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310 :もうガマンできな〜い ◆mQKcT9WQPM :2008/01/13(日) 20:30:19 ID:Nv+sVZA8 最初に目が覚めたのは、シエスタの方だった。 時刻は、あれから一時間ほど経っているだろうか。表通りのざわめきは聞こえてこない。 そしてすぐ視界に入ったのは、半身血まみれの才人。 「サイトさんっ!?」 身体中に感じる気だるさを何とか振り払い、シエスタは才人の肩の怪我の具合を見る。 あれだけ流れていた血は、ガンダールヴの力によってか、完全に止まっていた。 だが、傷口が塞がっているわけではない。シエスタはスカートの裾を引き裂くと、それで才人の肩口をきつく縛って、傷口を覆った。 「これで…大丈夫だと思うけど…」 とりあえず、シエスタは一息つく。 そして、落ち着いた瞬間。 どくん。 心臓が大きく脈打ち、大量の血液を一度に全身の器官に流し込む。 その血液は、神経の伝達より先に、シエスタの身体中にある欲求を喚起させる。 使った力の反動。『武器』として、使われた力の補填。主人であるガンダールヴから与えられる糧を、シエスタの身体が、使い魔の本能が欲しているのだ。 頬が赤く染まり、体温が上がっていくのが分かる。鼻腔に届く路地裏の乾いた砂の香りに混じる、主人の体臭に、身体が反応する。 あまりの息苦しさに、熱い溜息が漏れる。腰の奥に存在する器官が蠢き、肉の渇きを訴える。 シエスタは、潤んだ瞳で才人を見つめていた。その呼吸は荒く、溢れる唾液に湿り気を帯びていた。 その視線が、才人の牡の部分に注がれた瞬間。 「まあ応急処置はこんなもんだろ。嬢ちゃん、早いとこ相棒をどっかあったかいとこで寝かせてやんな」 才人に背負われたデルフリンガーの言葉が、シエスタにかろうじてこびりついていたわずかな理性を目覚めさせる。 …サイトさんを…たすけなきゃ…。こんなこと、考えてる、ばあいじゃ…。 シエスタは必死に己の獣を抑え込み、才人の右腕を担いで、立ち上がらせる。 そして。 一歩足を踏み出した瞬間。密着した部分の体温に、シエスタの牝が吼えた。 ぴしゅっ…。 その体温と臭いだけで、シエスタは軽い絶頂を迎えてしまう。 ショーツの中で牝が潮を吹き、脚から力が抜けそうになる。 「ぁ…はぁっ…」 しかし気丈にもシエスタは耐え、そして、才人を引きずるように、裏通りを行く。 随分短くなったベージュのスカートの隙間から覗く太股の内側を溢れた粘液が伝い、シエスタの靴下に染み込んでいく。 おかしい…ヘン…。 身体の奥から沸きあがる欲求に、足元がふらつく。視界がふらつき、今にも倒れこみ、抱えた牡を貪りそうになる。 …もう、ガマン…できな…。 そんなシエスタに、救いがもたらされる。 「嬢ちゃん、あそこの倉庫なんかどうだ?」 デルフリンガーの声に、シエスタは前を向く。 裏道の途中に、扉の開いた倉庫が見えた。 才人をひきずり、シエスタはその中を確認する。意外に広い倉庫の中には、大量の粉袋が積み上げられていた。 どうやら、ここは粉問屋か何かの倉庫らしい。 シエスタは最後の理性を振り絞って、才人をその倉庫の一番奥、ベッドくらいの高さに積み上げられた麻の粉袋の上に、才人を横たわらせる。 そして。 シエスタは、床に積もった粉に脚を滑らせてしまう。 311 :もうガマンできな〜い ◆mQKcT9WQPM :2008/01/13(日) 20:30:51 ID:Nv+sVZA8 「…あっ!」 とさ。 偶然、シエスタは才人の胸板に倒れこんでしまう。 きゅうぅっ!きゅきゅぅっ!ぷしゅぅっ! 「ひ、あっぁぁ、あ────────────────!」 主人の体臭と体温を感じた飢えた黒髪の使い魔の牝は、あっさりと決壊した。 臭いだけで達し、肉襞が何も入っていない膣に不満の咆哮をあげ、膣内に満たされた愛液をひり出す。 潮が容赦なくショーツを濡らし、限界まで飢えた使い魔の理性を完全に削り取った。 「嬢ちゃん?大丈夫か?」 デルフリンガーの声に、才人の胸板から顔を上げたシエスタは言った。 「もう…ガマン、できません…サイトさん、ごめんなさい…」 デルフリンガーはそのシエスタの顔を見た瞬間、喋るのをやめることにした。 情事に第三者は、ましてや剣は必要ない。 シエスタの目は完全に獣欲に曇り、頬は上気しきり、唇の端からはたらたらと涎を零していた。 白い指が才人のズボンのジッパーにかかり、一気に前を開ける。 気絶した才人のソレは、力なく、だらしなく垂れていた。 ぴちゃ…。ぺろ…。 シエスタはズボンからまろび出た脱力した才人のペニスに、啄ばむように口付け、労わるように舐める。 しかし。 才人の牡は反応しない。脱力したままだ。 もっと…強くしないと…。 そう考えたシエスタは、才人のズボンを脱がし、そして。 脱力した才人の両足の間に滑り込むと、才人自身の付け根に鼻を寄せる。 シエスタの鼻腔に漂う、たまらない牡の臭い。 きゅぅんっ…! それだけでシエスタの牝が再び吼える。 三度目の潮吹きに、シエスタのショーツからは雫が溢れ始めていた。 そして、シエスタは舌を伸ばす。 才人の不浄、肛門の穴に。 ぺちゃ…ぺちゃ…。 舌で肛門から裏筋の根元までを丹念に舐め上げ、そして指で柔らかく脱力した陰嚢を揉み解す。 その刺激に、才人の牡が反応する。 海綿体に血液が流れ込み、やがて才人の牡が天を衝く。 「あは…。サイトさんのおちんちん、たったぁ…」 完全に獣に支配されたシエスタは、嬉しそうに微笑み、才人の肉棒に更なる刺激を与える。 根元まで才人を咥えこみ、右手で陰嚢を揉み、そして左手の指を才人の肛門に突き刺し、内側から前立腺を刺激する。 312 :もうガマンできな〜い ◆mQKcT9WQPM :2008/01/13(日) 20:31:45 ID:Nv+sVZA8 「う…なんっ…だぁ…?」 その刺激に、才人もさすがに目を醒ます。 …おはようございますぅ…サイトさぁん…。 口に才人を含んだままなので、シエスタは心の声で目を醒ました才人に呼びかける。 もちろん、心の奥から溢れる衝動も筒抜けで。 「ちょっ!うわっ!シエスタなにしてんのっ!?」 下半身を襲うとんでもない刺激からそれは予測できたが、才人は思わずそう口走ってしまう。 …お口でくわえてますぅ…サイトさんのせーえき、いっぱいくださぁぃ…。 言いながら一気に吸い上げ、ころころと精巣を転がし、そして、前立腺を押し込む。 その圧倒的な攻撃力に、才人の堰はあっという間に決壊した。 「ちょ、やば、も、もうだめだぁっ!」 どくどくどくっ! 才人の牡が、シエスタの口の中で吼える。 大量の精液が、シエスタの口内に吐き出される。 ごくっ、ごくっ、ごくっ。 最初の三口までは、一気に飲めた。しかし。 ごぼっ! 「えほ!えほっ!」 呑みきれなかった精液に咽込み、白い液体を吐き出すシエスタ。 才人の足元に跪き、唇の端から白い粘液を滴らせながら、シエスタはえずく。 才人はそんなシエスタを気遣い、シエスタの背中をさする。 「だ、大丈夫?シエスタ」 顔を上げたシエスタは。 涙と涎と精液に塗れ、瞳を潤ませ、頬を上気させていた。 その顔は、完全に発情した牝のそれだった。 あまりにも淫靡なシエスタの表情と視線に、激しい射精に萎えていたはずの才人の一物が一気に復活する。 313 :もうガマンできな〜い ◆mQKcT9WQPM :2008/01/13(日) 20:32:21 ID:Nv+sVZA8 「さいとさん…おねがいします…」 そう言って立ち上がり、短いベージュのスカートをたくし上げる。 いつの間にか、ショーツは片足が抜かれていて、お漏らしをしたようにベトベトの割れ目を完全に晒していた。 シエスタはたくし上げたスカートを口にくわえ、そして尻の方から開いた脚の間に指を通し、蜜を溢れさせる陰唇を割り開いた。 ぬちょぉ・・・。 音すらたてて、シエスタの中に溜め込まれていた牝の樹液が零れ落ちる。 それは愛撫もしていないのに白く濁り、信じられないほどの粘性でまるで涎のように滴る。 ごくりと喉を鳴らした才人に、シエスタは心の声で呼びかけた。 いっぱい、シテください。わたしのいやらしい下のおくちに、サイトさんのせーえき、いっぱいのませてください…。 その心の声に、才人は。 左手だけで器用にシエスタをうつ伏せに押し倒すと。 まるで獣のように、乱暴に、何度も何度も、シエスタを犯した。 そして、シエスタはその一部始終をルイズに報告してしまうわけで。 「もう、あんまり激しくて腰が抜けると思いました♪」 「ふぅーん」 がつっ!どすっ! 「まだおなかの中、どろどろしてます…やだっ、もうっ♪」 「へぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ?」 ばき!どか! 「その後もですねー、今度は手とかでイかされちゃって♪」 「ほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」 ごす!ぼす!ぐりぐりぐり。 「結局、足腰たたなくなっちゃって、帰りは結局ずっと抱いてもらってたんです♪お姫様みたいに♪」 「ソレはよかったわねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?」 ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐり…。 タバサが駆けつけてルイズを止めるまで、ルイズは才人をフミグリし続けたのだった。〜fin

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