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トップ > ライブ配信カテゴリ概要 > ゲーム配信のやり方 > ニコ生でOBS Studioを使って高画質配信する方法 / 2018年09月10日 (月) 22時24分46秒



5分で設定完了!ニコ生でOBSを使うときのお薦め設定

  • OBS Studio(以下OBS)は、無料の配信ソフトです。ニコ生ではNLEもよく使われるのですが、OBSのほうがより多機能で詳細な設定が可能です。ニコ生以外の配信サイトでも使用できます。


▲画像は、PS4版『グランド・セフト・オートV』(ロックスター・ゲームス)より

  • このページでは、OBSの使い方を簡単に見ていきましょう。詳しい使用方法については、下記ページをご覧ください。


目次


ダウンロード・インストール


  • OBSのインストール方法は以下のとおりです。

  1. 公式サイトにアクセスし、「Windows」をクリックする。
  2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行する。
  3. 画面を順に進めていく。
  4. OBSのインストールが完了する。


▲OBSの公式サイト


ゲーム画面をPCに映す方法について


  • ゲーム配信では、あらかじめゲーム画面をPCに映す方法を理解しておく必要があります。据え置き型ゲーム機(例 : PS4、PS3、Switch、Wii U)の場合は、キャプチャーボードが必要です。ゲーム機をキャプチャーボードに接続し、ゲーム画面をPCに表示するかたちになります。


GV-USB3/HD GC550 C988
価格
商品画像のリンク先
PCとの接続 USB 3.0 USB 3.0 PCI Express x1
対応ゲーム機
(接続できるゲーム機)
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
・PS4、PS3、PS2
・Switch、Wii U、Wii
・Xbox One、Xbox 360
・PSP
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
こちら こちら こちら
特徴 ・TV出力対応
・編集ソフト付属
・TV出力対応
・過去の映像遡り対応
・TV出力対応
・過去の映像遡り対応

  • 3DS用ゲーム、およびスマホ用ゲームの場合については、どちらもキャプチャーボードは必要ありません。ゲーム画面をPCに映す方法については、下表のリンク先のページで解説しています。

名称 説明 解説ページ
携帯型ゲーム機 3DS ・キャプチャーボードとは接続できない
・代行業者に改造してもらう
こちら
スマホ iOS端末 ・ミラーリング機能を使う
・PCにアプリをインストールする
こちら
Android端末 ・ミラーリング機能を使う
・PCにアプリをインストールする
こちら


視聴者に見せる画面の設定をする


  • OBSの設定方法について簡単に見ておきましょう。まず、配信者のPCに映っているゲーム画面を視聴者に見せるための設定を行います。

「ソース」のところにある「+」をクリックします。


任意の項目を選択して、ゲーム画面を取り込みます。よくわからない場合は、「ウィンドウキャプチャ」を選ぶとよいでしょう。

ソース 説明 備考
ウィンドウキャプチャ ウィンドウ画面を配信したいときに 無難
ゲームキャプチャ PCゲーム配信の場合に
映像キャプチャデバイス Webカメラ、キャプチャーボードの映像配信に 中・上級者向け
画面キャプチャー デスクトップ画面を見せたいときに


OBSにゲーム画面が映ったことを確認します。画面が映らなかった場合は、以下のページをご覧ください。




画質・音質などの設定をする


  • つぎに、画質・音質などの設定をします。

「設定」をクリックします。


左メニューの「出力」をクリックし、「出力モード」で「詳細」を選択します。


「配信」タブで各種設定をします。「ビットレート」の設定は、高画質な配信をするうえで重要な部分です(後述)。


▲「レート制御」を「CBR」、「ビットレート」を5,872kbps、「キーフレーム間隔」を2秒にしています。

「音声」タブを開き、「音声ビットレート」を128kbpsに設定します。ここは音質に影響する部分です。さきほど「ビットレート」で設定した数字との合計が6,000kbps以下になるようにしてください。


左メニューの「映像」をクリックし、各種設定を行います。「解像度」の設定も画質に大きく関係する部分です。下記画像では、出力解像度を1280x720に設定しています。


自分の声も配信で流したい場合は、マイクをPCに接続した状態で左メニューの「音声」をクリックし、使用するマイクを「マイク音声デバイス」で選択しましょう。


▲ここに表示される項目は、PC環境によって異なります。


ニコ生に接続するための設定をする


  • つぎは、ニコ生に接続するための設定を行いましょう。この部分の設定をまちがえると、配信を開始できません。

枠を取得するさいに、番組作成ページで「最高配信画質」を「6Mbps/720p」にし、画面を進めていきます。


まだ配信を開始する必要はありません。「番組開始」ボタンはクリックしないでください。


OBSで、左メニューの「配信」をクリックし、「配信種別」を「カスタムストリーミングサーバー」にします。


ニコ生の配信ページにある「URL」と「Stream」を、「URL」と「ストリームキー」にそれぞれコピー&ペーストしましょう*1。この作業は枠を取るたび毎回行います。自動で設定する方法については後述します。


左メニューの「詳細設定」をクリックし、「自動的に再接続」の「有効にする」のチェックを外しておいてください。OBSでの配信を安定して終了できるようにするためです。


「OK」をクリックして設定画面を閉じます。


配信を開始する


  • ここまでできたら、あとは配信を開始するだけです。

放送画面のスピーカーをミュートにします。これをしないと音声が反響します(エコー・ハウリング)。


「番組開始」ボタンをクリックしましょう。


準備が整ったら「配信開始」ボタンをクリックします。


OBSの画面がニコ生の放送画面にも映ったことを確認しましょう。遅延(タイムラグ)がありますが、不具合ではありません。

途中で配信を終えるときは、以下のように両方のボタンをクリックします。

  1. OBSの「配信終了」ボタンをクリックする。
  2. 配信ページの「番組終了」ボタンをクリックする。

OBSの使用方法については、下記ページも併せてご覧ください。知っておくべき基本的なOBSの機能や、画質・音質の上げ方について解説しています。



ニコ生で配信する場合に注意したい点


ビットレートの上限は6Mbpsまで


  • 画質をよくしたいなら映像ビットレートの設定を、音質をよくしたいなら音声ビットレートをそれぞれ高く設定する必要があります。しかし、ニコ生では映像ビットレートと音声ビットレートの合計は最大6,000kbpsまでという上限があります。上限を超えたままだと配信が不安定になるので、注意しましょう。

  1. OBSの「設定」をクリックする。
  2. 左メニューの「出力」をクリックする。
  3. 「出力モード」を「詳細」にする。
  4. すぐ下にある「配信」タブを開き、「ビットレート」を5,872kbpsにする。
  5. 「音声」タブを開き、「音声ビットレート」を128kbpsにする。
  6. 「OK」をクリックする。


  • ビットレートの設定例は、必ずしもこのとおりでなくてもかまいません。たとえば、音質を重視したいなら192kbpsにしてもよいのです。ただ、合計ビットレートが6,000kbps以下になるように、映像ビットレートを落としてください。

解像度は1280x720、フレームレートは30fpsにする


  • ニコ生では、出力解像度は1280x720が推奨されています。また、動きの滑らかさを表すフレームレートは、ニコ生の仕様上30fpsが最大です。

  1. 「設定」をクリックする。
  2. 左メニューの「映像」をクリックする。
  3. 出力 (スケーリング) 解像度」を1280x720にする。
  4. FPS 共通値」が30になっていることを確認する。
  5. 「OK」をクリックする。



URL、およびStreamのコピペ作業を省く方法


ニコ生用のプラグインを導入すれば自動化できる


  • ニコ生では枠を取るたびに、URLおよびStreamをコピー&ペーストする必要があります。しかし、これを毎回行うのは手間です。そこで、「obs-rtmp-nicolive」というOBS用のプラグインを導入しましょう。同プラグインを入れておけば、自動で配信URLとストリームキーを取得してくれるので、配信開始のための作業を簡略化できます。

  1. OBSを終了する。
  2. GitHubにアクセスする。
  3. ページを下にスクロールしたところにある、「v2.1.0」の「obs-rtmp-nicolive_2.1.0-win.7z」をダウンロードし、解凍する*2
  4. 「obs-rtmp-nicolive_2.1.0-win」フォルダのなかにある「data」フォルダと「obs-plugins」フォルダを、OBSのインストール先フォルダにドラッグ&ドロップする。
  5. 「はい」→「はい」の順にクリックする。


OBSで「配信種別」を「ニコニコ生放送」にする


  • そして、OBSで以下のように設定します。

  1. Microsoft Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージ Update 3をインストールしておく。
  2. 「設定」をクリックする。
  3. 左メニューの「配信」をクリックする。
  4. 「配信種別」で「ニコニコ生放送」を選択する*3
  5. 「ログインタイプ」が「メールとパスワードでログイン」になっていることを確認する。
  6. niconicoのメールアドレスとパスワードを入力する。
  7. 「OK」をクリックする。
  8. ニコ生で枠を取り、OBSの「配信開始」ボタンをクリックする。


  • 映像ビットレートを自動調整」は、ニコ生の上限ビットレートに合わせて、自動的に映像ビットレートを調整してくれる機能です。音声ビットレートが計算の基準となるので、音声ビットレートを意識して設定しておきましょう。

  • 自動で配信開始と枠移動を行う」は、ニコ生で放送枠を取得しているかどうか監視し、取得している場合にかぎって自動的にOBSの「配信開始」ボタンをクリックしてくれる機能です。また、放送枠が終了している場合は、自動的に「配信終了」ボタンをクリックしてくれます。


  • Windows 7でニコ生にログインできない場合は、OBSを21.1以降の最新バージョンにしましょう。

7zファイルの解凍方法


  • 7z形式のファイルを解凍するには、7-Zipというソフトが必要です。同ソフトがない場合はインストールしましょう。

  1. 7-Zip公式サイトにアクセスする。
  2. 「64ビット」の「ダウンロード」をクリックして7-Zipをダウンロードする*4
  3. 7-Zipをインストールする。


  • 7-Zipがインストールできたら、「obs-rtmp-nicolive_2.1.0-win.7z」を解凍しましょう。

  1. 「obs-rtmp-nicolive_2.1.0-win.7z」上で右クリックする。
  2. 「7-Zip」にカーソルを重ねる。
  3. 「ここに展開」を選択する。
  4. 7zファイルが解凍される。


映像・音声が途切れる場合の対処法


  • 配信中に映像・音声が途切れる場合、原因は以下の4種類に分類することができます。それぞれ対処法が異なります。

配信者のPCのスペックが不足しているケース


  • この場合は、OBS側で解像度やフレームレート、プリセットなどの設定を変更し、CPU使用率を下げることで対処できます。

  1. 「設定」をクリックする。
  2. 左メニューの「映像」をクリックする。
  3. 「出力 (スケーリング) 解像度」を640x360にする。
  4. 「FPS 共通値」を15にする。
  5. 左メニューの「出力」をクリックする。
  6. 「出力モード」を「詳細」に切り替え、「CPU使用のプリセット」を「faster」にする。
  7. 「OK」をクリックする。

  • ほかにもCPU使用率を下げる方法はありますが、細かくなるのでここでは説明を省きます。詳細は以下の記事をご覧ください。


  • PCを新しく買い換えるのも手です。CPUの性能がよいPCにしましょう。



配信者・視聴者の回線速度が遅いケース


  • 配信者側の回線速度(上り)が遅い可能性があるので、ビットレートを下げます。

  1. OBSの「設定」をクリックする。
  2. 左メニューの「出力」をクリックする。
  3. 「出力モード」を「詳細」に切り替え、「配信」タブの「ビットレート」を400~500kbpsにする。
  4. 「OK」をクリックする。

  • また、視聴者側の回線速度(下り)が遅い可能性も考慮する必要があります。たとえば、視聴者がPCで配信を視聴している場合は、以下の手順で画質を下げてもらってください。

  1. 画面右下にある歯車アイコンをクリックする。
  2. 「画質切替」で画質を落とす。

ニコ生固有の問題が起きているケース


  • この場合、視聴者に以下のように設定してもらいます。

  1. 画面右下にある歯車アイコンをクリックする。
  2. 「低遅延モード」をOFFにする。
  3. 「パフォーマンス」を「軽量」にする。

  • 問題が改善されない場合は、ほかのサイトで配信します。


そのほかのケース


  • 上記いずれのケースにも該当しない場合は、いったん配信を切ってください。そのうえで映像・音声が途切れる原因を探す必要があります。ありがちなのは、OBS側で「映像キャプチャデバイス」を使って画面を取り込んでいるのが原因になっているケースです*5


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