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トップ > キャプボカテゴリ概要 > キャプチャーボードが故障かなと思ったら > キャプチャーボードが不安定な場合の対処法 / 2018年11月05日 (月) 21時44分40秒



キャプチャーボードが不安定!そんなときに試すべき対処法

  • キャプチャーボードを安定して動作させるには、どうすればよいのでしょうか。このページでは、以下のような事態を防ぐ方法について解説しています。

  1. 画面がフリーズする。
  2. 映像が一瞬止まる(プチフリーズ)。
  3. 映像が途切れる。
  4. 映像が突然真っ暗になったり、砂嵐になったりする。
  5. 映像が乱れる。
  6. 映像がカクカク動く、フレームレート(fps値)が異常に低くなる。
  7. 音声がプツプツ途切れる。
  8. 録画が止まる。
  9. キャプチャーソフトが強制終了する(動作が停止する)。
  10. PCの動作が異常に遅くなる。
  11. ブルースクリーンになる。
  12. PCの電源が突然落ちる(シャットダウンする)。

目次


不要なものは使わない、取り外す


周辺機器


  • キャプチャーボード以外の周辺機器は可能なかぎり外してください。HDMI分配器(スプリッター)、USBハブ、HDD(SSD)が原因になって問題が起きているケースがあります。

  • 上記以外の周辺機器であっても、PCに多くの周辺機器を接続しているとPCの電力が不安定になる(不足する)、転送速度が低下するといったことも起こります。問題の切り分けのためにも、念のためキャプチャーボード以外の周辺機器は外したほうがよいでしょう。

  • マルチモニター(デュアルディスプレイ)の場合に不具合が発生することもあります。念のためシングルモニターにしてください。また、もし144Hzモニターや120Hzモニターを使用している場合は、リフレッシュレートを60Hzに落としましょう。

  • 2台のPCを同時使用している場合は、1台のPCで検証します。

アプリ


  • キャプチャーソフト以外のアプリについても可能なかぎり終了してください。SkypeやDiscordは必ず終了させます。Skypeはウィンドウを閉じるだけでなく、完全に終了させましょう*1

  • 念のため、Webブラウザ(例 : Chrome、Firefox、IE)も終了させておきます。Webブラウザとアプリが競合することがあります。


接続関係を見なおす


  • キャプチャーボードの動作が不安定なときは、接続関係を見なおすのが基本中の基本です。あらゆる症状に効果があります。重要度は高いと考えてください。

USB接続の製品の場合


  • USB接続のビデオキャプチャーの場合は、キャプチャーソフトをいったん終了したうえでUSBケーブルを抜差しします。また、ビデオキャプチャーをほかのUSB端子に接続してみましょう。すべてのUSB端子を試してください。そのさい、USB 2.0接続の製品は必ずUSB 2.0端子に接続し、USB 3.0端子には接続しないことが重要です(例 : GV-USB2)。フリーズすることがあります。


  • USBケーブルの交換も試しましょう。通常、USB接続のビデオキャプチャーには同ケーブルが本体に付属されていますが、品質がよくなかったり、破損・劣化して動作が不安定になることがあります。USB 2.0ケーブルやUSB 3.0ケーブルはAmazonなどで購入できます。


  • すでに述べましたが、不要なUSB機器は可能なかぎり、すべて外してください。同機器を外す場合は、キャプチャーソフトを終了してから行います。キャプチャーソフトを起動中にUSB機器を取りはずすと、フリーズやブルースクリーンの原因になることがあります。USBの接続が甘くなっていることもあるので、注意しましょう。

PCI Express接続の製品の場合


  • PCI Express接続のキャプチャーボードの場合、PCI Expressスロットからいったん製品を取り外し、再度接続しなおしますほかのPCI Expressスロットに接続するのもよいでしょう。めんどうがらずに、x1からx16まで、すべてのPCI Expressスロットで試してください。帯域不足が原因で映像が正常に動かないことがあります*2


ゲーム機をHDMI接続している場合


  • ゲーム機とキャプチャーボードをHDMI端子で接続している場合、キャプチャーソフトを閉じてHDMIケーブルを抜差しします。接続が緩くなっている可能性があります。


  • 注意したいのですが、HDMIケーブルが原因で映像・音声が途切れたり、乱れることがあります。品質の悪いHDMIケーブルや、断線したHDMIケーブルは使わないようにしましょう。HDMIケーブルに問題があるかどうかは、いったんゲーム機とTV(またはモニター)を接続してみることで、ある程度わかります。

  • この方法で同じ症状が起きた場合は、HDMIケーブル自体に問題があるか、または相性問題が起きている可能性が考えられます。対処法として、別のHDMIケーブルに交換しましょう。品質にバラつきがあるかもしれないので、何本か試してください*3HDMIケーブルの確認は見落としがちです。じゅうぶんに注意してください。


起動関係を見なおす


キャプチャーソフト、およびPCを再起動する


  • キャプチャーソフトを再起動するのは基本です。もしキャプチャーソフトがフリーズして終了できない場合は、タスクマネージャーから終了させます*4。キャプチャーソフトの再起動でも改善しないときは、めんどうくさがらずにPC自体を再起動してみましょう。

起動順を変更する


  • ゲーム機とキャプチャーボードをHDMI接続している場合、ゲーム機やキャプチャーソフト、PCの起動順を変更することで、画面がフリーズする状況を改善できる場合があります。以下の2パターンのうち、どれがよいのかは環境によります。筆者の環境では、どのパターンで起動しても問題は起こりません。

  1. ゲーム機の電源を入れる(さきに映像信号を流しておく)。
  2. キャプチャーソフトを起動する。

  1. キャプチャーソフトを起動する。
  2. ゲーム機の電源を入れる。


  • 環境によっては、キャプチャーソフトを終了するまえにゲーム機の電源をOFFにしたさい、ブルースクリーンになる場合があります。このようなときは、さきにキャプチャーソフトを終了してください。

スリープ機能などは使わない


  • スリープ(スタンバイ)、休止状態は使わないようにします。スリープ中にキャプチャーボードを外し、そのあと復帰するとブルースクリーンが発生することがあります。


キャプチャーボードのドライバーを再インストールする、更新する


ドライバーを再インストールするまでの流れ


  • キャプチャーボードのドライバーが原因で動作が不安定になる場合があります。そこで、いったんドライバーを削除し、再度ドライバーをインストールしてみましょう。ドライバーを再インストールするわけです。

  1. キャプチャーボードのドライバーを削除する。
  2. PCの電源を切る。
  3. キャプチャーボードを外す。
  4. PCの電源を入れる。
  5. キャプチャーボードのドライバーを再度インストールする。

  • ドライバーを削除する方法は、大きく分けて2種類あります。(1)コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」から行う方法と、(2)デバイスマネージャーから行う方法です。両方行ったほうが確実です。

「プログラムのアンインストール」からドライバーを削除する方法


  • 「プログラムのアンインストール」から行う方法は、以下のとおりです。

  1. コントロールパネルを開く*5
  2. 「プログラムのアンインストール」をクリックする。
  3. 削除するドライバーを選択し、「アンインストール」をクリックする。
  4. PCを再起動する。


デバイスマネージャーからドライバーを削除する方法


  • 上の方法でドライバーを削除できない場合は、デバイスマネージャーからドライバーを削除しましょう。

  1. 「スタート」→「コンピューター」上で右クリックし、「プロパティ」をクリックする(Windows 8.1/10の場合は、スタートボタン上で右クリック→「デバイス マネージャー」)。
  2. 画面左側の「デバイス マネージャー」をクリックする。
  3. サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」をダブルクリックする。
  4. 削除するドライバーを選択し、右クリックして「削除」をクリックする。
  5. 「OK」をクリックする。
  6. PCを再起動する。


インストールするドライバーのバージョン


  • ドライバーを削除したらPCを再起動し、ドライバーをインストールします。通常は、最新バージョンのドライバーがよいでしょう。ただし、最新バージョンが必ずしもベストとは限りません。環境によっては、旧バージョンを使ったほうが安定する場合もあるからです。

  • キャプチャーボードを製造・販売するメーカーの公式サイトにアクセスし、ドライバーのバージョンが複数ないか確認しましょう。商品ページを開いたあと、「サポート」または「ダウンロード」などの項目を探します。そこからドライバーをダウンロードできます。


USB 3.0に問題がないか確認する


  • USB 3.0接続のビデオキャプチャーの場合(例 : MonsterX U3.0RGC550など)、USB 3.0が原因となってブルースクリーンやフリーズが発生することがあります。また、映像が途切れる原因になっている可能性もあるでしょう。USB 3.0接続の場合は必ず確認してください。Windows 7からWindows 10へアップグレードした場合も注意が必要です。


▲USB 3.0

USB 3.0ホストコントローラーを確認する


  • USB 3.0ホストコントローラーがインテル製、またはルネサス製であることを確認します。ほとんどのUSB 3.0対応のビデオキャプチャーは、インテル製またはルネサス製のホストコントローラーでの動作しか保証していません(ASMedia製などは保証外)。

  1. 「スタート」→「コンピューター」上で右クリックし、「プロパティ」をクリックする*6
  2. 画面左側の「デバイス マネージャー」をクリックする。
  3. ユニバーサル シリアル バス コントローラー」をダブルクリックする。
  4. メーカーを確認する。


▲デバイスマネージャーでの表示例

  • USB 3.0ホストコントローラーが動作対象外であったり、あるいはうまく動作しないという場合は、デスクトップPC限定の方法ですが、IFC-PCIE2U3S2(リンク先 : Amazon)のようなUSB 3.0増設ボードをPCI Expressスロットに取りつけ、そのボードのUSB 3.0端子にビデオキャプチャーを接続する方法があります*7。または、USB 3.1に対応したPCにビデオキャプチャーを接続するのもよいかもしれません。

USB 3.0ドライバーを再インストールする、更新する


  • USB 3.0ホストコントローラーを確認できたら、USB 3.0ドライバーを再インストールしましょう。プレビュー画面が一瞬止まるという場合、同ドライバーの再インストールで問題が解決することがあります。同ドライバーの入手については、各PCメーカーのWebサイト(またはインテルのWebサイト)を参照してください。

  1. USB 3.0端子からビデオキャプチャーを取り外す。
  2. 「スタート」→「コントロール パネル」の順にクリックする(Windows 8.1/10の場合は、スタートボタン上で右クリック)。
  3. 「プログラムのアンインストール」をクリックする。
  4. 「インテル USB 3.0 eXtensible ホスト・コントローラー・ドライバー」または「Renesas Electronics USB 3.0 Host Controller Driver」を選択し、「アンインストール」をクリックする。
  5. PCを再起動する。
  6. USB 3.0ドライバーをインストールする。


  • 上の方法で、USB 3.0ドライバーが一覧に表示されていない場合は、デバイスマネージャーからドライバーを更新しましょう。こちらの方法のほうが確実です。

  1. USB 3.0端子からビデオキャプチャーを取り外す。
  2. デバイスマネージャーを開く*8
  3. ユニバーサル シリアル バス コントローラー」をダブルクリックする。
  4. 「Intel USB 3.0 eXtensible Host Controller」または「Renesas Electronics USB 3.0 Host Controller」などの上で右クリックし、「ドライバー ソフトウェアの更新」をクリックする。
  5. 「ドライバー ソフトウェアの最新版を自動検索します」をクリックする*9
  6. 最新版のドライバーが見つかった場合は更新する。



ゲーム機の映像出力設定を変更する


解像度を変更する


  • ゲーム機側の映像出力設定が1080pになっていると、帯域が不足して動作が不安定になることがあります。具体的には、映像が止まったり、砂嵐になったり、映像が途切れるなどの現象です。1080p対応のHDキャプチャーボードを使用中にこのような現象が起きる場合は、ゲーム機の映像出力設定を720pに変更しましょう。

設定方法
PS4 1.「設定」→「サウンドとスクリーン」→「映像出力設定」→「解像度」の順に選択する
2.「720p」を選択する
PS3 1.「設定」→「ディスプレイ設定」→「映像出力設定」の順に選択する
2.「720p」にチェックを入れ、「1080i」と「1080p」のチェックは外す
その他 ゲーム機の出力設定を参照

  • 録画が途中で止まるような場合にも、ゲーム機の映像出力設定を変更する方法は効果的です。よくあるパターンが、PS3のXMBの画面のときは録画できていたのに、ゲームを起動したら録画が停止したというようなケースです。これは解像度が途中で変わったことが原因であり、PS3の映像出力設定を720pにしておけば録画は停止しません。

  • なお、アマレコTVを使用している場合は、映像出力設定を変更後に「グラフ1(デバイス)」タブで「フォーマット」の設定変更も忘れずに行います。

Deep ColorをOFFにする(HDMI)


  • ゲーム機をHDMI接続している場合、Deep ColorはOFFにしておきましょう。これがONになっていると、映像が乱れたり途切れるといった現象が起こる場合があります*10。PS4およびPS3の場合は、以下のようにしてDeep ColorをOFFにします。

設定方法
PS4 1.「設定」→「サウンドとスクリーン」→「映像出力設定」の順に選択する
2.「Deep Color出力」を「オフ」にする
PS3 1.「設定」→「ディスプレイ設定」の順に選択する
2.「Deep Color 出力(HDMI)」を「切」にする


キャプチャーソフトを見なおす


キャプチャーソフトの設定を変更する


  • キャプチャーソフト側の設定で、解像度やフレームレートを変更してみましょう。たとえば、解像度は1280x720または640x360、フレームレートは60fpsまたは30fpsにして様子を見ます。逆に、動作が不安定なときに避けたい設定は、解像度が1920x1080、フレームレートが60fpsの組み合わせです。

  • アマレコTVを使用している場合は、以下の点を確認してください。

  1. 「amarectv」フォルダ内にある「AmaRecTV.ini」をいったん削除する(設定の初期化)。
  2. 「グラフ 1(デバイス)」タブにおける「フォーマット」の設定を変更する(ひととおり試す)。
  3. アマレコTVのグラフボタンをクリックする(またはSHIFT+F1)。
  4. 画面をフルスクリーン表示しないようにする*11

キャプチャーソフト自体を変更する


  • キャプチャーソフトを変更することで、動作が安定することがあります。キャプチャーボード付属のキャプチャーソフトを使用しているならアマレコTVを使用してみましょう。2018年現在、アマレコTVにはバージョン3とバージョン4があるので、両方試します。

  • また、ライブ配信用ソフトであるOBS Studioをキャプチャーソフト代わりに使ってもかまいません。録画もできます。


  • 付属のキャプチャーソフトを使用する場合、別バージョンが公式サイトで配布されているかもしれません。AVerMediaのキャプチャーボードであれば、RECentral 3やRECentral 4があり、さらにそれぞれ過去バージョンが用意されています。


省電力機能を無効にする


  • PCには、さまざまな省電力機能が搭載されています。しかし、省電力機能が原因でパフォーマンスが落ち、動作が不安定になることがあります。画面が一瞬止まる場合や、録画が途中で止まる場合などは、省電力機能の設定を見なおしましょう。この部分の設定は重要です。

電源オプションの省電力機能を無効にする


  • Windowsの電源オプションの設定を変更します。

  1. 「スタート」→「コントロール パネル」の順にクリックする(Windows 8.1/10の場合は、スタートボタン上で右クリック)。
  2. 「ハードウェアとサウンド」をクリックする。
  3. 「電源オプション」をクリックする。
  4. 高パフォーマンス」をクリックする*12
  5. 「高パフォーマンス」の右横にある「プラン設定の変更」をクリックする。
  6. ディスプレイの電源を切る」および「コンピューターをスリープ状態にする」を両方とも「なし」(「適用しない」)にする。
  7. 「詳細な電源設定の変更」をクリックする。


  • 引き続き、上の画面から以下のように設定します。

  1. 「ハードディスク」→「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」を「なし」にする*13
  2. 「スリープ」→「次の時間が経過後スリープする」を「なし」にする。
  3. 「USB 設定」→「USB のセレクティブ サスペンドの設定」を「無効」にする。
  4. 「PCI Express」→「リンク状態の電源管理」を「オフ」にする。
  5. 「プロセッサの電源管理」→「最小のプロセッサの状態」および「最大のプロセッサの状態」を「100%」にする*14
  6. 「OK」をクリックする。


  • さらに、USB接続のビデオキャプチャーの場合は、デバイスマネージャーからUSBの省電力オプションを無効にします。

  1. 「スタート」→「コンピューター」上で右クリックし、「プロパティ」をクリックする(Windows 8.1/10の場合は、スタートボタン上で右クリック→「デバイス マネージャー」)。
  2. 画面左側の「デバイス マネージャー」をクリックする。
  3. ユニバーサル シリアル バス コントローラー」の「USB ルート ハブ (xHCI)」や「USB Root Hub」などの上で右クリックし、「プロパティ」→「電源の管理」タブを開く。
  4. 電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」 のチェックを外す。
  5. 「OK」をクリックする。

BIOS/UEFIの省電力機能を無効にする


  • BIOS(またはUEFI)の省電力機能を無効にすることで、映像が乱れたり途切れる現象を防止できる場合があります。ここでいう省電力機能とは、EIST(Enhanced Intel Speedstep Technology)、C1E(CPU Enhanced Halt)、C-State(C3/C6/C7)、Cool'n'Quietといった設定のことをさしています。


  • さらにC1EC-Stateなどの設定を無効にするには、BIOS/UEFIの設定画面を開く必要があります。ただ、BIOS/UEFIで設定できる項目はPCによって異なり、必ずしも以下の説明は当てはまりません

  1. BIOSの設定画面を開く*15
  2. 「Advanced」→「CPU Configuration」を開く。または、「Advanced BIOS Features」→「CPU Feature」を開く。
  3. 「C1E Support」「Intel C-STATE tech」「C3/C6/C7 State Support」などを「Disabled」にする*16


HDDまたはSSDを変更する


  • HDDまたはSSDは、高速かつ安定して書き込みできるものでなくてはいけません。いずれかの要件を満たしていない場合、録画中における映像のプレビューや、録画ファイルそのものに影響が出ることがあります。たとえば、録画中に一瞬映像が止まる、録画中に映像がカクカク動く、録画が止まる、録画を停止するとエラーが出る、というような現象です。

  • HDDまたはSSDを新しいものに換装できる場合は換装し、Windowsをインストールしましょう。このような作業ができない場合は、キャプチャーソフトの設定を変更して録画ファイルの保存先をWindowsがインストールされていないHDDまたはSSDに変更します。キャプチャーソフトのほうで、解像度やビットレート、フレームレート、圧縮率の設定を下げるのも効果があります。

  • なお、転送速度はSSDのほうがHDDよりも速いですが、動画の保存にはHDDのほうが一般的です。


各種ドライバーを確認する


  • PCにインストールされている各種ドライバーが影響して、PCの動作が不安定になる場合があります。

USB 3.0ドライバー


  • USB 3.0接続のビデオキャプチャーを使用している場合は、USB 3.0ドライバーについて確認します(上述)。

グラフィックスドライバー


  • グラフィックスドライバーは、PCに画面を出力する機器・機能(グラフィックカード、GPU)を制御するためのドライバーです。グラフィックスドライバーを再インストールすることで、症状が改善されるかもしれません。旧バージョンのドライバーのほうが安定する場合もあります。

  1. デバイスマネージャーの「ディスプレイ アダプター」で、メーカーおよび型番を確認する*17
  2. グラフィックスドライバーをダウンロードする(例 : インテルNVIDIA)。
  3. 「スタート」→「コントロール パネル」の順にクリックする(Windows 8.1/10の場合は、スタートボタン上で右クリック)。
  4. 「プログラムのアンインストール」をクリックする。
  5. 削除するグラフィックスドライバーを選択し、「アンインストール」をクリックする。
  6. PCを再起動する。
  7. グラフィックスドライバーをインストールする。


▲「ディスプレイ アダプター」に表示される型番はPCによって異なります。「Intel HD Graphics」などと表記されている場合もあります。

そのほかのドライバー


  • キャプチャーボード以外にも周辺機器を接続している場合は、そのドライバーがキャプチャーボードのドライバーと競合している可能性があります(例 : Webカメラ、プリンター、スキャナー)。可能であれば削除してください。

  • また、複数のキャプチャーボードを接続している場合は、ドライバーおよびキャプチャーソフトを削除し、製品を取り外します。やはりドライバーが競合する可能性があります。


システムの復元を行う


  • ドライバーやキャプチャーソフトをインストール、または更新した結果、それが原因でPCの動作が不安定になった場合は、システムの復元をすることで以前の状態に戻すことができます。システムの復元は、PCの状態を過去の一定の時点まで巻き戻す機能です。詳細については、Googleで検索してください。



PCのパーツを見なおす


  • オーバークロック(OC)している場合は定格に戻します。自分でオーバークロックしていないつもりでも、PCにインストールしてあるソフトが自動でオーバークロックしていることもあります(例 : ASUSの「AI Suite」シリーズ)。オーバークロックは、PCの動作が不安定になる原因になることがあるほか、音ズレを引き起こすこともあります。

  • キャプチャーボードがPCI Express接続の場合は、PCI ExpressスロットがGen2(Generation 2)に対応しているか、念のため確認しましょう。Gen2に対応していないGen1.1のPCI Expressスロットでは、映像が正常に表示されないことがあります。

  • キャプチャーボードと無関係に思えるかもしれませんが、グラフィックボード(ビデオカード、GPU)の種類によっては映像がコマ落ちする、一瞬止まるという症状が発生することがあります。Intel Core iシリーズのCPUであれば、基本的にはNVIDIA Geforceが無難です。AMD Radeonや、Intelの内蔵GPUの場合は、念のため注意しておきましょう。Geforceの使用を推奨するキャプチャーボードのメーカーもあります。

  • メモリを増設して4GB以上にします。また、自作PCの場合は、シングルチャネルは避けてメモリをデュアルチャネルにしてください。

  • 電源容量が不足していないかという点も重要です。電源容量が不足すると、製品が正常に動作しなかったり、あるいはPCの電源が突然落ちることがあるからです。このような場合は、電源ユニットを交換して電源の容量を増やすか、増設している周辺機器(HDD、SSDなど)を外してください。Windowsの電源オプションの設定については上で述べました。


そのほかの対処法


  • そのほか、以下のような対処法もあります。
    • Windows Updateを行う。ただし、逆にアプデすることでおかしくなることもあるので注意。
    • キャプチャーボード使用中は、PCに大きな負荷がかかる作業を行わない
    • CMOSクリア(BIOS/UEFI設定の初期化)や、BIOS/UEFIのアップデートを行う。
    • デバイスマネージャーの「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」で、キャプチャーボードのドライバーをいったん無効にし、そのあと有効にする。
    • 熱対策をしっかり行う。
    • 動画編集ソフトをアンインストールする。
    • Windows 8/8.1/10の場合は、リフレッシュする。
    • Windowsを再インストールする。


動作環境、相性問題、初期不良などを疑う


動作環境


  • 近年のキャプチャーボードのなかには、Windows 7に対応していない製品もあります。たとえば、Elgato Game Capture HD60 Sや、C988です。これらの製品の場合、Windows 10のPCで使用すれば正常に動作するのに対し、Windows 7のPCではキャプチャーソフトが不正終了するなどします。意外と盲点になりがちな点なので、注意してください。

  • PCが低スペックの場合、キャプチャーボードはまともに動作しません。PCの動作が重くなり、映像がカクカク動いたり、映像が止まることもあります。念のため、動作環境をWebサイトで確認しましょう。キャプチャーボードを製造・販売するメーカーの公式サイトで情報を確認できます。とくにCPUの性能が重要です。



  • ライブ配信の場合は、CPUの負荷に注意してください。ライブ配信では、キャプチャーボードを使用してTVゲームを録画する場合よりも、大きな負荷がCPUにかかるからです。ライブ配信を開始するまえの時点でPCの動作が重い場合は、配信を開始することでさらに動作が重くなるでしょう。


相性問題


  • PC周辺機器を使用するさいに覚えておきたいのが相性問題です。PCは多くのパーツで構成されており、かつ複数の周辺機器が接続されています。また、PCにインストールされているソフトもさまざまです。したがって、PC環境は個人ごとに異なるといっても過言ではありません。

  • このPC環境の違いが相性問題を引き起こし、PCの動作が不安定になることがあります。たとえば、マザーボード、チップセット、CPU、メモリ、ビデオカード(GPU)など、PCを構成する重要なパーツが影響を及ぼしているケースです。どのような環境で相性問題が起きるのか、たいていの場合は公表されていません。

  • もちろん、「相性」ですませては元も子もありませんが、つねに念頭に置いておく必要があるということです。ただ、相性問題に見えても実際はこのページに書いてある対処法で改善する場合もあります。相性問題が疑われるときは、ほかのPCでキャプチャーボードを使用してみましょう。PCが複数台あると便利です。

初期不良、故障


  • ほかのPCでも動作が不安定な場合は、キャプチャーボードの初期不良または故障の可能性があります。ただし、あくまでも「可能性」です。


関連ページ













*1 Skypeの右上の「閉じる」ボタンをクリックするだけでは不完全です。タスクトレイ(画面右下)にあるSkypeのアイコンを右クリックして「終了」をクリックしてください。

*2 キャプチャーボードをx16スロットに接続していても、じつはx1で動作していて、転送速度が不足しているということもあります。

*3 ハイスピードHDMIケーブルとよばれるものを使用します。現在売られているHDMIケーブルは、一般的にはハイスピードHDMIケーブルです。古いタイプであるスタンダードHDMIケーブルだと、映像が正常に表示されないことがあります。

*4 タスクマネージャーを開くには、タスクバー(画面下のバー)上で右クリックし、「タスク マネージャー」をクリックします。そして、「プロセス」タブでキャプチャーソフトを選択し、右クリックして「タスクの終了」を選択してください。

*5 コントロールパネルの開き方ですが、Windows 10(Creators Update適用後)の場合は、「スタート」ボタンをクリックし、そのままキーボードで「con」と入力してください。すると、「コントロール パネル」という項目が表示されるので、これをクリックします。

*6 Windows 8.1/10の場合は、スタートボタン上で右クリックして「デバイス マネージャー」をクリックしてください。

*7 USB 3.0増設ボードを使う場合は、接続するPCI Expressスロットにも注意してください。なにか問題が起きたときは、別のPCI ExpressスロットにUSB 3.0増設ボードを接続します。

*8 デバイスマネージャーを開くには、「スタート」→「コンピューター」上で右クリックし、「プロパティ」をクリックします。Windows 8.1/10の場合は、スタートボタン上で右クリックして「デバイス マネージャー」をクリックしてください。

*9 USB 3.0ドライバーをすでにダウンロードしてある場合は、「コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索します」をクリックし、「参照」からドライバーを選択して「次へ」をクリックしてください。

*10 ほかには色がおかしい状態で映像が表示されリ、映像が映らない場合もあります。

*11 環境によっては、フルスクリーンにしたときや、フルスクリーンを解除したときにフリーズすることがあるからです。

*12 この項目が表示されていない場合は、「追加のプランを表示します」または「追加プランの表示」をクリックしてください。

*13 HDDの電源が切れた状態から録画を開始すると録画が安定しないことがあるので、それを防止するための設定です。

*14 ただし、「最大のプロセッサの状態」は、環境によっては50~80%のほうがよい場合もあるかもしれません。

*15 BIOS/UEFIを起動する方法はPCによって異なります。詳細はPCの取扱説明書を参照してください。一例ですが、PC起動時に表示されるロゴの画面で、「F10」キーなどのボタンを押します。

*16 PCによって操作方法や項目名は異なります。項目自体が表示されないPCもあります。

*17 デバイスマネージャーを開くには、「スタート」→「コンピューターボタン上で右クリックし、「プロパティ」をクリックします。Windows 8.1/10の場合は、スタートボタン上で右クリック→「デバイス マネージャー」です。




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