GAVA角対棒銀

「GAVA角対棒銀」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

GAVA角対棒銀」(2007/02/04 (日) 00:49:09) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*GAVA角対棒銀 初心者が必ず出会い、苦しむ戦法といえば原始棒銀。 しかしGAVA角には原始棒銀は通用しない。 この時点で、初心者にもオススメできる戦法ではないだろうか? 口先だけではどうとでも言えるので、具体手順を示していく。 初手からの指し手 ▲7六歩 △3四歩 ▲2二角成 △同銀 ▲7八金 △8四歩 ▲7五歩 △8五歩 ▲7七金 △7二銀(第1図) #ref(gavab1.jpg) 第1図までは特に解説は必要ないだろう。 △7二銀が原始棒銀を臭わせる手。 この手を見たら、飛車は8八に振ろう。 ここから棒銀退治が始まる。 第1図からの指し手 ▲1六歩 △1四歩 ▲8八飛 △8三銀 ▲3八金 △8四銀 ▲7六金 △4二玉 ▲7七桂(第2図) #ref(gavab2.jpg) 飛車を▲8八飛と振り、棒銀に備える。 ▲3八金は、後々の△4五角を防いでいる手。 △8四銀に対して▲7六金も必然。 ちなみに△4二玉の所で、△9五銀と無意味にでると▲7七桂で△8四銀と戻るハメとなる。 後手は飛車と銀の2枚に対し、先手は飛車と金と桂の3枚で8筋を受けている。 第2図の時点で、既に後手の8四の銀は動けず立ち往生している。 第2図からの指し手 △3二玉 ▲5八玉 △3三銀 ▲9六歩 △9四歩(第3図) #ref(gavab3.jpg) 後手は仕掛ける事ができないので、△3八玉と寄る。 先手には色々な手があるが、GAVA角の方針で▲5八玉とする。 別に▲4八銀~▲4九玉~▲3九玉~▲2八玉と金美濃に囲ってジックリ指しても良い。 後手側からの仕掛けは絶対にないからだ。 ▲9六歩と△9四歩の交換は、後手の△9四角を防いだ手。 突き返してこなければ、▲9五歩としてよい。 次から先手の反撃が始まる。 第3図からの指し手 ▲8六歩 △同歩 ▲同飛 △7二金 ▲8五歩 △9三銀 ▲6八銀(結果図) #ref(gavab4.jpg) ▲8六歩と突くだけで後手の棒銀は終わっている。 △同歩 ▲同飛と進んだ局面で、△8五歩は▲同桂で一歩損で無意味。 この歩が打てないとなると、△7二金と進入に備えるしかない。 ▲8五歩と先手に歩を打たれ、△9三銀と渋々戻った時点で後手の棒銀は失敗となった。 先手はこの後、ジックリ指しても手に困る事はない。 ▲3六歩~▲2八角と打ち込んでジックリ攻めるなり。 ▲6六歩~▲6七銀と6筋からも圧迫したり。 ▲4八銀~▲4九玉~▲3九玉~▲2八玉と金美濃に囲っても良い。 こうも簡単に棒銀を崩せるGAVA角は、初心者にはうってつけの戦法ではないだろうか?
*GAVA角対棒銀 初心者が必ず出会い、苦しむ戦法といえば原始棒銀。 しかしGAVA角には原始棒銀は通用しない。 この時点で、初心者にもオススメできる戦法ではないだろうか? 口先だけではどうとでも言えるので、具体手順を示していく。 初手からの指し手 ▲7六歩 △3四歩 ▲2二角成 △同銀 ▲7八金 △8四歩 ▲7五歩 △8五歩 ▲7七金 △7二銀(第1図) #ref(gavab1.jpg) 第1図までは特に解説は必要ないだろう。 △7二銀が原始棒銀を臭わせる手。 この手を見たら、飛車は8八に振ろう。 ここから棒銀退治が始まる。 第1図からの指し手 ▲1六歩 △1四歩 ▲8八飛 △8三銀 ▲3八金 △8四銀 ▲7六金 △4二玉 ▲7七桂(第2図) #ref(gavab2.jpg) 飛車を▲8八飛と振り、棒銀に備える。 ▲3八金は、後々の△4五角を防いでいる手。 △8四銀に対して▲7六金も必然。 ちなみに△4二玉の所で、△9五銀と無意味にでると▲7七桂で△8四銀と戻るハメとなる。 後手は飛車と銀の2枚に対し、先手は飛車と金と桂の3枚で8筋を受けている。 第2図の時点で、既に後手の8四の銀は動けず立ち往生している。 △9五銀と動いてみても、▲8五金でひどい目を見る。 第2図からの指し手 △3二玉 ▲5八玉 △3三銀 ▲9六歩 △9四歩(第3図) #ref(gavab3.jpg) 後手は仕掛ける事ができないので、△3八玉と寄る。 先手には色々な手があるが、GAVA角の方針で▲5八玉とする。 別に▲4八銀~▲4九玉~▲3九玉~▲2八玉と金美濃に囲ってジックリ指しても良い。 後手側からの仕掛けは絶対にないからだ。 ▲9六歩と△9四歩の交換は、後手の△9四角を防いだ手。 突き返してこなければ、▲9五歩としてよい。 次から先手の反撃が始まる。 第3図からの指し手 ▲8六歩 △同歩 ▲同飛 △7二金 ▲8五歩 △9三銀 ▲6八銀(結果図) #ref(gavab4.jpg) ▲8六歩と突くだけで後手の棒銀は終わっている。 △同歩 ▲同飛と進んだ局面で、△8五歩は▲同桂で一歩損で無意味。 この歩が打てないとなると、△7二金と進入に備えるしかない。 ▲8五歩と先手に歩を打たれ、△9三銀と渋々戻った時点で後手の棒銀は失敗となった。 先手はこの後、ジックリ指しても手に困る事はない。 ▲3六歩~▲2八角と打ち込んでジックリ攻めるなり。 ▲6六歩~▲6七銀と6筋からも圧迫したり。 ▲4八銀~▲4九玉~▲3九玉~▲2八玉と金美濃に囲っても良い。 こうも簡単に棒銀を崩せるGAVA角は、初心者にはうってつけの戦法ではないだろうか?

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: