兄友「……はぁ」
兄「な、何だよお前……いきなり溜息なんかついて」
兄友「お前はいいよなぁ、兄……あんな可愛い妹がいてさぁ」
兄「いや、確かに可愛い事は可愛いが……性格がちょっとなぁ」
兄友「頭はいいし、運動も出来るし、毎日弁当も作ってきてくれるし……」
兄「いやだから少々人格に問題が……」
兄友「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
兄「(だめだコイツ……早くなんとかしないと……)」
兄友「兄ィ……俺と一緒に涅槃に落ちよう」
兄「ちょ、やめ……アッー!」
兄「な、何だよお前……いきなり溜息なんかついて」
兄友「お前はいいよなぁ、兄……あんな可愛い妹がいてさぁ」
兄「いや、確かに可愛い事は可愛いが……性格がちょっとなぁ」
兄友「頭はいいし、運動も出来るし、毎日弁当も作ってきてくれるし……」
兄「いやだから少々人格に問題が……」
兄友「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
兄「(だめだコイツ……早くなんとかしないと……)」
兄友「兄ィ……俺と一緒に涅槃に落ちよう」
兄「ちょ、やめ……アッー!」
兄友「はぁ……今日もいい事なんてひとつもなかった……」
兄友「おまけに家に帰ればハゲの親父とピザなおふくろと腐女子の姉が待っている……」
兄友「はぁぁぁぁぁぁ……」
兄友「おまけに家に帰ればハゲの親父とピザなおふくろと腐女子の姉が待っている……」
兄友「はぁぁぁぁぁぁ……」
兄友「……」
兄友「おい……今誰か俺の事笑ったか? お前か? お前か? お前かぁぁぁぁぁぁ!?」
妹「……なあ、兄……なんであいつは郵便ポストと闘っているんだ? 牛か?」
兄「み、見るな! 目を合わせたら襲われるぞあらゆる意味で!」
兄「み、見るな! 目を合わせたら襲われるぞあらゆる意味で!」
兄友「……」
兄友「今日もまた……損な役回りばかりの一日だった……」
兄友「……」
兄友「いっそのこと、落ちるとこまで落ちれば……意外な光が見えてくるかもな……」
兄友「今日もまた……損な役回りばかりの一日だった……」
兄友「……」
兄友「いっそのこと、落ちるとこまで落ちれば……意外な光が見えてくるかもな……」
兄友「……」
兄友「何も見えねえ……」
兄友「結局俺は……這い上がれないんだな……」
兄友「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
兄友「何も見えねえ……」
兄友「結局俺は……這い上がれないんだな……」
兄友「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
妹「なあ、兄……少なくとも私の記憶ではマンホールが声を発する事などないはずだが……」
兄「……逆に考えるんだ。いっそマンホールが喋ってたほうがマシと考えるんだ」
兄「……逆に考えるんだ。いっそマンホールが喋ってたほうがマシと考えるんだ」
【スティングVSジャンプ】
兄友「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
風間「……相変わらずねぇ、兄友くん」
兄「……昔はそうでもなかったんですけどねぇ」
風間「あら、そうなの?」
兄「ええ……あれは確か俺達が中学三年の時でした」
風間「……相変わらずねぇ、兄友くん」
兄「……昔はそうでもなかったんですけどねぇ」
風間「あら、そうなの?」
兄「ええ……あれは確か俺達が中学三年の時でした」
- ・ ・
?「──もうダメよ、私達。別れましょう」
兄友「……何故だ……理由を聞かせてくれ、影美。俺はいつでもお前と調和しようと……」
影「それが嫌なの! 調和なんて言えば聞こえはいいけど、実際には縛ってるだけじゃない!
貴方は私にとって調和どころか不協和音なのよっ!」
兄友「……ッ!」
影「──さよなら。貴方はもっといい人だと思っていたけど……どうやら買い被り過ぎていたみたいね」
兄友「ま、待ってくれ……もう一度……もう一度パーフェクトハーモニーを奏でさせてくれ! 影美! 影美──ッ!」
兄友「……何故だ……理由を聞かせてくれ、影美。俺はいつでもお前と調和しようと……」
影「それが嫌なの! 調和なんて言えば聞こえはいいけど、実際には縛ってるだけじゃない!
貴方は私にとって調和どころか不協和音なのよっ!」
兄友「……ッ!」
影「──さよなら。貴方はもっといい人だと思っていたけど……どうやら買い被り過ぎていたみたいね」
兄友「ま、待ってくれ……もう一度……もう一度パーフェクトハーモニーを奏でさせてくれ! 影美! 影美──ッ!」
- ・ ・
兄「……と、いう訳でして……」
風間「要するに……女にふられてやさぐれた……ってわけ?」
兄「……まぁ、平たく言えばそうなりますね」
風間「なんだぁ、よくある話じゃない。心配して損しちゃったわ。
こういうの何ていうんだっけ? ……えーと……確か、何とかの小さい男って……」
兄「……け……いや、尻の穴です」
風間「そうそう、それそれ……って、私から聞いておいてなんだけど、そんなにペラペラ話しちゃっていいの?」
兄「ああ、大丈夫です。というか話さない方が怒るんですよ。
いいからもっとみんなで俺を蔑めよなんて言って」
風間「それは……」
兄「最近では責められる快感に目覚めたらしく、褒められる事の方が苦痛になってきたみたいで……」
風間「どうみてもM男です。本当にありがとうございました」
風間「要するに……女にふられてやさぐれた……ってわけ?」
兄「……まぁ、平たく言えばそうなりますね」
風間「なんだぁ、よくある話じゃない。心配して損しちゃったわ。
こういうの何ていうんだっけ? ……えーと……確か、何とかの小さい男って……」
兄「……け……いや、尻の穴です」
風間「そうそう、それそれ……って、私から聞いておいてなんだけど、そんなにペラペラ話しちゃっていいの?」
兄「ああ、大丈夫です。というか話さない方が怒るんですよ。
いいからもっとみんなで俺を蔑めよなんて言って」
風間「それは……」
兄「最近では責められる快感に目覚めたらしく、褒められる事の方が苦痛になってきたみたいで……」
風間「どうみてもM男です。本当にありがとうございました」
兄友「はぁぁぁぁぁ・・・・・・・・今週もまともな役回りじゃなかったな・・・・俺・・・・・・」
?「お前はまだいい方だ・・・・・・」
兄友「誰だ!?」
?「俺なんか孔雀に騙され、人造人間に騙され、後輩にひき逃げされ、弟子に倒され・・・・・・
その末に勝ち取ったのが人類の滅亡への片道切符、しかも俺の出番と引き換え・・・」
兄友「そうか・・・・・・お前も大変な人生を送ってるんだな・・・・・これ、食うか?」
?「イナゴの佃煮か・・・・・・パスタのほうが好きだが、これ食ってもいいかな?」
兄友「ああ、今日は一晩語り合おうぜぇ・・・・・・・お前、名前は・・・・?」
橘「橘だ・・・・・よろしくな・・・・」
?「お前はまだいい方だ・・・・・・」
兄友「誰だ!?」
?「俺なんか孔雀に騙され、人造人間に騙され、後輩にひき逃げされ、弟子に倒され・・・・・・
その末に勝ち取ったのが人類の滅亡への片道切符、しかも俺の出番と引き換え・・・」
兄友「そうか・・・・・・お前も大変な人生を送ってるんだな・・・・・これ、食うか?」
?「イナゴの佃煮か・・・・・・パスタのほうが好きだが、これ食ってもいいかな?」
兄友「ああ、今日は一晩語り合おうぜぇ・・・・・・・お前、名前は・・・・?」
橘「橘だ・・・・・よろしくな・・・・」
兄友「どうせ俺なんて……」
妹「いつまでそうやってうじうじしているつもりだ?」
兄友「お前は……」
妹「おばあちゃんが言っていた。『時は金なり、足踏みだけでも靴底は減る』ってな。
忘れたのか?パーフェクトハーモニーを」
兄友「うるさい、そんなものはもうないんだよ!」
妹「ふん、兄の友人に相応しくない。立ち去るがいい」
兄友「…………」
妹「いつまでそうやってうじうじしているつもりだ?」
兄友「お前は……」
妹「おばあちゃんが言っていた。『時は金なり、足踏みだけでも靴底は減る』ってな。
忘れたのか?パーフェクトハーモニーを」
兄友「うるさい、そんなものはもうないんだよ!」
妹「ふん、兄の友人に相応しくない。立ち去るがいい」
兄友「…………」
兄友「もうパーフェクトもハーモニーもないんだよ!」
妹「おばあちゃんがい…」
兄友「俺と一緒に涅槃に落ちよう…なぁ…妹ぉ?キャスト…オフ…」
妹「おいおい、私を襲うつもりか?仕方がない、相手になってやるか…キャストオフ!」
妹「おばあちゃんがい…」
兄友「俺と一緒に涅槃に落ちよう…なぁ…妹ぉ?キャスト…オフ…」
妹「おいおい、私を襲うつもりか?仕方がない、相手になってやるか…キャストオフ!」
妹「私は手コキでも足コキでも素股でも頂点を極めし女だ…
さぁどこからでもかかってこい。私の純潔を奪えるのは兄しかいない!」
兄友「お前はいいよなぁ…兄ぃ…こんな妹がいてさぁ…」
妹「えっ!?」
兄「妹…そうだったのか…俺も…お前が…キャストオフ!」
さぁどこからでもかかってこい。私の純潔を奪えるのは兄しかいない!」
兄友「お前はいいよなぁ…兄ぃ…こんな妹がいてさぁ…」
妹「えっ!?」
兄「妹…そうだったのか…俺も…お前が…キャストオフ!」
兄友「ふぅ…パーフェクトハーモニーってやつかな…」
兄友「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
兄「……またかよ。今度はどうした?」
兄友「いや……影妹がな」
兄「ああ、そう言えばこないだ口説いてたな。なんだ、うまく行ってないのか?」
兄友「ああ……あいつと来たら影美が留守がちだったせいで家事もしっかりこなすし、
勉強も運動も出来ないぶん父性本能が掻き立てられてハァハァ出来るし、
ちゃんと教えたとおり俺の事を『お兄ちゃん』って読んでくれるし……。
まったくよく出来た義妹(いもうと)だよ……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
兄「……おい、ちょっと待て。ようするに遠回しに自慢したいだけかよ!」
兄友「あははははははははははははは」
兄「うっわ! ムカつく! いつもの溜息の『は』と『あ』を入れ替えただけなのに無性にムカつく!」
兄友「いや……影妹がな」
兄「ああ、そう言えばこないだ口説いてたな。なんだ、うまく行ってないのか?」
兄友「ああ……あいつと来たら影美が留守がちだったせいで家事もしっかりこなすし、
勉強も運動も出来ないぶん父性本能が掻き立てられてハァハァ出来るし、
ちゃんと教えたとおり俺の事を『お兄ちゃん』って読んでくれるし……。
まったくよく出来た義妹(いもうと)だよ……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
兄「……おい、ちょっと待て。ようするに遠回しに自慢したいだけかよ!」
兄友「あははははははははははははは」
兄「うっわ! ムカつく! いつもの溜息の『は』と『あ』を入れ替えただけなのに無性にムカつく!」
兄「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
兄友「……おい、やめろ。キャラが被るだろ」
兄「ああ……兄友か……お前はいいよなぁ……影妹ちゃんは寛容で……」
兄友「……いいのはお前だ……お前の妹こそ才色兼備で文武両道のsnegな女じゃないか……」
兄「いや……こないださぁ……やっとの思いで手に入れた巨乳モノのエロ本を見つかってさぁ……」
兄友「なんだ……お前……贅沢だぞ……まさかお前、妹の貧乳に飽きた訳じゃないだろうな……」
兄「違うよ……でも……なんつーか……この……ほら……アレだよ……ないものねだりだよ……」
兄友「ああ……アレかぁ……確かにお前の妹に足りないのは唯一胸だけだからなぁ……」
兄「そうだよ……ああ……たまには巨乳も見たいのに……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
兄友「ふっ……いい顔になったな……兄ぃ……さあ……俺と一緒に地獄に落ちy」
兄「それだけは断固拒否する」
兄友「……ちっ」
兄友「……おい、やめろ。キャラが被るだろ」
兄「ああ……兄友か……お前はいいよなぁ……影妹ちゃんは寛容で……」
兄友「……いいのはお前だ……お前の妹こそ才色兼備で文武両道のsnegな女じゃないか……」
兄「いや……こないださぁ……やっとの思いで手に入れた巨乳モノのエロ本を見つかってさぁ……」
兄友「なんだ……お前……贅沢だぞ……まさかお前、妹の貧乳に飽きた訳じゃないだろうな……」
兄「違うよ……でも……なんつーか……この……ほら……アレだよ……ないものねだりだよ……」
兄友「ああ……アレかぁ……確かにお前の妹に足りないのは唯一胸だけだからなぁ……」
兄「そうだよ……ああ……たまには巨乳も見たいのに……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
兄友「ふっ……いい顔になったな……兄ぃ……さあ……俺と一緒に地獄に落ちy」
兄「それだけは断固拒否する」
兄友「……ちっ」
兄友「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
兄「……お前もよくそんなに溜息付くようなネタがあるなぁ」
兄友「……昨日金曜ロードショーで”耳をすませば”がやってただろ?」
兄「……OK兄友、よく分かった。確かにアレはお前にはきつ過ぎるな」
兄友「いいよなぁあいつらは……あんなに甘酸っぱい青春が送れて……」
兄「……いや待て。甘酸っぱいも何も、お前には影妹ちゃんがいるじゃないか」
兄友「今はな……だが、昔はいなかった……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
兄「そこまで……」
兄友「おまけにカブトの次回予告見てたら影山がザビーに戻ってるし……はぁぁぁぁぁぁ……」
兄「それは関係ないと思うんだが……まあいいや」
兄「……お前もよくそんなに溜息付くようなネタがあるなぁ」
兄友「……昨日金曜ロードショーで”耳をすませば”がやってただろ?」
兄「……OK兄友、よく分かった。確かにアレはお前にはきつ過ぎるな」
兄友「いいよなぁあいつらは……あんなに甘酸っぱい青春が送れて……」
兄「……いや待て。甘酸っぱいも何も、お前には影妹ちゃんがいるじゃないか」
兄友「今はな……だが、昔はいなかった……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
兄「そこまで……」
兄友「おまけにカブトの次回予告見てたら影山がザビーに戻ってるし……はぁぁぁぁぁぁ……」
兄「それは関係ないと思うんだが……まあいいや」