ゼロの保管庫 別館

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だれでも歓迎! 編集

96 名前:220 1/4 [sage] 投稿日:2007/03/28(水) 01:40:56 ID:icsTs+A0 「隠し事はいけないと思うの。特にアンタって、私の見てない所で何してるかわからないもの」 「プ、プライバシ…」 「認めないわ」 この小瓶。意味が無いわけないじゃない。せっかく手に入れてきたんだから。

私は、一つだけサイトと約束して。 その小瓶の中身を飲ませた。

モンモランシーからコレを貰ったのは…今朝だったかしら?対ギーシュ用にあの子が買った物を分けて貰ったの。 本当はそう簡単に手に入らないし、学園に見つかったら怒られちゃうような代物。 嘘が付けなくなる薬(言うなれば自白剤) あの子は研究の名目で手に入れたらしいわ。専門が水だから…こういう時私は不便なんだけど。 ただ、色がキツすぎで飲み物に混ぜるとかは無理。研究用だからって、実際に使われる様な物は手に入らなかったみたい。当然ギーシュは警戒しちゃって、使えなかったから分けて貰えたってわけ。 量的には二回分くらいしか無かったから、相手も悩んで…まずはサイトよね。も、もちろん、ご主人様として使い魔のしてる事は把握しとかなきゃいけないじゃない? …本当は気になるの。一緒に生活してるけど私の見えてない所って結構多いし。

それじゃ、行くわよ。

97 名前:220 2/4[sage] 投稿日:2007/03/28(水) 01:42:03 ID:icsTs+A0 「じゃ、じゃあとりあえず…アンタのファーストキスの相手は誰かしら?」 「お、俺の記憶の限りじゃご主人様です。ハイ」 当然よね。お父様やお姉様は抜きにして私も最初の相手はサイトだったんだから。 今考えるともったい無かったかしら?単に使い魔だったからしちゃったけど順番が違っちゃって、私はその後からサイトの事を… 誰が契約のキスなんて決めたのよ…

「次…胸はおっきいのとちっちゃいのどっちが好き?」 「おっきい方です」 「…私の胸は嫌いなの?」 「ルイズの可愛い声が聞けるので好き…ブッ!」 改良の余地があるわ。この薬。正直に答えすぎじゃない。 それにしても、胸ばっかりなのはそれが原因なのね。私の胸が可愛いからって言ってたのに…もう少し控えさせなきゃ。私、あの声聞かれるの嫌だもの。 ところで… 「なんでアンタは大きいのが好きなの?」 「おっきい方がたくさんミルクが出ると思うから。男はそういうのが好きだったりする」 「…じゃあ私は出ないと思うのね?」 「うん。でもいっぱい出てもらわないと」 「なんで?」 「ルイズとならたくさん出来るような気が…ガハッ!」 わ、私がアンタの子をどーして産まなきゃならないのよ?!アンタの子になんで私がおっぱいを… あ、私の子でもあるのよね。じゃあ… …この質問は飛ばすわ。

「次。私以外の子を好きになった事は?」 「ある」 「それは誰?」 「覚えてない」 「今は?」 「ルイズが一番」 前は誰だったのかしら?もしかして元の世界の子?聞いてみたいけど、とりあえず一番は本当みたい。これくらいで許してあげるわ。

案外聞きたい事が浮かばないわね。大体サイトが嘘付いてるかそうじゃないかなんて、なんとなく解るもの。 有効時間は…あと少し。何か適当に言おうかしら。

98 名前:220 3/4[sage] 投稿日:2007/03/28(水) 01:43:00 ID:icsTs+A0 「じゃあ最後。私を襲おうと思った事は?」 「何度かある」 「私の寝てる時?」 「うん」 「私に何かしたの?」 「いや…何も」 薬が効いてる筈なのに歯切れが悪いわね。結局手を出された事は無かったけど、我慢はしてたみたい。 …そう言えば寝てる時、たまに居なくなってた時があったわ。私が寝てるのをよく確認して。 何か関係があるのかしら? 「私には何もしてないのね?」 「うん…」 「じゃあ、そう言う時はどうしてたの?」

正直に答えてもらうわ。私、知ってるもの。

「ル、ルイズを想像して、いやらしい事してた」 「ど、どんな私を想像したの?」 「は、裸とか胸とか…あと、一つになりたいとか…」 「わ、私で興奮したの?」 「うん。一緒に寝てたらルイズの匂いがして、たまらなくなった」 「…私以外の人は?」 「こっちに来てからはルイズの事ばっかり考えて…」 「そう…なの」

やっぱりアンタも…ね。別に怒らないわよ。男の子なんだし。私なんかで…私をなんかを想像してそんな事… サイトの中の私ってどんな私なのかしら…

「これで全部よ。もうすぐ薬も切れるわ」 「…ああ。それよりルイズ」 「?」 「約束」 「…わかったわよ」

サイトの質問にも一つだけ答える。それが約束。

99 名前:220 4/4[sage] 投稿日:2007/03/28(水) 01:44:31 ID:icsTs+A0 それがどんな内容でも答えるって私が約束して、それでサイトは薬を飲んでくれたの。

「ルイズ」 「何?」 「なんでそう言う事を知ってたんだ?」 「…」 「そう言う話にお前は弱い筈なのに、なんで俺がそう言う事するって知ってたんだ?」 「それは…」

約束…よね

「私も…」 「?」 「私もサイトを思って…」 「俺?」 「アンタが隣に居るとドキドキしたのよ」 「えっと…」 「言わせないでよ!私もアンタと同じ事してたの!」

約束は守るわ。本当は言いたくないけど…そう言う事を自分で覚えちゃったんだから…

「アンタが隣に居て、実は私もアンタが好きなのに、何も出来なかったから…したの」 「俺を…か?」 「側にいるとサイトの匂いってわかるもの。アンタが居ない時ここで寝ると思い出すの」 「…そっか」

「悪かったわね。いやらしい事してて。アンタの服とか、そんなので…してたの…ごめんなさい」 きっと、サイトのイメージした私じゃないわよね…少し幻滅したかしら。でも約束は約束だから… 「じゃあ今度からはするなよ?」 「…うん」 「んで、したくなったらいつでも言え」 「え?」 「だって、もう我慢しなくて良いし、俺もルイズが好きだし、ルイズも俺の事…」 何よ。変なトコで好きにさせるんだから。 「…」 「俺でいいんだろ?一人でしなくても…」 「サイト」 「?」 「今私が、我慢してるって言ったらどうするのかしら?」 「…」 「我慢させたら…許さないんだから!」

本当におっぱいが出るようになっちゃうかも…

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