VIPロックマンまとめ

Short Stories -2-

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

ブルースの陰謀


478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/09(月) 12:03:48.27 ID:duSV8akeO
「ブルース!!ライト博士を返せ!」
僕の前には不適な笑みを浮かべたブルースがいる。
幾度となく助けられてきた。
彼がなぜそんなことをしたのかわからない。
だが今はライト博士を取り返さないといけない!
彼は笑みを浮かべたままバスターを僕に向けた。
「なぜだ!ブルース!!」
僕がバスターを彼に向けた瞬間に僕のからだに衝撃がはしる。

意識は朦朧としていたがふとブルースを見ると彼は爆発していた。
「・・・え?」
「おい、全然似てねぇじゃねぇか!」
僕は慌てて後ろを振り替える。
「ブルース!!」
「偽物ごときにやられてるんじゃねぇよ」
彼はやはり不適な笑みを浮かべていた。
「後はてめぇで後始末しな。」
僕は偽ブルースを見た。
体積が大きくなってる気がするがブルースではなかった。
「じゃあな」
ブルースは僕にL缶を投げて姿を消した。
僕はL缶を飲み干し奴に向き合った。

ライト博士をさらったブルースが偽物だと言うことを心の底から喜びながら


意外な展開


492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/09(月) 12:37:04.59 ID:duSV8akeO
博士がブルースにさらわれてから何日たったんだろう
ロックマンも探しに行って帰ってこない
この広い研究所で一人帰りを待つ私。

あの人はちゃんと帰ってきてくれるのかな。
私は恋をしてるのかな。
あの人のことを考えると胸が苦しい。
会うと自然と笑顔が溢れてくる。



 ・・・愛しています。






ライト博士・・・。



トードマン哀愁歌


497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/09(月) 12:49:48.66 ID:CuszFyDK0
megaman:蛙きめぇwwww死ねwwwwww
トードマン:やあ(´・ω・`)また君か。残念だけどこれ以上は進ませないよ。

megaman:腹プルプルすんな死ねwwwww
トードマン:君も中々やるようだね(´・ω・`)でもこれ以上は・・・

megaman:ぶっちゃけここに来るまでの道のりのほうが難易度高かったよwwww
    雑魚おつ^^^^^
トードマン:(´;ω;`) ブワッ


どうして・・・どうして僕だけこんな目に・・・・

玄人所か慣れた新参にすら軽くあしらわれ続ける日々
ロボットの僕が言うのもおかしいけど
もしも神様がいるのなら
僕をこの苦痛の連鎖から解き放って欲しい・・・

あぁ・・・意識が途切れる・・・
 ・・・神様・・・・


そして煙に包まれた

駄文ごめす
さぁバイトだ('A`)


愛をこめて


516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/09(月) 13:38:21.02 ID:duSV8akeO
彼の指が私の頬に触れる。
それだけで少しの快感を得る。
私はロボットだから彼を受け入れることはできない。
快感という機能を博士はインストールしてないらしい。
ならなぜ私の身体は反応するのだろう
なぜ心が満たされるのだろう

愛しています・・・。



ワイリー博士



メットールより愛をこめて


君のナニ


576 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/11(水) 15:44:48.81 ID:Fpn75RCS0
専属氏おはーノシ 駄文投下、お眼汚しスマソ

ロック「ラ、ライト博士……ワイリー博士………駄目ですよ、そんなこと……!」
ライト「ふっふっふ、この改造により、君のナニはとてもビックになるのだ」
ワイリー「左様。ワシも協力してやるから、安心したまえ」
ロック「だから不安なんですよ!!!」
ワイリー「君はあの小娘をヒィヒィ言わせたく無いのかね?
 毎晩毎晩、あの娘を思って一人でしているのを、ワシラはしっているのじゃぞ?」
ロック「な……ッ!!!ラ、ライト博士……あなたまさか!!」
ライト「悪いとは思ったが、前回のメンテの時にメモリーをチェックさせて貰ったのだ」
ロック「裏切り者………ッ!!!あなたを信じていたのは間違いだったのですか!?」
ライト「だからちょっと改造するだけじゃから、すぐ終わるとゆーに」
ワイリー「ライト、こやつは不安がってるだけじゃ。意識を飛ばして、さっさと始めてしまうぞ?」
ロック「か、考え直してください!ぼ、僕は今のままでもじゅうぶん…」
ワイリー「フン!今のままでも、じゃと?今のサイズのままじゃあの小娘はおろか、
 コサックの一人娘ですら満足させられんわッ!!!」
ライト「こうしていても、時間の無駄だな。はじめてしまうか。」
ロック「おにーーー!!!あくまーーーー!!!やーーーめーーーーろーーーーー!!」

ロール「ロック………どうしたの、今までのよりずっと大きくなってるわ……」
ロック「博士達に改造されたんだ………くそっ!!」
ロール「いいじゃない。私は好きよ、ロック……?」
ロック「ロールちゃん………」
ロール「ロック、ねぇ、味見させて貰ってもいい?」
ロック「え!!??う、うん。どうぞ」
ロール「ん……(ちゅぱっ)…んぐっ………す、すごい………今までの誰よりも、一番凄いぃっ!!
 つ、突き抜ける程………辛いっっっ、美味しい!!!」

二人の博士によって、ロックマンは改造された。
こうしてロックマンは腕力をあげ、美味しい中華料理を作ることができるのであった。


『遠く』


654  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/11(水) 20:52:52.34 ID:I0EpTovU0

んじゃ投下。



『遠く』


暗雲の中を、青白い閃光が走り抜ける。
それに遅れて、低い唸り声を空があげた。

ぱら、ぱらりと雨粒が地面を叩き始めた。
鈍い銀色のそれは、切り立った崖の上に綺麗な丸い模様を描き出されていく。
その模様は数秒経たないうちに崖を埋め尽くし
どちらかといえば黄土色に近かった地面を、濃い茶色に塗りつぶす。

この崖のちょうど向かい側、そこにも同じような崖がある。
霧がかかり、はっきりとは見えないが。
そこにはやたら原色に近い、基地にしては派手なその建物が見える。
今回もまあ、随分と凝ったものを作ったものだ。


ふ、と何故か口元が緩んだ。
どうやらここまで来ると、緊張の糸も切れてしまったようだ。
あの建物の最深部で彼と、また出会う。
そしてまた、戦って。

歳のわりに元気なあの老博士。
やることは盛大に卑怯だったり、セコかったり。
まあこちらに、多大な迷惑をいつもかけてくれるわけなのだが。

656  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/11(水) 20:54:58.02 ID:I0EpTovU0

彼の…ロボットにかける愛情は
迷惑をかけられる度に、伝わってくる。
頑固なほど真っ直ぐで、純粋で
一途なその姿に、時々心を強く揺り動かされる。
けど。

雷鳴が彼の身を包んだ。
それにも全く動じず、いや、まるで聞こえていないかのような表情で、
彼は原色の基地を見つめ続ける。
そして、ぽつりと言葉を紡いだ。

「まだ、遠いね」

それは、雷ではなく、
あの基地との距離でもなく、
いつか辿り着いて、解りあいたい、彼との心の距離。
走って走って、手が届きそうな所まではくるのだけど。
いつも彼がひらりとかわしてしまうような、そんな感じだ。

まだ、まだ、遠い。
どこまでも遠い。
けど、いつか辿り着ける。
その為には。

「…さ、行こうか。」

そう自分に語りかけた。
その為には、走り続けるしかないだろう?
あの頑固で一途な魂に、触れることができる
その日まで。


Ж『油で油を洗う闘い』∧


676  Ж<場繋ぎ劇場だぜ  2006/10/11(水) 22:56:44.89 ID:tKrQH6rPO

Ж『油で油を洗う闘い』∧


ロール「無作為フリージャンル連想・・・むぉんどお~!」
ロック「舌噛んだろ」
ロール「問答っ///!」

「・・・あ、アストロマン!」
「宇野球一」

「・・・それはないんじゃない」
「君のペースに巻き込まれた時、それは僕が死ぬ時だから」

「ふうん・・・」

「安打製造機!」
「はr・・・榎本喜八」

「本郷、若林!」
「ロベルト・・・ ・・・SGGK。」

「チャンコロ!」
「チョッ・・・ ン」

「小堺一機、サロンパス!」
「唐沢寿明、・・サロンシップ」

「ふううん・・・。」

677  ∧<2。くだらないが許せ。  2006/10/11(水) 22:58:06.07 ID:tKrQH6rPO

「ジュゲム、パイポ」
「ファイアーボール」

「見よ、あれが」
「パリの灯だ」

「ふふふ・・・わかってるわね、さすがはロック」
「パリッと来た位なら、平気。」

「兵器だけに」


「「ライト博士・・・」」


正義の味方・アストロマン


682  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/11(水) 23:19:11.93 ID:v9MRh8tR0

正義の味方・アストロマン


ごきげんよう、私の名はアストロマン。この星の平和を守る正義の使者だ。

「キャー!助けてー、アストロマーン!」

どうなさいました、お嬢さん!

「あの人泥棒です!捕まえて下さい!」

おのれ、秩序を乱す悪人め!アストロマン様が成敗してくれる!

「バカめ!お前ごときに俺が捕まえられるか!」

甘いな外道め。

くらえい!アストロクラーーーーーーーーーッシュ!!!!!!


ズギャギャギャギャギャギャギャ!!!!!!!


地球があぼーん。

おしまい。


同じ戦場へ


689  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/11(水) 23:39:34.94 ID:Fpn75RCS0

じゃあ、投下させてもらいます。
明るい話でプロット立てたのに、思いっきり道を踏み外した感があって…(汗

暗い部屋だった。何もあるわけではない、四方を金属に囲まれた殺風景な部屋。
それが俺に用意された……まぁ物置のような寝室だった。
「ち………ダリィな…………」
何をするわけでも無く、何か出来るわけでもなく。
ここ数ヶ月、俺はここに閉じ込められていた。
ロボットだから明かりが無くともいい。特に動いてもいないから、エネルギーの補充も必要ない。
「いつまで閉じ込めやがんだよ……クソワイリーめ………」
やることが無い。入った最初は、そりゃぁ研究する為にあちこちのラボに連れ回されたもんだが。
「あ~もう、何もかもめんどくせー。今ごろブライトやリングは、活躍してんだろーなー」
いつも同じように、一緒に作られた仲間の記憶を読み出してみる。
自分も含めて8体作られたが、ワイリーに里子に出されたのは俺だけだった。11
 トードは今ごろ、人間と共に畑を耕して暮らしているだろう。蛙の外見をえらく気にしていたが。
 ブライトは……何やってるんだっけか?頭の電球、よく割ってやったけな。
 ダイブは水の中にいる癖に暑苦しいヤツだった。むさいわりに、イルカショーが好きだった。
 リングはコサックの娘の側で警護してたっけな。俺様のジョークが通じねえやつだった。
 ファラオは遺跡探しをするんだと言ってはよく、ドリルと一緒に基地に大穴あけてたっけな。
 ドリルは見た目と裏腹に、ドリルの頭や腕を気にしていたなぁ。かっこいいのに。
 そういやダストもいたっけな。うるさいやつ。ポテチの空き袋くらい、後で捨ててもいいじゃねーか。
何十回と再生された思い出(メモリー)。そこには、俺の人生の楽しみが濃縮されていた。
(あ~あ、みんなどうしてっかな~………それぞれの道を歩んでんだろうな、きっと…
 俺だけがこうして、何をするでも無くただ忘れ去られてる……つーかこれでも戦闘用なんだがなぁ)
思い出に浸るだけ浸った後、俺はもう一度眠ることにした。
俺の内臓時計が狂っていなければまだ昼間のはずだが、こう太陽の光が無いとそんなもんはどうでも良くなる。、
そりゃぁ、最初の頃は戦闘への欲求があったさ。
毎日毎日壁を壊して脱走しようとして、ワイリーに(特にサイフに)大ダメージを与えてやった。
回数を増やす度、工事のおっちゃんがしかめっつらで来てたっけなぁ。
それが今はもう、な。何もかもめんどくせぇ。かといって死ぬのは嫌だしなぁ。

690  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/11(水) 23:40:56.71 ID:Fpn75RCS0

「おい、起きろ。」
突然ドアが開いた。一月以上、開くことの無かったドア。
長い間光を浴びていなかった俺は、まず最初に目をやられた。眩しすぎて。
「がぁぁぁ!!テメェ、開けるなら開けるって言いやがれ!眩しいんだよ、テメェの頭がなッ!」
頭ごなしに一発怒鳴ってやった。DWNの連中は敬語で話しているようだが、俺には関係ねぇ。
「なんじゃとぉ~!ワシの頭のテカリを馬鹿にするつもりか!
 いつかはコサックもライトも、ワシと同じようにしてやるもんね、その為の脱毛剤も開発中じゃ!」
「ガキかテメェは!そんな暇なコトしてるよりなら、さっさと世界征服のロボットを作りやがれ!」
俺を閉じ込めた張本人、Drワイリー。説明の必要はねぇはずだ。
こいつとコサックの裏取引により、俺はここに運び込まれた。そして今に至るってワケだ。
「……で、何のようだ。また研究でもするのか?それとも何かの実験体か?メンドクセェのは勘弁だぜ?」
「キサマの出番じゃ。ヤツがとうとう、この基地までやってきおった。」
「ヤツ?」
ワイリーはその名を呼ぶのも忌々しい、という表情でその名を告げた。
「ロックマンじゃ。ワシが今まで3度も苦渋を舐めさせられてきたヤツじゃ。」
「ああ、俺のデータにあるぜ。最強の家庭用ロボット、ロックマン。アンタ、また何かやらかしたのかよ?」
フンッ、と鼻を鳴らしてそっぽを向いた。俺を研究している時の嬉々とした表情とは、えらい違いだなオイ。
「ついて来い……キサマに見せたいものがある。」

久々のラボの中は慌ただしかった。作業用ロボットが所狭しと動き回っていて、見ていてせわしない。
何やらメットールだのを大量生産しようとしているみたいだが…一つ一つ手作りらしい。
つーか手作業か。あれか、母さんが夜なべをして~ってヤツか。

「おい、なんだこの慌ただしさは。まるで戦時中みたいな印象を受けるぜ」
「フンッ、当然じゃ。またアイツがワシの邪魔をしに来るようじゃからな。
成る程。つまりは、ロックマンがこの付近にまでやってきた、ってことか。ま、俺には関係ないがね。
「って事はあれか、新たにロボットを作ってやがったのか?俺の研究データを基によ。
 で、そいつらがやられて……このザマってわけかい?随分と貧弱なヤツを作ったもんだな、オイ」
ワイリーは何も答えず、広い通路をただ歩いていた。

691  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/11(水) 23:42:58.07 ID:Fpn75RCS0

しばらく歩いた後、ワイリーの作業ラボまでやってきた。相変わらず汚い。
俺ですら掃除をしなきゃって気になる部屋だ。
工具類の中にラーメンと割り箸が混ざってる(しかも使用済み)なのは、コイツのとこだけだろうな。
「俺に何を見せようってんだ?」
「こっちじゃ、この奥じゃ。キサマの不抜けたAIを目覚めさせる最高の薬が奥で待っておるぞ…」
「なんだそりゃ。へっ、あんなトコロに閉じ込めて、俺を封じた癖によ……」
扉で閉ざされた向こう。人間で言う、手術室だな。あんまりいい思いではないが。
俺はゆっくりと、その場所に向かった。
その先に、何が待っているのか。その時の俺には、全く予想出来ないものだった……。

ブゥン……
低い音を立てて、部屋の明かりが灯る。
「これは………おい、テメェ!これはどういうことだ、ええ!?」
体の髑髏が、唸りをあげた。信じられるかよ、こんな事。
俺はその時ようやく、存在意義を思い出した。そう、俺は戦闘用ロボットだ…。

692  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/11(水) 23:43:32.90 ID:Fpn75RCS0

そこには8つのベットがあった。ワイリーが新しくロボットを作るときに使う部屋なのだろう。
だが、今そこに眠っていたのは……
「リング、おいリング!!!ドリルもトードも、一体誰にやられやがったんだ!!」
同じ博士に作られた兄弟達は、物言わぬ躯と成り果てていた。
「そんなコトは決まっておる……憎きアイツらじゃよ。」
静かな声がラボに響く。それと同時に、室内のモニターが目を覚まし、ある少年の姿が描かれる。
「ロックマン……そう、ロックマンじゃ。突然お前の兄弟達に言いがかりをつけ、襲ってきたのじゃ。
 ワシが気づいて、コサックに知らせようとしたのじゃが連絡がとれいものでな。病むをえずワシが彼らを預かったのじゃ。」
俺は一人一人のベッドに向かっていた。こいつらが死んだとは、どうしても思えないからだ。
だが。腹に巨大な穴があるヤツ、激しい業火で焼かれた後があるヤツ、外装が溶けてどろどろになってしまっているヤツ……
どいつもこいつも、見るも無残な姿になってやがる。
その中に一人、見たことも無い…いや、よく知っているが…を見つけた。俺と同じ外見を持ったロボット。
「そいつはワシが救援に向かわせた、お前さんのコピーじゃよ。
 作ったばかりだったのだが、その有様じゃ。お前の兄弟をここに運んで、事切れてしまったわい……」
(ワイリー、ありがとな。今回ばかりはテメェに感謝するぜ。)
コピーを作られたことは腹が立ったが、それ以上にコイツに感謝の気持ちが湧いた。そんな自分が信じられなかったが。
「今回ばかりはヤツの行動がわからん。リングマンもダストマンも、コサックの元で平和に暮らしていたはず。
 それなのに何故、突然破壊してしまったのか……。彼らには壊される理由が無かったはずじゃ。」
「あの野郎………ッ!」
モニターでは、ロックマンが兄弟を1体ずつ破壊していく様子が、写っていた。
ひでぇ戦い方だ。清々堂々もクソもねぇ。蛙をいたぶってやがる。
蛙は戦闘用じゃねぇ。降雨装置を改造していたって、限界があるだろう。
案の定、手も足も出ず……腹にどでかい穴を開けられて、倒れた。
「許せねぇ……許しちゃいけねぇ……!」
蛙を倒したロックマンは、倒れた蛙を足蹴にしてブイサインなんかかましやがる。
むかつく……激しくむかつくなぁ、オイ……なんだコイツは。なんだこの調子の上がりようは。
眠りについていたAIがけたたましく叩き起こされる。さぞかし悔しかったろうに、ナァ……
俺に涙を流す機能があるなら、思いっきり泣いてやりてぇ……コイツラの為にな……

694  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/11(水) 23:48:43.66 ID:Fpn75RCS0

「おい、ワイリーさんよぉ……オレをコイツのとこまで連れていきな。今すぐに。
 連れていかねぇってんなら、テメェの脳天にオレの指の数だけ穴が開くぜ?」
「ま、まて!落ち着かんかい!お前の気持ちはよ~っくわかる。
 1ついい事を教えてやろう。ヤツは今日にも、ここの基地にくるじゃろう。
 どういうワケか、あいつは今この基地もターゲットにしておるようじゃからな。」
「………だからどうした。オ・レ・は!!!今すぐにでもコイツを叩きのめしてやりたいんだ!」
「人の話を聞かんかい!……こっちから出向かなくても、向こうからやってくるって事じゃ!
 お前さんは長い間戦っておらんじゃろうが。わざわざ出向かんほうが、お前さんのリハビリも出来る時間も稼げるじゃろうて。」
「………………」
「アヤツの進路上に、お前さん用の部屋を作っておいた。そこでロックマンをまっておるがええ。
 ダミーロボットを呼ぶことも出来るから、リハビリも出来るじゃろう。」
俺は答えることが出来なかった。確かにその通りなんだが……何か引っかかる。コイツは何を考えている?
「なぁ、なんでアンタはオレをここに置いておいた?この日が来るのが、わかってたのか?」
「ななななんじゃ突然。わかるわけなかろう!今回ワシはノータッチ!何もしとらん、コサックもけしかけておらん!」
つまり、何か企んでやがったな。よし、ロックマンを壊したら次はテメェの番だ。
心にそう決め、ワイリーに用意された部屋に向かった。
頭の中では聞こえるはずの無い、兄弟の断末魔が鳴り響いていて止まない。
「畜生ッ、畜生ッ、畜生ッ!俺は許さねぇぞ、絶対にッ!」
通りすがりのロボットを全て破壊しつくしても、憎しみは収まることは無かった。
ああ、兄弟の無念は俺が晴らしてやる……この俺、スカルマンがな……!!!
「テメェに死神の意味を教えてやる…………ロックマンッ!!!」

「あ~、怖かったのぅ~。スカルマンめ、怒るのはいいが…ちと壊しすぎじゃ、これ……
 まぁ、素直に向かったから、ヨシとするか。何か気づいても、どうせたいした事は出来んじゃろうし。」
ラボ内。スカルマンが去るのを見届けてから、一息つく。
「ロックマンが来るまでに、コイツラの修理終わるかのぅ…ちと不安になっちゃった、ワシ。
 ま、これでスカルがロックマンを破壊してくれればハッピーエンドじゃ!
 相打ちにでも持っていければ超ラッキー!邪魔者がぜーんぶ消えていく!え~の~う、ホッホッホーー」

そうして。スカルマンは兄弟と同じ戦場へ行くことになる………     END


(注:Xシリーズ)


731  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 02:22:40.08 ID:5/zRKK+l0

俺がアイシー・ペンギーゴを倒してハンター本部に帰還すると、
そこは既に地獄絵図のような惨状になっていた。

響き渡る怒号と銃声。爆発。
火薬と血の臭い。

……こ……これは……

「……いったい…何があったんだ……」

「……う……」

ガレキの下から、微かにうめき声が聞こえた。

732  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 02:23:25.13 ID:5/zRKK+l0

「おいっ!!大丈夫か!?」
「…え……エックスか……」
「しっかりしろ!!今助けてやる!!」
「に……逃げろ……」
「…!?」

「……逃げろって…いったいどういうことだ……?」
「……アイツだ……」
「……アイツ!?アイツってなんだ!!いったいここで何が起こってるんだ!?」
「……アイツが……裏切って……」
「……裏切って……!?」

733  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 02:26:56.34 ID:5/zRKK+l0

「…ま…まさか……ハンター本部の中に誰か裏切り者がいるってことか……!!?」
「……ううっ……」
「おい!!頼む答えてくれ!!!そいつが…その裏切り者がこんなことをしたのか!?」
「…………」
「おいっ!!!」

「…………」

「……くっ……」


「……いったい誰が……こんなことを……!!!」

734  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 02:29:22.78 ID:5/zRKK+l0

 バシュバシュバシュッ!!!

「!!!?」
「くあっ!!!!」

飛んできたエネルギー砲を、間一髪のところで避ける。

……誰だ……!!!

「……おやおや。誰かと思えば……」
「……!!!!」
「エックスちゃんじゃないの。よく帰ってきたなぁ」
「……おまえだったのか……!!!」


「くくくくく……」
「ヴァヴァぁ……!!!!!」

735  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 02:31:07.64 ID:5/zRKK+l0

「はっはっはっは。絶対殺られたと思っていたんだがな。こいつは予想外だ」
「……貴様……!!!」

「なぜだ……!!」
「んん?」
「なぜこんなことをする!!!いったい何が目的だ!!!」
「………」

「おまえは……おまえは特A級の優秀なハンターだろ!!それなのに……」
「エックス」

736  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 02:34:50.96 ID:5/zRKK+l0

「……おまえは……疑問に思ったりすることが無いのか?」
「…!? な…なにを……」
「人間に使われていることにさ」

「奴らは自分の力じゃ何一つできないクズだ。そんな奴らの下で働くことが馬鹿らしいと思ったことはないのか?」
「……!!!」
「俺は常にそう思っていたぜ。いつかこいつら全員をぶっ殺してやって……」

「俺たちレプリロイドが、天下を取るんだってな」

737  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 02:35:49.63 ID:5/zRKK+l0

「……馬鹿な……」
「…?」
「俺たちはみんな人間に作られたんだぞ!!!その人間に仕えることの何がおかしい!!!」
「………」
「世界の平和は人間によって作られてきたんだ……それを俺たちが…」
「ふんっ」

「どうやら言っても分かってもらえなさそうだ」

 カチャリ……

「……!!!!」

738  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 03:02:05.39 ID:5/zRKK+l0

「まあいいさ。はなから貴様のようなB級に用はない」

「死ね」

 ババババババババッッ!!!!

ヴァヴァの肩のライフルから、エネルギー弾が連射された。

「……くっ!!!!!」

743  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 03:54:11.17 ID:5/zRKK+l0

「くはははは!!!よく避けたな!!!」
「……はあっ……はあっ……」

「……だが」

「次は避けられるかな」


「……おまえは……」
「?」
「おまえは狂ってる……!!!」

744  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 03:57:47.40 ID:5/zRKK+l0

「ふん……今更何を言ってやがる。そんなの分かりきってたことだったろ?」
「な……!!!!」
「……俺たちハンターに……まともなヤツなんて最初からいないのさ」

「さて……時間も無くなってきてるんでな。悪いがそろそろ死んでもらうぜ」
「……うっ……!!!」

「じゃあな、エックス」
「……!!!」


 ザンッッ!!!!

745  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 04:00:49.88 ID:5/zRKK+l0

「………っ!!!!」

「……あ……ああ……!!」

「……ゼロ…さん……!!!」
「………」

「……そうか……そうだった。まだおまえが残っていたな」

「くくく…… ゼロ。おまえにひとつ聞きたいことがある」

746  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 04:08:22.87 ID:5/zRKK+l0

「どうだゼロ……俺たちといっしょにこないか……?」
「………」

「おまえほどの力があるヤツならわかってるはずだ。人間がいかにくだらない生き物かってことを」
「………」

「近いうちに俺たちは世界の人間全てを支配する。そうすれば俺たちは……」
「ヴァヴァ」

747  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 04:14:38.89 ID:5/zRKK+l0

「……自分が今までしていた仕事の内容も覚えていないのか……?」
「……なに?」

「……イレギュラーハンターってのは、「おまえら」イレギュラーを狩るためにいるんだ……!!」
「……!!!」

「……くくくくく…… 交渉決裂ってわけか……」

「……まあいい。……これで貴様と遠慮なくやれるってわけだ」


「……てめえはいつかぶっ殺してやろうと思ってたんだよ……!!ゼロぉぉぉぉ!!」
「……ふん」

748  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 04:26:26.05 ID:5/zRKK+l0

「おらあああぁぁぁぁぁ!!!!!」

 バババババババババッッ!!!!

「……!!!!」


 ……凄い……!!

ヴァヴァが見えないような速さで打ち出すエネルギー砲を、
ゼロさんは当たる直前に、片手で持ったビームサーベルで全て切り落としていく……

……これが特A級同士の戦い……!!!

 カチッカチッッ……

「!!?」

ヴァヴァのライフルのエネルギーが切れた…!!

749  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 04:38:51.66 ID:5/zRKK+l0

 ダッッッ!!!!

「!!!!」

ゼロさんが、その隙に一瞬にしてヴァヴァとの間合いをダッシュで詰めた。
……一撃で決める気だ……!!


「はっ!!馬鹿が!!ひっかかりやがった!!!」
「!!!!」

ヴァヴァの右手からもう一つのライフルが現れた。

「危ない!!!!」
「死ねっ!!!!!」


 ザンッッッ!!!!!

837  >>749  2006/10/12(木) 17:44:01.22 ID:5/zRKK+l0

「……!!!!!」


関係なかった。

「……う……」

「うがああああああ!!!!俺の……俺の腕がああああああ!!!!!」

ゼロさんはヴァヴァの間合いに入った瞬間、突き出されたライフルごと
ヤツの右腕を切り落としていた。

「ぐうううううううううっっ……!!!!」
「終わりだ、ヴァヴァ」

838  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 17:45:26.73 ID:5/zRKK+l0

「……ぐ……!!!!」
「死ね」

その時。

「待て」

「……!!!!」

声が聞こえた。
威圧感のある、冷静沈着な声。
……この声は……

「……やはり…アンタが黒幕か……」

「ふふふふふ……さすがだなゼロ。素晴らしい力だ」

「……あ……あああ……!!!!」


「……シグマ隊長……!!!!」


リレー小説?


781  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 10:16:58.69 ID:bOV0xRfj0

ほしゅん
ttp://viprakugaki.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up0021.jpg
#ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。


783  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 10:26:55.50 ID:F6SQyYBCO

 >>781
新人ロックマン誕生!?

784  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 10:29:27.97 ID:OCvU1zy70

 >>781
なんかストーリーがありそうなロックマンだな………
その視線の先には何があるんだろ

785  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 10:35:42.27 ID:bOV0xRfj0

 >>783
新人てwwww

 >>784
急激に意識が上昇する。
ぐらり、と不安定な体を起こし、自分の体がこの世にあることに気付いた。
ここに戻ってきた時の記憶が飛んでいる。ああ、気を失っていたのか。
体の奥が冷たい。この部屋は全てが、冷たい。
出来ればこのまま眠っていたかった。そう思いつつ、視線を上げる。

みたいな感じで。誰か文章付けてwwwwwww

788  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 10:55:22.01 ID:OCvU1zy70

 >>785
カッコイイ!こっそり続けてみるテスつ(ry


「眼がさめたかね……」
そこには初老の老人がいた。白衣をまとい、モニターを凝視している。
「ああ………あんたは誰だ?」
思い出すことが出来ない。俺はこいつを知っているはずなのに。
自然と肩に力が入り、バスターが現れる。
「……ふむ、私を覚えていないのか……警戒しなくてもいい。
 私は君の知り合いだ。君は長い間、気を失っていてね。
 目覚めたばかりで無理はしないほうがいい、その腕を戻したまえ。」
「……」
バスターを腕に戻し、ゆっくりと立ち上がる。
ブチンブチン!
背中のケーブルが1本、また1本と外れていく。少し痛みが走ったが、その痛みが俺のAIを目覚めさせていった。
「ここは……どこだ?」

こんな感じですか、わかりません!(>< ;)

797  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 12:35:58.97 ID:KOBYlldi0

新展開ktkr!漏れも>>788に続きます。

「ここがどこか…だと?ここは私の研究所さ」
老人は笑みをこぼした。
「そんなことは分かってる。俺が聞きたいのは、"ここがどこに位置する研究所なのか"ってことだ」
苛立つ俺を尻目に、老人は部屋の扉を指差した。

「外」
「何?」
「外に出て確かめてみろと言ったんだ。」

キュオーーーーーーーーーーーーーーーン!ガシャン!

扉の向こうには、やたらと狭いもう一つの空間があった。
エレベーターだ。

「入れ。案内しようじゃないか」

老人に促されるままにエレベーターに入ると、彼も同じ空間に入ってきた。

798  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 12:36:32.58 ID:KOBYlldi0

エレベーターのコントロールパネルには不可解に表記が施されていた。

英字、数字の混じった10桁くらいの番号の書かれたボタンがびっしりと並んでいる。

「その金属の板に手をかざしなさい」

よく見ると、パネルのそばに
"ロックマン"と小さく書かれた金属の板が取り付けられていた。

そこに手をかざすと…

『"ソライロ族代表"ですね?』

エレベーターが喋った。

『これより"虹の騎士会議室"へとご案内します』


こんな感じで…ど、どぉかな?

803  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 12:53:54.09 ID:OCvU1zy70

急展開ktkr!!!


「なぁ……このボタンは何なんだ?」
「それはダミーだ。触ってもいいが、何も起こらんぞ?」
「なんだと?」
「デザイン的に、そこのスペースが邪魔だったのでな。
 ほら、そのほうがパネルとの見た目のバランスが………こ、こら、危ないから銃をこっちに向け…ギャーーーー!!!」


新ジャンル「エレベーター」


812  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 14:19:00.41 ID:KOBYlldi0

新ジャンル「エレベーター」1

ロック「エレベーターで100階に行くぜ!」
フォルテ「だがバッテリー切れでエレベーター動かないぜ!」
ロック「こういう時こそバスターでバッテリーチャージだぜ!」
フォルテ「じゃあ俺も手伝うぜ!」

キュインキュインキュイン…ズドドオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!

ロック「すっ飛ぶぜすっ飛ぶぜ!」
フォルテ「でも100階突き抜けたぜ!」
ロック「実は最上階の天井も突き抜けたぜ!」

キィイイイイイイイイン・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そして2人は大気圏外へ。

ロール「バカじゃねーの?」


新ジャンル「エレベーター」2


821  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 15:36:11.63 ID:OCvU1zy70

新ジャンル「エレベーター」

「ふ~!一杯買ったね。」
「え~と、ライト博士の冬物コートも買っておかないと駄目だから…次は10階ね?」
「まだ何か買うの~?ちょっと休憩しようよ、ロールぅ~」
「だめよ、今行かないとバーゲン品が無くなっちゃうんだから!」
「じゃぁ、僕はここで待ってるよ~。疲れた……」
「仕方ないわね、じゃぁここで待っててね!急いで買ってくるから!」


「あ、そこのエレベーター乗りまーす!!!」

タッタッタッタッタッ ビーーーーーーーーーーーーーー!



「ライト博士……」
「おやロールお帰り。随分と早かったね。ロックとお昼を食べてくると思ってたよ。」
「聞きたいことがあるんです。」
「な、なにかね?」
「私の……私の体重を、どうしてもっと少なく作らなかったんですかァァァ!」
「へ?ぐぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」


その頃、デパートでは……
「ぐすん……ロールちゃん遅いよぅ……荷物重いよう…・・・・・・」


アストロネタ


834  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/12(木) 17:37:55.16 ID:LpKCWniT0

保守ついでに、アストロネタを書いてみます。

『きゃああ!?』
新たな世界征服のために製作したナンバー58は
恐ろしく怖がり・・・・いや、恥ずかしがりやであった。
「消えてないで出でこい、アストロマン。
 生みの親に挨拶も無しか。」
『・・・・あ、あ!も、申し訳ありません!』
スウウウウと出てくる「D.W.N.058 アストロマン」。
組み込んだ異次元空間発生装置は良好のようだ。
『ごめんなさい・・・・初めまして、ワイリー博士。』
『ソイツがいわば、拙者の弟となるのか?ドクター。』
部屋の隅に立っていた「D.W.N.057 テングマン」が話しかけてくる。
『本当に戦闘用なのか?コイツ・・・・。』
「何を言う、テングマン。アストロマンはお前と同じ、
 『作業もできる戦闘用ロボット』じゃ。」

『ひゃあ・・・・初めまして・・・・アストロマンです。』
『本当に強いのか?お前。』
テングマンがアストロマンに手首のブレードを向ける。
『え?』
『拙者が確かめてやろう!』


 ・・・・迷惑だったら申し訳ないです。

852  834  2006/10/12(木) 19:41:57.60 ID:LpKCWniT0

続き書いてもいいですかね・・・?

『トルネードホールド!』
テングマンが団扇型のブレードを発射すると、それは小規模の竜巻を引き起こした。
室内に散らばっていた図面も、大きく飛ばされて舞っている。
「止めんかテングマン!」
『ひゃー!』
アストロマンは神速ともいえる速さで異次元空間に姿を消した。
『しかし、ドクター。
 コイツの能力を確認できる良い機会だとは思わないか?
 ・・・・・さあ、いつまで隠れている!さっさと出て来い!』

『・・・・・・・ー座標・セット!ー』

何処からか声がする。それと同時に、嫌な予感がした。
「止めろアストロマン、撃つな!」

『アストロクラッシュ!』

それは見事に的中した。

854  834  2006/10/12(木) 19:43:25.91 ID:LpKCWniT0


『ゴメンなさい、あの、その、申し訳ありませ~ん!』
アストロマンがひたすら謝ってくる。だが、ワイリー城は一部大破してしまったし、
テングマンは修理しなければならなくなったし、今日は散々である。
ソードロボットの製作にもまだ入れそうにない。
だが、アストロマンは思いのほかよく出来ていた。能力的には満足するべきであろう。
「・・・・あと六体か。」
ワイリー城の修理費が無い。ロボットの製作費用を城に回すべきか?
ドクターワイリーは今日も苦悩していた。


終わりです。スレを汚して申し訳なかったです・・・・。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

目安箱バナー