で「ライン入力」を選択する。
  2. 「スピーカーキャプチャ設定(Vista以降)」にチェックを入れる。

  • また、OBS Studioの場合は、以下のように設定します。

  1. 「設定」をクリックする。
  2. 「音声」タブを開く。
  3. 「デスクトップ音声デバイス」で「既定」を選択する。
  4. 「マイク音声デバイス」で「ライン入力」を選択する。
  5. 「OK」をクリックする。


アマレコTVの設定例


  • アマレコTVの設定例は以下のとおりです。マイクの音を動画に入れて、実況プレイ動画を作成する場合の設定方法です。

  1. アマレコTVの設定画面を開く。
  2. 通常どおり「グラフ 1(デバイス)」で設定をすませる*7
  3. 「グラフ 3(ライブ)」タブで「ミキサー」にチェックを入れる
  4. 同タブの「マイクの音」にある「デバイス」で、「ライン入力」を選択する。
  5. 同タブの「PCの音」にある「デバイス」は、「(使わない)」にしておく。
  6. 「OK」をクリックする。
  7. 録画を開始する。


  • アマレコTVでの設定でまちがいやすいのは、「グラフ 1(デバイス)」の「オーディオキャプチャデバイス」の部分です。TVゲームの実況プレイ動画を作成する場合はキャプチャーボードの名称を、またPCゲームの実況プレイ動画を作成する場合は「AmaRec Stereo Mixer」をそれぞれ選択しましょう。


マイク音量の調整


  • PCの「ライン入力」の音量は最大にしておきます。今後は基本的に「ライン入力」の音量を調整する必要はありません。マイク音量の調整は、マイクアンプ前面の「GAIN」と書いてあるつまみで調整します。このようにすれば、手元でマイクの音だけをすばやく調整することができます。


  • 音割れには注意してください。マイクの入力音量が大きすぎると音が割れてしまいます。最初はつまみを「MIN」側に移動させておき、少しずつ「MAX」側に移動させていきましょう。


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