ゼロの保管庫 別館

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224 名前:乙女だから… ◆zVamjCRJxk [sage] 投稿日:2006/09/22(金) 13:44:35 ID:Xs0w9C2I 「男の子ってなんなの?…男の子って…」 ベッドに、うつぶせでもがいている少女。彼女の瞳が雫を落とし、シーツに幾つものシミを作る。 サイトと交流が始まって数日が経つ。 彼女は。ティファニアは、その日からどうしようも無い思いに悩まされていた。 今までに無い感情。今までに無い人。 彼女にとっては全てが衝撃だった。 今まで初対面で、警戒なしに接してくれた人はいただろうか? 今まで同年代で、私に優しい言葉をかけてくれた人はいただろうか?

一番辛いのは、彼が、異性だと言うこと。

惚れてしまったのは解っている。 同時に、彼の心の中には既に誰かが居るのも解った。 だから、辛い。 「何であんな人が…いるの?」 あんな人とはサイトの事だ。 私の心に衝撃を与えた人。 叶わないのは解っている。

ワタシハスベテワカッテイル

彼女の心の奥には全てを理解しようとする優しさがあった。 皮肉な事に、今その優しさが自らを苦しめられている。

彼女の数少ない鬱の発散は、コレだった。 左手の白く細長い指が、豊かな膨らみを掴む。指の何本かはその膨らみに沈み込み、人差し指だけが、彼女の寂しい場所の相手となった。 「ハァ…ハァ…」

225 名前:乙女だから… ◆zVamjCRJxk [sage] 投稿日:2006/09/22(金) 13:45:50 ID:Xs0w9C2I たとえ自らの指でも快感を与え、その内に小さな乳首は反応する。 コリ…コリ… 右手が動き出した。少々小さめの下着の中にそっと差し込み、水気を帯びた粘膜にタッチしていく。 チュ…チュ… 控えめな音は外に聞こえないようにする為。何年もそうしてきた。 「ふぅ…んん…」 割れ目から液がこぼれ落ちるようになれば、まだ男を知らない穴にそっと中指を入れていく。 例え男の人のソレでは無くてもその粘膜は指に絡みついた。

自らの体温を、中を自らで楽しむ。

いつかこの温かさを受け取ってくれる人はいるのだろうか?

そう思うとまた切なくなって、指の動きを激しくしていく。 「ひん…」 気持ちいい場所は知っている。ソコを中でつつく。 この快感に浸っている時だけ、他の事を忘れることが出来た。 頭の中を真っ白にできるからだ。

「はぁ…ぁんんっ!」 気を飛ばせる瞬間が近い。

自慰だけが今の私の楽しみ。 嫌悪感を感じてもそれも仕方無い事として自らを納得させた。

今日の彼女の果ては違った。 真っ白になる筈の頭なのに。 全部忘れられる筈なのに。 ピュクピュクと吹き出す愛液を感じながら、 イッて(言って)しまった。

「サイト…サイトぉ!」

「…」 寂しくなる。あの余韻など長くは持たない。 また、涙が零れた。 「私は…幸せになれない…望みなんて…叶わないんだから…」 仰向けになり、袖で何度も目をこする。 止まらない涙なのに。

「いつか…誰か…私に希望を下さい…」

孤独に、光を。

ー完ー

俺は変態…の筈何だが柄にもない文を書いてるな。この続きでサイト×ティファニアの純愛が書けそうに… 変態の筈なのにぃぃっ!自分で混乱したorz

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