基本図以下の指し手
△2八飛 ▲3九飛 △4五角成 ▲9一角成 △2六歩 (第1図)
先手の▲3八銀には△2八飛とコチラに飛車を打つ。
放っておけば△3八角成▲同金△同飛成なので▲3九飛は仕方ない受け。
ここを▲3九金は△3八飛成▲同金△同角成▲9一角成△4七馬で後手充分。
また△2八飛に▲2七銀なら△7八飛成▲6九飛△2八歩で後手充分だろう。
▲3九飛と自陣に飛車を打たせたら先手の攻撃力はガタ落ちなので後手満足。
△4五角成と馬をつくって△2六歩と、じっくりと金攻めを見せる。
第1図以下の指し手
▲8一馬 △6二銀 ▲8三歩 △7一金 ▲9二馬 △8一歩 (第2図)
先手は▲8一馬と攻め駒を補うが、すぐに△2七歩成ではなく、一旦△6二銀とかわす。
▲8三歩と先手もと金攻めを見せるが、△7一金と馬を追い△8一歩と手堅く受けて置くのだ。
ここは先手に飛車を打たせているので先手から早い攻めもないので後手も急がなくていい。
自陣を安全にしておいて、第2図から今度こそ△2七歩成を決める。
後手充分指せる展開だ。
最終更新:2010年03月06日 23:24