は重要な記事












トップ > ライブ配信カテゴリ概要 > 配信ソフトの使い方 > OBS Studioの詳しい使い方(1) / 2018年09月13日 (木) 23時50分15秒

録画用で使う場合は、OBS Studioで録画する方法をご覧ください。


配信初心者にもわかる!無料配信ソフトOBS Studioの詳しい使い方

  • OBS Studioは、各種ライブ配信サイトで使用できる無料の配信ソフトです。


便利で豊富な機能を搭載

  • ライブ配信で必要な機能をすべて搭載しています。OBS Studioがあれば、ゲーム配信、雑談配信、カラオケ配信など、種類を問わず対応できます。とくに、音声関係の機能が充実しているといえるでしょう。たとえば、マイクのノイズを抑制したり、マイクの音の大きさをそろえて音量をアップできます。

さまざまなライブ配信サイトに対応

  • 各種ライブ配信サイトに対応しています。ニコニコ生放送(以下ニコ生)、ツイキャス、Twitch、YouTube Liveなど、あらゆるサイトで配信できます。

マルチプラットフォームに対応

  • Windowsはもちろん、MacやLinuxにも対応しています。当サイトの解説は、基本的にWindows版を対象としています。

無料

  • OBS Studioは完全に無料です。

目次




ダウンロード・インストール


  • OBSのインストール方法は以下のとおりです。

  1. 公式サイトにアクセスし、「Windows」をクリックする。
  2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行する。
  3. 画面を順に進めていく。
  4. 「自動構成ウィザード」を実行するかどうかの質問は、「はい」と「いいえ」のどちらでもよい。よくわからない場合は後者がお薦め*1
  5. OBSのインストールが完了する。


▲OBSの公式サイト

  • なお、ビルド版(上級者向け)というものも存在しますが、このページでは扱いません。公式サイトでダウンロードできるOBSの使用を前提に解説しています。


OBS使用時における全体の流れ


  • OBSを使用するまえに、配信する場合の全体的な流れを確認しておきましょう。詳細は後述します。

視聴者に見せたい画面を決める


  • まず、視聴者に見せたい画面を決めます。たとえば、ゲーム画面、Webカメラで映している映像、Webサイト、PCに保存してある画像・動画など、視聴者に見せたいものをOBSで設定するわけです。これをソースの追加といいます。


画質・音質を設定する


  • ソースを追加したら、つぎは画質・音質を設定します。可能なかぎり高画質・高音質にしたいところですが、配信サイトの仕様や、配信者の回線速度、および配信者のPCスペックを考慮しつつ、柔軟に設定していかなくてはいけません。


放送設定をする


  • 放送設定というのは、OBSから配信サイトに接続するための設定のことです。たとえば、ニコ生ならニコ生、ツイキャスならツイキャスに接続するための設定を行います。配信者側でこれができていないと、視聴者は配信を見ることができません。配信サイトごとに設定します。


配信を開始する


  • あとは配信を開始するだけです。OBSの配信開始ボタンをクリックしましょう。するとライブ配信が始まり、映像・音声が世界中に公開されます。


設定する時間がない場合


  • もし時間がない場合は、下表のリンク先の記事をご覧ください。逆に詳しい設定方法について知りたい場合は、このまま読み進めてください。

解説記事 備考
ニコニコ生放送 こちら
ツイキャス こちら
Twitch こちら OBS側で標準対応
YouTube Live・YouTube Gaming こちら OBS側で標準対応
OPENREC こちら
Mixer(旧Beam) こちら OBS側で標準対応


OBSに対応している周辺機器の例


キャプチャーボード


  • SwitchやPS4などTVゲーム配信の場合は、キャプチャーボードが必要です。例として、下表に掲載しているキャプチャーボードはOBSで使用できることを筆者が確認しています。もちろん、表中に掲載していないキャプチャーボードでもOBSで使用できるので、心配いりません。

Game Capture HD60 S GV-USB3/HD GC550
価格
商品画像のリンク先
PCとの接続 USB 3.0 USB 3.0 USB 3.0
対応ゲーム機
(接続できるゲーム機)
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
・PS4、PS3、PS2
・Switch、Wii U、Wii
・Xbox One、Xbox 360
・PSP
こちら こちら こちら
備考 OBSなしでも配信可能 OBSなしでも配信可能

マイク



G231 ECM-PC60 ECM-PCV80U
価格
商品画像のリンク先
特徴 ・人気のヘッドセット
詳細
・超小形サイズ
詳細
・ソニーの定番マイク
詳細
タイプ ヘッドセット スタンドマイク
ピンマイク
スタンドマイク


ソースとは


  • ゲーム画面、画像、動画、Webカメラの映像を視聴者に見せるためには、ソースを追加する必要があります。ここでいうソースとは、視聴者に見せたい画面・映像であるとイメージしておくとわかりやすいでしょう。ソースを追加しないと、真っ暗な画面を配信することになります。配信時は、必ずソースを追加しなくてはいけません。「+」をクリックして設定していきます。


  • OBSで選択できるソースは、OBSのバージョンやPC環境によって少し異なりますが、おおよそ下表のとおりです。ざっと確認しておいてください。ゲーム配信でよく使うのは、「ウィンドウキャプチャ」と「ゲームキャプチャ」、および「映像キャプチャデバイス」の3種類です。

ソース 重要度 説明 備考
ブラウザ B- Streamlabsなどを利用したいときに
ウィンドウキャプチャ A ウィンドウ画面を配信したいときに ゲーム配信で使う
ゲームキャプチャ A PCゲームなどのプレイを配信したいときに ゲーム配信で使う
シーン C
テキスト B 文字(字幕)を表示したいときに
メディアソース B PCに保存してある動画を見せたいときに
映像キャプチャデバイス A Webカメラ、キャプチャーボードの映像配信に ゲーム配信で使う
画像 B+ PCに保存してある画像を見せたいときに 雑談配信に
画像スライドショー B 画像をスライドショーで見せたいときに 雑談配信に
画面キャプチャ B+ デスクトップ画面を配信したいときに
色ソース C 背景の色を変えたり、画面を隠したいときに
音声入力キャプチャ C
音声出力キャプチャ C

  • たとえば、ゲーム画面を視聴者に見せたいとしましょう。まずゲーム画面をPCに表示しておきます。そのうえで、「+」から「ウィンドウキャプチャ」を選択するわけです。そうすると、視聴者にゲーム画面を見せることができるようになります。場合によっては、「ゲームキャプチャ」や「映像キャプチャデバイス」を選ぶこともあります

  • 念のため書いておきますが、OBSを使ううえで多いトラブルとのひとつとして、「画面が映らない、真っ暗、真っ黒」というのがあります。そのせいでイライラする人もいるのですが、対処法があります。あらかじめ覚悟だけしておきましょう。



ソースを追加する


  • では、実際にソースを追加してみましょう。わかりやすい例として、PCに保存してある静止画像を追加してみます。

「ソース」のところにある「+」をクリックします。


「画像」を選択します。


ソースに任意の名前をつけて「OK」をクリックします。そのままの名前でもかまいません。


「参照」をクリックし、視聴者に見せる画像を選択します。


画像が表示されたら「OK」をクリックします。画像が表示されない場合は、フォルダ名およびファイル名を半角英数字にして再度選択しましょう。


選択した画像がOBSのプレビュー画面に表示されます。このプレビュー画面に表示されているレイアウトで配信されます。場合によっては、つぎに述べるとおり画像のサイズ・位置を変更する必要があるでしょう。



ソースを操作する


  • ソースを追加できたら、今度はソースを移動し、サイズを変更してみましょう。見栄えをよくします。

OBSのプレビュー画面上で、移動・サイズ変更したいソースをクリックします。ソースが赤い線で囲われていることを確認してください。それが操作可能なソースということです。


ソースを移動するには、プレビュー画面上のソースをドラッグします*2


ソースを拡大・縮小するには、プレビュー画面上のソースの辺・角をドラッグします*3


より簡単な方法でソースを画面に合わせて表示することもできます。ソースが赤い枠で囲われた状態であることを確認し、右クリック後「変換」から「画面に合わせる」を選択してください*4。これは頻繁に使います。「Ctrl」キー + 「F」キーでもかまいません。


もし画面が見切れている場合は、ソースを右クリックして「変換」→「画面に合わせる」の順にクリックします。それでも直らない場合は、ソースを右クリックして「プレビュースケーリング」→「ウィンドウサイズにスケーリング表示」の順にクリックしてください*5

ひとつの画面内に複数の画面を配置したい場合は、ソースを複数追加しましょう。すると、PinP(Picture in Picture)、ワイプとよばれる画面構成にできます。


ソース一覧で上にあるソースのほうが、プレビュー画面では手前(前面)に表示されます。前面・背面を入れかえるには、ソース一覧にあるソースを上下にドラッグしてください。画像は、PS4版『ストリートファイターV』(カプコン)より。

もしソースのサイズ・位置を固定したい、事故を防ぎたいという場合は、鍵のアイコンをクリックしてソースをロックします。ロックしたあとは、ソースを選択してもプレビュー画面で赤色の枠は表示されません


▲ソースをロックした状態(上)と、ロックしていない状態(下)


ソースを編集する


非表示・削除


  • ソースを非表示にしたい場合は、ソース横にある目のアイコンをクリックします。たとえば、画像を追加しているのであれば、その横にある目のアイコンをクリックすることで画像を非表示にできます。ゲーム配信の場合は、ゲーム画面中の個人情報を隠したいときにソースを非表示にしてください。視聴者には画面が見えなくなります。


▲ソースを非表示にした状態(上)と、表示した状態(下)

  • 不要なソースは削除しましょう。そのほうがPCの負担を軽減できます。ソースを削除するには、ソースを選択して「-」アイコンをクリックするか、または「Delete」キーを押します。「Ctrl」キーや「Shift」キーで、まとめてソースを選択して削除することも可能です。なにか不具合が起きたときは、いったんソースを削除するようにしてください。

フィルタ


  • OBSでは、フィルター機能を使ってソースを加工することができます。加工というのは、たとえば画像を明るくしたり、背景を透明にしたりということです。通常はあまり使わないので、不要であれば読み飛ばしてください。

映像フィルター 重要度 説明
イメージ マスク/ブレンド B 画像を合成する
クロップ/パッド B+ 不要な部分を取り除く
色補正 B ガンマ・コントラスト・輝度を変更する、明るくする
スケーリング/アスペクト比 B きれいに縮小する(文字潰れ対策に)
スクロール B スクロール移動して表示する
カラーキー B 背景を透明にする
シャープ B 精細感を出す
クロマキー B 背景を透明にする

  • フィルター機能の使い方は以下のとおりです。

  1. OBSのプレビュー画面で、ソースが赤い枠で囲われた状態であることを確認する。
  2. プレビュー画面のソース上で右クリック後、「フィルタ」を選択する*6
  3. 「エフェクトフィルタ」の「+」アイコンをクリックする。
  4. 任意のフィルターを選択する。
  5. 名前をつけて「OK」をクリックする。
  6. フィルターの設定をする。
  7. 追加したフィルターは、「-」アイコンで削除できる。


▲フィルターを追加していくことで画像を加工できます。


ウィンドウキャプチャーで画面を視聴者に見せる方法


  • ゲーム配信では、配信者のPCに映っているゲーム画面を視聴者に見てもらう必要があります。そこで使うのが、OBSのウィンドウキャプチャーです。ウィンドウ表示されているゲーム画面を配信できます。


  • ウィンドウキャプチャーの方法は以下のとおりです。

視聴者に見せたい画面をウィンドウで表示しておきます。ウィンドウ画面を取り込む方法であるため、フルスクリーンには対応していません*7

TVゲームの場合は、キャプチャーボードにゲーム機を接続し、キャプチャーソフトにゲーム画面を表示します。PCゲームの場合は、ウィンドウモードでゲームを起動します。

「+」アイコンをクリックし、「ウィンドウキャプチャ」を選択します。


適当な名前をつけて「OK」をクリックします。


視聴者に見せたい画面を「ウィンドウ」で選択します。


「OK」をクリックします。


もし画面が映らない場合は、以下のページをご覧ください。



ゲームキャプチャーの方法


  • PCゲーム配信の場合に役立つのがゲームキャプチャーです。すべてのPCゲームに対応しているわけではありませんが、実際にやってみましょう。


PCゲームを起動しておきます。ウィンドウモード、フルスクリーンモード、どちらでもかまいません。

「+」アイコンをクリックし、「ゲームキャプチャ」を選択します。


適当な名前をつけて「OK」をクリックします。


PCゲームをフルスクリーンで起動している場合は、「フルスクリーンアプリケーションをキャプチャ」を選択して「OK」をクリックします。その後、画面をPCゲームに切り替えれば(「Alt」 + 「Tab」キー)、OBSのプレビュー画面に映像が映ります。


PCゲームをウィンドウモードで起動している場合や、「フルスクリーンアプリケーションをキャプチャ」でうまく映像が映らない場合は、「モード」を「特定のウィンドウをキャプチャ」にし、「ウィンドウ」でPCゲームを選択します*8


▲画像は、PC版『Battlefield 4』(エレクトロニック・アーツ)より

「OK」をクリックします。

もし画面が映らない場合は、以下のページをご覧ください。



画面キャプチャーの方法


  • 画面キャプチャーは、PCのデスクトップ画面を視聴者に見せたいときに使用します。ウィンドウキャプチャーがうまくできない場合に使うとよいでしょう。

  1. 「ソース」のところにある「+」アイコンをクリックする。
  2. 「画面キャプチャ」を選択する。
  3. 適当な名前をつけて「OK」をクリックする。
  4. デスクトップ画面が合わせ鏡のように表示される。
  5. 「OK」をクリックする

  • OBSの画面キャプチャーでは、任意の範囲を選択することはできません。デスクトップ画面全体を取り込むことになります。よけいな部分は、後述するクロップを使って削ります。

  • もし画面が映らない場合は、以下のページをご覧ください。



クロップでよけいな部分を削る方法


  • よけいな部分が映っている場合は、フィルターのクロップを使用して取り除くことができます。クロップは、画面端を削る機能と考えればわかりやすいでしょう。「Alt」キーを使って直感的にクロップできます。

  1. プレビュー画面のソース上で、「Alt」キーを押しながら辺または角をドラッグする*9
  2. その部分が緑色の境界線で表示され、クロップされる。
  3. クロップできない場合は、プレビュー画面のソース上で右クリックして「変換」から「変換をリセット」を選択し、「Alt」キーでクロップする。



キャプチャーボードの映像を直接取り込む方法


  • 中・上級者向けの方法になりますが、キャプチャーボードをPCに接続している場合は、キャプチャーボードが入力しているゲーム機の映像・音声を直接取り込むことができます。キャプチャーソフトを起動する必要はありません。

  1. キャプチャーソフトを終了させる(重要)。
  2. 「+」アイコンをクリックする。
  3. 映像キャプチャデバイス」をクリックする。
  4. わかりやすい名前をつけて「OK」をクリックする。
  5. 設定画面の「デバイス」でキャプチャーボードを選択する。
  6. その他、必要な設定をして「OK」をクリックする。
  7. ゲーム画面がOBSに映る。


  • ゲーム画面が映らない、ゲーム音が聞こえないなど、設定方法がわからない場合は、下記ページをご覧ください。



Webカメラの映像を直接取り込む方法


  • Webカメラ(例 : C920)をPCに接続している場合は、以下の方法で映像を配信できます。

  1. 「ソース」のところにある「+」アイコンをクリックする。
  2. 映像キャプチャデバイス」を選択する。
  3. 適当な名前をつけて「OK」をクリックする。
  4. 「デバイス」でWebカメラを選択する。
  5. 「OK」をクリックする。


  • 初期設定では、Webカメラのアスペクト比(縦横比)は4:3になっています。16:9にしたい場合は、設定で変更することができます。

  1. いま追加した「映像キャプチャデバイス」をダブルクリックする。
  2. 「解像度/FPS タイプ」で「カスタム」を選択する。
  3. 「解像度」を「1280x 720」や「640x 360」にする。
  4. 「OK」をクリックする。



次ページの目次








*1 この自動構成ウィザードというのは、自動で設定を行ってくれる機能です。ここで「いいえ」を選択しても、あとで「ツール」→「自動構成ウィザード」の順にクリックすれば設定画面を再度呼び出せます。

*2 ソースを移動したときの吸着(スナップ)が気にいらない場合は、「Ctrl」キーを押しながら行います。

*3 このとき、「Shift」キーを押しつつソースの辺・角をドラッグすると、ソースの縦横比(アスペクト比)を無視して大きさを変更することができます。ソースの縦横比がおかしくなったら、プレビュー画面のソース上で右クリックして「変換」から「変換をリセット」を選択してください。

*4 または、ソース一覧にあるソース上で右クリックし、「変換」から「画面に合わせる」を選択します。なお、「画面に引き延ばして置く」は選択しないようにしましょう。アスペクト比(縦横比)を無視するので、画像が縦または横方向に伸びることがあります。

*5 まだ直らないという場合は、「設定」→「映像」で「基本(キャンバス)解像度」をモニターの解像度にし(つまり初期設定にする)、そのうえで「出力(スケーリング)解像度」を「基本(キャンバス)解像度」の設定と同じにします。

*6 または、ソース一覧にあるソース上で右クリックし、「フィルタ」を選択する方法でもかまいません。この方法の場合、1の作業を省けるメリットがあります。

*7 PCゲームをフルスクリーンの状態で配信したい場合は、後述するゲームキャプチャーを使用します。

*8 なお、「ホットキーで前面のウィンドウをキャプチャ」は、ホットキーを使用して前面にあるウィンドウを指定し、キャプチャーする方法です。この方法の場合、キャプチャーしたいウィンドウをクリックしてキーボードのボタンを押すだけで、キャプチャーすることができます。ホットキーの設定は、「設定」→「ホットキー」の「前面のウィンドウをキャプチャ」で行います。

*9 Macの場合は、「Alt」キーの代わりに「Option」キーを押します。




| 新しいページ | 編集 | 差分 | 編集履歴 | ページ名変更 | アップロード | 検索 | ページ一覧 | タグ | RSS | ご利用ガイド | 管理者に問合せ |
@wiki - 無料レンタルウィキサービス | プライバシーポリシー