ゼロの保管庫 別館内検索 / 「X00-47」で検索した結果

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  • X00-04
    *オリジナル設定一覧* なんかスレで要望があったので。あと文中でフォローしないダメ書き手な自分orz *人物* フェリス アニエスの部下。銃士隊の中の部隊(これまたオリジナル)『長銃隊』の隊長。 銃の腕前は一級品だが、剣のほうはからっきしという設定。 姿を借りるためだけに才人に化けたアニエスに襲われた。 金髪ツインテの強気ロリっ娘という、ものすごくアレな外見をしている。 見た目はどう見ても十代前半だが、実は才人より二つ上の十八歳。 登場話 『オーダー!アニエスのばあい』7-255 タニア ウエストウッド村に住む子供達の中で、ティファニアを除いては一番年上の、ブルネットの女の子。 しっかり者で、ティファニアの家事を手伝ったり、子供達の面倒を見たりしている。 才人に淡い恋心を抱いていたが、巨乳エルフに惨敗、婚期を逃しかけていた所に金持ちのぼんぼんを捕まえ、宿屋の女将にな...
  • X00-09
    ちょっと思いついたので書いてみました。 メインキャラ達が全然活躍していない・・・(笑) 長文の上駄文ですが、感想などいただけたら嬉しいです。 続く・・・かも?   ↓から本文です 一台の馬車がラ・ヴァリエール家の前に停まった。 そこから降りてきたのは桃髪の少女を筆頭に、黒髪の少女と少年、 その後に高貴な雰囲気を漂わせた、3人よりも少し年上であろう少女だった。 「お待ちしておりました、お嬢様」 門番の衛士が頭を下げると、桃髪の少女が頷く。 言わずと知れた、ラ・ヴァリエール家の3女、 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだ。 ちなみに後の3人とは、サイト、シエスタ、アンリエッタであった。 衛士が玄関の扉を開け、ルイズ一行が邸に踏み入れると、なんとそこには ラ・ヴァリエール伯爵をはじめ家族全員が出迎えに来ていた。 「ようこそおいで下さいました、陛下...
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    #freeze #norelated 2008-01-08 (火) 13 34 16 - 『年末大掃除』投票所? 2008-01-08 (火) 13 33 48 - 「人生の終焉」投票所? 2007-12-31 (月) 23 52 37 - 25-483? 2007-12-31 (月) 21 40 10 - ハルバード 2007-12-31 (月) 21 39 50 - ブラケットネーム? 2007-12-25 (火) 20 28 09 - 26-261? 2007-12-08 (土) 22 48 46 - X00-24 2007-11-27 (火) 18 20 50 - かすみ? 2007-11-20 (火) 18 40 11 - 投票テスト 2007-11-19 (月) 22 14 19 - サイトと公...
  • サイト
    エロ 1-298 1-250 1-380ルイズ×サイト 1-345 1-46猫ルイズの誘惑 1-466 1-63 1-696 1-796異世界協奏曲 1-804サイト×メガネandルイズ 1-864出会い系は何が起きるかわかりません 1-926少女の女王 1-96女王の関心 2-116アンリエッタつづく 2-131 2-151裏タバサ 2-191二日酔いにはご用心 2-255ルイズとサイト 2-287 2-298920 2-299ルイズ×サイトで、モンモン×ギーシュ 2-40ドラム缶風呂 2-502サイトとアンリエッタ 2-517アンリエッタ×サイト予告 2-598ある日、森の中 2-614 3-106 3-120モンモン×サイト 3-22結婚後シリーズ 3-289サイト×モンモンのエピローグ 3-33時を駆ける少女 3-459有望なお子さん達 3-469テファ搾乳 3-5...
  • X00-04せんたいさんのオリジナル設定集
    *オリジナル設定一覧* なんかスレで要望があったので。あと文中でフォローしないダメ書き手な自分orz *人物* フェリス アニエスの部下。銃士隊の中の部隊(これまたオリジナル)『長銃隊』の隊長。 銃の腕前は一級品だが、剣のほうはからっきしという設定。 姿を借りるためだけに才人に化けたアニエスに襲われた。 金髪ツインテの強気ロリっ娘という、ものすごくアレな外見をしている。 見た目はどう見ても十代前半だが、実は才人より二つ上の十八歳。 登場話 『オーダー!アニエスのばあい』7-255 タニア ウエストウッド村に住む子供達の中で、ティファニアを除いては一番年上の、ブルネットの女の子。 しっかり者で、ティファニアの家事を手伝ったり、子供達の面倒を見たりしている。 才人に淡い恋心を抱いていたが、巨乳エルフに惨敗、婚期を逃しかけていた所に金持ちのぼんぼんを捕まえ、宿屋の女将...
  • せんたいさん(妄想請負人)
    つづきもの *基本的に単発ですが、内容がリンクしています。上から下に時間軸順になっています。 2-598ある日、森の中 3-64あなたのいないアサ 3-274ルイズとシエスタ 4-47「師」と呼べるひと 4-164虹のむこうに 4-409虹のあとで 4-331君の名は 4-479あなたのあかし 4-668虚無の曜日 5-120続・虚無の曜日 5-400サイトがんばる! 5-713半分はやさしさ 5-843ふぁいなるあんさー?(選択肢モノ) 6-454タバサの使い魔 6-619女の友情 7-15ご注文は?(選択肢モノ) 7-401ルイズとタバサ 7-565夢への一歩 8-275あらしのよるに 9-357雨の降る夜は 9-615イーヴァルディの花嫁 10-136ひのきのお風呂 10-221才人のお買い物(選択肢モノ) 10-623雪風の計 10-722雪風の贈り物 11-249女王の花嫁修業 ...
  • ルイズ
    エロ 1-298 1-250 1-345 1-380ルイズ×サイト 1-46猫ルイズの誘惑 1-63 1-732 1-804サイト×メガネandルイズ 2-255ルイズとサイト 2-287 2-390ちぃねぇさまへ 2-40ドラム缶風呂 2-614 3-22結婚後シリーズ 3-274ルイズとシエスタ 3-396ルイズの夜 3-64あなたのいないアサ 4-141For113 4-260 4-43空気の読める才人 4-479あなたのあかし 4-582ルイズのMaria 5-345ルイズの魔法書 5-361 5-843ふぁいなるあんさー? 5-910FA〜ルイズのばあい〜 A1-26 A1-961 A2-455 5-637 6-619女の友情 6-702 7-124 7-128ルイズとサイトの夜 7-352ルイズ×サイト 7-365 7-374ルイズ×サイト 353+α 7-53...
  • せんたいさん
    つづきもの *基本的に単発ですが、内容がリンクしています。上から下に時間軸順になっています。 2-598ある日、森の中 3-64あなたのいないアサ 3-274ルイズとシエスタ 4-47「師」と呼べるひと 4-164虹のむこうに 4-409虹のあとで 4-331君の名は 4-479あなたのあかし 4-668虚無の曜日 5-120続・虚無の曜日 5-400サイトがんばる! 5-713半分はやさしさ 5-843ふぁいなるあんさー?(選択肢モノ) 6-454タバサの使い魔 6-619女の友情 7-15ご注文は?(選択肢モノ) 7-401ルイズとタバサ 7-565夢への一歩 8-275あらしのよるに 9-357雨の降る夜は 9-615イーヴァルディの花嫁 10-136ひのきのお風呂 10-221才人のお買い物(選択肢モノ) 10-623雪風の計 10-722雪風の贈り物 11-249女王の花嫁修業 ...
  • クロスオーバー
    ドラゴンボール X00-00ゼロの使い魔 -サイヤ人襲来編- Fate/stay night 6-766 かのこん 7-326使い魔はコンと咳をして ハチワンダイバー 8-470ゼロ魔ダイバー ヤマグチノボルエロパロスレ 16-175どっかで聞いた話 ツンデレ色々(シャナ、ハルヒ、フルメタ、3×3EYES、GOSICK) 23-386禁呪〜属性召喚〜
  • X00-32
    この作品は1-428の別作者による続編です。 そしてタバサは、 429 名前:タバサの弟 投稿日:2008/01/17(木) ここからは僕が書いてみました また足を上下に動かす。 「タ・・バサ・・やめ・て・あぅ・・あぁ」 サイトがそう言うと、タバサが睨み、そして足に体重をかけだした。さらに膝をつかいだした。 「タバサ?ご主人様でしょう。ご主人様を呼び捨てしていいと思ってるの?」 そう言うと足に体重をかけだした。 「あぁぁぁん・・タバサ・・やめて・ああ」 「だからご主人様でしょう。何回言わせるの?そんなペットには、もっと厳しい躾が必要ね」 そう言うと、扱く動きを速める。 「あぁぁっ・・あぁっぁ」 「こんなにしてほんと躾けがたりない」 そうタバサが言うとサイトはもう観念したのか、 「すいま・・せん・あぁっ・ご主人・・・様・許して・くださ・いぃぃぃあ」 しかしタバサは扱くのをやめ...
  • Soft-M
    作者別 ■ゼロの飼い犬 15-181 #1 事の発端? 15-593 #2 天使の指先 15-828 #3 微熱の唇 16-203 #4 口付けの理由 16-282 #5 メイドの温もり 16-433 #6 黒い瞳の彼 16-720 #7 月の涙(前編) X00-05 #8 月の涙(後編) 18-46  #9 月夜の晩に X00-07 #10 雨降りの後 19-20  #11 人形姫の溜息 20-72  #12 水兵服とメイドの不安 (前編) X00-10 #13 水兵服とメイドの不安 (後編) X00-11 #14 お医者様でも草津の湯でも (前編) 24-5    #15 お医者様でも草津の湯でも (後編) X00-27 #16 夏休みの前 X00-28 #17 真夏の雪風   ■完結SS 13-28  湯けむり協奏曲(前編) 13-232 湯けむり協奏曲(後編)
  • シエスタ
    長編 4-563(*1) エロ 1-864出会い系は何が起きるかわかりません 2-191二日酔いにはご用心 2-298920 2-598ある日、森の中 3-274ルイズとシエスタ 3-591For584 3-647シエスタとサイト 5-368 5-637 6-14サイト×シエスタ 6-124FA〜シエスタのばあい〜 6-469 6-605 6-619女の友情 8-70オトコノコの役割 8-116 8-125借り物競走〜シエスタのばあい〜 9-234(5-637の続き) 9-244(5-637の続き) 9-281-2サイト争奪杯〜シエスタの場合 10-5仁義なき家族計画 10-247魔法具『操りの真珠』 10-259シエスタの衣装 11-103鬼は外 12-416サクラ前線異常アリ 13-29湯けむり協奏曲 13-391メイドのお役目 14-8真実(ま...
  • X00-00
    「いよいよ今日は召喚の儀式であります。  これは2年生に進級した君たちの最初の試験でもあり、貴族として一生を共にする使い魔との神聖な出会いの日でもあります。」 キュルケ「楽しみだわぁ〜。あなたがどんなすごい使い魔を呼び出すか」 ルイズ「…ほっといて」 ―――― ギーシュ「サラマンダー…キュルケが召喚したのか。」 「最後にして大物を出したものですなぁ、ミス・ツェルプストー。」 キュルケ「私の二つ名、微熱のキュルケの名にふさわしい結果ですわ」 「ええ、これで全員ですかな。」 キュルケ「いいえ、まだ…。ミス・ヴァリエールが。       おおみえ切った以上、この子よりよりすごいのを召喚できるのよね、ルイズ?」 ルイズ「と、当然でしょ…!!」 ルイズ「宇宙の果てのどこかにいる私の僕よ!神聖で美しく、そして強力な使い魔よ...
  • エロ
    ゼロの使い魔 1-250 1-298 1-345 1-380ルイズ×サイト 1-395 1-46猫ルイズの誘惑 1-466 1-565 1-63 1-675望郷・・・・それは恋にも似て 1-732 1-804サイト×メガネandルイズ 1-864出会い系は何が起きるかわかりません 1-926少女の女王 2-151裏タバサ 2-191二日酔いにはご用心 2-255ルイズとサイト 2-287 2-298920 2-299ルイズ×サイトで、モンモン×ギーシュ 2-335モンモンギーシュ 2-390ちぃねぇさまへ 2-40ドラム缶風呂 2-452ミョズニトニルンとジョゼフ 2-502サイトとアンリエッタ 2-598ある日、森の中 2-614 3-120 3-22結婚後シリーズ 3-289サイト×モンモンのエピローグ 3-396ルイズの夜 3-459 3-469テファ搾乳 3-51...
  • 205
     2-197ゼロから始まる、物語  6-359魔王  8-5素直になって、自分  8-470ゼロ魔ダイバー  8-492風神  8-618バカップルイズ〜そして彼女はやさぐれる〜 予告編  9-326ダメ、絶対。  11-76平賀さん  13-62あなたの未来はどっちですか?  13-202俺のパンツを履いてくれ  14-259その名はイーヴァルディ  14-344フラグクラッシャーズ?  14-676  15-390こんなデルフは超嫌だ  15-399翼よごらん  15-756タイムトラボー  17-348異世界人になぁ、味噌汁なんざ、つくれるわきゃ、ねえだろうが!  18-293私のご先祖様  19-258伝説の男  19-335テファの胸の大きさの原因  19-384ヴァリエール家の雌犬  20-239シルフィのファックto231  20-273あの子は遠くへ飛んでった  20-36...
  • X00-29
    お久し振りです。ハルバードです。直接投稿ではお褒めくださり誠に有り難うございます。自由な旅人様、そして覗き見様。私、 涙が止まりません。うれしいです…。そして、もし、許していただけるなら。またいくつか書かせて下さい。    注:この作品は  フィクション及び、  パラレルワールドです。実在する人物、団体、地域、事件、物体、裁判、は 一切関係ありません。尚、続きは 誰かが希望してくださるのなら書かさせていただきますが、却下していただいても結構です。 〜ゼロの裁判〜 「?」事務所編 ここは東京のどこかにある小さな 法律事務所。そこになかなか顔立のよい青髪の男性が 机に向かっていた。男性は黙々と書類に目を通し 、時折何かを熱心にメモしている。しばらくすると隣の部屋のキッチンから眼鏡をかけた美女が青く長い髪をなびかせ、部屋にお茶を運んできた。彼女の名前はシャルロット。 シャルロット・エレ...
  • X00-30
    お久し振りでございます。ハルバードでございます。そして拝啓自由な旅人様、お誘いしていただけるなんて、至極光栄です。ですが、なぜか雑談用掲示板にコメントに書く事が出来ません。ごめんなさい。なので誠に申し訳ありませんが、書かさせていただく事ができるようになるまでお待ち下さい。そして、こんな私めの作品を読んで頂き、誠に有り難うございます。しかも、“お勧め“という お言葉まで…。私、歓天喜地してしまいました。もし他の方々も読んでくださると非常にうれしいです!もしお気に召さなければ、どうか、お許し下さい。もし読んで頂けたなら何か御意見御感想を書いてくださるとうれしいです。そしてもし仮に、続き を楽しみにしていただけるなら!必ず!続きを書かさせていただきます。それでは 4作目を投稿させていただきます。 〜ゼロの裁判〜 [?]依頼人編 ≪…本当にここにいる弁護士に頼めば私は救われるのだろうか?≫ ...
  • X00-14
    (1)  たぶん細身の体と童顔のくせにきつ目な瞳に惹かれただけだったのだと才人は後悔していた。だが、茫然とする才人の態度を受容と受け取ったのか、後輩社員の明梨は唾液に濡れた唇を舐めると再びサイトの唇をついばもうとした。  けれど才人は彼女を突き飛ばした。ごめん、と呟くようにサイトは謝罪する。目の前で侮辱に頬を紅潮させる明梨と、遠く会えない桃色の髪の娘に。  明梨の平手打ちを甘んじて受けた後、サイトは近所のコンビニで赤ワインを買って家に着いた。ただいま、と誰もいない部屋に声を掛ける。冷えきった部屋に体を震わせながらワインのコルクを抜く。ふと先ほどの明梨の熱い唇を思い出し、だがぴくりともしない自分の下半身に苦笑した。 「ルイズ……」  涙が零れ落ちる。会いたくても外国より遠いハルケギニア世界。サイトは遂に直接ボトルに口をつけてワインを呷った。 「サイトゥ」  テレビから声が聞えた。飛び跳ねて画...
  • X00-28
    前の回 一覧に戻る ゼロの飼い犬17 真夏の雪風               Soft-M ■1   「ちょっとサイトくん、いいかしら?」  日が変わるまで開いている『魅惑の妖精亭』のクローズの仕事がようやく終わって、 さぁ何か食べてから寝るかと大きな伸びをした夜明け前。 未だに慣れない鳥肌が立つような野太い猫撫で声で呼び止められた。   「スカロン店長。なんですか?」  声の方に振り向くと、これまた慣れない、派手で露出の多い服装から 筋肉質の体がはち切れそうになってる男性。俺の雇い主のスカロン店長に聞き返す。   「明日……、うぅん、もう今日ね。今日、サイトくんに呼び出しがあったのよ」  店長はウィンクしながら片指を立て、にっこり笑ってそう答えた。 明日はラーグの曜日で、このお店の定休日になっている。 「呼び出し? 誰からですか?」 「それがね、昨晩の営業中にタバサちゃんが来てね...
  • X00-13
    ※鬱ものです。 ※アニエスの年齢が設定より2〜5歳ほど高くなっています それでは 『Wither』 「行ってきま〜す」 金髪の快活そうな少女、アニエスは元気よく家を飛び出した。 「気をつけてね」 少女の飛び出した家から出てきた母親らしき女性がいつものように声をかける。 「は〜い」 聞こえているのか、いないのか、少女もいつものように返事をすると、あっという間に駆けて行ってしまった。 「もう」 女性は困ったような、それでいて明らかに喜びを含んだ表情で少女の後ろ姿を見ていたが、しばらくした後また家へと戻って行った。 青々と緑が生い茂る夏の盛り、湿度のそれほど高くないこの地方は陽がさんさんと照りつけるその日も決して不快な暑さではない。比較的貧しい人々の暮らす集落なのか、簡易なつくりの家の間をアニエスはただ走り抜ける。目指す先は集落のはずれ、友人たちの待つ広場である。 「おそ...
  • X00-21
    4人の虚無により聖地のゲートが開かれた。そのゲートは、サイトの世界に通じる扉だった――― 「サイト・・・帰りたくないの?・・・」 「・・・」 ルイズの問いかけにサイトは黙ったままだった。 「ねぇ、サイト、正直に言って。お母さまに会いたいんでしょ・・・ この前、サイト、"ミソシル"ってスープ飲みたいって言ったじゃない・・・ 帰っていいんだよ・・・」 彼女は言葉をつなぐ。 「・・・ルイズ」 サイトが口を開いた。 「おれは、おまえの使い魔(ガンダールヴ)だ。まだ帰れない・・・」 彼女の眉がぴくっと動いた。 「ちぃ姉さまも言ってた・・・サイトは自分の世界に帰らなきゃいけないんだもん・・・」 ルイズは、彼に向け虚無の魔法”ディスペル”を放った。 「うわっ、ルイズ!何するんだっ」 彼は避けるまもなくまともに魔法をくらった。 彼女は、少し潤んだ...
  • X00-23
    どうも。本スレにこんな 駄文を投稿できないので 保管庫に投稿します。 本スレで話題になって くれれば嬉しいです。 一応題名はタバサの雪降る誕生日ということで。 今日はタバサの誕生日。 待ち合わせ場所へ急ぐ。「悪い!待ったか?」青い髪の女の子へ問い掛ける。「今来たとこ。」 他人が聞いたら素っ気ない返答に聞こえるかもしれないが才人はその奥にある少し浮かれたような 響きを読み取った。 「そっか。じゃ早速行こうか?」こくりと頷き、 才人の後ろに跨がる。 「ハッ!!」才人が馬を 走らせた。街まで馬で 1時間ほど。この寒い時期に馬に1時間乗り続けるのは苦痛以外の何物でもないが、サイトと一緒に居られるだけでそんな気持ちは吹き飛んだ。 きゅっとサイトに抱き着き自らを預ける。 その重みと温かさを感じながら才人は馬を飛ばした。街につき、才人は馬の預かり所へ馬を預け、 2人きりで歩き出した。 「っ〜!!...
  • X00-15
     トリステイン王宮の最奥にある女王の寝室では、その部屋の主が悩ましげな溜息を漏らしていた。  窓際で2つの月を見上げ、祈りを捧げるかの様に手を胸の前で組んでいる。 (……サイト…さま)  その時、雲が不意に月を隠した。 (あぁ…サイトさま…わたくし…わたくし…)  ラ・ヴァリエールから帰ってきて以来、毎夜こんな調子である。  彼女がこうなってしまったのに、原因は2つ有った。  1つは、数日前から見続けている夢。  もう1つは、ラ・ヴァリエールからの帰りに起きたのだった。 「あ、あの…女王陛下…」  顔面を蒼白にしながらシエスタが口を開いた。  ルイズの実家からの帰り道、本来ならありえない事なのだがアンリエッタ、ルイズ、サイト、シエスタは同じ馬車に乗っていた。今回の訪問は公式では無い。折角だから普段では味わえない同年代たちとの相乗りを楽しみたい、とのアンリエッタのたっての希...
  • X00-12
    (家族…かぁ…) ベッドに腰掛け、なんとはなしに元居た世界の家族を思い出す。 あの後、『サイトちゃんのお部屋、用意したのよ』とルイズママに案内された部屋。 以前お邪魔した事のあるカトレアさんの部屋に比べると殺伐とした感は否めないが、 それは動物達が居ないせいだ。日本に居た頃はこんな大きな部屋に住むなんて想像すら出来なかった。 「すっご〜い、さすがはヴァリエール家。こんな素敵なお部屋、私初めて見ました」 はしゃぐシエスタ。 それもそのはず。 彼女はこのハルケギニアで平民として生まれたのだ。 今では俺たちと同じ寮で寝起きを共にしているとは言え、この部屋はソレとは比べ物にならない。 ちなみに、シエスタは俺付きのメイドなので同じ部屋になった。 ルイズは初め猛反対していたのだが、結局は押し切られる形で頷いたのだ。 その時の目が『シエスタに手出したら殺すわよ、犬』と語っていたのを思い出す。 それなのに...
  • X00-07
    前の回 一覧に戻る 次の回 ゼロの飼い犬10 雨降りの後               Soft-M ■1    気がついたら、そこにサイトが後ろ姿で立っていた。  久しぶりの姿。もう何日も会っていないわたしの使い魔。 その背中に向かって走り出したくなる。大声で呼びたくなる。    なのに、できない。開きかけた口からは何も言葉が出てこないし、 踏み出しかけた足は金縛りにかかったみたいにその場に留まる。    どうして? なんで? 混乱した直後に気付く。 わたしは、サイトに何を言いたいのか自分でもわかってない。 どうしたいのか、どうして欲しいのかもわかってない。  胸の奥に泥のような重みが膨らんで、苦しくなる。涙が出そうになる。    滲んだ視界の中でただサイトの黒髪だけを見つめていたら…… 不意に、サイトは振り向いた。どきんと心臓が跳ねる。  サイトはこちらを向くと、嬉しそうに笑った...
  • X00-27
    前の回 一覧に戻る 次の回 ゼロの飼い犬16 夏休みの前               Soft-M ■1    はぁー。    深く息をつく。体の中から空気が抜けていって、力も抜けていって、 湯船の縁に寄りかかった背中が段々ずり下がっていく。  首までお湯に浸かって、顎が水面に触れて、もっと下がって。  ぶくぶくぶく。目の前に泡が立ち上る。苦しくなってきたところで、顔を上げて息を吸う。    何回くらい繰り返したかな。結構な長湯になってると思う。  学院の広い浴場の湯船や調度品が、湯気に霞む向こうにおぼろげに見える。  その視界と同様に、のぼせかけて頭の中がぼやけてきてるけど、 その方が余計なことを考えられなくて良い。    長湯になってるのは、別にわたしが急にお風呂好きになったからというわけではなく。  部屋に戻りづらいから。正確に言うと、サイトと一緒に居るのが、気まずいから。  嫌なわ...
  • X00-33
    どーも、タバサの雪降る誕生日を書いたふぃすです。またタバサもんです。一応時間軸は続いてるのでご了承を。 コメント覧を付けて下さるとうれしいです。題名はタバサとジグソーパズル。 ・・・・・・・・・・・ 「何?これ……」 「俺の世界のジグソーパズルっていう遊びだよ」 「ジグソーパズル?」 「その破片とこの破片をこう合わせると………… ほら。くっついただろ? こうやって一つの絵を完成させていくんだよ」 ここはタバサの部屋。 なぜ才人がここにいるかというと、タバサがいらない本を燃やすから手伝って欲しいとの要請があったからだった。いらない本を整理していくと、 カバーが馬鹿でかく、 なおかつ分厚い本が出て来た。なんとなくそれを 見つめていると、ピーンとひらめくものがあった。これ、ジグソーパズルにしたらおもろいかも。 ってなわけで、早速カバーに絵を書いて、デルフで切り刻む。切り刻む時に「...
  • X00-17
     今日はハルケギニアの勤労感謝の日だ。  もともとこの世界には“勤労感謝の日”などという祝日は存在しない。  それが出来たのは今から数年前の事。異世界から呼び出されたガンダールヴこと平賀才人の発案により、女王アンリエッタが起こしたのだ。この日だけは、貴族・平民を問わず、皆が平等になれるという、この世界では過去の歴史を振り返っても例を見ない試みだった。もちろん女王もその例に漏れない。 「サイトさん、さすがです。私達にこんなすばらしい日をプレゼントしてくださるなんて」  トリステイン王宮の客間では、4人の女性と1人の男性が談笑していた。 「大げさだよ、シエスタ。それに、俺は発案しただけで、施行したのは姫さまなんだし…」 「いえ、サイトさんの提案が無ければ、わたくしは考え付きもしなかったですから。コレは全てサイトさんのおかげですわ」  アンリエッタがサイトの後ろから手をやり、その首に唇を...
  • X00-08
    水面に映る2つの月がわずかに歪み、一人の少女が姿を現した。 後ろから声がするが、少女はその声に振り返ることなくその足を進める。 岸から5歩程行った所で立ち止まり、そっと呟く。 「・・・・水の精霊の御許で誓約いたします。・・・さまを、永久に愛することを」 しかし、後ろから聞こえてくる声は少女の期待したそれではなかった。 意を決した様に今度は少し大きめの声で繰り返す。 後ろから自分を呼ぶ愛しい男にはっきりと聞こえる様に。 「トリステイン王国王女アンリエッタは水の精霊の御許で誓約いたします。・・・さまを、永久に愛することを」 言い終えると同時に少女は後ろから抱きかかえられる。 少女は男の肩にしがみつき、同じように誓約の言葉を発するよう男を見上げるが、男は真っ直ぐ前を見つめたままだ。 (・・・・・・?) 少女が男の名前を呼ぼうとしたとき、男は少女に顔を向けこう言った。 「俺は王子様にはなれませんよ...
  • X00-26
     ハルバードです。二つ目を書かさせていただきます。もうすでに駄文量産機 になっていますが、それに関しては目をつぶって読んでいただけると うれしいです。 〜可哀相な兄弟〜 数十年前、ガリア王国の王宮にとても仲の良い王兄弟がいた。おやつや玩具も平等にわけて喧嘩もせず、いつも笑い合って暮らしていた。ところが魔法の勉強が始まったその日から少しずつ何かが壊れていった。成長していく内に俺は生まれついた時から俺とシャルルは平等ではない事に気付いていった。俺は何をやっても どんなに努力しても凡人以下なのにシャルルは何をやっても ほとんど努力せずにうまくやってのける。俺は何一つ魔法が使えないのにシャルルはどんどん新しい魔法が使えるようになる。 そんな俺にシャルルは、「兄さんはまだ目覚めてないだけなんだよ。」  と励ましてくれた。俺は少し救われたような気がした。………実際には何一つ救われてないというのに...
  • X00-31
    ゼロ魔ジョーク(っぽいもの)集 by205 『不能』  紆余曲折の果てに、ルイズと才人は結婚した。  夫婦になったということで完全に躊躇がなくなり、二人の初夜は実に激しいものとなった。  その翌日、一人歩いていたルイズは、にやけた顔のキュルケに呼び止められた。 「おはよう。昨日の夜はさぞかし情熱的だったでしょうねえ?」  その通りだったが、そのまま事実を伝えるのは憚られた。 (わたしたちは由緒正しいトリステイン貴族だもの。慎み深い夫婦だと思われなければいけないわ)  そう考えたルイズは、躊躇いなく首を振った。 「いいえ、ようやく結ばれた喜びを噛み締めて、ただただ静かに眠ったわ」 「嘘ね。あのサイトが、そんなお預けに耐えられるはずないもの」 「本当よ。彼はトリステイン貴族なんだもの。昨日の態度はまさに紳士の中の紳士だったわ」 「へえ。どんな具合だったの?」  た...
  • X00-01
    「よくあんな授業真面目に受けれるよな」 才人は授業を抜け出してぶらぶらと散歩をしていた。 確かに魔法の使えない平民にとっては魔法の授業など退屈以外の何物でもない。 まぁ、文字の読み書きのできない才人はそんな事関係ないのだが。 厨房から少し歩いたところで才人は足を止めた。 「あそこにいるのは・・・」 そこにいたのはシエスタだった。 木に頭をもたせ掛けて、とても気持ちよさそうに熟睡している。 「お〜い、シエスター」 「・・・・・・・・・」 シエスタから返事は無い。 「?」 (どうしたんだろ) と思い、才人はシエスタの元へと駆け寄った。 そこで才人はシエスタが寝ている事に気づいた。 すると才人の顔が悪戯を思いついた小さな子供のような顔になる。 (悪戯しちゃえ・・・!!) その通りだった。まったく、ダメなやつである。 才人はシエスタを起こさないようにシエスタの頭を木からそっと離す。 そしてすばやく...
  • X00-11
    前の回 一覧に戻る 次の回 ゼロの飼い犬14 お医者様でも草津の湯でも(前編)               Soft-M ■1    学院の夏期休暇も差し迫ってきた、とある日の朝。  そろそろ一時限目の予鈴が聞こえてくる時間だったけれど、 わたしは寮の自室で頭を悩ませていた。    悩みの原因は、わたしが手に持っている小瓶。その中にはこのわたし、 香水のモンモランシーが作り上げた魔法薬……、惚れ薬が入っている。  先日、ギーシュに飲ませるつもりでワインの中に垂らしたのだけれど、間違ってルイズに 飲まれてしまったもの。ルイズにかかった効果は解毒剤で消したけど、色々ドタバタしていて 惚れ薬そのものを捨てる機会を逃してしまい、ワインに入れた残りが未だに手元にある。   「……捨てなきゃ、いけないのよねぇ……」  小瓶を手の中で弄びながら、わかりきっていることを言葉にする。 この薬は、作る...
  • X00-24
    触れ合う手と手 触れ合う唇 わたしはあなたと離れたくなかった たとえあなたに帰るべき場所があったとしても わたしを守るあなたの背中 もう二度と見られない あなたが側にいないのならば わたしは二度と笑わない わたしはわたしの宿命(さだめ)を歩む あなたがいないたったひとりで
  • X00-05
    前の回 一覧に戻る 次の回 ゼロの飼い犬8 月の涙(後編)               Soft-M ■1    気絶していたのは、どのくらいの時間だったのだろうか。  俺は背中を川べりの岩に叩きつけられ、その衝撃で意識を取り戻した。    息と一緒に、飲み込んでしまった水が吐き出される。  そのまままた気が遠くなってしまうような苦しさと痛み。 しかし、腕の中に抱きしめたままの小さな女の子の感触を確認して、意識を引き留めた。    片手で岩を掴み、歯を食いしばって体を岸に寄せる。 必死につま先を伸ばすと、ありがたいことに砂砂利に触れた。  這うようにして岸に上がり、腕の中の女の子を安全な場所へ寝かせる。  今度ばかりは危なかった。本気で死ぬところだった。  上を見ると、高く切り立った崖の両岸から夜空と月が覗いている。 そう長い距離流されたわけではないようだが、さっきのルフ鳥...
  • X00-19
    ■桃色Sisters in the bath 「ルイズちゃん。カトレアさん、お風呂に入っておいで。 才人、ルイズちゃんたちにお風呂の使い方教えてあげてよ」 才人の母にすすめられてルイズたちはお風呂に入ることになった。 才人は彼女たちをバスルームへ案内した。 ガラリ。彼は浴室の扉をあけてやった。 「うわぁ。」「まぁ」 二人は物珍しそうに部屋の中を見渡した。 平賀家のお風呂は今の日本ではそんな珍しくはないユニットバスである。 アイボリーで統一された清潔感のある一室。 才人の父親の趣味で風呂桶にはジャグジーが備え付けられている。 彼は桃髪姉妹の二人にお風呂の使い方を説明した。 「これがジャグチとシャワーの切り替えレバー。これがお湯の温度調節レバー。あとこのパネルがーーーー」 二人は黙って聞いてくれていたようだが、目を白黒させていて混乱気味のご様子だった。 「あ、あのー。サ...
  • X00-16
     ……そんな事があった為に、今アンリエッタの心の中にはサイト――サイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガ――が住みついていたの だった。あれから数日が経っていたのだが、その間彼には王宮に来る用事が無かった。おかげで会う事も出来ず、日を追う 毎に心の中の彼の占める割合は大きくなるいっぽうであった。 (サイトさま…お会いしとうございます…)  会いたい、会いに行きたい。  しかし、女王としての立場では無理な相談だった。  ココのところ執務が忙しく、とてもじゃないが魔法学院まで行って帰ってくる時間は取れなかった。ましてや往復だけではな い。彼はガンダールヴ――虚無の担い手でもある幼馴染、ルイズ・フランソワーズの使い魔――ではあるが、それと同時に水 精霊騎士隊の副隊長でもある。彼女の部屋に行ったからといって、必ずしもそこに居るとは限らないのだ。つまりは探さなく てはならない。すぐに見つかれば良いがそうでな...
  • X00-20
     ここチクトンネ街の表通りでは、今日はいつにも増して人が溢れていた。  それもそのはず、今日は半年に一度の大安売りの日。各地の人々が普段は高くて手を出せない品を求めてやってき ているのだ。はるかアルビオンから来た者やゲルマニアから来た者も見受けられる。  そんな中、サイトとアンリエッタはおろおろと周りを見渡し、今にも泣き出してしまいそうな少年を見つけた。 「あら?ぼく、どうしたの?」  アンリエッタはしゃがんで少年に目線をあわせ、問いかける。 「パパとママが…」 「はぐれちゃったの?」  目尻に涙をためて頷く少年。 「サイトさん、どうしましょう…」  サイトは少年を背中側から抱き上げ、そのまま自分の肩に座らせた。 「そこから父ちゃんと母ちゃん、見えるか?」  肩車をしてもらい目線の高くなった少年は辺りを見渡すが、探している人物は見つからないのかしゃくりあげるのみだ。 「ちょっと歩いてみよう...
  • X00-02
    人々は夢を見る。それは二つの月が空に浮かぶこの世界でも例外ではない。 夢は時として鮮明に記憶に残ることもあればまた、全くと言っていいほど残らないこともある。もちろんその夢がいい夢であろうと恐ろしい悪夢であろうとも。 時には夢の中での出来事を寝言として口にするものもいる。 ここ数日サイトは眠れない夜を過ごしていた。理由は本人もよく分かってなく、「まあすぐに寝付くだろう」と軽く考え、しばらく目を閉じ水聖霊騎士団のことや今後のことなどを考えたりしていた。 また最近はバタバタしており一人でじっくり考え事をできるいい機会だと解釈した。 ところが今日はいつもとは少し違うことが起きた。 それは自分の横で眠っている自分の可愛いご主人様――ルイズが何か寝言を呟いたからである。 「ダメ…行っちゃ……ダメ…サイトォ…」 お、俺ぇ!? はっきり言って自分が好きな相手に寝言でもそんなこと言われるとすごく嬉し...
  • X00-18
     トリステインの近くにある大山の真下に存在する巨大な地底湖の畔でサイトは眼を覚ました。  地面に横たわった身体には薄手の毛布が掛けられており、ルイズにつけられた傷も完治している。  しかし身体には大量の包帯が巻かれ、地下水の所為で気温が低い為、サイトは毛布を身体にしっかりと巻きつける。 「これはこれは騎士様……お目覚めはどうですか?」 「うわぁぁぁぁぁ!?」  寝起きのサイトに後ろから真っ黒なフードを被った人物から声を掛けられ、声を上げてしまう。  フードの男の顔は見えず、左手には蒼い灯りを放つランタン、右手には細く長い鉄の棒だが三日月状の鋭い刀身が輝いている。  おまけに肩には鋭い眼光を発している真っ黒な鳥が居座り、腰にはデルフが下げられている。  サイトの顔は彼の姿と自分の世界でよく聞く存在と一致した為、一気に蒼白となる。 「俺もとうとう死んだのか!? ここは血の池地獄か! しかも隣に...
  • X00-25
    17年生きてきた人生初の投稿をさせていただきます。 もし間違った場所に出てしまったら申し訳ありません。そうなってしまった場合最善を尽くしますので、どうかお許しください。そして、拝啓自由な旅人様。様々な個性溢れるキャラクターがいますので色々挑戦したいと考えてさせていただいております。大好きなキャラクターはもちろんタバサ嬢でございます。 尚、簡単に考え書くのを試みた物ですので、駄文ですが、お許しください。          タイトル     凄まじく恐ろしい夢               ? 7巻186Pと同じ状況だと思ってください。サイトの見た夢       「シエスタはその…大事な人だから…こんな風に、その…なんていうか整理がついてない状態で、その…」と、しどろもどろになって言った。  「そう、ですか…。 でぇもぉぉ…」そう言うとスッと立ち上がりあの踊り?をしながら歌い出した。「そんなの...
  • X00-06
    王国の辺境にだって村はある。 トリスタニアから南に伸びる街道を、山を越え森を潜り、ずっとずっと海が見えるまで進んだ先に、その村はあった。 その村は一組の夫婦の率いる開拓団が開墾した土地に作られた村で、その名前をダイバ、といった。 海岸沿いの岩壁から取れる石灰岩と、海沿いにある森林から取れる硬い樹を組み合わせた白い家が目に眩しい。 そのダイバの村の入り口近くには、村長夫婦の経営する、宿屋がある。 その宿屋の入り口から、少年が出てきた。 少年は朝日に目を細めると、んー、と伸びをする。 少年の顔かたちは辺境の平民にしては整っており、健康的に灼けた肌に柔らかい鳶色の髪が風にそよいでいる。 少年は一息つくとすぐに海岸に向かって駆け出す。 日課の、朝の荷運びだ。 彼の仕事は朝一番に海岸に向かい、父の採ってきた魚介類を受け取って、宿屋で待っている母に届ける事だった。 五分ほど駆けていくと、すぐに海岸線が...
  • X00-10
    前の回 一覧に戻る 次の回 ゼロの飼い犬13 水兵服とメイドの不安(後編)               Soft-M ■1    もう初夏といっていい季節なのに、夜風に肌寒さを感じます。  それは、腕も足も大きく肌を晒した格好をしているから。付け加えると、その頼りない服装が わたしを心細くさせ、実際よりも風や気温を冷たく感じさせているのかもしれません。    日が落ちた後のヴェストリの広場を、わたしは火の塔へ向かって歩きます。  今日の夕方、厨房へやってきたサイトさんに、そこへ呼び出されたから。  こんな時間に、こんな服装で。”人目につかない場所に”ってお誘いを受けたからです。    体の奥に、じわりと熱い物が溶け出しました。わたし、不安で心細いだけじゃなく……、 期待もしている。胸の内までは冷えていません。サイトさんとの待ち合わせ場所に 早く着きたい気分と、そこへ行くのが怖い気分...
  • X00-22
    サイトのクリスマス 「ふぅ…疲れた〜」 俺は今日も今日とて金策に駆け回っていた。 以前お世話になった魅惑の妖精亭やその他いろいろな場所でアルバイトをしている。 シュヴァリエの年金だけでは間に合わないのだ。 「ああ…調子に乗って手出しすぎたかなぁ」 ルイズ、シエスタ、アンリエッタ、タバサ、ティファニア、アニエスをはじめ モンモランシー、キュルケ、シルフィードにまで手を出した俺。 結果、全員が俺の子を孕んでしまった。今は皆5歳になろうとしているのだが、彼らの養育費を払い続けねば ならない為に幾ら稼いでも自分の手元には塵ほども残らない。 「はぁ…地球では今頃はクリスマスかぁ…」 空から降ってくる白い天使たちを見ながら溜息をつく。 寒いし早く帰ろう。 そうひとりごち、駆け足で帰路につく。 「「「「「「「「「おかえりなさい、あなた」」」」」」」」」 ドアを開けると、全員がニコニコと微笑んで...
  • X00-03
    夢を見た。 座り込む自分に、話しかける髭もじゃの放浪人の男がいた。 「よぉ、どうした少年」 それはまだずいぶんと自分が小さかった頃の思い出。 夕暮れの川原で、一人落ち込んでいたときの思い出。 「母様を見ていると…辛いんだ」 「どうして?」 なぜかその放浪人には、全てを話してもいい気がしていた。 ただの通りすがりだから、自分の弱音を吐いても、問題ないと思ったのかもしれない。 「無理に笑ってるのがわかるんだ。父の話になると」 「なんだ、お前父なし子か?」 父はいる。今もきっとどこかで生きている。 …だけど。 「…どこかにいると思う。でも生まれてから、一度も会ってない。  会いにもこない。あんなやつ父親じゃない」 「おいおい。何か事情があるのかもしれないぜ?その言い方はないんじゃねーの?」 今日も、母を嫌う下劣な臣下が、父に関する話...
  • ◆LoUisePksU
    今後の投稿予定 ・才人が魔法を使えたら【ロマリア編】 ・タバサはあなたの使い魔ですっ! ■一発ネタ 19-680おめざのキス〜ルイズ編〜 20-53おめざのキス〜サイト編〜 21-524たとえばこんな最終回 21-645たとえばこんな最終回(パート2) X00-21たとえばこんな最終回(パート3) 22-209Pinkish bride 22-837使い魔シルフィの憂鬱 23-380平賀サイトの溜息 X00-24ルイズの詩 25-460ココロのキズナ 25-507これからもよろしく(新年のご挨拶SS) 25-566初夢〜双月の巫女 ■続き物 20-99トリステイン夜の睦言 20-174サイトが魔法を使えたら【序編】 24-167サイトが魔法を使えたら【ガリア編】 23-117トリスティンの杜(サイトが魔法を使えたら・番外編) 22-125桃色シスターズ...
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    6-267食後のデザート -- せんたいさん 6-359魔王 -- 205 6-398サイト×アンリエッタ -- 220 6-454タバサの使い魔 -- せんたいさん 6-469 353の依頼物 -- 6-552 『魔法戦隊メイガスファイブ』1〜5話ダイジェスト -- せんたいさん 6-559おでかけ。 -- 6-567サイト×アンリエッタ -- 6-359魔王-更新 -- 205 6-469 更新 -- 6-586 -- 261 『魔法戦隊メイガスファイブ』ダイジェスト 更新 -- せんたいさん 6-605 -- 6-619女の友情 -- せんたいさん 6-630ルイズのハロウィン -- 261 ...
  • ツンデレ王子
    X00-08 X00-08-1 X00-09 X00-12 X00-15 X00-16 X00-20更新:11/14 思いつき(↑とは一切関連しません) X00-17勤労感謝の日 X00-22サイトのクリスマス 24-264透 24-332○○が大きくなっちゃった 25-344目覚め
  • X00-08-1
    ふぅ…… もう何度目か分からないため息を吐く。 「陛下、またため息を吐かれて。一体如何なさったのです、何か心配事でも?」 ここはトリステイン王宮の執務室。 目の前に座ったマザリーニ卿が心配そうな声でそう問うてきた。 原因はわかっていた。ココのところ毎夜みる夢の所為だ。 ....サイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガ 以前彼等が国境を超えガリア王国の姫を助けたとき、ルイズの実家ラ・ヴァリエール家での出来事が蘇る。 ラ・ヴァリエール公爵夫人の竜巻を受け大怪我をしているにも関わらず、ルイズの事を心配していた彼。 治癒しているわたくしの事より、ルイズに関心を向けていた彼。 そんな彼を見て決心したはずだった。 それなのに…… 「マザリーニ卿、ちょっと伺ってよろしいかしら?  わたくし、ここ数日毎日同じ夢を見るのです。これって何か意味があるのでしょうか?」 若き女王にそう尋ねられたマザリーニは頷きながら 「...
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