ゼロの保管庫 別館内検索 / 「サイトを影で見るタバサ」で検索した結果

検索 :
  • 投票テスト
    ...サ最高だよ! -- サイトを影で見るタバサ? 絶対タバサ! ナニガなんでも!! -- つき? 微妙にきゅいきゅいがルイズの背後に着いて来てる…。得票率10%超えてるし。w -- もちろんタバサに一票ですね!てか、タバサ以外に誰を投票すればいいのかと -- 自由な旅人? ・・・そろそろ ここ消さないか? -- 雛形として使う人もいるだろうし、消すのはアレかと -- アホの子には抜かれまいと、ルイズが2位を驀進中。w やっぱ13巻効果もあるのかな? -- キャラ以外の選択肢が「整理」されてるw? キャラも一旦整理した方がいいかもね、数字直で触ったのをずっと残してあるのも無意味(トータル5000ちょいビューのページの投票数が何だこれわっ) -- キャラの投票数をいったん消してやりなおした...
  • 13-453
    453 名前:1/12[sage] 投稿日:2007/04/06(金) 02 44 53 ID V7SE0jqH 「ちょっと頼まれてくれない?」  モンモンから頼み事って、珍しいよな。  そんな事を考えながら、サイトは大人しくモンモランシーに付いて行った。 「もうすぐ出かけるから手短にな」 「ああ、貴方は買い出し付き合わなくていいわ」  人目を忍ぶ逃避行の最中とはいえ食事だって要るし、当人達は必需品と断言する各種消耗品の補充……  街を通りかかるたびに、『女の買い物』に付き合わされて、  いつもうんざりしていたサイトにとっては助かる話だったが、 「いいのか?」 「うん、ちょっと用事があるのよ、ルイズには言っとくから」  買い物に行くメンバーには、迂闊にこの国を歩き回れないタバサは論外として、  何時もならキュルケかモンモランシー、それに荷物もちが同行...
  • タバサ-シャルロット
    エロ 2-151裏タバサ 3-517 4-164虹のむこうに 4-409虹のあとで 5-713半分はやさしさ 6-173FA〜タバサのばあい〜 6-292シャルロットの眠り 6-454タバサの使い魔 7-34オーダー!〜タバサのばあい〜 8-100おねしょタバサ 8-150オムツタバサ 8-227借り物競走〜タバサのばあい〜 8-275あらしのよるに 9-357雨の降る夜は 9-615イーヴァルディの花嫁 10-5仁義なき家族計画 10-348サイト争奪杯〜番外編〜 10-410『泥のスキルニル』 10-623雪風の計 12-15聖女の日〜タバサの場合 12-477野宿万歳 12-753未成年の希望 13-5平賀君の恋人 13-29湯けむり協奏曲 13-162タバサと落ちてきた勇者 13-375千の偽り、万の嘘 13-453目覚め 14-211どっちにするの? 14-281タバサに...
  • 15-312
    312 :戦技教官雪風 ◆mQKcT9WQPM :2007/05/11(金) 12 32 27 ID ykD8rpA3 「今までの訓練から、分かった事がある」 今日は、水精霊騎士団の定例訓練の日。 騎士団員の前に立ち、才人は木剣を地面に衝き立てて、そう言った。 才人は、副隊長でありながら、水精霊騎士団ではその実戦経験を見込まれて、教導官をしていた。 ちなみに隊長のギーシュはといえば、訓練の際には教えられる側に回る。 「君たちメイジに、俺と同じ剣を教えても、あまり意味がないということだ」 その言葉に真っ先に頷いたのはマリコルヌ。 何故なら、才人の剣の訓練に一番ついていけてないのが彼だからである。 そしてそのまま才人に尋ねる。 「じゃあ今日はどうするんだい?訓練はお休み?」 その言葉に、一部の怠け者たちが歓喜の声を上げる。 その中にギーシュがいたのは言う...
  • 10-623
    623 名前:雪風の計 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/16(火) 19 00 10 ID B/zE9B9j 女主人は泣きそうな顔の執事をちらりと盗み見た。 もう、そろそろかしら? 女主人はできるだけ笑顔を殺し、あくまで仕方のない雰囲気を装って振り返る。 「そう。別に興味があるわけじゃないけど、どうしてもっていうなら一緒に行ってあげるわよ?」 執事は見る間に笑顔になり、じゃあできるだけいい服着ていきますね、と小躍りしそうな勢いで言った。 …こ、これだ…! 『素直になれないお嬢様 〜史上最強の執事〜』最新刊の第三章の冒頭は、タバサに天啓を与えた。 計略により執事に見事王都で流行の観劇の指定席を手に入れさせた女主人が、執事に自分を誘うよう仕向けた場面である。 素直に自分から誘えばいいじゃん、と才人なら突っ込むところだが、この物語の...
  • X00-23
    どうも。本スレにこんな 駄文を投稿できないので 保管庫に投稿します。 本スレで話題になって くれれば嬉しいです。 一応題名はタバサの雪降る誕生日ということで。 今日はタバサの誕生日。 待ち合わせ場所へ急ぐ。「悪い!待ったか?」青い髪の女の子へ問い掛ける。「今来たとこ。」 他人が聞いたら素っ気ない返答に聞こえるかもしれないが才人はその奥にある少し浮かれたような 響きを読み取った。 「そっか。じゃ早速行こうか?」こくりと頷き、 才人の後ろに跨がる。 「ハッ!!」才人が馬を 走らせた。街まで馬で 1時間ほど。この寒い時期に馬に1時間乗り続けるのは苦痛以外の何物でもないが、サイトと一緒に居られるだけでそんな気持ちは吹き飛んだ。 きゅっとサイトに抱き着き自らを預ける。 その重みと温かさを感じながら才人は馬を飛ばした。街につき、才人は馬の預かり所へ馬を預け、 2人きりで歩き出した。 「っ〜!!...
  • 23-662
    662 名前: タバサはあなたの使い魔ですっ!(1/2) 投稿日: 2007/11/18(日) 23 35 27 ID umR4vqia ダエグの曜日の昼下がり。 ルイズとサイトは部屋の中でくつろいでいた。 トントン――部屋の扉からノックの音が聞こえてきた。 「だれ?」 ルイズが誰何すると、二人の良く知る声がした。 「タバサ」 ルイズはアンロックを唱え扉を開錠し、サイトが扉を開けた。 タバサがすっと部屋へ入ってきた。 そして、サイトの前で立ち止まると間髪いれずに話を切り出した。 「あなたに話がある」 ルイズはその光景にただならぬ空気を感じた。 「いきなり何を言い出すのよ!」 タバサは彼女をちらっと横目で見て、再び同じ言葉を繰り返した。 「サイトに話がある」 ルイズはあわててサイトのそばに駆け寄ると彼の腕に手を絡ませた。 「わたしのサイトに何の用なのよ!」 タバサは眉を寄せ短く返す。...
  • 23-446
    446 名前: サイトの後悔〜因果応報編〜 [sage] 投稿日: 2007/11/12(月) 23 04 49 ID pj3PQsKs  気持ちのいい朝。小鳥の鳴く声をBGMに、サイトはベッドに腰掛けている。  物憂げな様子で何度も窓の外を見ては、ため息を何度もついている。  実際、サイトは憂鬱であった。朝食も、食欲が無いと言って抜いてしまった。ルイズの心配そうだった表情を、はっきりと覚えている。  無理しないでね? サイト。  そう言って覗き込んできたルイズはとても可愛くて、普段なら抱きしめそうだったけれど、そのときのサイトは、そんな気分にならなかった。 「お兄ちゃん……か……」  ぼんやりと、雪風と呼ばれる少女が言ってきた言葉を呟く。  あの時、サイトはタバサを抱いてしまった。本人が望んでいたとはいえ、理性があれば抱くことは無かっただろう。しかし、抱いてしまった。  セーラー服姿のタ...
  • 26-645
    645 名前: シルフィのサイトメロメロ計画 [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 00 03 47 ID SVAvtocJ  きゅいきゅい。これで完璧なのね。  タバサの部屋でシルフィードは、鏡に映る自分の身体を見ながらご満悦の表情を浮かべていた。  鏡に映るのは、いつもの竜の姿ではなく、人に変化した姿。  ただし、いつものスタイル抜群な彼女ではなく、シルフィードの主、タバサの姿であった。ちなみにタバサは、そんなシルフィードを冷ややかな目で見ながら、本を読んでいる。  シルフィードから見て、サイトは素敵な男性である。そして、シルフィードの主はその男性に惚れている、好意を抱いている。実際、彼女の始めても彼に捧げたのである。これはもう疑いようもなく、好意丸出しである。  ならば、彼女の恋を叶えるのも使い魔の役目じゃあなかろうか。そして、タバサの恋を応援したとして、タバサからご褒...
  • 27-182
    女王様調査中につき(タバサ) とりあえず、腰が抜ける前に開放された才人は。 名残惜しそうに見つめるアンをとりあえず浴場に案内して、自分は用事があるから、と学院内にシルフィードを探しに出た。 そしてアホ竜はすぐに見つかる。 というよりも、アホ竜が才人を発見した。 「捜したのねサイトーっ!『呪印』捕まえたのねーっ!きゅいきゅい!  …って随分顔色悪いのね?」 シルフィードが指摘するとおり、才人の顔色は悪かった。当然である。 発情した牝奴隷が、一度咥え込んだ主人をそうそう離すはずもない。 ちなみに牝奴隷の攻め手が緩むまで本日は5ラウンドを消化した。 才人の顔は軽く青ざめ、心なしか腰が引けていた。 「ああ…そう見えるか…。  実際しんどいよ、今日は正直もう寝たい気分」 なるべくなら、厨房によって生卵の2、3個も補充したいところではある。 しかし時間は昼を少し...
  • 11-429
    429 名前:1/4[sage] 投稿日:2007/02/11(日) 16 26 41 ID 3kP3mLCP  緊迫した空気の中、マリコルヌとギーシュは無言で睨みあっていた。 「ギーシュ、引いてくれ……頼む」 「いいや、マリコルヌ。そんな事は出来ない」  何度か繰り返された決して交わることの無い議論。 「ならば……決闘だ」 「ああ……そうだね」  元よりそのつもりだった二人は、手早く杖を懐から取り出すと詠唱を始める。 「『ワルキューレ』!」  ギーシュのゴーレムがマリコルヌに迫るが、マリコルヌは動じる様子も無く詠唱を続けた。 「ゴーレムは確かに優秀だね、ギーシュ……だけど、メイジの相手にはっ」  勝利を確信していたギーシュの姿が霞み、一瞬の後に宿の壁に勢いよく叩きつけられていた。  一切ワルキューレを相手にせず、ギーシュのみを狙った一撃だった。    ギーシュと共...
  • 18-9
    ◆CSTs7hoBww   10 名前:お酒の力 ◆CSTs7hoBww [sage] 投稿日:2007/08/04(土) 23 05 33 ID 9FW71zyy たまには、お酒でも飲んでパーッとしませんか? というシエスタの誘いを受け、才人は厨房までお酒と肴を拝借しにいっていた。 「ここ最近、飲んでばっかじゃねぇか?俺って……」 その通りなのである。 ガリアからタバサを救い出してから、水精霊騎士隊の面々と飲んでばっかりなのであるが むさい男連中、特に酒が入ると被害妄想が高まるマリコルヌの相手をするのは ほとほと疲れていたので、シエスタ達となら…と受けたのである。 最も、その選択は間違いだったのであるが……後述しよう。 厨房からの帰り道、才人は窓の外を眺めているタバサを見つけた。 まだそんなに夜が更けていないので、他の学生を見ることはあっても タバ...
  • 14-313
    313 名前:1/8[sage] 投稿日:2007/04/18(水) 03 08 11 ID J37G4WVk  キュルケに厳重に言い含められたことがある。 「エルフが追ってきたら、あの二人が頼りなんだから、  二人そろって疲れ果てないように監視してて」  エルフと戦えるのがこの二人しか居ないのは分かるけれど。  ……疲れ果てる?  宿に泊まるのは、疲れを癒すためなのに。  不思議に思ったわたしはキュルケに聞いてみたけれど、笑うばかりで何も教えてくれなかった。  自分やモンモランシーだとルイズが部屋に入れないだろうからと、  キュルケがわたしを二人と同室にした。  それは良い。  何だかよく分からないけれど、皆の役に立つのなら。  ……でも、 「何やってるの、タバサ?」 「寝ないのか?」  二人そろってわたしをベットで待ってい...
  • 13-309
    309 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/04/02(月) 22 24 32 ID BFUxA+Lp サイト「コルベール先生、なんでこんなことになったんですかね?」 コルベール「おや?君は『東の世界』に帰りたかったのではないかね?」    サイト「そりゃそうですけど……」       「こういう形は、ちょっと」   デルフ「まあ!相棒いまさらジタバタしてもはじまんね−よ。」 サイトがそう言うのも無理はない。今、彼らはB−29の中にいてもっか 「東の世界」に移動中である。しかも、人質に限りなく近い。 て言うか人質である。出るのは溜息ばかりでコルベールにいたっては B−29に興味津津で、人質などどこ吹く風である。    ???「うるさいわね!あんたら、もうすこし静かにできないわけ」 この怒鳴りつけてきたのは、ガリアの王女イザベラである。 どうやら...
  • 7-401
    401 名前:ルイズとタバサ[sage ] 投稿日:2006/11/15(水) 16 55 14 ID 98XUyCAm タバサを呼ぶときはいつも少し緊張する。 何故ならば、二人きりの時に本名の『シャルロット』で呼ばないと、すぐにへそを曲げるからだ。 もし『タバサ』で呼んでしまえばどうなるか。 へそを曲げたタバサのご機嫌を取るために、無体なお仕置きに堪えなくてはならないからだ。 そして今日も。 「なあタバサ…あっ」 周囲に人影があるかないかを確認し忘れると、こういうことになる。 呼ばれたタバサは眉をへの字に曲げて、すたすたと才人に歩み寄る。 でもって無言のまま両手を広げて、 「ん」 と一言。 もう恒例になった、『罰として抱っこで部屋まで運べ』である。 もう一度周囲に人影がないか確認する才人。 …なんていうか、こんな所見つかったらロリコン呼ばわりされるの目に見...
  • 13-5
    偶然廊下で会ったら、普通は『どこ行くの?』って話題になる。 タバサは図書室に調べ物に。 才人は特にすることもなくうろついていただけ。 そなると。 タバサがこういうのは必然というわけで。 「一緒にいこ」 袖をきゅっと握って上目遣いでそんなことを言われたら、才人に断る手段はないわけで。 そして才人は、読めもしない本を広げながらタバサの前で座っているというわけで。 タバサはといえば、何冊もの漬物石の代わりが勤まりそうな厚さの本の山に囲まれ、その中心でものすごい勢いでページを繰っている。 そして才人は当然置いてきぼりなわけで。 「…ふぁ」 とりあえず本を読むポーズだけはしてみるものの、思わず欠伸が出てしまう。 そんな才人に気を遣ったのか、タバサが声を掛けて来る。 「…退屈?」 本を繰る手を一旦止め、才人の方を見る。 問いかけられた才人はといえば。 ...
  • 9-615
    615 :イーヴァルディの花嫁 ◆mQKcT9WQPM :2006/12/27(水) 01 09 42 ID DEghMw/w イーヴァルディの物語。 それは、ハルケギニアで最も有名な、そして最もくだらない英雄譚。 勧善懲悪、単純明快なストーリー。 特に決まった筋立てもなく、竜退治だったり、恋愛譚だったりする場合もある。 主役たるイーヴァルディも、男であったり女であったり人であったり人ではなかったりと、不定である。 なによりも、主役が王侯貴族でないのが、貴族主体の社会であるハルケギニアでは受け入れられていない。 だがタバサは、この物語が大好きだった。 だから、イーヴァルディの新作モノが店頭に並んでいるのを見て、内容も確かめずに買ってしまったのもしょうがないことで。 …まさか、イーヴァルディの官能モノがあるなんて思わないもん…。 真ん中ほどまで読んで、真っ赤な顔でほう、とため息をついてタバサ...
  • 20-174
    174 名前: サイトが魔法を使えたら(1/3) [sage] 投稿日: 2007/09/20(木) 05 59 39 ID WhvF/s4m サイトは、図書館に呼び出された。 ルイズとコルベールの火の魔法の授業中、後ろからタバサに誘われたのだ。 タバサをガリアから救出して以来、サイトはタバサに話しかけられるようになった。 なんでこんなとこに・・・サイトが首をかしげていると、巨大な本棚からタバサが レビテーションで降りてきた。 「来た。」 タバサは、そう言うと、一冊の本をサイトに手渡してきた。 「これ、読んで。」 何の本かしら・・・とサイトはタイトルを見ると、 系統魔法の基本の手引き。と書いてあるようだ。 「タバサ、俺魔法の本なんて読んでもわかんないぞ。第一使い魔だし。 魔法の勉強はルイズの仕事だろが」 すこしタバサは眉をひそめた。 ...
  • 10-722
    722 :雪風の贈り物 ◆mQKcT9WQPM :2007/01/23(火) 10 26 11 ID oge8zg7E タバサは記憶力がいい。ちょっとした口約束でも、詳細に覚えている。 だから、つい弾みで言ってしまった『魔法具屋をひやかしにいくか』という話を、タバサははっきりと覚えていたわけで。 その虚無の曜日、才人はタバサとともに魔法具屋をひやかしに町へとやってきた。 のだが。 タバサの案内で向かったそこには、魔法具屋はなかった。 店内からは何の気配も感じられない店の扉に、こう張り紙がしてあったのである。 『長らくのご愛顧、ありがとうございます。当店は本日をもって閉店いたします』 かつてタバサが『誘惑の肌着』を買い求めた魔法具屋は、閉店していたのだった。 …こ、今度こそ『オーガの血』買おうと思ってきたのに…。 そのためにへそくりまで出してきたタバサであった。 「ま...
  • 17-60
    60 :サイト×タバサ1/10:2007/07/06(金) 11 33 43 ID WGgjgnhb 辺りはすでに漆黒の闇に包まれた夜。 生徒は全員寝てしまっているだろう真夜中に一室だけ明かりが点いている部屋があった。 部屋の主は『雪風』の二つ名を持つ小柄な少女、タバサであった。 彼女は一つの決意を胸に、戦に赴く身支度をしていた。 父の仇であり、母の心を狂わせたガリア王ジョゼフが虚無の担い手であることが判明した。 ルイズやサイトを何度も襲ってきた彼をこのまま野放しにはできない。 自分の数少ない友達を傷つけようとする奴は許さない。 その想いだけが彼女を動かしていた。 準備は整った。これからガリアに行き、自分の叔父と闘う。 杖を手に取り、窓を開け、小さく指笛を鳴らす。 すると、使い魔である韻竜、シルフィードが空から降りてきた。 シルフィードは不安そうな眼で自分のご主人様を見つめる。 この賢い使...
  • サイト
    エロ 1-298 1-250 1-380ルイズ×サイト 1-345 1-46猫ルイズの誘惑 1-466 1-63 1-696 1-796異世界協奏曲 1-804サイト×メガネandルイズ 1-864出会い系は何が起きるかわかりません 1-926少女の女王 1-96女王の関心 2-116アンリエッタつづく 2-131 2-151裏タバサ 2-191二日酔いにはご用心 2-255ルイズとサイト 2-287 2-298920 2-299ルイズ×サイトで、モンモン×ギーシュ 2-40ドラム缶風呂 2-502サイトとアンリエッタ 2-517アンリエッタ×サイト予告 2-598ある日、森の中 2-614 3-106 3-120モンモン×サイト 3-22結婚後シリーズ 3-289サイト×モンモンのエピローグ 3-33時を駆ける少女 3-459有望なお子さん達 3-469テファ搾乳 3-5...
  • 11-559
    559 名前:1/8[sage] 投稿日:2007/02/16(金) 03 13 26 ID KAnTPUI4  些細な変化に気がついたのはキュルケだけだった。  少しづつ笑うようになっていたタバサが、昨日から少し塞いでいる。  誰も気付かない変化。  それでもキュルケに目にはタバサの変化が見て取れた。 「どうしたのよ?」 「?」  キュルケを見つめ返す瞳に誤魔化す色は無い。  本人も気付いていないようだ。  それでも昨日から確かにタバサの様子はおかしい。 「昨日何か有った?」  そこまで聞くと、はっとした様子でタバサはうつむく。  『何か』は有ったらしいが、態度に出ている自覚が無かったのだろう。  浅く唇をかみ締め、何かに耐えるように、 「なんでもない」  それだけしか答えない。    触れると壊れそうに見えるタバサを、キュルケはそれ以上問い詰めることが出来なかっ...
  • 18-684
    684 :コインに隠された真実:2007/08/31(金) 01 10 44 ID FxsN43qS 「それで、サイトの従者になりたいから、わたしの許可がほしいと」 ルイズは目の前の自分よりも小さい少女、タバサを睨む。 いきなり部屋にきたタバサは、これまたいきなりそんなことを言いだした。 「だめ?」 「ダメに決まってるでしょ!」 「そう」 何日か前に起こった水精霊騎士隊と空中装甲騎士団との喧嘩で サイトは女性からの評価が暴落した。 ルイズは密かにそのことをとても喜んでいた。 ライバルが減った、これはとてもよい結果だった。 なのにいま目の前には、最も恐れている相手のひとりがいる。 しかもなんと自らサイトの従者になると言ってきているのだ。 これはまずい! なんといってもタバサは小さい女の子なのだ。 そう、自分の唯一の武器である『小さい女の子』と見事にかぶる。 「そういうことだから早く帰ってちょ...
  • 16-267
    267 名前:タバサと小さな才人 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/06/06(水) 11 22 49 ID 8KiNDfP4 三人の魔女が視線で火花を散らす中、子供になった才人は怯えていた。 なんかこわい。 それが自分を巡っての事だとは露ほども思わず、才人は三人の脇でただ、怯えていた。 そして。 自分と最も近い、背の低い少女の背中に、隠れた。 青い髪の、眼鏡の少女の背中に。 タバサは驚いて、思わず背中にしがみついてきた才人を振り返る。 その顔に、優しい微笑みが浮かんだのを、才人は見逃さなかった。 「ちょ、なにしてんのよアンタ!」 「そうですよ独り占めなんてズルいですっ!」 ハブにされた二人は物凄い剣幕でタバサに詰め寄る。 その剣幕に、才人は怯え、タバサのマントをきゅっときつく握る。 その感触に、タバサの中に熱い何かが点った。 この子は、私が守る。 ...
  • 22-422
    422 名前: 雪風の作戦 [sage] 投稿日: 2007/10/25(木) 00 53 12 ID /51Lkj8Y  この二週間、この日にかけて準備をしてきた。  全ては今日のこの日、憧れの彼であり、守るべき彼であるサイトに喜んでもらうために。  タバサがその行動を起こすきっかけとなったのは、二週間前のある日のことだった。  タバサがサイトを求めて歩いていると、その会話が聞こえてきたのだった。 「うむむ……サイトよ。その萌えというのは奥が深いな」 「ああ、そうだ。たとえば、キュルケだ」  聞こえてきたのは火の塔の裏から。普段は誰もいないはずなのに、珍しく人の声がする。  サイトの声だ。  そう認識したのが最後だった。気がついたら、私は木の後ろの隠れてサイトとギーシュの様子を覗いていた。 「褐色の肌に素晴らしいプロポーション。挑発的な態度に自信たっぷりなあの余裕。娼婦のように艶...
  • 3-106
    106 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 17 24 28 ID OVVq47sQ 俺はアルビオン軍7万との戦いで傷つき倒れ、そこをティファニア略称テファに助けられる。 死にかけた俺が起き上がったとき、俺とルイズを、いやこの世界をつなぐと言ってもいいルーンがなくなってしまった。 俺はもうルイズのところには戻れない、そう思っていたのに……… 「あなたが言っていたルイズって娘、もしかして髪が桃色で………」 ルイズが俺を探しにきてくれた、それは本当にうれしかった、でも。 俺は、ルイズのところには戻れない。 俺は、ガンダールブじゃないから。 「テファ、お願いがあるんだ」 ルイズとシエスタ、二人が俺の墓の前までやってくる、二人は墓を前にして泣き崩れるように放心した。 そして、二人の後ろでテファが呪文を唱える。 テファが使える『虚無』の呪文、名前はしらないが記...
  • 21-654
    654 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 2007/10/07(日) 23 29 13 ID +4VABH5x ようやく夏を忘れた風が森を染め、落ち葉が土に彩りを添え始める季節。 開かれた窓から、枯葉がひらひらと部屋に舞い込む。 その枯葉は中空を舞い、青い髪の少女の読む本の上へ、ひらりと軟着陸する。 タバサは読書を中断させたその木の葉を手に取り、外を眺める。 美しく色づいた木々が、世界を黄金に染めていた。 …綺麗。 その光景を見たタバサは、素直にそう思う。 以前なら。まだ、復讐に身を焦がれ、感情を殺して人形となっていたあの日々なら、枯葉を見ても何の感慨も沸かなかっただろう。 しかし今は。散る枯葉を儚いと思い、金色に染まる世界を美しいと思える。 それを与えてくれた黒髪の少年の笑顔を思い出し、タバサの頬が桃色に染まる。 …そうだ、紅葉を見に行こう。 サイ...
  • 8-227
    227 名前:借り物競走〜タバサのばあい〜 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2006/11/26(日) 01 11 33 ID Wf0iUZSP 勝負事に勝つ絶対法則。 それは、事前に準備を済ませておくこと。 準備をしてある人間とそうでない人間とでは、勝利への距離が何倍も違う。 その準備において、ライバルと自分では圧倒的な差があった。 だから、遥か先を駆け抜けるシエスタの背を眺めていても、タバサはルイズほど慌ててはいなかった。 足の速さが、決定的な戦力の差ではないことを思い知らせてあげる…。 そして、中盤グループと共に、タバサはお題の載った机に辿り着く。 いくつかの封書を手で上からなぞり、『特殊な折り方』の紙が入った一つを選び出す。 この勝負にタバサそこまでこだわる理由はシンプルだ。 才人を丸一日、合法的に好きに出来る。 それだけである。 開いたその封書の中の紙には。 ...
  • 15-871
    871 名前:1/10[sage] 投稿日:2007/05/29(火) 02 31 18 ID jS7CC32r  昼過ぎから読み始めた本も、直ぐ読み終わってしまう。  難解な魔法書も、タバサに掛かっては普通の本と変わらない速度で消化されていく。 「…………」  残りのページを眺めて、今日中に読みきってしまうか、続きは明日に回すか黙って悩む。  ――結論は直ぐに出る。今日はもう休む。  学院に戻ってからのタバサが床に付く時間は、日に日に早くなっていた。  今日などはまだ夕日が空を染めている最中で、子供でも眠るのを嫌がるような時間だった。  それでもタバサの行動に遅滞は無く、着々と眠る準備を始める。  最近は毎日この時間が楽しみで、日が傾き始めると気付くとこの事ばかり考えてしまう。  寝巻きに着替えると、ランプの火を落とす。  まだ空が明るいの...
  • 3-517
    517 名前:310ネタ 280の人[sage] 投稿日:2006/09/16(土) 01 33 37 ID jmcTgjaX ゴロ…ゴロゴロ…… 「ったく…」 下痢ではない。 ルイズが手持ちぶさたで寝返りをうっている訳でもない。 「なんでこう急に」 ハルキゲニアには測候所がなかった。 高い山のてっぺんにレーダーサイトがあるわけではないし、 静止軌道に観測衛星が上がってたりするわけでもない。 「きしょうちょう? なにそれ?」だ。 なんとなく魔法で観測くらい出来そうな気もするが、 あいにく魔法使い達はそういう事柄を見事にスルーしていた。 そういう訳でサイトは洗濯中に雷雨にみまわれたが、 洗いきってしまわないと後が面倒なので濡れるのも構わず洗濯だけは終わらせたのだ。 パーカーは着ていない。 今頃ルイズがマッパで羽織りベッドでゴロゴロしてるだろう。 ...
  • 9-357
    357 名前:雨の降る夜は ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2006/12/18(月) 09 38 21 ID wtzn/fh1 朝から雲行きは怪しかったが、案の定。 午後からはバケツをひっくり返したような土砂降りになった。 「…あっちゃー…こりゃ帰れそうにないなあ…」 宿の食堂の窓から外を眺めながら、才人は呟いた。 今日は、貴族年金の受給日。 才人は受給のために、馬で王都まで出てきていた。 「…シルフィードも、無理だよなあ…」 と、隣で本を読んでいるタバサを見る。 タバサは才人の視線に気づくと、頭をふるふると振って、 「…来ない」 と言った。 タバサの頭の中には、『こんな雨の中迎えに来いなんてふざけてるの!急ぎじゃないならゆっくりしてくればいいのねー。きゅいきゅい』というシルフィードの声が聞こえていた。 そう、タバサも一緒に...
  • X00-33
    どーも、タバサの雪降る誕生日を書いたふぃすです。またタバサもんです。一応時間軸は続いてるのでご了承を。 コメント覧を付けて下さるとうれしいです。題名はタバサとジグソーパズル。 ・・・・・・・・・・・ 「何?これ……」 「俺の世界のジグソーパズルっていう遊びだよ」 「ジグソーパズル?」 「その破片とこの破片をこう合わせると………… ほら。くっついただろ? こうやって一つの絵を完成させていくんだよ」 ここはタバサの部屋。 なぜ才人がここにいるかというと、タバサがいらない本を燃やすから手伝って欲しいとの要請があったからだった。いらない本を整理していくと、 カバーが馬鹿でかく、 なおかつ分厚い本が出て来た。なんとなくそれを 見つめていると、ピーンとひらめくものがあった。これ、ジグソーパズルにしたらおもろいかも。 ってなわけで、早速カバーに絵を書いて、デルフで切り刻む。切り刻む時に「...
  • 17-34
    34 :タバサの耳 ◆GO7kPgiHGw :2007/07/05(木) 01 15 11 ID 2wjUCuls 学校の図書館には人が居ない―――勉強熱心な学生に言わせれば、それは間違った認識ではあったが、 ここ魔法学院の現在の図書館では真実であった。ずらりと本棚が並び、カビ臭い広い空間にはほとん ど人影が無い。 取り敢えずの例外は才人とギーシュ、この本に縁がなさそうな二人であった。なにしろ方や異世界の 字など読めず、方や勉強好きには程遠い。実際本などそっちのけで二人は妖しげな事を話していた。 「なあサイト、もったいぶらないで君の国の文化を教えてくれたまえ。特に服に関することをボクは 学んでみたいんだよ。ほら、異文化交流というやつさ」 「嫌だね。お前に何か教えると碌でも無い事になるからな。この前のセーラーの時なんかとんでもな かったんだからさ。だからダメ。てか、どうーせモ...
  • 10-348
    348 名前:サイト争奪杯〜番外編〜[sage] 投稿日:2007/01/06(土) 01 37 47 ID l0tMBAzK 才人が札を上げ・・・られなかった。 札を上げようとしたとき一陣の突風が吹き、激しい砂嵐が起こったのだ。 いったいなんだこりゃぁ・・・ 慌ててデルフリンガーを構えるとすこしづつ嵐が収まってきた。 周りが見えるようになってくると、一つの大きい影があるのに気付いた。 砂がやみ、姿がはっきりわかるようになってくるとそこには・・・ 「タ、タバサ?!」 「・・・迎えに来た」 あれ、タバサだよな?にしては何か格好が・・・あ、あれはぁぁぁぁぁ!! 才人がわが目を疑ったのも無理は無い、そこにいるのは確かにタバサだったのだが 格好が普段とは違っていたのだ・・・・・タバサはミニスカサンタとなっていた。 「え、タバサなんでここにって言うか、なにその格好・・・」 「・・・勝...
  • 17-96
    96 :呪印 ◆mQKcT9WQPM :2007/07/07(土) 11 22 50 ID 1cEBCwUD その日、彼はとんでもないものを発見してしまった。 それは、太古の昔に封印された古代の宝物。 それが封じられた書の表紙には、封を解きし者により強い力を与える、と記述されていた。 手の中の禁書を眺め、マリコルヌの喉がごくりと鳴る。 これを開けば、僕にも強大な力が…! 彼がこれを手にしできたのは、まったくの偶然からだった。 図書室の隅で、偶然転んだマリコルヌが、書棚の下敷きになっているこの書を発見したのだ。 マリコルヌは逸る心を抑え、その書を封じている一枚の札に手を伸ばす。 そして表紙を傷つけぬよう、そっと慎重に、その薄い紙切れを剥がして行く。 思ったより簡単にその封は外れ、札は封を担っていた時に放っていた精彩を失い始め、ただのくすんだ紙切れになる。 いよいよだ。いよいよ…。 マリコルヌ...
  • 14-281
    281 :タバサにする! ◆mQKcT9WQPM :2007/04/17(火) 14 44 32 ID 6NPG1qw3 「ほら犬っ、どっちにすんのよっ!」 知らない女の人が半裸っつーか八割裸で俺に詰め寄ってくる。 …マテヨ今どっかで聞いたフレーズが。 「ほらほらっ、犬ぅ!」 人の事犬呼ばわりするヤツって言ったら…。 「ルイズっ!?」 その女性は俺にそう呼ばれた瞬間、嬉しそうに微笑んだ。 「サイト、私だってわかっ」 ぼく。 笑顔で詰め寄ってきていたルイズ?は、突然上から降ってきた分厚い本でノックアウトされた。 目を回して突っ伏したルイズ?の後ろから現れたのは。 「サイト…」 ルイズを殴り倒した分厚い本で胸元を覆い隠し、にっこり優しく微笑むその青い髪の女性は。 「シャルロット!?」 「サイト!」 ...
  • 24-631
    631 :性欲をもてあます ◆mQKcT9WQPM :2007/12/16(日) 21 29 40 ID igvepAZv …なんか変なカンジ。 ルイズは心の声でそう感想を漏らした。 まあ、正直俺も最初は変な感じだと思ったけど。 印を刻まれる痛みに堪えたルイズは、俺と心の声を交わした瞬間、そう返してきた。 あんまり驚いてない? 「…驚いてるわよ…十分」 言って、俺の腕の中にいることに気付いて顔を赤らめる。 「…ば、ばか、どさくさに紛れてなにしてんのよ…」 …あのーう?口で言ってる事と心で想ってる事ぜんぜん正反対なんすけど? 口ではそう言っているルイズから伝わってくるのは、嬉しくて嬉しくて浮かび上がりそうな感情。 ほんっきで素直じゃないのな、ルイズは。 「ちょ、何人の心勝手にっ…!」 あのさー、これって伝えようと想わないと伝わらないのよ...
  • 21-178
    178 名前: fell 投稿日: 2007/09/28(金) 01 50 55 ID LjiEbMRR サイトと仲良く腕を組んだタバサがいた いや 絶対にいや サイトが楽しそうに笑い、タバサも楽しそうに笑う。私とサイトじゃ絶対にあり えない。楽しそうに笑い合うそんな光景 サイトを盗らないでよ サイトは私の使い魔なんだよ? そしてサイトと腕を組んだタバサが振り向き私を見て …あの人は使い魔なんかじゃない。貴方と同じ その時のタバサの口の動きがやけにはっきりと見えた …ニンゲン タバサがそう楽しそうに言った 貴方はサイトに何をした? 床で寝かせた?御飯抜きにした?鞭で叩いた?七万の大群に置き去りにした? …ニンゲンにやる事じゃないよね? 嫌らしくタバサはそう言った 私の1番忘れてしまいたい過去、サイトにしてしまった…酷い事 いくら後悔してもどうしようもない過去 私はいつの間にか零れていた涙に...
  • 5-120
    …よく考えたら、何も付き合う必要ないんじゃ…。 本の林の中で、才人はそう思っていた。 目の前には、棚から取り出した本を流し読みするタバサ。 読めているのか、と疑いたくなるようなスピードでぱらぱらとページを繰り、次の本に移る。 事の発端はこう。 『…2回も間違えた』 先週の虚無の曜日、『二人きりのときは本名(シャルロット)で呼んで』という約束を、才人が2回破った。 その罰として、才人は女子寮の屋根の上で朝から昼近くまで『抱っこ』させられていたのだが。 部屋に戻って、床に下りたタバサはみるみる不機嫌になり、その整った眉をへの字に曲げて、そう言った。 『…あんだけ抱っこしてやっただろ』 『…足りない』 むー、とふくれてタバサは言った。 才人は女の子ってのはめんどいなあ、と思いながら、まさかアッチ方面の要求してこないだろうな、と期待半分、不安半分で身構えていたのだが...
  • 10-82
    82 名前:1/7[sage] 投稿日:2006/12/29(金) 02 17 32 ID bGKe/r+5 猫の様に起きぬけの身体を伸ばす。 腕の中には……タバサの使い魔。 (浮気してるわけじゃないわよ、ジャン) きゅいーきゅいー、と独特の寝息を聞きながら同室の筈のタバサを見つける。 「あんたまたそんなとこで……」 疲れが取れないのか、気配に敏感なこの子があたしが話しかけているのに寝入ったままだった。 小さな溜息を付いてから足音を殺して側まで近寄る。 (幸せそうに寝てるわねぇ……) この子がこんなにくつろいでいるのを見るのは初めてかもしれない。 それを引き出したヴァリエールの使い魔……サイトに何度目か分からない感謝を捧げる。 ずれた布団を起こさないように注意しながら掛け直した。 本当は……ジャンを助けに行きたかった。 もし傷ついていたら? あの騎士隊長に殺されていたら? そんな焦燥に身を...
  • X00-32
    この作品は1-428の別作者による続編です。 そしてタバサは、 429 名前:タバサの弟 投稿日:2008/01/17(木) ここからは僕が書いてみました また足を上下に動かす。 「タ・・バサ・・やめ・て・あぅ・・あぁ」 サイトがそう言うと、タバサが睨み、そして足に体重をかけだした。さらに膝をつかいだした。 「タバサ?ご主人様でしょう。ご主人様を呼び捨てしていいと思ってるの?」 そう言うと足に体重をかけだした。 「あぁぁぁん・・タバサ・・やめて・ああ」 「だからご主人様でしょう。何回言わせるの?そんなペットには、もっと厳しい躾が必要ね」 そう言うと、扱く動きを速める。 「あぁぁっ・・あぁっぁ」 「こんなにしてほんと躾けがたりない」 そうタバサが言うとサイトはもう観念したのか、 「すいま・・せん・あぁっ・ご主人・・・様・許して・くださ・いぃぃぃあ」 しかしタバサは扱くのをやめ...
  • 6-173
    173 名前:FA〜タバサのばあい〜[sage ] 投稿日:2006/10/18(水) 23 14 01 ID 4kZq692z 才人が選んだのは、事の元凶であるタバサだった。 今にも泣きそうな顔で、じっと見つめられては仕方のないことなのである。 「…犬?どういう事なのか説明してもらいましょうか」 「そうですねえたっぷりと釈明していただきましょうか」 ドス黒いオーラに包まれた嫉妬の女神二人が、ギーシュくらいなら裸足で逃げ出しそうな視線で迫ってくる。 風邪のソレとは違う寒気に、才人は震え上がる。 すると、二人と才人の間に、タバサがつぃ、と割って入った。 「病人の前」 言って、大きな杖で二人をびっ、と指す。 「…いい度胸じゃないチビっこ」 「…サイトさんは渡しませんよ?」 二人の剣幕にしかし、タバサは動じない。 小さくルーンを唱えると、二人の身体...
  • 23-618
    618 名前:メイドが来たりて笛を吹く ◆mQKcT9WQPM 本日のレス 投稿日:2007/11/18(日) 01 16 29 PHAMvhgH   その日。 彼女は決断を下した。 自分は彼のものである。 なのに、彼の下にいないのは、おかしい事だ。 そう判断した彼女は。 見慣れた部屋を出て、彼の下へと向かったのだった。   『ミス・ヴァリエールへ。  私はサイトさんのメイドです。だから、サイトさんのところへ行きます。  ちゃんと制服、洗濯に出してくださいね。溜め込んじゃだめですよ。  あと、昨日のお夜食の残りは棚に入ってます。早めに召し上がってください。  それでは、またいずれ。  シエスタより』 授業が終わって自室に帰ったルイズは、テーブルの上に無造作に置かれたその手紙を読んだ瞬間、激昂した。 「な、なによあのメイド!抜け駆けしようってわけ!?」 ...
  • 5-713
    713 名前:半分はやさしさ[sage ] 投稿日:2006/10/12(木) 02 36 38 ID jhRkDUpN 湯浴みは済ませた。 少し背伸びして、今日は香水を使ってみる。 銘柄とかは知ってるけど、男の人がどんなのを好むか分からなかったから、母様のつけてたのとよく似た匂いのを選んだ。 お気に入りのショーツに足を通す。 ちょっと布地が少なくて不安だけど、可愛くて好き。あの人も可愛いって言ってくれるだろうか? 水色の薄いキャミソールを羽織る。 …胸がないのがちょっぴり悲しくなる。でも、頑張る。 白いニーソックスを履く。 前にヤケ喰いした時は少しきつくなったけど、2食抜いたら戻った。…このことは彼には黙っている。言ったらたぶん、怒られる。 制服のブラウスに手を通す。 いつもと同じ服だけど、今日は特別に思える。 そう、今日は特別な日。あの人と二人きりで逢う日。 鏡の前でもう一度確認。 …...
  • 16-382
    382 :室内留学 ◆yJjGBLHXE6 :2007/06/11(月) 17 31 15 ID uHH+G4ua  …コンコン。  ルイズもシエスタもいない少々寂しくも感じられる部屋で、才人がぼっとしていると 急に部屋の木製のドアがノックされた。 「はいはい、開いてるよっと」  なんだろうと思い声をかけてみるが、ノックされたきり全く反応が無い。 「……………?」  流石に才人も不振に思ったのか訝しげな顔をして、ゆっくりとドアに近づく。  が、すぐに向こうにいる相手が分かった。 「…わたし」 「あぁ、なんだタバサか」  才人は顔から険の表情を消すと、すぐにドアを開けてやる。  すると、やはり廊下には才人の口元まで届くかどうか、というほどの身長しかない女の 子、タバサが立っていた。  相変わらずのスッとした身体のラインとさらさらの青い髪、そしてふわっとした女の子 独特の香りに才人は少しドキッ...
  • 18-564
    564 :1/10:2007/08/28(火) 00 41 01 ID +ElMf6q6 『それにみんな、なかなか気持ち良さそうな……』  二度とサイトに杖を向けるつもりは無かったのに。  サイトの言葉を聞いた時、あっさりと自分に課した誓いを破ってしまう。  薬に操られただけなのに、サイトにはそう見えたんだ。  わたしが気持ち良さそうに見えたんだ。  気が付くと、タバサは部屋から逃げ出していた。  薬が聞いていた間の事を思い出させる場所に、少しでも居たくなかったから。  それに……これ以上サイトの側に居るのが辛かったから。  真っ直ぐに自分の部屋に逃げ込んだタバサは、鍵を掛けた部屋の中で一人で泣いていた。 565 :2/10:2007/08/28(火) 00 41 39 ID +ElMf6q6 「お姉さま、どうしたの?」 「なんでもない」  わたしが...
  • 22-34
    34 名前: 雪風の誘い [sage] 投稿日: 2007/10/09(火) 23 50 01 ID JvrfybVF  はああぁぁぁぁぁ〜……………………。  朝の魔法学院。その部屋の主であるタバサの口から、今日何度目かわからないため息が飛び出す。  考えているのは、昨日の大失態。サイトを癒していたところ、自分でもわからぬままにサイトに魔法で攻撃していた。  何であんなことしたんだろう……。  よ〜く考えてみた結果、原因は自分の欲だとわかった。自制しなきゃならなかったのに、欲が暴走した結果、あんなことになってしまった。  幸いサイトの怪我はたいしたことなくて、サイトの悲鳴を聞いて駆けつけたルイズにモンモランシーを呼んでもらって、事なきを得た。その後の言い訳は大変だったけど……。  言い訳の結果、サイトの悲鳴は私が起こした事故のせいということになった。モンモランシーは『タバサが失敗するなん...
  • 18-595
    595 名前:涼しい夏のすごし方/タバサのばあい ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/08/28(火) 22 01 17 ID lCKvTwss シルフィードは、その日、森の中でお昼寝をしていた。 最近、学院の外の森で人間の姿で昼寝するのが、彼女のお気に入りだった。 この人の来ない森の中なら、ハダカでいても誰も文句はいわない。 竜の姿で昼寝してもいいのだが、なにせ竜の姿は場所をとる。 さらに、人の姿はいいこともあった。 丁度人の姿で寝転ぶと、ベッドになる大きさの岩があったのだ。 この上にハダカで寝ると、とっても涼しいのだ。 「ひゃっこいのね、キモチイイのね」 その日も、近くでかき集めた果物を手に、シルフィードはご満悦だった。 シルフィードが、とっておきのりんごにかぶりつこうとしたその時。 ぴゅいーっ。 シルフィードの耳に、聞き慣れた口笛...
  • 4-409
    409 名前:虹のあとで[sage ] 投稿日:2006/09/26(火) 19 44 45 ID NT2Y1rVz 「なんだかなあ」 才人は拍子抜けしていた。 オルレアンの屋敷から帰ってから丸一日。 『続きは学院で』とか言っていたタバサは、帰ってすぐに疲れのためか、部屋に帰って寝てしまった。 開放された才人は、特にすることもなく中庭で素振りなんかしていた。 「最近こればっかだね相棒」 「相手のいない戦闘ってなんて素敵なんだろう!」 「…ものすごい隠喩だなソレ」 そうやってしばらく汗を流していると、さすがに疲れてきた。 「今日はこの辺で上がるかー」 「あんまりヤりすぎるとやつれるしねえ」 「…どういう隠喩だよソレ」 水場で髪にまとわりついた汗を流し、寮の入り口の階段を上がる。 すると。 どんっ 入り口から飛び出てきた、何かにぶつかった...
  • 12-477
    477 名前:野宿万歳 ◆yJjGBLHXE6 [sage] 投稿日:2007/03/09(金) 02 09 58 ID NBpHFfkv 「…今日はこの辺で野宿になりそうね」 「そうだな、そろそろ暗くなってきたし、この辺りなら追っ手もそうそう来ないだろ」  タバサを救出しトリスタニアへと帰る途中、ルイズたち一行は月明かりすら届くかどうか という密林の中で野宿をすることにしたらしい。 「それじゃあ、薪を集めなければいけませんね」 「あ、じゃあ俺が行くよ」  そういうとさっさとデルフリンガーを掴んで森の中へと歩み始める。 「おい相棒また俺っちを鉈や斧扱いするつもりじゃねぇだろーな?」 「なんだ、分かってんじゃん。ほらとっとといくぞ〜完全に日が落ちちまう」 「もう、薪割りはいやだ〜!! ちきしょうっ手も足も出ないとはこのことかっ」  ……誰が上手いことを言えと 「…待って」  一つの影...
  • @wiki全体から「サイトを影で見るタバサ」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

人気記事ランキング
目安箱バナー