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736 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:55:07 ID:LL+sLhbb 9巻126ページより。

「たかだか七万とめたぐらいで威張ってるんじゃないわよ。   牧場の牛止めるようなもんでしょ。どこがすごいのよ」

この言葉を口走った瞬間、ルイズは酷い後悔の念に苛まされた。 確かに、才人は女の子の事に関してはもう朴もビックリの鈍感さなのである。 ご主人様をほったらかしにして他の女の子に現を抜かすだなぞ、言語道断。 なはずなのだが、英雄という効果は絶大である。 ルイズにもそれは分かっていた。

しかし、ルイズが決して認めようとしない嫉妬がその言葉を吐き出させた。

しかし、これは余りにも軽率な言葉だった。 自分がその殿軍を受け持つ事になったときの絶望その全てを 才人は自分から奪っていったのだ。 あの時才人が庇ってくれなかったら 自分は今この場で嫉妬の炎を燃やすなぞ出来るはずもなかった。

だのに、言ってしまった。 ルイズはこの時ほど自分の性格を恨んだ事は無いだろう。 そして彼女は見てしまったのだ。一瞬浮かび、そして消えた哀しみの色を。

……バカね、わたしって。 七万よ?七万、あのまま才人が庇ってくれなかったら……今頃……

先ほどの騒動も終わり、ルイズは自室に戻っていた。 ルイズはベッドの上でパーカーを抱き枕にうずくまっていた。

サイトはあんなことを言ってしまった私を好いてくれるのだろうか? サイトはわがまますぎる私をこれからも好いてくれるのだろうか? サイトは……

そこまで考えて、思考はストップした。 普段ならここであのボロ伝説の大剣、デルフリンガーに助言の一つでも頂いているのだが 生憎、デルフは才人が持って行ったままだ。

その頃の才人。

正直、行く所まで行かない限り才人の立ち直りは案外早いものであった。 確かに、言われた直後はかなり凹んだ。 が、言われても仕方が無い節がいくつかあるために自分を納得させたのだ。

「……死んだ、と思わせてたんだしなぁ。   後追い自殺までさせるとこだったしなぁ……」

まぁなんとも、二人して地の果てまで沈みやすいカップルだろう。 後追い自殺未遂については、シエスタから聞いた。 その時は半信半疑であった。が、ティファニアの村での一件を思い出せば 本当だったのだと信じざるを得なかった。 とりあえず、汗で蒸れた身体を水でさっぱりさせ ご主人様の部屋へと向かったのだった。

737 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:55:48 ID:LL+sLhbb

ガチャッ、とその音にルイズは嬉しさと申し訳なさがこみ上げてきた。

「たっだいまぁ〜……て、アレ?どした?」

いつものように振舞おうとする(とルイズは思い込んだ)才人の優しさが 胸を締め付け、体中を温かい何かが包み何かを言おうとする前に涙が流れていた。

「えっ、えっ!?な、なに!?どしたルイズ!」

ふぇぇ〜と普段のあの態度から想像も付かないような仕草で 駆け寄った才人の胸に顔を埋めた。

「ざいどぉ〜、ごめんなざい〜。うぐっひくっ……わだじぃ〜」

とりあえず落ち着かせるために、胸に埋まっている桃色の美しい髪をなで始めた。 こんな時でも、空気の読めない才人は一体なぜご主人様が泣いているのかと頭を悩ませたが その答えはなんとも、ルイズ本人の口から語られる事になった。

「それで……どうしたんだ?」 「あのね、わだ、うぐっ、わたしがね、さっき女の子に囲まれてた時にね   わたしをね、助けるためしてくれたあの殿軍をけなしちゃったでじょ?」

話始めた事によって、またぶり返してきてしまったのか またぐずつき始めたルイズであったが、最初よりかは取り乱す事もなかった。 大事な人の傍で、頭を撫でてもらっているからなのだが もちろんというか、今のルイズではそこまで頭が回らなかったのだが

「あのどぎの、ぐずっ、サイトにだすけてもらえなかっだら、うぐっ  いま、こうやって、あぅ、あだまも撫でて貰えなかったのに……」

言ってしまった恥ずかしさからか、二人を一瞬の静寂が包む。

が、才人の思考は軽くどころではないかなりのパニックを引き起こしていた。 あぁ、ルイズさん。あなたはどうしてそんなに可愛い事を言ってくれますか。 と感極まったが、もうルイズは止まる事を知らない。 意を決したように唇を開く。

「……わたしね、いつもあんなことばっか言ってたでしょ?  さ、最初のほうは、その、言いたくなかったのよ。  その……その、あんた、サイトが好きだって。  でもね、居なくなって気づいたの。あんたがこんなにもわたしの心を満たしていたんだなぁって。」

そう喋るルイズは、今まで見たことも無いような表情で愛おしさを感じさせた。 俺も、と口を開こうとしたがそれは適わなかった。 才人の唇にはルイズのそれが押し付けられたからだ。

「むぐっ、はぁっ、サイト好き、全部好き」

なんか俺が小船の上で言ったようなセリフだなぁと パニック状態のままぼんやりとそんな事を考えた。 しばらく、ルイズの部屋には二人が発する水音で埋め尽くされた。 そして気づいたように、最近唱えられるようになった「ロック」と「サイレント」をそっとかけた。 それからも二人の口の交わりは続いた。 が、不意に才人の唇から感触が無くなったと思ったら甘いささやきが脳を刺激した。

738 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:56:29 ID:LL+sLhbb 「……わたしの初めて……サイトにあげたい。」

まてまてまてまて!!俺はここでがっつかない!がっつかないの! 残った理性がかろうじて口を開かせた。

「俺なんかでその……いいのか?」 「サイトじゃなきゃイヤなんだもんっ」

カンカンカンカーン!テクニカルノックアウト!もうだめ!辛抱たまらん!

「……その、やさしく。してね?」

ルイズ様、あなたは私の理性をなんだと思ってらっしゃるんでしょう、と才人は突っ込んだが そういわれてしまっては仕方が無い。

「愛してるよ、ルイズ」

先ほどの仕返しとばかりに、顔を真っ赤にしたルイズが返答を口にするまで塞いだ。 その手は、その、草原…を目指しゆっくりと頂点を弄り始めた。 塞いだ口から溢れるように小さな嬌声が漏れる。

「ルイズのこれ……硬くなってる。」

バカッ、とさらに顔を赤くさせルイズは唇を求めた。 しかしその唇は自分の突起を目指して、含んだ。

「ぅんっ!サイトぉ!それっ!あうっ」

自分の胸板に才人の頭を押し付け、迫る快楽から逃げたいのに何故か求めてしまう。 行き場を無くした2本の腕の片方は、もう片方の草原を。 そしてもう片方は濡れ始めているソコへと向かった。

気持ち良い、それが率直な感想だった。 最初は我慢していた嬌声も今では我慢など出来るはずもなく才人の耳に余す事なく流れ込んでいる。

「サイトぉ!サイトぉ!」

その言葉を発し、ビクッと一瞬痙攣し才人にもたれかかってきた。 いくら童貞才人と言えど、それなりの知識は持ち合わせている。 つまり、ルイズは達したのだ。自分の手で。しかも自分の名前を呼びながら。 じ〜んとそんな感動をぶち壊す声が聞こえた。

「サイトのおちんちん……ちょうだい?」

Ohシスター、息子さんを握りながらそんな事言わないで下さい。 一瞬で服を脱ぎ去り、先の情事で臨戦態勢のソレをルイズの秘所にあてがった。

「その……俺だけ痛くないってのはイヤなんだ。だから痛みを分けてくれないか?」

ルイズは最初は何の事だか分からなかったが、その優しさに気づき目尻を光らせた。

それじゃ、と才人が言うや否や熱い棒が自身の中へ入ってくる。 余りの痛さに、才人の背中を庇う事も忘れ爪を立ててしまう。 才人は一瞬だけ顔を歪めたが、ルイズが自分の顔を見てない事に安堵し すぐに普段どおりの顔を作った。もちろん、ルイズに心配させないためだ。

739 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:57:06 ID:LL+sLhbb

「これ…で全部入ったよ。ルイズ」 「……ふぇ?…入った、の?」

そっ、とルイズは動いていいと目配せした。 ずっ、ずっ、ずっ、とゆっくりではあるが痛みが走る。 しかし、何回か繰り返すと痛みではない何かがこみ上げてきた。

「…ぅ、ん…ぁぅ……ぅぅぁ」

そして更に繰り返すと、先ほどまで弄られていた快楽を超える快楽の波が襲ってきた。

「ぁっ、ぁっ、あんっ、うぁっ、ん」 「ルイズっ、ルイズっ、愛してる」

耳元でそう囁かれ、より一層才人への愛しさ、そして快楽が高まった。 そして唇はそのまま重なりあい、下腹部から聞こえる水音とはまた別の音を響かせた。

しかし、じきに二人は息をする事で精一杯になってしまった。 二人とも、達するのが近いのである。

「はっ、んあっ、サイトぉっ、きてっ、きてぇっ」 「ルイズっ、ルイズっ!」

ラストスパートをかけ、才人は中に己を吐き出した。 あ、今日安全日…だったっけ?等と思いながらルイズの意識は遠のいた。

目を覚ますと目の前に才人の胸があった。気づいたら腕枕をされていた。 才人は隣で未だ眠っている。ルイズが下腹部の異変を愛おしそうに撫でていると その動きで目を覚ましたのか、才人がまぶたが薄っすらと開いた。

「さ〜い〜とぉ〜」

中で出してしまい怒ったと勘違いした才人が一瞬ビクッと身体を揺らせ 恐る恐るルイズの方へ視線をやると ルイズは頬を赤に軽く染め、月光を受けこれ以上無いくらいに妖艶に輝いた。

「ふふっ、愛してるっ」

と、耳元で囁き今宵は夜が白むまでやったとかやらなかったとか…