ゼロの保管庫 別館

6-245

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だれでも歓迎! 編集

245 名前:1/3[sage] 投稿日:2006/10/20(金) 01:31:00 ID:jEtM2Dfi 静かに涙を流す貴婦人の胸を十分に堪能する。 (もう良かろうな……) 忘却の呪文を唱える。 「余が汝を恐喝したことを忘れよ」 夫の不始末まぁ出任せだが、を忘れてほしくば…… そういう話だったが、これで。 「ひっ、ジョ、ジョゼフさま」 「おや、どうしたのかね?」 「え?え?え?あのっ、そのっ?こ、これはっ?」 「おや、貴方がここに入ってきて、唐突に押し付けてきたのではないか?」 「え?」 「おや、覚えてない?」 何かを思い出そうとするが……思い出せるはずも無い。 真っ青になる婦人を尻目に、 「いや、次に卿にお会いした時の良い土産話が出来ましたよ。」 ガクガクとその場に崩れ落ちる婦人……簡単だな。 「あの………」 「なんですかな?」 「……しゅ、主人には…………」 「おや、これは?お宅の挨拶か何かだとばっかり、素晴らしいと卿に伝えねばと」 「お、お願いです、御止め下さい、お願いです」 足にすがり付いてくる……柔らかく、暖かい身体。 「そうですなぁ……では……」 無理やりではなく、今度は自分の意思で……まぁ無理やりか? 一つ一つ服を脱がせる…… 「おや、泣くほど嫌なら余は別に良いぞ?」 「ひっ、いえっ……」 黙って全て脱ぎ捨て、余の服に手を掛ける。 装飾品の多い余の服を脱がそうとしている間、退屈しないように玩具で遊ぶ。 ゆらゆらと揺れる、二つの山や、茂み付きの谷。 屈辱で流れる涙も、見慣れれば楽しいものだ。 誇り高く、容易く屈しない心が折れていく様は…… 「楽しいな」 そのまま立ち上がり目の前の身体を、思うように貪った。

246 名前:2/3[sage] 投稿日:2006/10/20(金) 01:31:32 ID:jEtM2Dfi 「ジョゼフさま……」 「ミューズか、どうしたね?」 「お遊びが過ぎますわ。」 ぐったりと伸びた婦人を見ながら……はて?なんという名だったかな? 「まぁ良いではないか。」 「それだけでは御座いませんわね?」 「はて?」 「最近、城内で経験の無いはずの少女が大量に妊娠していて、しかも相手に心当たりが無いとか」 あぁ、なんだその件か、別のかと思ったぞ。 「お呼び下されば、私いつなりと、ジョゼフさまのためにっ」 「あぁ、ミューズいくら主でもむりだ」 「なぜですかっ、私いくらでもっ」 「生娘にはなれまい?」 「……それはっ、ジョゼフさまがっ………」 思い出したのか、赤くなったミューズが身体を捩る。 「まぁ、ちょっとした戯れだ。始祖の血脈は多いほうが良かろう?」 まぁ、ほとんどは余の楽しみのためだが。 ミューズが唇を噛んで黙り込む…… 「……私……ジョゼフさまの……が……」 面倒な 「そのうち、な、そのうちだ、ミューズ」 うれしそうに微笑むミューズ、まぁ使える間は餌をやれねばなぁ。 余と話しているだけでほぐれてきている簡単な身体を、余の上に導く。 潤んだ瞳で余を見つめながら……我等は一つになった。

247 名前:3/3[sage] 投稿日:2006/10/20(金) 01:32:17 ID:jEtM2Dfi 「さて、使い手はどうしたかね?」 「……申し訳有りません」 「では、ガンダールヴは?」 ………ふむ、 「やはり無理か。」 「なっ、此度は、予想外の邪魔がっ」 「まぁよいよ、ミューズ」 ずっと考えていたことを、復習する様に語る。 「使い手そのものより、今はガンダールヴの方が厄介だ。」 「は?私もガンダールヴも使い捨ての聞く道具のはずですが?」 …………女か 「彼は7万の大軍を止めた。」 「必要と有れば、私とて、そもそもあれは私がっ」 「次に……彼が戦う時、彼の属する軍は何倍もの働きをするであろうな、アレはよい旗だ」 「………しかしっ」 「しかも、アルビオン、ゲルマニア、ガリア。それぞれの軍がそれなりに目撃しておる、敵に回せば、士気が下がろう。」 ……… 「そもそも、歌にもガンダールヴは筆頭に歌われる、なぜかな?」 「それは、盾だからです、皆が目にする、目立つものだからです、働きでは劣りません」 「ちがうな……」 「ではっ?」 「知られる必要が有ったからであろうよ」 ミューズはじっと聞いていた。 「アレも心震わせて力を発するのであれば………恐ろしいな」 「なっ、ジョゼフさまが恐れるほどのことはありませぬ、先ほどももう少しでっ」 「戦争は一人でするものではない」 「そうですっ、ですからっ」 「心は一人で震えるものでもない」 「?」 「彼が、目的を持ち軍を纏め、己の軍と心を一つにし、それが震えた時……」 「まさかっ、そんな化け物じみた」 「私はそれが見たいよ、ミューズ」 「お戯れが過ぎます」 「トリステイン……あの国には何もしなくとも秘宝が集まる……」 「たまたまですっ」 「我等の苦労をあざ笑うかのように……まるで神が味方しているかのように。」 「そのようなっ」 「さて、神に勝つには……悪魔にでも魂を売らねばならぬかな?ミューズ。」 「……であれば……」 「うむ」 「私が魂を狩り集めましょう」 「余がそれを、存分に使おう」 この世界で遊ぶために…… ミューズが……ここ数年で最もお気に入りの玩具が高ぶっていくのを見ながら、余は自分の精を解き放った。

248 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/10/20(金) 01:35:06 ID:jEtM2Dfi むぅ、ほとんどメモだ……もっとネタ入れないと話になってないような…… ジョゼフ君黒いねっ、とゆー ………あれ?なんかあんまり黒く感じない……なんで? なんだか中途半端なので、今日は休んで出直してきます。では

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