Top > はじめに(なん実V編) / 2013年11月23日 (土) 16時10分37秒

目次




総論


  • なん実編ではゲームの実況配信について解説しています。そこで、ゲーム実況というのはどのようなものなのか、具体例を見てみましょう。

  • たとえば、Aさんが自宅で午後9時に、ゲームのプレイを開始したとします。その様子はインターネットを通じて、Aさんの友人であるBさんやCさんに、リアルタイムで配信されます。Aさんが午後9時10分ごろにゲームオーバーになれば、BさんやCさんはその時刻にAさんのゲームオーバーを知ります。映像と音声がリアルタイムで配信されているので、BさんもCさんもまるで生放送を見ているかのように、Aさんがプレイしている様子がわかるわけです。

  • では、かりにAさんがプレイ中に何度もゲームオーバーになってしまって、行き詰ったとします。このようなとき、Aさんはどうすればよいのでしょうか。いろいろと考えられますが、ゲーム実況中ならば経験者のBさんにアドバイスを求めることができます。具体的には、「ここはどう攻略すればいいの?」とBさんにマイクで聞けばよいのです。Bさんは、Aさんにアドバイスするため掲示板にヒントを書き込みます。Aさんはそのヒントを見て再度プレイします。この一連の流れがゲーム実況ならば瞬時に可能となるわけです。ゲーム実況に使われる掲示板は、なんでも実況VIP(略称「なん実」)であったり、したらばであったりします。

  • 気をつけたいのは、ニコニコ動画におけるゲーム実況と、なん実におけるゲーム実況とでは意味合いが少し異なるという点です。Aさんがゲームをプレイしている様子をBさんやCさんが見ることができるのは両者同じなのですが、リアルタイムでプレイ動画を配信できるかどうかという点で両者は根本的に違います。なん実でのゲーム実況はそれが可能ですが、ニコニコでのゲーム実況はニコニコ生放送を除き、それが不可能です。なん実V編では、なん実でのゲーム実況について解説しています。ニコニコでのゲーム実況を考えている場合は、ニコニコ編をご覧ください。

  • ここまでの説明で、ゲーム実況がどのような概念なのか理解できたと思います。では、どのようにすればゲーム実況ができるのか、その方法を見ていきましょう。

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手順


  1. まずは、事前準備を読んでみてください。
  2. そのあとは、実況本番で実況の具体的な流れを把握しましょう。

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「実況」という用語


  • 当サイトでは「実況」という用語を、「映像や音声をストリーミング配信によって流すこと」という意味で使用しており、「配信」という言葉と同一視して使っています。「ストリーミング」という用語が登場しましたが、のちほどWMEで解説します。

  • ニコニコ動画などにおいては、「実況」といえば基本的に「ゲームをプレイしながらしゃべること」という意味で使われます。また、「字幕で実況」というタイトルの動画があれば、それは「字幕によって感情や思想を表現している動画」という意味です。

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実況方法を学ぶうえでのコツ


  • できるだけ合理的に実況方法を学んでいくためのコツを紹介しておきます。

急がない


  • 時間がない人は、すぐにでも方法論を知りたがるかもしれません。ですが、実況方法については5分や10分でわかるというものではなく、ある程度の時間が必要です。たまに、「ちょっと待ってろ。いま解説サイト読んで勉強してくるから」と言い残して、短時間でなんとかしようという人がいます。しかし、ほとんどの場合は「ダメだ。ぜんぜんわからん」で終わってしまいます。

  • このような事態を防ぐためには、急がずにじっくりと解説を読むことです。解説サイトを閲覧する目的は、自分の知らないことを知り、いままでできなかったことをできるようにするということなのですから、わからないことがあるのは当然です。それを短時間でなんとかしようとするのは、さすがに無理があります。

少しくらいわからなくても気にしない


  • PCや家電製品につき人が持っている知識は十人十色です。ある人は「コンポジット端子」といわれれば、その意味がすぐにわかるかもしれません。しかし、別のある人はなんのことかさっぱりわからないかもしれません。したがって、弊サイトに書かれていることがあまり理解できないという人も当然出てくるでしょう。

  • そういった人のために、できるだけ用語の解説をしています。聞いたことがない用語が出てきた場合でも、気にせずに読み続ければ用語の解説が書いてあったり、あるいは別ページの解説にリンクしてあるかもしれません。したがって、わからないことが少しくらいあっても気にせずにどんどん読んでみることをお奨めします。重要なのは、聞いたことがない用語が出てきたからといって、そこですぐに挫折しないことです。

自分で調べてみる


  • インターネット初心者、あるいは読書をせずにTVに慣れている人が陥りやすいのは、自分で簡単に調べられることを調べないということです。用語の意味や、商品の価格などはインターネットで簡単に調べることができるのに、それをしようとせず「~ってなんですか?」「~はいくらで買えますか?」とインターネット上で聞いてまわります。

  • わからないことがあったら、まずはぜひ自分で調べてみてください。自発的に疑問を解消していこうとすれば知識は定着しやすくなりますし、いろいろな解説を読んでいるうちに、わからないことを一気に解消してくれるような名文・美文に出くわすこともあります。また、そもそも人に突然質問しても、正確な答えが返ってくるとは限らないという意味でも、自分で調べることには意義があります。とりわけ基本的なことについては、掲示板で聞くよりもWebサイトで調べたほうがより正確で簡単です。

  • なお、わからない用語はGoogleウィキペディアで調べることができます。Googleで用語の意味を調べるさいは、検索ボックスに「~とは」と入力してみましょう。商品の価格やレビューを知りたい場合は、Amazon価格.comが便利です。

実際に試してみる


  • 調べてもいまいちわからないというときは、実際に自分で試してみます。機材をそろえるためにお金がかかるという場合はともかく、手元にある機材だけで検証ができるのなら、すぐに実行しましょう。実際に試して結果を知ることで、問題の解決につながることがあります。

  • このとき注意が必要なのは、できるだけバックアップをしておく、自分がなにをしたのか手続きをメモしておくということの2点です。あれこれ検証していると動作がおかしくなることがありますので、元に戻せるように準備しておくということです。

質問するときは具体的に


  • 調べてもわからない、試してもわからない(または試せない)場合は、人に質問します。このときは情報を具体的に出し、かつ小出しにせずまとめて出すことが重要です。質問系のスレッドや掲示板でよく見かけるのは、たとえば「初心者です。ゲーム実況のやり方を教えてください」というように、ものすごく抽象的な質問をしている人です。

  • しかし、こういった質問は答えにくいのです。なぜなら、質問者がやりたいこと(目的)が不明確であり、PCのスペックも書かれておらず、疑問・問題解決のためになにをやったのかもわからないため、解答者側としては記述が膨大かつ不正確になり、時間と労力をかなり費やすことになってしまうからです。

  • つまり、抽象的な質問をすることは、疑問・問題の解決にとっては迂遠(うえん)です。質問者としては、できるだけ簡潔な情報だけでなんとかしたいと思うかもしれません。また、見ず知らずの人は信用しにくいからあまり情報を出したくないと考えるかもしれません。しかし、その考え自体が自分で自分の首を絞める結果となります。

  • 質問はコメントフォーム(コメント欄)に記入願います。コメントフォームは「関連項目」にある「コメント」という名称のページ最上部か、または解説ページ最下部に設置してあります。

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最終更新:2013年11月23日 16:10