ゼロの保管庫 別館内検索 / 「「人生の終焉」投票所」で検索した結果

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    ...3 33 48 - 「人生の終焉」投票所? 2007-12-31 (月) 23 52 37 - 25-483? 2007-12-31 (月) 21 40 10 - ハルバード 2007-12-31 (月) 21 39 50 - ブラケットネーム? 2007-12-25 (火) 20 28 09 - 26-261? 2007-12-08 (土) 22 48 46 - X00-24 2007-11-27 (火) 18 20 50 - かすみ? 2007-11-20 (火) 18 40 11 - 投票テスト 2007-11-19 (月) 22 14 19 - サイトと公爵? 2007-11-17 (土) 18 23 27 - サイトの逃亡記? 2007-11-08 (木) 00 30 47 - X00-18...
  • 24-667
    ...事にした。 「人生の終焉」投票所? 24-85孔明の罠〜アニエスのばあい
  • せんたいさん
    つづきもの *基本的に単発ですが、内容がリンクしています。上から下に時間軸順になっています。 2-598ある日、森の中 3-64あなたのいないアサ 3-274ルイズとシエスタ 4-47「師」と呼べるひと 4-164虹のむこうに 4-409虹のあとで 4-331君の名は 4-479あなたのあかし 4-668虚無の曜日 5-120続・虚無の曜日 5-400サイトがんばる! 5-713半分はやさしさ 5-843ふぁいなるあんさー?(選択肢モノ) 6-454タバサの使い魔 6-619女の友情 7-15ご注文は?(選択肢モノ) 7-401ルイズとタバサ 7-565夢への一歩 8-275あらしのよるに 9-357雨の降る夜は 9-615イーヴァルディの花嫁 10-136ひのきのお風呂 10-221才人のお買い物(選択肢モノ) 10-623雪風の計 10-722雪風の贈り物 11-249女王の花嫁修業 ...
  • せんたいさん(妄想請負人)
    つづきもの *基本的に単発ですが、内容がリンクしています。上から下に時間軸順になっています。 2-598ある日、森の中 3-64あなたのいないアサ 3-274ルイズとシエスタ 4-47「師」と呼べるひと 4-164虹のむこうに 4-409虹のあとで 4-331君の名は 4-479あなたのあかし 4-668虚無の曜日 5-120続・虚無の曜日 5-400サイトがんばる! 5-713半分はやさしさ 5-843ふぁいなるあんさー?(選択肢モノ) 6-454タバサの使い魔 6-619女の友情 7-15ご注文は?(選択肢モノ) 7-401ルイズとタバサ 7-565夢への一歩 8-275あらしのよるに 9-357雨の降る夜は 9-615イーヴァルディの花嫁 10-136ひのきのお風呂 10-221才人のお買い物(選択肢モノ) 10-623雪風の計 10-722雪風の贈り物 11-249女王の花嫁修業 ...
  • 投票テスト
    投票所機能のテストです。 選択肢 投票 [ルイズ] (77) [シエスタ] (47) #vote(項目A[],項目B[]) 項目追加可能 #tvote(項目A[],項目B[]) 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 アンリエッタ[486] 2 (40%) 2 アニエス[111] 1 (20%) 3 ...
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    ゼロの使い魔保管庫 [http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203164640/ 現行スレ] 携帯用リンク 雑談用掲示板 叩きスレ メニューより作品を検索し、お読み下さい。 何枚目のスレッドか-開始時のレス版 作品タイトル 以上の表記です。 タイトルの無いものは、数字のみで。 よそのスレッドからの転載は番号の前に、 A(アニメ関係より) N(ネタバレスレより) X(保管庫にて、直接投稿) として区分しております。 投稿お待ちしております。 作者の方が直接変更されるのも歓迎します。 ここはhttp //wikiwiki.jp/zero/ の後継になるべく作られたwikiです。 ルールはそのまま継いでいこうと思います。 管理人のうわごと 2/16 投票所のデザインを...
  • C08B
    せんたいさん 並べ替え、お疲れ様でした。後タイトルリネーム旧保管庫で打つときに面白いのに蛇足と打てなかった、小心者の自分でした。つづきでばれないかなぁと……甘かったです。あと虚無の曜日は続、だったので、4-668に統合してました。消しときますね。では、最後に。いつもありがとうございます、作品読むのも好きなのに、こっちまで手伝ってもらって申し訳ないです。 5-195 空に咲く花 すいませんコピーミスってた見たいです。申し訳ありませんでした。人の作品を間違えて削るって我ながら重罪……本当にすいませんでした。以降気をつけます。 -- 261 NPですよ?間違ってたらウチのエディタから直接放り込むまでよ!だからあんまり気にしないでネ -- せんたいさん 空気読まずに質問。NPって何の略? -- NP=ノー・プロブレム(問題なし)の事じゃない...
  • どきどき異端審問!投票所
    アンリエッタ[42] タバサ[42] ティファニア[39] アニエス[31] ルイズ[28] タニア[20] シエスタ[13] ベアトリス[10] モンモランシー[7] キュルケ[5] シルフィード[5] イザベラ[3] 投票を締め切りました。オリキャラダメって本スレでゆったのにw ルイズ -- 個人的にシルフィとのからみをやってほしい・・・ -- 名前 コメント
  • 26-546
    どきどき異端審問!(はじめから) 「たいへんなのねサイトたいへんなのねーっ!」 うららかな日差しが眠気を誘う昼下がり。 昼食後の優雅な昼寝タイムを邪魔されて、才人は不機嫌だった。 邪魔をした当人はそんな事一切気にも留めずに、才人の目の前できゅいきゅい叫んでいる。 「あんだよ、俺忙しいんだけど」 どう見ても芝生に寝転んで昼寝に入る直前の才人に、シルフィードはきゅいきゅい文句を言う。 「どう見ても昼寝する所なのね!いいから聞くのね!」 「…ツマラン事だったら寝るからな」 最近、タバサのシルフィードの扱いに、才人も影響されつつあるようだ。 アホの子の話は半分以下で聞くに限る。 もう既に半分不貞寝モードの才人に、シルフィードはむっとしながらも続ける。 「『呪印』なのね!また『呪印』が出たのね!」 『呪印』とは。 先住魔法によって作り出...
  • 25-471
    471 :年末大掃除 ◆mQKcT9WQPM :2007/12/31(月) 02 52 42 ID FsYTwLEr どこの世界も、年末は冬の最中にやってくるものらしい。 のんびりベッドの上で夢を見ていた才人を、突然の寒気が襲う。 シエスタが窓を開け、ルイズが才人のかぶっている布団をひっぺがしたからだ。 「いつまで寝てんのよ!掃除の邪魔っ!」 言ってルイズは布団を抱えてシエスタの開けた窓から干す。 …なんで、ルイズが掃除なんかしてんだ? その疑問は、才人が口にする前に、シエスタが応えた。 「えっとですね、今日は大掃除の日でして。  貴族も平民も関係なく、自分の部屋は自分で掃除するんですよ。一年の汚れは、自分自身が落とさなきゃいけないっていうか。  …サイトさんの故郷はしないんですか?大掃除」 まだ半分寝ぼけている才人は、そんなシエスタの話を聞きながら、日本の...
  • PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/V-Z
    #freeze #nofollow #norelated 前ページPukiWiki/1.4/Manual/Plugin V [#be6c635c] version [#v924021a] versionlist [#n3c07f6b] vote [#aa4fb1f8] Y [#kb2afc33] yetlist [#v5902d84] V version 種別 ブロック型プラグイン インライン型プラグイン 重要度 ★☆☆☆☆ 書式 #version version; 概要 インストールされているPukiWikiのバージョンを表示します。 ...
  • 4-702
    702 名前:1[sage] 投稿日:2006/10/03(火) 19 43 57 ID dhVp5QTX  注意  この物語はいろいろな設定がだいぶ壊れていて見る人を選びます。  ここは日本のどこかの家の中 「あ〜、退屈だな。テレビでも見るか」以下突っ込み担当の才人  これは異世界に飛ばされた青年の汗と涙の物語である・・・・・・ 「おっ、なんかおもしろそうなのやってる」     気が付けば青年は知らない町にいた  緊急特番!! 異世界ぶらり途中下車 「どこかで聞いたことあるぞ!」  どかーーーん!!! (バックの町が破壊された音) 「町破壊すんな!」  主題歌 first kiss 「全然雰囲気あってねぇよちくしょー! いい歌のなのが逆にやだ!!!」  歌が終わる  どかーーーん!!! (さらに町が爆発) 「この町は何をしたんだ!」  〜この番組は...
  • 質問
    置かないつもりでしたが、参考程度に…… これから書かれる方の目安になるとよいかと。 好きなキャラは? 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 アンリエッタ[309] 18 (31%) 2 タバサ@シャルロット[218] 11 (19%) 3 ティファニア[51] 6 (10%) 4 シエス...
  • 13-492
    492 名前:キュルケメイドする。の巻 ◆mQKcT9WQPM [sage] 投稿日:2007/04/06(金) 18 21 15 ID TJdcq1GE キュルケが主人に選んだのはもちろんこの人。 「ダーリーーーーン♪」 メイド姿のキュルケは、そう叫んでコルベールの私室のドアを勢いよく開いた。 開いたドアの向こう側では、コルベールが机の上で書類を整理していた。 もちろん目が点になっている。 「あ、あの?ミス・ツェルプストー?」 学院長から実習の事は聞いていたが、まさか自分がターゲットになるとは思っていなかった炎蛇であった。 全くもって認識の甘い中年である。 コルベールの時間を凍りつかせたまま、キュルケは無遠慮にコルベールの私室に入り込み、さらに無遠慮にコルベールに抱きつく。 「あら嫌だ、キュルケとお呼びになって♪」 「そうじゃなくてですねえっ」 ...
  • X02-01
    〜派生ルート 戦闘シーン 二人の唇が重なる直前。 シルフィードがきゅいきゅい、と啼いて異状を知らせてきた。 一瞬でタバサの顔色が変わる。身体を捻って、シルフィードの上から地上を一瞥する。 キスをかわされた才人が、バランスを崩して落ちそうになる。それを、タバサの杖が襟をひっかけて止めた。 「人が襲われてる」 地上では、ライオンの身体に鷲の頭と翼を持つ幻獣…野生のグリフォンが、小さな子供を襲っていた。 「何か持ってる」 タバサの指摘したとおり、その子供は手に何かを大事に抱えている。それは日の光を反射し、輝いていた。 グリフォンは習性として、光り物を集め、巣に溜め込むという性質がある。 哀れなその子供は、グリフォンのテリトリーで光り物を見つけられてしまったのだろう。 「助けるぞ!」 才人の声に、タバサはコクン、と頷く。 シルフィードの首筋を...
  • 20-346
    346 名前: 足 [sage] 投稿日: 2007/09/23(日) 03 03 43 ID IZ5rpxWG (そう言えば、ノートパソコンってどうしたんだったっけな)  ふとそんなことを思いついて、才人はルイズの部屋の中を探し回った。今や懐かしき代物である ノートパソコンは、ルイズのベッドの下で埃を被っていた。  引っ張り出して起動スイッチを押すと、ノートパソコンは何の問題もなく起動した。バッテリーも いくらか残量がある。 (どれ、ちょっと思い出に浸るとしようかな)  才人は床に座ってノートパソコンを弄り始めた。大したアプリケーションは入っていないし、イン ターネットに繋ぐこともできないから、やれることは少ない。 (どうせなら、デジカメとか写メで撮った写真とかでも入れておくべきだったなあ)  少々後悔したとき、才人はふと、デスクトップに見慣れないフォルダが置いてあるのに気がつい...
  • 22-379
    379 :GIFT(1):2007/10/23(火) 19 13 09 ID UKKj1zPe   地球から遠く離れた異世界の大陸ハルケギニア   この世界の多くの事象が魔法によって動いているように、俺がかつて居た世界は科学に支配されていた 科学はその進化の過程で、当時の地球にはありえない物から影響を受けた痕跡を数多く残しているらしい オーパーツとかオーバーテクノロジーとか言われているそれらはどこかの世界から一方的に送られた物で それが後の地球にいい影響を及ぼしたのか、それともいずれ来る破滅を早めた物なのかはまだわからない トリスティン魔法学院の静かな裏庭、分厚いが軽い多孔質の石で囲まれた半地下の部屋 日本の基準でいえば12畳ほど、ガラン洞の部屋の中、俺とルイズは手を握りながら魔方陣の中心に居た ルイズが呪文を詠唱する 俺の体内を何か気味悪い物が通過...
  • ハルバード
    お久し振りでございます。ハルバードでございます。拝啓、自由な旅人様。…誠に、誠に、申し訳ありません。未だに雑談用掲示板にコメントが出来ません。(後、雑談用掲示板を拝見させていただきました。タバサ嬢の事で盛り上がる所を携帯でも入れるように教えていただけるとうれしいです。)それと毎回どうも有り難うございます。わざわざ気に掛けて下さったり、いろいろ誘って下さったり、お褒めの言葉を下さったり。もう、どうやったらこの御恩を返せるのか分かりません!それでもお許しくださるのならこれからもどうか仲良くして下さい。よろしくお願い致します。               後これを見て下さっている方々。私は携帯で投稿させていただいているのですが、コメントしようとすると、ERROR!PROXY規制中!と出て、コメントが出来ません。もしこれを見て下さっている中にとても親切な方がいらっしゃいましたらどうかやり方を...
  • C06B
    205 ここ覗かれるかどうか分かりませんけど、2スレ目からずっと読んでます。せかす気は無いので、じっくり待ってます。またお会いできる日を楽しみに。 -- もう「少女の苦悩、少年の怒り」はお書きにならないのかなぁ・・・。とても面白いのでいつか続いてくれることを願ってます -- 風神、読ませていただきました。 マリコルヌが凄いかっこいいですね! とても面白かったです。 次のお話も楽しみに待ってます! -- 不幸せな友人たち、幸せな男爵様、見て泣きました(´;ω;`)すごく楽しみに更新を待っています・・・頑張ってください(`・ω・´) -- (つд`)? 幸せな男爵様、とてもよかったです。ルイズはサイトのことを気が狂うほど愛していたのですね。 -- 幸せな男爵様を読みました。悲しい結末だけど面白かったです。 (T-T...
  • 1-755
    755 名前:アンリエッタの野望1[sage] 投稿日:2006/08/10(木) 01 51 05 ID 9fYWHo9Y アンリエッタの頼みを引き受けはるばるアルビオンまで苦難の旅をしてきた。 あのウェールズはもう覚悟を決めている。私では引き留められない。 ルイズは泣いていた。アンリエッタはきっと彼を亡命させたいと考えていた。 あわよくば同盟が成らずとも、彼と一人の女として恋を望むと・・。決して言葉には出さなかったけど。 ふと気づいた。譲り受けた水の指輪が光っている。 「あれ、なんだろこれ」 涙をぬぐいながら、注意深く観察する。 だんだんと光度が増していく。瞬間はじけたように光を放った。 (あれ。私どうしたの?) 自分の体なのに自分で動かせない。夢で客観的に自分の行動を見ているような感覚に襲われる。 「んっ。私がここにいるということはウェールズと会ってく...
  • 19-312
    312 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/09/09(日) 20 29 57 ID rkjsIcgH  「諸君らは、自分が何故魔法を使えるのか、考えたことがあるだろうか」  戦争前に比べて、コルベール先生の授業を真面目に聴くようになった学院生はかなり増えた。 私はもともとどんな授業も真剣に臨んでいたけど、彼のそれはしばしば魔法から逸脱するため、少々軽んじてる部分もあった。 今もそう、魔法学もそこそこに机の上に色々出して実験とやらを繰り返している。 右隣のキュルケは授業内容問わず暑苦しい視線を先生に向けてるし、左隣のサイトは魔法学は机に突っ伏して寝てたクセに、今はさらに隣のタバサに何か説明してる。たぶん、先生の実験とやらについてだろうが、とにかく後でお仕置きしよう。  そんなことを思いながらぼーっとしていた時だった。 「諸君らは、自分が何...
  • 9-326
    326 名前:ダメ、絶対。[sage] 投稿日:2006/12/17(日) 21 18 06 ID X5LcDzt+ Case.1 才人「大変だ、ルイズがモンモンの部屋で変な薬を飲んじまった」 デルフ「何か前にもあったねこんなこと」 ルイズ「……」 才人「おおルイズ、今回は一体どんな変てこな薬を飲んでしまったんだ」 ルイズ「ハアハア」 才人「ゲッ、息が荒いぞこいつ」 ルイズ「才人ぉぉぉぉぉぉ!」 才人「うわっ、抱きつくな……!? る、ルイズ、お前の股間にある固いものは一体」 ルイズ「見て(ぴらっ)」 才人「ギャーッ! 可愛いルイズに俺のより巨大なブツが!」 ルイズ「サイトのお尻ちょうだぁぁぁぁぁぁい!」 才人「いやじゃぁぁぁぁぁぁ!」 モンモン「よしっ、成功!」 ギーシュ「モンモランシー、君は一体僕に何を(ry」 Case.2 才人「大変だ、ルイズが...
  • 26-657
    657 名前: ルイズならきっと本編でもやってくれる [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 23 13 53 ID gYLu1wKD  部屋に戻ってきたら、ルイズが鼻ちょうちんを膨らませて寝ていた。 「……は?」  才人は目を見開いてその光景を凝視する。  ベッドに寝転んだルイズは、大口開けて涎を垂らし、実に幸せそうな表情で寝こけている。その小 さな鼻から、ルイズの顔並に大きな鼻ちょうちんがふくらんだり縮んだりしているのである。才人は ごくりと唾を飲み込んだ。 (馬鹿な……! あんな、漫画みたいな鼻ちょうちんが、実在しているなんて!)  体が強張るのを自覚しながら、才人は慎重に一歩足を踏み出す。足音一つ立てようものなら、ルイ ズが起きてあの芸術的な鼻ちょうちんがパチンと弾けてしまう気がする。一歩一歩、慎重に足を運ん でいく。  傍らに立ってルイズを見下ろすと、鼻ちょうちんはや...
  • 11-284
    284 名前:幸せな男爵様[sage] 投稿日:2007/02/06(火) 22 24 21 ID WcqLB2V+  あらシエスタ、どうしたのそんなに慌てて。  違うわよ、後少しで面倒な仕事が全部片付きそうだから、ちょっと一休みしているところよ。  勝手にどこかに行っちゃうなんて、サイトじゃないんだから。  大丈夫よ、もう少し頑張って終わらせたら、ちゃんと休ませてもらうから。  あらいい香り。そうね、せっかくだからいただこうかしら。  うん、今日も変わらずいい腕だわ。悔しいけど、紅茶に関しては絶対にシエスタには敵わないわね。  ああ、これ? これはね、サイトからの手紙よ。きっと今頃は船の上ね。  全く、妻と領地をほったらかして冒険の旅なんて、いつまで経っても子供なんだから。  ご心配なさらずに。少しも怒ってなんかいないわ。むしろ安心しているぐらいよ。  サイトが冒険なんかに現を抜...
  • 18-242
    242 :名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 23 17 17 ID bqTATmmw 「ルイズ、少しは楽になったか?」 「ダメ……頭がクラクラして死にそう……」  俺の質問にルイズは弱々しく返事をかえした。 「うーっ、苦しい……もうヤダ……」  ルイズが風邪をひいて今日で2日目。  俺は今日もルイズの看病を続けていた。 「はぁ……冷たくて気持ちいい」  俺が額のタオルを水でぬらしてやると気持ちよさそうに呟く。 「ねぇ、サイト……」 「なんだルイズ?」  洗面器の水を交換しようと立ち上がった俺は、ルイズに呼び止められて振り返る。  そこには顔の下半分を毛布で隠したルイズが、こちらを見つめていた。 「わたし風邪ひてるの」 「知ってるよ」 「うん、だから……お風呂はいってないの……」 「そうだな、風邪ひいてるときは風呂はやめといたほうがいいな」 「うん、だから……」  俺はルイズ...
  • 1-864
    864 名前:出会い系は何が起きるかわかりません[sage] 投稿日:2006/08/16(水) 17 22 17 ID xSYTdP6R 今日もトリステイン魔法学院には授業の終わりを告げるベルが鳴り響いた。 「あー、ようやく授業が終わったぁー」  その音で目を覚ました才人は、席を立って思いっきり背伸び、次にあくびをした。  横でルイズが何か言いたそうに拳を握り締めているが気にしない。  授業中に他の女子生徒のスカートを覗こうとして股間を蹴り上げられたことはあっても、なぜだか眠って蹴り上げられたことは無い。 「まったく、あんたときたら」  ルイズは文句を言いたくてたまらなかった。しかしそれでは使い魔を人間だと認めることになってしまう。 ぶつぶついいながら立ち上がると外へ出るためにドアへと歩き出す。 「へいへい」  才人はまぶたをこすりながら悪びれた様子も無く後ろからついていった。   「お...
  • 21-438
    438 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/10/03(水) 01 05 47 ID fL7Rn6jx 朝、ルイズは起床し、服を着替えて扉を開く。 「おはようございます。ご主人様。」 平賀才人は、自らの主君に一礼する。 「……」 主君であるルイズは、使い魔の挨拶を無視した。 いや、返す事が出来なかった。 こんな風に、使い魔が自分に対してきちんとした主従関係を表す言語表現を形にし始めてはや半年。 いまだにルイズはこの事態を悲観的にしか捉えられないのだ。 何をするにしてもそうだ。 平賀才人は、確かに使い魔としての責務をこなすようになった。 淡々と。 半年前のように逆らう事も、今では考えられない事だ。 身の回りの世話や主人の護衛。 全てをそつなく、完璧に全うする。 軍人であるかのような立ち振舞いだ。 溝だった。 確実に深く...
  • 23-496
    「気がつきました?」  タバサはぼんやりと天井を見上げ、声を掛けたメイドを見つめた。黒髪とそばかすが印象的な、サイト専属のメイド。たしか名前は……シエスタ。  慌てて起き上がろうとすると、タバサはそっとシエスタに押さえられた。 「疲労が原因で倒れられたんですよ?先生の話ですと、今日一日は安静にした方が良いそうです」  やっとタバサは思い出した。数日の徹夜明けのまま学院の廊下を歩いていて急に意識が遠退いたのだ。偶然居合わせたシエスタが医務室に運んでくれたらしい。ありがとう、と頭を下げるとシエスタは明るい笑顔で首を振った。 「敵討ちなさって、ご病気のお母さまの看病もなさって……ミス・タバサは凄いですわ」 「サイトやキュルケが、助けてくれたから」  タバサは言って窓の外を眺める。彼らには感謝している。だがこれからの仕事は助けてもらえない内容だ。ガリア王家の承継と政権掌握、軍事外交とあまりに慣れな...
  • 6-766
    766 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/11/06(月) 21 20 53 ID Nhzg7O8d 「ふぅ……」 彼は、深いため息をついた。 真っ赤な上着に体にフィットした黒いズボン、白髪で鍛え上げられ引き締まった体つき、腰には上着と同じ真っ赤な布を巻いていた。 「あんた誰?」 彼の顔をまじまじと覗き込んでいる少女。 年齢は12、3と言ったところだろうか。黒いマントの下に、白いブラウス、グレーのプリーツスカートを着た体で、自分より遥かに背の高い目の前の男を凝視している。 「キミが私のマスターか。驚いたな。魔方陣や触媒も無しに私を召喚するとは。まぁ、仕方ない、これも守護者としての定めだ。目的は達したことだし、な」 「ちょっと、質問に答えなさいよ!あんた誰!」 腕を組み、訳の分からないことをぶつぶつとぼやいて、自分の質問に答えようとしない彼に彼女は苛立ちを感じながらも...
  • 20-216
    216 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2007/09/21(金) 15 00 01 ID aTNZ+ylK サイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガ そう書かれたお墓があった 私のお父さんのお墓、珍しい黒髪に黒い瞳を私にくれたお父さん 「・・・帰ろうか」 そう私のお母さんは言った ルイズ・ド・ヴァリエール、綺麗な桃色の髪に鳶色の瞳 私はよくその色が欲しかったとお母さんに言う 「サイトの色だから、貴女がサイトの血を受け継いでくれた何よりの証拠」 お母さんはそう言って嬉しそうに私をなでてくれる 「・・・黒髪はサイトの色だけどいろいろと苦汁を舐めさせられた事もあるのよ」 と少し悲しそうに言った事もある 次にお爺ちゃんに聞いてみた お父さんはお爺ちゃんとお婆ちゃんをかばって死んじゃったらしい 二人でいた所を暗殺者に襲われそれを撃退した時に深手を負ってしまいお爺ちゃんと お婆ちゃんは無事だ...
  • 11-76
    76 名前:平賀さん[sage] 投稿日:2007/01/28(日) 03 48 36 ID 7omlHF1N  そのときのわたしは賑やかな居酒屋を出て、数年ぶりに再会した友人たちと、再び長いお別れを交わしたところだった。  心配する友人たちに大丈夫だと笑って別れを告げ、女一人で夜の街を歩き出す。  酔っているために頭が朦朧としていて、今一体何時ごろなのかもよく分からない。  ぐらつく視界とふらつく足取り。せめて家までは自分一人で帰り着かなければと必死で念じながら、うるさい客引きを無視しつつ歩いていたのだ。  その内気分が悪くなって立ち止まり、道端の電柱に右手を突いて左手で口を押さえた。  嘔吐感が胸の奥からじわじわとせり上がってきたが、寸でのところで戻すのだけはこらえた。  そうして数十秒ほど。ほんの少しだけ気分が良くなってきたとき、わたしは何となく軽く頭を上げた。  特に、意味のある動...
  • 19-174
    174 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/09/05(水) 23 40 06 ID 1dr58efj 「ここってさ、ハルケギニアだよな」 あの胸みたいな何かとそれを取り巻く周囲のゴタゴタが片付き、ここしばらくご無沙汰な「部屋で二人っきり」の状況にご満悦なルイズだったが、 椅子に腰掛けた才人は何やら思案顔。 ようやく顔をあげて何を言い出すかと思えば、これである。 「ボケるには早いわよ、犬」 「いや俺さ、ハルケギニアってどっかで聞いたことあると思ってたんだよ」 何を言ってるのかしらこのバカ犬は…… 「だからそれは、」 「俺の世界でさ」 「は?」 「でもどっか微妙に違うなってずっと思ってたんだ。そーだそーだ、『ハルキゲニア』だ!」 椅子から立ち上がり何やら納得した様子で犬が叫んでるが、まったく理解不能。 かろうじてわかるのは、...
  • 22-130
    130 名前: 明日 (1) [sage] 投稿日: 2007/10/14(日) 18 12 50 ID rxDwfIgI いつも通り家を出る俺に、お袋が声をかけた 「才人、今日は鍋だからね、早く帰ってきなさいよ」 お袋はいつも今日の献立を教えてくれる 最近は学校の連中と一緒に晩飯を食べることもあって、家で夕飯を食べる事は減ったが、それでも教えてくれる 俺はいつも通り「う、あ〜、・・・うん」と気の無い返事をする、きっと明日もそうなんだろう 親父は朝食を前に新聞を広げながら、「VAIOの修理、今日上がるんだってな」と言う 俺はいつも通り、「うん、たぶん」と曖昧な返事をする 親父は新聞を読みながら「請求書はウチに回しとけ、あれはワシも使う」 俺がパソコンを使うことに反対してた親父、こんなこと言うのは初めてだった、礼を言うべきか、明日言おうと思った 教室 ...
  • 18-728
    728 :名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 04 51 26 ID xLGoPgZM ここはトリステイン高校。 少年少女が勉学に励む場である。 「ふぁ〜、ねむぅ…」 サイトは通学路をあくびをしながら眠そうに歩いていた。 「お兄ちゃん…大丈夫?」 隣で一緒に歩いている小柄な少女が心配そうに声をかける。 彼女はタバサ。 お兄ちゃんと呼んでいるが血のつながりはない。 彼女の両親は仕事の都合で一年の大半を海外で過ごしている。 そのためタバサは小さい頃から隣のサイトの家にあずけられていた。 そのため、いまではすっかり兄妹の関係になってしまっている。 「おはようタバサ、サイト」 「おはよう」 キュルケが挨拶してくる。 彼女はスタイル抜群で男子生徒からの人気が高い。 これは秘密なのだが、担任のコルベール先生と恋人の関係だったりする。 「もう、一緒に住んでるのに学校には別々に登校す...
  • 6-277
    277 名前:1/3[sage] 投稿日:2006/10/20(金) 22 21 26 ID jEtM2Dfi 取り戻す……そのつもりだった……なのに…… 「お疲れ様、おひめさま」 額にルーンの浮いた女が私を笑っている…… 際限なく出てくるガーゴイルに、一人では手の打ち様が無かった。 「威勢が良いことだな、わが姪御よ」 ずっと……アイツはそこに居た。 近寄れないのが解っているように…… 「なんなら、これをやっても良いぞ」 魔法薬……まさかっ。 「余の命令によって与えられた毒だ、当然解毒剤も持っておる。」 ……半ば確信していたことをあっさりと認められ、頭の中が灼熱する。 「おまえ……が」 「不幸な事故も、な」 「父さま……も」 「よく出来た弟……だったなぁ」 殺してやる殺してやる殺してやるころしてやるコロシテヤルコロシテヤルゥゥゥゥ 数体のガーゴイルに押さえられ、杖まで取り上げられていては、...
  • 22-422
    422 名前: 雪風の作戦 [sage] 投稿日: 2007/10/25(木) 00 53 12 ID /51Lkj8Y  この二週間、この日にかけて準備をしてきた。  全ては今日のこの日、憧れの彼であり、守るべき彼であるサイトに喜んでもらうために。  タバサがその行動を起こすきっかけとなったのは、二週間前のある日のことだった。  タバサがサイトを求めて歩いていると、その会話が聞こえてきたのだった。 「うむむ……サイトよ。その萌えというのは奥が深いな」 「ああ、そうだ。たとえば、キュルケだ」  聞こえてきたのは火の塔の裏から。普段は誰もいないはずなのに、珍しく人の声がする。  サイトの声だ。  そう認識したのが最後だった。気がついたら、私は木の後ろの隠れてサイトとギーシュの様子を覗いていた。 「褐色の肌に素晴らしいプロポーション。挑発的な態度に自信たっぷりなあの余裕。娼婦のように艶...
  • 16-14
    14 名前:1/6[sage] 投稿日:2007/05/30(水) 02 56 36 ID Kao6l/pG  人生に予測は付かず、  想像もしていなかった苦労と言うものは存在する。  平穏とは程遠い人生を送ってきた、ジャン・コルベールだったが、  自分がこんな苦労をする事に成るとは、思った事も無かった。 「せんせー、あのぉ……この問題なんですけどぉ」 「あぁ、これはだね、ここを……」 「そんな事よりぃ、ミスタ・コルベール、今日の放課後お暇ですか?」 「なっ、いや……そのだね」  モテる。    本当は強いのに平和主義で、馬鹿にされようと貶されようと、イザと成れば躊躇無く貶した相手を助ける。  メンヌヴィルを倒した所を見た生徒は居なかったが、アニエスを助ける所は、数人の生徒が見ていた。  ――コルベール先生はキュルケとタバサが敵わなかった相手を下すほ...
  • 1-796
    796 名前:異世界協奏曲[sage] 投稿日:2006/08/12(土) 21 31 26 ID DhIoxA19 第1巻 p12より 「サモン・サーヴァント」  貴族に従う使い魔を召喚する伝統ある儀式である  魔法学院では生徒が2年生になるとすぐに行われる。 私が1年生から進級して数日経ったある日、トリステイン魔法学院の広場には2年生の生徒が全員集まっていた。 サモン・サーヴァントを終えた私は、広場の隅っこで校舎に背を預けて本を広げていた。  すると友達のキュルケが話しかけてきた。 「ねぇ、タバサ見て。私ったらサラマンダーを召喚したのよ」  チラッと前を見てみると、キュルケは赤くて尻尾に火が灯っているトカゲらしき生き物の頭をなでている。  サラマンダー、火属性の聖獣のランクでは高い所に位置している。 「でもあなたのウインドドラゴンにはかなわないわね」  キュルケ...
  • 19-130
    ボルボX 130 名前: アンリエッタの晩餐会 [sage] 投稿日: 2007/09/05(水) 01 21 07 ID xIyUkfrg 「王宮の晩餐会? 呼ばれた?」  こちらに背を向けてクローゼットで服を選んでいるルイズの背後で、才人は首をかしげた。 「姫さまって、あまりそういう贅沢しないんじゃなかったか?」 「全くそういうことしないわけじゃないでしょ。それに、今回はちょっと事情があるみたいよ。  わたしの知り合いも呼べって言ってるし、とりあえずモンモランシーとか声かけるわ。  水精霊騎士団にはあんたから伝えといて。そうそうメイド。あんた来る?」 「え、わたし!? あの、わたしなんかが行っていいんですか?」 「言っとくけど同席はさすがに無理だかんね。給仕とか手伝いなさいよ。本当はそれも駄目だけど、今回は内輪の集まりらしいから」 ...
  • 2-375
    375 名前:359[sage] 投稿日:2006/08/30(水) 18 49 40 ID fESvXxMR メイジは生前の得意属性に準じた葬られ方を最後の演出とすることもある。 とはいっても大半が貴族であるメイジが屍を醜く朽ちさせるはずもなく 荼毘にふした後、火属は死火山の火口・風属は強風の渓谷・水属は故人ゆかりの水辺などに散骨される といった辺りだが土属のように特段場所を選ばない例もあり土式が選択されることも少なくない。 そして今また一人のメイジの墓標がこのゲルマニアの地に作られた。 墓石の前には紅髪と蒼髪の少女が2人佇むのみ。見送りが少なくは有るが珍しい例でもない。 墓の主がトリステインという異郷で倒れた身より無き異邦人である、ということを除いて。 自分よりは幾分に興味薄げに感じられつつも付き合ってくれている蒼髪の友人から手前へ 視線を向け直し、墓の主に語り...
  • 8-364
    364 名前:ルイズと犬[] 投稿日:2006/11/28(火) 20 29 24 ID pLwuY9+o 「待ちなさいっ、この馬鹿犬ー!」 「ま、待てるかー」 いつもの昼休み、女子寮の廊下で才人とルイズは相も変わらず追いかっこをしていた。 他愛のない話題でルイズをからかい、怒ったルイズが才人に躾をする。 いつもの見慣れた風景であるが‥‥‥‥この時は少し違った。 「鍵かけ忘れたお前が悪いんだろーが。しっかし、まさかお前が俺に隠れて バストアップ体操してるなんてなぁ。そんなことしないでも、 お前はナイチチのままで十分かわ・・・」 「しししししっ、死ねーーーーー!!(怒)」 ルイズの杖から閃光が飛び出す。 チュド−ン!! ひゅ〜・・・。 グシャッ。 何時もより余計に力が入ったルイズのエクスプロージョン。 ”ポンッ”ではなく”チュドーン”を食らった才人は、...
  • 20-131
    131 名前: 1/5 [sage] 投稿日: 2007/09/19(水) 03 44 08 ID V6NdQuWM  誰かに愛されて、誰かを愛して、人は自分を形作ってゆく。  一人で生きていくとは出来ない人間が、ごく自然に身に付ける周りとの繋がり。 「さあベアトリス、今日もお話しましょうか?」 「……はい……ミス・ウェストウッド」  ほんの数週間前まで溢れていた覇気が微塵も感じられなくなった少女がそこに居た。  ベアトリス・イヴォンヌ・フォン・クルデンホルフ  かつて誇りを持って語られた彼女の名前。 「お友達だから、テファでいいよ? ベアトリス」 「は……い……テファ……」  何かがおかしい、つい先日までそんな事で悩んだりもした。  それでも最早…… 「おいで、ベアトリス」  ティファニアの抱擁から、その暖かさから逃れる事は出来ない。  自...
  • X00-01
    「よくあんな授業真面目に受けれるよな」 才人は授業を抜け出してぶらぶらと散歩をしていた。 確かに魔法の使えない平民にとっては魔法の授業など退屈以外の何物でもない。 まぁ、文字の読み書きのできない才人はそんな事関係ないのだが。 厨房から少し歩いたところで才人は足を止めた。 「あそこにいるのは・・・」 そこにいたのはシエスタだった。 木に頭をもたせ掛けて、とても気持ちよさそうに熟睡している。 「お〜い、シエスター」 「・・・・・・・・・」 シエスタから返事は無い。 「?」 (どうしたんだろ) と思い、才人はシエスタの元へと駆け寄った。 そこで才人はシエスタが寝ている事に気づいた。 すると才人の顔が悪戯を思いついた小さな子供のような顔になる。 (悪戯しちゃえ・・・!!) その通りだった。まったく、ダメなやつである。 才人はシエスタを起こさないようにシエスタの頭を木からそっと離す。 そしてすばやく...
  • 20-365
    365 名前: Please Mr.Lostman [sage] 投稿日: 2007/09/23(日) 23 21 55 ID JoDKp6D9  青年は、馬に乗って必死に街道を駆けていた。元々急ぐ旅でもなかったし、愛馬の体を傷つけたく ないという思いもあったので、鞭や拍車の類は一切身につけていない。それでも全速力で走ってくれ る辺り、馬にも危険な状況だということが分かっているのかもしれない。 (婆ちゃん、この辺りなら絶対安全だって言ってたのに!)  静かな自信に満ちた表情で断言していた祖母の顔を恨めしく思い出しながら、青年はちらりと後方 を振り返る。遠くでもうもうと土煙が立ち込め、その向こうからは馬蹄の音が無数に聞こえてきて いる。向こうも諦めるつもりはないらしい。 (無事に逃げ切れるだろうか)  青年は不安だった。相手は大人数だし、全員馬に乗っている。脚力は同程度のようだから、...
  • 21-702
    702 名前: 平賀さん家へいらっしゃい [sage] 投稿日: 2007/10/09(火) 01 33 37 ID TKjJ33zv  人の姿に化身させられたシルフィードが、タバサから借りたマント一枚羽織っただけの姿で、  再び「お腹すいた」と騒ぎ始めた頃、一行は平賀家の前に到着した。 「さあさ皆さん、平賀家へようこそ、だ」  おどけた風に言う才蔵のそばで、懐かしい我が家を前に、才人はふと立ち止まる。何となく、家に入るのが怖い。  そんな才人の肩を励ますようにぽんと叩いて、才蔵は先に門を抜けて玄関に向かった。 「ただいまー」  気軽に言いながら、父の背中が家の中に消える。  だが、才人はどうしても歩き出すことが出来なかった。 (母ちゃん、どんな顔するだろ)  そう思うと、足がすくんだように動かなくなる。  そんな才人の背中を、誰かが...
  • 9-234
    234 名前:1/4[sage] 投稿日:2006/12/14(木) 02 11 56 ID WpvubORe 199の続き そのままシエスタが俺を押し倒す。 ここ数日禁欲していたという事実が、ルイズの太ももに当たっていた。 恥ずかしそうに目を反らすフリをしながら、一生懸命見ているルイズがいじらしくて…… グリグリ 「……ぁ」 ついルイズに押し付けてしまう。 恥じらい、サイコー。 もー 『カチン』 カチン、そう……カチン? 「あの……シエスタさん?」 俺の手には鎖が……あの……え? 「サイトさん、おいたが過ぎますからね」 両手を拘束した鎖をベットの柱に巻きつけるシエスタ…… 「え?……あの……シエスタさん?」 「さ、ミス・ヴァリエール脱がせますよー」 「うん」 俺のズボンに二人して手を掛ける。 余りの展開に混乱している間に、あっさりと…… (か、下半身が……涼しい……) 「ほー...
  • X00-25
    17年生きてきた人生初の投稿をさせていただきます。 もし間違った場所に出てしまったら申し訳ありません。そうなってしまった場合最善を尽くしますので、どうかお許しください。そして、拝啓自由な旅人様。様々な個性溢れるキャラクターがいますので色々挑戦したいと考えてさせていただいております。大好きなキャラクターはもちろんタバサ嬢でございます。 尚、簡単に考え書くのを試みた物ですので、駄文ですが、お許しください。          タイトル     凄まじく恐ろしい夢               ? 7巻186Pと同じ状況だと思ってください。サイトの見た夢       「シエスタはその…大事な人だから…こんな風に、その…なんていうか整理がついてない状態で、その…」と、しどろもどろになって言った。  「そう、ですか…。 でぇもぉぉ…」そう言うとスッと立ち上がりあの踊り?をしながら歌い出した。「そんなの...
  • 15-65
    65 名前:でんせつのおれとでんせつのけん[sage] 投稿日:2007/05/03(木) 11 39 53 ID A6piLjbf 伝説の使い魔、ガンダールヴの伝説の剣であるでるデルフリンガーのことでデルフ。  サイトが貴族になって色々と騎士ごっこに駆り出されるが、長い剣身のためサイトがデルフを手に持たない限り、そう簡単に持っていられるものではない。  よって性別がわからないが彼は、基本的にはルイズの部屋でお留守番である。  使いたいときに使われ、使わないときは放置される日々。  意思があるのにも関わらず、ただの物として扱われる伝説と疑いたくなる姿。  だが、六千年の前。前のガンダールヴが亡くなってからというもの。  色々なところに売られ買われ使われ捨てられてきた人生を歩んできた彼にとって、今の待遇はとてもいいほうだ。  六千年というときの中は、デルフの口に腹を立てた貴族がデルフを溶かさ...
  • 4-229
    229 名前:発売予告「ゼロの三国志」[sage ] 投稿日:2006/09/22(金) 15 08 51 ID d/9e1u42 「あなたに対する、相応の覚悟を持って望みますわ」 アンリエッタの言葉から、全ては始まった。 光輝満る国の女王、女王アンリエッタが率いるは、トリステイン王国アンリエッタ親衛隊! アン「見てらっしゃいルイズ・フランソワーズ!  誰に喧嘩売ったか教えてあげるわ!」 アニエス「殿下、キャラが壊れてます」 アン「をーーっほっほっほっほっほ!  ラ・ヴァリエールがなんなのよ!こっちは王族よおーぞく!」 アニエス「あのー殿下ー?」 愛するご主人様のためなら戦もなんの!シエスタ率いる魅惑の妖精メイド隊! シエスタ「待っててくださいサイトさん!  悪のぺったんこの魔の手から、必ず救い出して見せます!」 ジェシカ「それいけシエシエー!」 シエスタ「頬を染めろ!上目...
  • 16-175
    175 名前:どっかで聞いた話[sage] 投稿日:2007/06/02(土) 01 01 27 ID tgshzPus 「うーん、うーん……」 「何唸ってんだルイズ、腹でも痛いのかよ?」 「違うわよ。学院の課題で、物語を書くことになったの」 「はぁ? なんだってまた」 「貴族たるもの表現力が重要だとかなんとか」 「変なことになったな」 「全くだわ。ああもう、なんだってわたしが話なんか作らなくちゃならないのよ」 「ははは、まあやってみろよ、書きあがったら俺も読んでやっからよ」 「何でよ」 「そりゃ、お前が頭の中でどんなこと考えてんのかとか、気になるからな」 「やな言い方! 他人事だと思って……! 見てなさい、超大作を書き上げてやるんだから!」 「へいへい、ま、せいぜい頑張れよな」  一ヵ月後。 「で、俺に何か用スかコルベール先生」 「うむ。先日生徒諸君に物語を作るよう課題を...
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