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トップ > ライブ配信カテゴリ > おすすめライブ配信サイトの比較まとめ / 2017年06月23日 (金) 22時29分55秒



ゲーム配信用に、全6個の配信サイトを徹底比較

  • 2017年現在、さまざまな配信サイトが存在します。では、いったいどこで配信すればよいのでしょうか。このページでは、下表に掲載した 6個の配信サイトを詳しく比較 していきます。おもに配信者側の視点で詳しく見ていきましょう。

お薦め度 説明 解説記事
ニコニコ生放送 B- ・有料会員になる必要あり
・枠、延長、コミュレベルなど独自システムが多い
こちら
ツイキャス B ・ニコ生と人気を二分
・画質をよくしたいならアカウントのレベルが重要
こちら
Twitch A ・海外では一強状態
・視聴者に支援してもらえる機能が充実
こちら
YouTube Live・YouTube Gaming A ・Twitchのライバル候補
・アーカイブは自動的に無期限で残せる
こちら
OPENREC B+ ・配信権限を取得する必要あり
・有料会員であれば、任天堂タイトルで収益化できる
こちら
Mixer B+ ・約0.2秒まで遅延を小さくできる
・4画面同時配信など、革新的な機能を数多く搭載

  • 文中で「全サイト」という用語を使用することがあります。これは、上表に掲載した配信サイトをさします。

目次



配信端末


PCからの配信 PS4からの配信 スマホからの配信(ゲーム)
ニコニコ生放送
ツイキャス × ×
Twitch
YouTube Live・YouTube Gaming
OPENREC × ×
Mixer × ×

PCからの配信


  • 全サイトでPCからの配信が可能 です。ゲーム配信は、PCを使用して行うのが基本となります。もし新規にPCを購入する予定ならば、デスクトップPCがよいでしょう。そのほうがコスパに優れているからです。



ゲーム専用機からの配信


  • PS4Xbox One など、ゲーム専用機からも直接ライブ配信ができます。ただし、 対応している配信サイトは限られます 。PS4が対応しているのは、上表でいえばニコ生、Twitch、YouTube Liveです。また、Xbox Oneは、MixerとTwitchに対応しています。



  • では、対応していない配信サイトの場合はどうすればよいのでしょうか。たとえば、PS4のゲーム配信をツイキャスでやりたいというケースです。このような場合は、原則どおり PCを使用する必要があります 。また、 キャプチャーボード という周辺機器も必要です。ゲーム機をキャプチャーボードとHDMI接続すればゲーム画面がPCに映り、ゲーム音もPCから出ます。



スマホからの配信


  • 基本的に、 スマホからはゲーム配信できない と考えてください。例外はありますが、ここでは触れません。なお、雑談配信のようなものであれば、OPENRECを除く全サイトでスマホから可能です。

        スマホでゲーム実況


画質


画質のよさ 最大ビットレート 推奨解像度
ニコニコ生放送 新配信 B~C 2,000kbps 800x450
通常配信 C 384kbps、または480kbps 640x360
ツイキャス 高画質ゲーム配信 B- 1,000kbps(700kbps推奨) 640x360
通常配信 C
Twitch A 6,000kbps 1280x720
YouTube Live・YouTube Gaming A 51,000kbps(詳細は不明) 1280x720
OPENREC B+ 2,500kbps 1280x720
Mixer A 10,000kbps(詳細は不明) 1280x720

配信サイトごとにビットレートの上限が異なる


  • 高画質で配信するために重要なのが ビットレート の設定です。これが大きい数字であるほど画質をよくできます。しかし、 配信サイトによってはビットレートに上限が設けられており、画質をむやみに上げることができません 。もしビットレートの上限を無視して設定すると、映像が途切れたり、自動的に配信が切断されます。

  • 上表をご覧ください。 ほとんどのサイトで高画質な配信が可能 です。ビットレートの上限はYouTube Liveが突出していますが、これは同サイトが4K(3840x2160)での配信に対応しているからです。通常はHD(1280x720)で配信するため、ビットレートは2,000~3,500kbpsに設定すればじゅうぶんでしょう。

  • ツイキャスで配信する場合は、画質に期待すべきではありません。「高画質ゲーム配信」では少しずつビットレートの上限が引き上げられていますが、まだまだ低画質です。もしHD画質で配信したいのであれば、ツイキャスは除外して考えてください。

ニコ生の複雑な画質事情


  • 画質の評価が難しいのが、ニコ生の「新配信」です。というのも、ニコ生では最大2,000kbpsで配信でき、一般的にこのくらいのビットレートであれば問題はありません。しかし、 17時~3時のあいだは、一般会員の視聴者がPCから見る場合、1,000kbpsで再生されます (詳細はニコニコインフォ参照)。1,000kbpsというと、激しく動くゲームの場合は画質的に厳しいでしょう。

  • さらに、ニコ生ではタイムシフト(アーカイブ)を1週間視聴できるのですが、384kbpsで再生されることになります。画質はきわめて悪く、お世辞にも高画質とはいえません。 アーカイブの画質が落ちるのはニコ生だけ です。ほかのサイトでは、アーカイブだからといって低画質にはなりません。

  • つまり、ニコ生では2,000kbpsで配信できるといっても、 配信する時間帯や、視聴者のアカウントの種類、視聴するのに使っている端末、タイムシフトかどうか、といった複数の事情によって、画質が違ってきます 。したがって、画質上の制約が多いといわざるをえません。システムも複雑です。


遅延


おおよその遅延時間 説明
ニコニコ生放送 約3~5秒 遅延が少ない
ツイキャス 約2~3秒 遅延が少ない
Twitch 約8~10秒
YouTube Live・YouTube Gaming 約8~11秒
OPENREC 約10~15秒
Mixer 約0.2~6秒 1秒未満の遅延で配信可能

  • リアルタイムで視聴者とコミュニケーションをとるためには、 遅延(タイムラグ)の少なさ が重要です。この点、 ニコ生、およびツイキャスであれば、遅延は数秒 です。つまり、視聴者に質問をしたら数秒で答えが返ってくる、ということです。完全なリアルタイムというわけにはいきませんが、少なくとも話が噛み合わなくなるということはないでしょう。


  • そして、 さらに遅延が少ないのがMixer (旧Beam)です。Mixerでは、 最短で0.2秒 まで遅延を短くできます。0.2秒というと、ライブ配信の世界では遅延がないようなもの、といっても過言ではありません。これは他の配信サイトを圧倒する短さです。しかも、高画質で配信できるわけですから、最初はだれもが驚くでしょう。ただし、配信方法・設定方法が重要です。



時間制限


配信時間 説明
ニコニコ生放送 新配信 30分(最大6時間) 1回だけ無料で延長可能
通常配信 30分(最大6時間)
ツイキャス 30分(最大4時間) コンティニューコイン5枚で30分無料延長
Twitch 無制限
YouTube Live・YouTube Gaming 無制限
OPENREC 無制限
Mixer 無制限

  • ニコ生は、配信時間に制約があります。何時間でも配信できるわけではありません。基本的に延長したければお金を払う必要があります。では、どのくらい延長料金がかかるのかというと、コミュニティのレベルによって異なります。基本的には500円かかり、レベル97以上になると無料になります。現実的にここまでレベルを上げるのは難しいでしょう。


▲クリックで画像拡大。表はb4iine氏作成。

  • ツイキャスにも時間制限はあるのですが、ニコ生ほど複雑ではありません。コンティニューコインは視聴者から受け取ることができます。これを5枚貯めることで、30分無料で延長できるシステムです。


配信の予約


予約 予約なしでの配信 備考
ニコニコ生放送 新配信 ×(開発中)
通常配信
ツイキャス 「ライブの予告」は可能
Twitch ×
YouTube Live・YouTube Gaming
OPENREC オフィシャルユーザーのみ予約可能
Mixer ×

  • 配信の予約 というのは、「何時から配信を開始する」というようにスケジュールを設定して配信する機能のことです。ゲーム配信では突発的に配信を開始することが多いのですが、大型企画では事前に告知・宣伝の意味を込めて予約することがあります。通常は、予約しないからといってデメリットはありません *1

  • 2017年6月現在、ニコ生の新配信では予約はできません。通常配信の場合、予約は有料ですが、コミュニティレベルが90以上になると無料になります。なお、予約した場合、2時から19時30分までは無料で延長可能になるという特典があります。


アーカイブ


保存期間 コメントの再生
ニコニコ生放送 1週間
ツイキャス 無期限 *2
Twitch 2週間(有料会員などは2か月)
YouTube Live・YouTube Gaming 無期限 ×
OPENREC 無期限(無料会員は1度のみの視聴)
Mixer 2週間

制約があるのが一般的


  • ライブ配信は、必ずしもリアルタイムで見てもらえるとは限りません。そこで、どの配信サイトも、あとでライブ配信を視聴できるように アーカイブ 機能があります。ただ、 アーカイブの保存期間に期限が設けられていることが多い ので、注意しましょう。期限を過ぎると、自動的にアーカイブが削除されます。


▲YouTube Gamingでは、チャンネルの「過去のライブストリーム」タブにライブ配信のアーカイブが一覧表示されます。YouTube GamingとYouTubeは本質的に同じサイトですが、前者のほうがライブ配信のアーカイブを探しやすくなっています。

  • また、ニコ生、Twitch、OPENRECのように、有料会員と無料会員で差異が設けられている場合もあります。つまり、有料会員になる特典のひとつとして、アーカイブが位置付けられているケースです。たとえばOPENRECでは、有料会員であれば何回でもアーカイブを視聴できるのに対し、無料会員は同じ箇所を1回しか見られません。

アーカイブ機能の優劣


  • アーカイブを残したいなら、YouTube Liveがお薦め です。動画の保存期間に制限がありません。しかも、ライブ配信をすればそれがアーカイブとして自動的に保存され、ほかの動画(録画した動画)と同じように視聴者に見てもらえます。ふだんからYouTubeに動画をアップロードしている人の場合、ライブ配信をすることでアーカイブがチャンネルに順次追加されていきます。 動画の投稿数・再生回数、および視聴時間が増える ので、チャンネルの成長を考えると一石二鳥でしょう。

  • 逆に、アーカイブが貧弱なのがニコ生です。まず、視聴者が一般会員の場合、配信者が予約せずに配信を開始したものについては、アーカイブ視聴(タイムシフト試聴)することができません。また、かりに配信者が予約をして配信開始したとしても、一般会員の視聴者は事前に「タイムシフト予約」をしておく必要があります。保存期間も1週間であり、制限がもっとも厳しいといえるでしょう。「新配信」で配信した場合は、画質も落ちた状態で再生されます。

  • 上表の「コメントの再生」というのは、ライブ配信をしたときに投稿されたコメント(チャット)がアーカイブを視聴しているときに表示されるかということです。YouTube Liveの場合は、視聴者が当時どのようなコメントをしたか、確認できません。ツイキャスの場合は、視聴者のコメントを確認することはできます。しかし、コメントが自動的にスクロール表示されるわけではないので、△にしています *3


公開範囲


公開範囲の変更 説明
ニコニコ生放送 コミュ限、および非公開のテスト配信が可能
ツイキャス 高画質ゲーム配信 ×
通常配信 パスワードを設定できる
Twitch ×
YouTube Live・YouTube Gaming 公開・限定・非公開のいずれかを選べる
OPENREC ×
Mixer ×

  • 公開範囲 の変更は、テスト配信したいときや、限られた人に対してだけ配信したいときに使うとよいでしょう。

  • ツイキャスでは、「通常配信」のときは配信にパスワードを設定できるのですが、「高画質ゲーム配信」のときはできません。パスワードを設定しても反映されていないので、注意してください。特定の人にだけ配信したいなら、通常配信でパスワードをかけましょう。パスワードを知らない人に配信を見られることはありません。


  • YouTube Liveの限定配信は、配信URLを知っている人に見られるリスクがあります。非公開配信にすれば、だれにも見られる心配はありません。


収益化


収益化 説明
ニコニコ生放送 基本的にはユーザーチャンネルを開設する
ツイキャス ×
Twitch パートナーになるか、またはアフィリエイトに参加
YouTube Live・YouTube Gaming チャンネル登録者数が1,000人以上必要
OPENREC 有料会員になる
Mixer パートナーになる

収益化とは


  • ここでいう 収益化 とは、配信者がライブ配信を通して収益を得ることです。海外では、 寄付というかたちでお気に入りの配信者を支援 する文化が根づいており、配信で生計を立てている人も存在します。日本ではまだ一般的な光景ではありませんが、投げ銭機能に対応している配信サイトが普及すれば、今後は状況が変わるかもしれません。

ニコ生で収入を得るのは難しい


  • ニコ生には、投げ銭機能はありません。収益化したいのであれば、(1)クリエイター奨励プログラムを利用するか、または(2)ユーザーチャンネルを利用するか、ということになります。

  • 詳細は省きますが、クリエイター奨励プログラムは配信それ自体で収益化できるものではありません。そこで、ユーザーチャンネルで配信して収益化を図る方法が重要になってきます。 視聴者にチャンネルに入会してもらい、月額課金で収入を得る かたちです。ただし、ユーザーチャンネルはエントリー制になっており、自由に開設できるわけではありません。詳細は、ニコニコヘルプを参照してください。

Twitch、YouTube Liveでの収益化


  • 世界的にはYouTube Liveの配信者よりも、Twitchの配信者に多くのチップが入っています(詳細はGigazin参照)。通常、収益化するにはTwitchパートナーになる必要がありますが、同社のアフィリエイトプログラムで収益を得ることもできます。また、Twitchを通さず、たとえばStreamlabsというサイトを使って、配信中に寄付を募る配信者も珍しくありません。


▲一例ですが、Twitchパートナーの場合、視聴者にスポンサー登録してもらえば収益のいちぶを受け取ることができます。

  • YouTube Liveでは、2017年2月から Super Chat (スパチャ)が導入されました。これは、視聴者が自分のコメントをチャット欄に一定時間固定表示し、めだたせる機能です。 投げ銭機能として利用でき 、視聴者がSuper Chatを購入してコメントを投稿すると、収益のいちぶが配信者に分配されます。ただし、チャンネル登録者数が1,000人以上でないと有効化できません。


任天堂タイトルで収益化できるOPENREC


  • もうひとつ、2017年7月から始まる OPENRECクリエイターズプログラム も覚えておきましょう。こちらもエールという投げ銭機能があります。また、大きな特長なのが 任天堂のタイトルもゲーム配信で収益化できる という点です。任天堂タイトルをライブ配信で、かつ正規の手続きで収益化できるのは、現在のところOPENRECだけです *4

  • ただし、注意点が複数あります。まず、同プログラムに参加するためには有料会員(月額540円)にならなくてはいけません。また、そもそもOPENRECで配信するには、配信権限を取得する必要があります。さらに、収益化できる任天堂タイトルは指定されており、それ以外の任天堂タイトルでは収益化できません。OPENREC公式サイトも併せて参照してください。


利用料金


料金 説明
ニコニコ生放送 月額540円 有料のプレミアム会員になる必要がある
ツイキャス 無料
Twitch 無料
YouTube Live・YouTube Gaming 無料
OPENREC 無料
Mixer 無料

  • ほとんどの配信サイトでは、配信するのにお金はかかりません。無料です。しかし、ニコ生に限っては唯一、配信するのに毎月540円かかります。上でも述べたとおり、ニコ生では延長にもお金がかかるため、長期間・長時間配信しようとすると負担が大きくなるでしょう。有料会員の特典のひとつとして「配信も」できるという扱いなのですが、時代遅れになっている感があります。

  • なお、スマホから直接ニコ生でゲーム配信する場合は、一般会員でも1日3回までなら無料で配信できます。ただし、対応しているゲームタイトルは限られます。詳細は、ニコニコインフォを参照してください。


連携


Twitter コメントビューア 棒読みちゃん
ニコニコ生放送
ツイキャス
Twitch
YouTube Live・YouTube Gaming
OPENREC
Mixer

Twitter


  • 配信サイトのアカウントをTwitterアカウントと紐づけしておくと、配信開始時にツイートすることができます。 Twitter連携 は、全サイトで可能です。この機能を使って配信の開始を告知しましょう。

コメントビューア、棒読みちゃん


  • コメントビューア (コメビュー)は、コメントを閲覧するうえで有用なアプリです。有志が開発してくれるかどうかにかかっていますが、この点は心配ありません。いろいろな人がコメントビューアを無料でリリースしているからです。Twitchの場合は、LimeChatというチャット用のアプリを使用するため、少し毛色が違います。


  • 棒読みちゃん を使ってコメントを音声合成で読みあげたい場合は、コメントビューアと連携させましょう。これ以外にも方法はあるのですが、もっともポピュラーなやり方です。



まとめ


  • かつて「ライブ配信といえばニコ生」という時代がありました。しかし、現在ではそれが崩れています。ニコ生は、配信、延長、予約、なにをするにしてもお金がかかります。そして、お金を払ったところで、ほかの配信サイトの上を行くサービスを受けられるわけでもありません。競合サイトと比較するとどうしても見劣りします。

  • もし、これから 新規に配信を始めるなら、TwitchまたはYouTube Liveがよいでしょう 。どちらもすぐに配信を開始でき、知名度もあります。また、さまざまなアプリ・サービスが標準で両サイトに対応しているため、配信しやすい環境が整っています。まさに2大巨頭、大きな欠点が見あたりません。とくに、YouTube Liveは多くの日本人がふだんから動画視聴で接しています。すでにYouTubeに動画投稿をしていて足場を固めているなら、ライブ配信は大きな効果を生むしれません。

  • 任天堂のゲームを配信したいのであれば、OPENRECは注目すべき存在です。クリエイターズプログラムによって、著作権的にしっかりとした状態で配信できます。同プログラムへの参加には月額540円かかりますが、逆にいえば少額のお金で正々堂々と配信できるわけです。投げ銭機能もあるので、もとを取るのはそう難しくはないでしょう。


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