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トップ > ライブ配信カテゴリ > 複数の配信サイトで同時配信する方法 / 2016年11月11日 (金) 19時57分32秒



2つのサイトで同時生放送したい!そのやり方とは

  • 複数の配信サイトで同時にライブ配信 するには、どうしたらよいのでしょうか。たとえば、ニコ生とツイキャスで同時にゲーム実況をやりたい、あるいはニコ生とTwitch、TwitchとYouTube Liveの組み合わせでもかまいません。このページでは、 同時配信のやり方 をじっくりと見ていきましょう。


  • 以下の解説は、 配信ソフトを使って配信したことがある人を対象 としています。 配信経験がない人や、配信ソフトを使用したことがない人には難易度が高い ので、注意してください。

目次



ポイント


  • 最初に、ポイントを3点だけ押さえておきましょう。

PCのスペックに注意


  • やり方にもよるのですが、 性能が低いPCでの同時配信は基本的に難しい ものがあります。いままで配信中にPCのスペックが厳しいと感じたことがある場合は、同時配信はやめたほうがよいでしょう。



上りの回線速度が重要


  • 同時配信では、 上りの回線速度 (上り帯域)がきわめて重要です。なぜなら、複数の配信サイトにデータを送信することになるからです。


  • たとえば、上りの回線速度が2Mbpsだとしましょう。この場合、ニコ生だけで配信するぶんには問題ありません。400~500kbpsしか帯域を消費しないからです。しかし、ニコ生に加えてTwitchでも同時配信しようとすると、さらに2~3Mbpsの帯域を消費します。そうすると帯域がたりません。 帯域が不足すれば、映像が紙芝居のようにカクカクとした動きになります

  • 同時配信する場合は、 上りの回線速度の範囲内で、ビットレートを配信サイトごとに設定 する必要があります。上りの回線速度がどの程度なのか、どの配信サイトでどの程度のビットレートで配信するのか、といったことを把握しておきましょう。上りの回線速度が遅い場合は、ビットレートを下げなくてはいけません。

出力解像度、およびビットレートに注意


  • 画質のことを考えた場合、 出力解像度は配信サイトごとに設定するのが理想 です。たとえば、ニコ生とTwitchの同時配信であれば、ニコ生用に出力解像度を640x360にしつつ、Twitch用に出力解像度を1280x720にするわけです。 ビットレートも、出力解像度や配信サイトの仕様、および上りの回線速度に合わせて適切に設定 します。

  • ただ、 同時配信のやり方によっては、配信サイトごとに別々の出力解像度にすることができません 。この場合、たとえばTwitchのほうの出力解像度をニコ生に合わせて640x360に落とす、というような対策をとる必要があります *1画質的に妥協せざるをえない場合が出てくる 可能性はあるでしょう。


さまざまな同時配信のやり方


  • 同時配信のやり方は、 大きく4種類 に分けて考えることができます。まずは、ざっとやり方を見ていきましょう。

説明
(1) 配信ソフトの同時配信機能で配信する方法 ・1個の配信ソフトで可能
・XSplit、OBS Studioなどがこの機能を搭載している
(2) 配信ソフトを複数起動して配信する方法 ・配信ソフトを2個起動し、それぞれ配信する
・同じ配信ソフトを2個起動するか、または別々の配信ソフトを1個ずつ起動する
(3) PS4とPCを同時に使用して配信する方法 ・PS4で配信しつつ、PCで配信する(お薦め)
・配信ソフト、PC、キャプチャーボードが必要
(4) その他 ・Nginx(エンジンエックス)
・Restream

  • 画質や同時配信のやりやすさを考えると(3)がベストです。 いずれもメリット・デメリットがある ので、自分に合った方法を選んでください。


配信ソフトの同時配信機能で配信する方法


  • 配信ソフトのなかには、 同時配信機能 を搭載したものがあります。たとえば、XSplitOBS StudioFFML、Wirecast、FStreamなどの配信ソフトです。同機能を使うには、 配信ソフトを1個起動し、2サイトぶんの設定を行います 。スマートな配信方法といえるでしょう。


  • 同時配信機能を搭載した配信ソフトのなかで使いやすいのはXSplit です。同時配信の設定がシンプルであるため、容易にできるでしょう。ただし、有料版のXSplitでないといけません。また、各配信サイトごとに出力解像度を別々にすることができないので、これがネックになることがあります。


        XSplitの詳しい使い方(2)を参照

  • もしXSplitの使用は避けたいということであれば、 OBS Studioの同時配信機能を使用 するのもよいでしょう。無料の配信ソフトであるうえに、出力解像度やビットレートを配信サイトごとに設定できます。出力解像度の設定は少し複雑に感じるかもしれませんが、ふだんOBS Studioを使用しているならお薦めの方法です。




配信ソフトを複数起動して配信する方法


  • 配信ソフトを複数起動し、それぞれで配信する方法 もあります。たとえば、OBS Studioを多重起動(2回起動する)して、最初に起動したOBSでニコ生に向けて配信し、2番めに起動したOBSでツイキャスに向けて配信します。または、XSplitとOBS Studioというように、別々の配信ソフトでもかまいません。


  • この方法は、配信サイトごとに出力解像度・ビットレート・フレームレートを設定できます。しかし、1個のソース(例 : キャプチャーボードWebカメラ)を2個の配信ソフトで同時使用できないという点には注意しましょう。1個のソースを2個の配信ソフトで奪い合うため、片方の配信ソフトで映像が映らないのです。また、ソースの追加・削除を配信ソフトごとに行うため、手間がかかるという点もデメリットです。

  • とはいえ、この2点は XSplitの仮想カメラ出力機能 を使うことで解決できます。同機能では、XSplitの画面に映っているもの(映像ソース)をほかの配信ソフトに出力できるのです。たとえば、XSplitにソースを追加すると、そのソースの映像がOBS Studioにも映ります。ソースの奪い合いも起こりません。もし2個の配信ソフトで同時配信するつもりなら、 XSplit + 別の配信ソフトという組み合わせがお薦め です。




PS4とPCを同時に使用して配信する方法


  • PS4のゲーム配信の場合は、 PS4のシェア機能で配信しつつ、その画面をキャプチャーボードで取り込んで別サイトで配信 する方法もあります。つまり、 PS4とPC、それぞれから配信するかたちで同時配信を実現するやり方 です。同時配信のやり方としては、これがもっともお薦めです。



  • ただ、PS4のシェア機能で配信できるサイトは、Twitch、YouTube Live、ニコニコ生放送、Dailymotionの4つです。そのほかのサイトでは配信できません。


その他の方法


  • ほかにも Nginx (エンジンエックス)を使う方法や、 Restream を使う方法があります。後者は、複数の配信サイトに映像・音声をストリーミング配信するサービスです。どちらの方法も当サイトでは解説していません。興味がある場合は検索してみてください。


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