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Tips・雪の結晶を描く~イージーモード

最終更新:

zhongou

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【4.5.18 Plus】雪の結晶を描く~イージーモード

 雪の結晶・イージーモード

作業難度レベル:★☆☆☆☆

 

  • 利点
    • 特別な操作が少なく、誰でもすぐにできます。
  • 欠点
    • 殆ど手書き作業なので、精緻さに欠けます。
    • 複雑なデザインも可能ですが、それなりに時間がかかります。
    • 想像不可能な偶然的な雰囲気が少なく、若干チープなデザインになりやすくなります。


雪の結晶のポイントは、正六角形型に広がる形です。
この形を手で描くのはかなり難しい、と言うか普通は無理です。
逆に言えば、正六角形に見えれば、雪の結晶に見えるとも言えます。
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【oC4.5使用】

キャンバスサイズ:128*128以上推奨(自由、余り小さいと不便)

1.下地作り
操作1-1: 描画色:黒、背景色:白 に設定

操作1-2:フィルタ>描画>タイル
ダイヤログ:正三角形、幅16px(自由、小さ過ぎ・大きすぎは不便)

 

タイル・正三角形ダイアログ

描画結果
正三角形タイル
フィルタ「タイル」を「正三角形」で実行すると、画面内には左上を起点に描画色と背景色の正三角形が交互にビッシリと並びます。正三角形を6個合わせると正六角形になるのを利用して、雪の結晶を描いていきます。

見辛いので、線のみにします。
操作1-3:操作:フィルタ>輪郭検出
描画結果
輪郭検出


2.ガイドラインを描く
タイル作成時の描画色・背景色とは違う、目立つ色を描画色に設定します。お好みに合わせて目立つ色を選んでください。
※ここではピンクにします。
鉛筆・製図ペンなど混色が起きないブラシを選びます。
※この解説では製図ペンを使用します。

ガイドライン描画時設定

操作2-1:新規レイヤーを上に作成>同じ中心を持つ正六角形の場所を囲む

図の位置に、同じ中心を持つ正六角形と、中心から6方向に伸びるラインが有るのが分かります。

3.雪の結晶描画
更に新しいレイヤーを上に作り、描画色は黒に戻します。
背景やガイドラインが濃くて線を描き辛いので、背景の透明度を調整して薄く表示しします。

結晶描画時設定

画像の見え方
表示状況
ガイドラインを参考に描くと、手で描いてもそれなりに正確な雪の結晶の形になります。フリーハンド、単線描画、消しゴムを駆使して、好みの雪の結晶の形を描いていきます。

 

描画途中

この時、ペンを敢え少して太くして描くと、この後の加工が楽になります。
ここでは製図ペン2.0にして描いています。
*単線描画時にshiftを押しながら線を引くと、水平線に対して0度、15度、30度、45度、60度、75度、90度の直線を引く事が出来ます。正三角形の内角は60度なので、多用すると直線を引く時に便利です。

最後に描いたレイヤー以外を非表示にして、形状のみ一旦完成です。

 

形状完成


全てを直線ツールに頼らず、若干フリーハンドを入れた方が味が出ます。短い線などではフリーハンドを使ってみてください。

結晶バリエーション

線の引き方を変えると色々なデザインの結晶を作る事が出来ます。
ただし、複雑なデザインにすると比例して作業時間が増え、気に入ったデザインにするのも大変になっていきます。

’イージーモード’は、シンプルなデザインを作りたい時にご利用ください。

この画像の加工については、【4.5.19 Plus】雪の結晶の加工に若干紹介しているのでこちらを参考してください。


加工例

雪の結晶・イージーモード雪の結晶・イージーモード2

 

 

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