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アニメ会社紹介(作オタ視点)/た~わ行


作オタによるアニメ会社紹介のページです。
更新が少ないため、記載されてる情報が古い可能性もあります。ご注意ください。
所属アニメタ欄記載のアニメーターには、継続的にその会社に席を置いているフリーアニメーターも含まれています。
輩出アニメタ欄に関しても、他社へ移籍した動画からの生え抜きや社員アニメーターに加えて、他社へ席を移したフリーも含めての記載となっています。
社内に席があるフリーか、外注のフリーか不明な場合は関連アニメタ欄に記載お願いします。

・ アニメ会社紹介(作オタ視点)/あ~さ行

 


 

■タツノコプロ(竜の子プロダクション)
・2017年10月19日に創立55周年を迎える老舗アニメ制作会社。
・初代社長吉田竜夫が1962年に漫画製作工房として設立。1965年の『宇宙エース』からテレビアニメの制作を開始。
・長い歴史の中で、数多くの人気作品や多分野で優秀な人材を輩出した。
・漫画家であった初代社長吉田竜夫の影響もあり、70年代はハイクオリティな劇画調のタッチの作品が多かった。
・70年代のタツノコ作品で活躍した須田正己、二宮常雄、湖川滋(湖川友謙)の3氏はタツノコ三羽烏と呼ばれていた。(「BSアニメ夜話 新造人間キャシャーン」より)
・子会社としてアニメフレンドが1977年3月から1990年9月まで存在した。『超時空要塞マクロス』では板野一郎をはじめとしたメカ班がこのアニメフレンドを作業場としていた。
・1978年に、アニメーター養成機関として竜の子アニメ技術研究所を設立。所長には杉井興治が就任し、宮本貞雄らが講師として指導にあたった。
・『赤い光弾ジリオン』の制作時に、フリー・プロデューサーとなった石川光久が『ジリオン』の制作終了と共に解散する予定で制作チーム(タツノコ制作分室)を発足した*
同じくタツノコから独立した、『ジリオン』のキャラクターデザイナー後藤隆幸主宰のスタジオ鐘夢がここを間借りして活動していた。
・1987年12月15日、タツノコ制作分室と鐘夢を統合する形で、石川と後藤をはじめとしたメンバーが有限会社アイジー・タツノコ(現: Production IG)を設立した。*
・2005年、玩具メーカータカラ(現: タカラトミー)がタツノコプロの株式の88%を取得。タカラの傘下となる。*
・2014年、日本テレビがタカラトミーからタツノコプロの議決権株式の54.3%を取得。日本テレビの子会社となる。*
またタカラトミーも引き続き議決権株式の20%を保有しており、今後もタツノコプロとの連携を図っていくとのこと。*
・近年はデジタル作画部門に力を入れ、ペーパーレスでの作画に取り組んでいる。

関連アニメタ:橋本敬史工原しげき髙田晃中武学後藤圭佑戸田さやかりょーちも川野達郎今岡律之、山田奈月、吉原達矢中山竜榎戸駿
輩出アニメタ:九里一平、南家こうじ、宮本貞雄、杉井興冶、高橋資祐、金山明博(漫画部)、須田正己、田中保、加藤茂、石之博和、塩山紀生、坂本英明、井口忠一二宮常雄なかむらたかし、本多哲、鈴木満、道下有希子、遊佐和重、薄井義雄、香川浩、前田真澄、後藤隆幸、武田一也、華房泰堂、四谷光宏、谷沢泰史、山門郁夫
竜の子研究所輩出アニメタ:浜崎博嗣、川崎逸朗、飯田史雄(SUEZEN)、川又浩、千明孝一、竹内一義、福井智子、鷲田薫、橋本とよ子、小林哲也、菊地市松、水村良男、村田充範、郷敏治、寺岡賢司、吉田英俊、橋本浩一、前澤弘美、橋本勝己、玉井公子、渡辺和夫、松坂定俊、青木真理子栗尾昌宏、三浦厚也、伊藤尚往、長坂寛治、井上信行、西田正義松本憲生若林厚史北野義宏、矢花馨、菊地康仁


■ディオメディア
・「スタジオバルセロナ」の代表を務めていた須賀信行(グループタック出身)が体調を崩して引退したため、
 共同代表の小原充が事業を承継する形で2008年に設立。よって、厳密にはバルセロナ=ディオメディアではない。
 小原自身は当初別にアニメスタジオを立ち上げる構想を持っていたが、タックの仕事を通して須賀と縁ができバルセロナの共同代表となった。(SPOT Vol.6インタビューより)
・生え抜きのアニメーターが多く在籍しており、元請として作品を請けた場合はメインスタッフとして参加する。
・『乃木坂春香の秘密』『侵略!イカ娘』で元請け会社としての地位を確立。KADOKAWAグループのコンテンツをアニメ化することが多い。
・作画面に関しては、生え抜きアニメーターの面々が作画監督が総動員で作監に入ることもあるため、作画は比較的安定はしている回もあるが、『艦隊これくしょん-艦これ-』では1クール終盤では画面上にミスが見つかったりとスケジューリングの粗さによる作画崩壊が時折観られることがある。
・2018年冬アニメ『BEATLESS-ビートレス-』にて総集編3回、特別番組1回を挟むという放送状況となる。監督を務めていた水島精二監督は「万策尽きたー」と呟き、その後ストレスから来る突発性難聴を発症。病院で点滴を受ける姿をTwitterで公開する程、スケジュールが崩壊するという事態が起きた。

所属アニメタ:小原充、石川雅一、井出直美、井畑翔太、小菅和久、本多美乃、加藤弘将、福田佳太、小川茜、徳永さやか、前田恭佑、野村嘉治、石丸史典、富永武志、大村将司、本田辰雄、槙田路子
関連アニメタ:加藤剣、宮澤努、胡蝶蘭あげは、玉木慎吾、清水空翔、益田賢治、小澤和則、諸石康太
輩出アニメタ:小松勇輝、齊田博之、小松大樹


■テレコム・アニメーションフィルム
・ジブリと並ぶ東映動画初期の技術エッセンスを受け継ぐ名門スタジオ。海外との合作が多かったためフルアニメは得意、反面リミテッドアニメは苦手であった。
・近年は海外合作から国内作品中心。
・同社は作画をタブレットで行う完全デジタル化を行っているが評判は良くない。

所属アニメタ:友永和秀矢野雄一郎横堀久雄
関連アニメタ:大塚康生田中敦子滝口禎一、工藤正明
輩出アニメタ:月岡貞夫宮崎駿近藤喜文丹内司山内昇寿郎、青木康直、遠藤正明二木真希子八崎健二、片山一良、浦谷千恵、宮崎なぎさ、植田均森川聡子、立木康子、うつのみや理増田敏彦、舘野仁美、青山浩行柳沼和良辻野寅次郎(辻野芳輝)、楠本祐子、貞本義行田中達之橋本晋治西見祥示郎、梅田隆司(うめだりゅうじ)、川口隆大木賢一板垣伸秦綾子柴田由香、上田峰子、牧原亮太郎古俣太一、中路景子、北川隆之


■東映アニメーション(旧・東映動画)
・略して東映。業界最大手の制作会社。
・上手い人も結構いるが、大規模な会社なので分散されていて出来はまちまちなのが多い。
・かつては3000枚縛りが鉄則であったが、どうしても止まっている絵が多くなってしまうので、一部作品では3500枚になる。
(上記は、逆にちゃんと動かすことを目的とした枚数の増加である)
・3500枚の場合は大体300カット、3500枚、背景は200~230枚。(清水慎治・談)
・上記の通り枚数を豪勢に使う事は出来ないので、東映で上手い人は必然的にタイミングが上手い人が多い。
・たまに凄いサプライズ回もある(ガイキング13話、化猫、祝!ビックリマン29話など。
・一人原画アニメーターが多い。業界内の一人原画アニメーターの殆どが東映で仕事をしている。
・ペロちゃんマーク。マスコットキャラクターのペロちゃん。良い作画にはペロちゃんマーク進呈。

所属アニメタ:舘直樹冨田与四一林祐己、小泉昇、濱野裕一青山充、梨澤孝司、井手武生、稲上晃爲我井克美山室直儀八島善孝信実節子、横山健次、出口としお
輩出アニメタ:熊川正雄、大工原章、森やすじ、古沢日出夫、大塚康生楠部大吉郎中村和子、小田克也、紺野修司、喜多真佐武、坂本雄作、奥山玲子、大田朱美、永沢詢、杉山卓、岡迫亘弘、 ひこねのりお(彦根範夫)、小田部羊一、吉田 茂承(吉田しげつぐ)、竹内留吉、月岡貞夫、松原明徳、平田敏夫、香西隆男、我妻宏、森下圭介、永木総博(ながきふさひろ、永樹凡人)、小泉謙三、金山通弘、木村圭市郎宮崎駿、高橋信也、林静一、小林治(旧)芝山努大橋学、玉沢武、玉沢君子、金大中、角田絋一、石黒育、金田伊功、布告文、濱洲英喜新井浩一中鶴勝祥安藤正浩福田道生細田守うるし原智志山下高明長谷川眞也西田達三
関連アニメタ:馬越嘉彦、中澤一登、すしお、橋本敬史、森久司、大塚健


■TOEI ANIMATION PHILS
・TAPと略していたが、近年東映外の動仕でよく見るTAP(ティー・エー・ピー)と混同されるため「Toei Phils」と表記するようになる。
・フィリピンにある東映の子会社。旧社名はEEI-TOEI。
・2000年代に入ってから、同社アニメーターが頭角を現すようになり、1話分の原画を引き受けるまでになった。劇場でも原画として参加することが多くなる。

所属アニメタ:フランシス・カネダポール・アンニョヌエポ、ノエル・アンニョヌエボ、レジー・マナバット、 レム・バレンシア、ビクター・バラノン、アリス・ナリオ、アルフレッド・レイエス


■動画工房
・1973年7月11日設立。古沢日出夫が設立したFプロダクションがその前身となっている。
・以前は下請け中心だったが2000年代以降元請けも行うようになった。
・近年は同クールで複数作品を進行させるなどキャパシティも拡大している。
・TYO傘下であったが方針の相違からグループ離脱。その後程なくしてTYOグループの事業集約を目的としたハルとゆめ太の合併が行われたためこれが離脱の原因とも。
・『ゆるゆり』制作以降は太田雅彦らがよく制作に関わっており、その縁もあってか童夢にグロス撒きをする事が多い。
・元請け作品の絵コンテアプリ配信なども行っている。
・同社所属の制作進行・制作デスクである梅原翔太はかなりの作画オタクの様子で氏が担当した回は若手アニメーターがはっちゃけた作画を披露しており、
 本スレなどで色々と話題になる事が多かった。その一方で制作進行としては非常に優秀らしく、アニメーターや関係者からの信頼は厚い様子。(現在はA-1picturesに移籍)。
・上記の梅原氏が制作デスクを抜けてからは、以前まで作画は安定していた印象だった同社だが、作画監督、作監補佐の多人数投入する回が増えており、梅原の抜けた穴は大きかったと見える。

所属アニメタ:古沢英明谷口淳一郎中西麻美子中島千明、久保茉莉子、伊藤大翼、狩野正志、立口徳孝、沖田博文、曾我篤史、宗圓祐輔
関連アニメタ:天崎まなむ、山崎淳、菊池愛、直谷たかし、熊谷勝弘、中野裕紀、三谷暢之、山野雅明、曾我篤史、太田雅彦、大隈孝晴、越智信次、尾尻進矢、高柳佳幸(藤原佳幸)、野中正幸渡邉祐記西井涼輔沖田博文三谷暢之、平山寛菜、山根雅明、中島大智、
輩出アニメタ:賀川愛、牧野田啓介、松本清、下田正美、中山勝一、今隈真一、釘宮洋、入江篤、新房昭之、上妻晋作、神戸洋行、森久司(中山久司)向田隆佐々木敦子満仲勧三輪修河野恵美、茉田哲明(松田哲明)

■トムス・エンタテインメント(旧 東京ムービー)
・1964年設立の老舗アニメ制作会社。他業種の会社との吸収合併等を経て、2000年に現在の社名に変更。
・ルパン・アンパンマン・コナン等、日テレ系列の名物アニメの制作会社としても有名。
・当初はAプロダクションが実制作を担っていたため、両社の繋がりは非常に深かった。
・制作関連会社としてテレコム・アニメーションフィルムがある。なおテレコムは、当時の社長だった藤岡豊が海外合作アニメの制作を目的に設立した。
・2011年に元社長の松元理人が、子会社「スタジオさきまくら」を設立するも翌年に合併。
・スタジオ名称を変えてからは社内グロスも行うように。
・制作ラインは、第一から第十制作チームまであったが、現在は名称を変えて制作本部管理下としては、以下の5つのスタジオがある。(担当P等については憶測が多い)

◆<1スタ>【V1スタジオ】 担当P/石山 桂一,溝上 猛,寺島 清晃 『名探偵コナン』『まじっく快斗』『神様はじめました』『信長の忍び』
◆<2スタ>【だぶるいーぐる】 担当P/小島 哲,小山 雅弘,川邉 大輔,山川 剛史 『ヴァンガード』『ルパコナ THE MOVIE』『繰繰れ!コックリさん』『ReLIFE』『TRICKSTER』
◆<3スタ>【3×CUBEスタジオ】 担当P/久保 雄輔,岩崎 和義,野崎 康次 『それいけ!アンパンマン』『とある飛空士への恋歌』『実は私は』『甘々と稲妻』
◆<7スタ>【777スタジオ】 担当P/青木 隆介 『幕末儀人伝浪漫』『ルパン三世TVSP』
◆<8スタ>【8PAN】 担当P/鶴木 洋介,竹村 逸平,片桐 秀介 『聖闘士星矢 冥王神話』『ZETMAN』『弱虫ペダル』『ルパン三世TVSP2013』『ヒーローバンク』『ばくおん!!』『D.Gray-man HALLOW』
◆<10スタ>【Po10tialスタジオ】 (浄園Pのテレコム出向により解散か) 担当P/浄園 祐 『戦国乙女』『峰不二子という女』
◆【スタジオさきまくら】 (本社合併及び、松元社長退任のため解散か) 代表/松元 理人 『BRAVE10』『ヴァンガード』『ルパン一家勢揃い』

関連アニメタ:鍋島修亀垣一本橋秀之平山智越智一裕須藤昌朋高谷浩利東出太増田敏彦南伸一郎川口隆牟田清司、河村明夫、宍戸久美子、清水義治岩佐裕子とみながまり青木雄三
輩出アニメタ:湖川友謙、北原健雄、こだま兼嗣神村幸子


■トリガー(TRIGGER)
・元ガイナックスのアニメーション演出家の大塚雅彦とアニメーター今石洋之、制作プロデューサーの舛本和也を中心に2011年設立。ULTRA SUPER PICTURES傘下。
・『天元突破グレンラガン』・『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』などの2000年代のガイナックス後期を支えたスタッフらがそのまま移籍。
・テレビ作品ではA1、USPグループの制作協力から活動を開始。12年にはウェブアニメの『インフェルノコップ』、13年にはアニメミライの『リトルウィッチアカデミア』を制作。
 テレビ作品の『キルラキル』で元請を開始。
・『宇宙パトロールルル子』『キズナイーバー』『リトルウィッチアカデミア(テレビアニメ版)』と引き続いてオリジナルの元請作品を中心に若手アニメーターを積極的に起用。
 中堅の米山舞、金子雄人、岩崎将大、坂本勝、半田修平や、生え抜きの石毛理恵、五十嵐海、山口加奈らが作画面での制作の中心となっている。
・同じくガイナックスから独立したカラーとの人間関係は良好で、作品によっては本田雄や鶴巻和哉、摩砂雪等が参加することがある。
・最新作はA-1 Picturesとの共同制作の『ダーリン・イン・ザ・フランキス』

所属アニメタ:今石洋之吉成曜すしお雨宮哲芳垣祐介柴田由香堀剛史米山舞金子雄人坂本勝半田修平三宮昌太岩崎将大、長谷川哲也、中川英樹、斉藤健吾、杉本ミッシェル、こすぎなほこ、遠藤良恵、石毛理恵、五十嵐海、山口加奈、甲斐有紀奈、中村真由美、池澤岳史、宮崎詩織、石山正修、荒井洋紀、糸山礼央
関連アニメタ:小倉陳利小松田大全久保田誓錦織敦史佐藤利幸谷口宏美、石田一将、平村直紀、田村瑛美、長田信博、竹田直樹、米森雄紀小嶋慶祐中森晃太郎げそいくお(奥居久明)
輩出アニメタ:田頭悠郎、荒井和人砂小原巧


■二宮事務所
・1982年設立。80年代前半に二宮常雄が主宰した作画スタジオ。二宮の私塾的な側面もあるスタジオだった。
・設立のきっかけは二宮に技術を学びたいと志望したアニメーターが多数いたため、まとめてスタジオを作るという流れになったこと。(「今だから語れる70年代アニメ秘話~テレビまんがの時代~」より)
・主宰の二宮が若手の指導と共にマネジメントも担当しており、当時フリーだった二宮がまとめて請けた仕事を事務所のアニメーターで分担して担当するというシステムだった。(同上)
・浜崎博嗣は「今だから語れる70年代アニメ秘話~テレビまんがの時代~」における鼎談にて、
「あのころ、二宮さんが表現されている作画ワールドに憧れて、みなさんついていったというか。教えてもらうというより、現役アニメーターの仕事から、なにかを学びに行くような積極的な空気がありましたね。アニメスタジオって、僕が知る限りはビジネスライクなところが多かったのですが、そのなかでは二宮事務所は特別でした」と語っている。
・「逆転イッパツマン」「ななこSOS」「イタダキマン」「装甲騎兵ボトムズ」「銀河漂流バイファム」「夢戦士ウイングマン」等の作品にグロス回がある。

関連アニメタ:二宮常雄、松原徳弘、塚本篤、河口俊夫、香川浩、波戸根良昭、貴島優子、鈴木芳子(鈴木喜子)、佐々木芳子(佐々木喜子)


■日本アニメーション
・1975年ズイヨー映像代表の本橋浩一が設立。
・一時期は東映動画(現・東映アニメーション)、竜の子プロダクション、東京ムービー(現・トムス・エンタテインメント)、エイケンのアニメ制作会社の大手として数えられていた。
・『小さなバイキングビッケ』・『フランダースの犬』・『みつばちマーヤの冒険』・『世界名作劇場シリーズ』と名作のアニメーションを世に残した。
・1990年代には現在でも放映が続いている『ちびまる子ちゃん』、『魔法陣グルグル』を制作。
・しかし、90年代後半から内部の問題や日本俳優連合との出演声優への二次使用料問題等の民事訴訟等のごたごたが多く起きた。その影響もあり、2000年以降の元請け作品は数少ない。
・創業者の本橋浩一氏は骨髄異形成症候群により死去。娘の石川和子氏が経営を引き継いでいる。

所属アニメタ:佐藤好春
関連アニメタ:宮﨑駿、高畑勲、森康二、小田部羊一、関修一
輩出アニメタ:加瀬政広、本谷利明


■中村プロダクション
・虫プロの流れをくみ1974年設立。
・サンライズ中心だが幅広く他社制作作品を受け持つ。ただし、サンライズとのつながりはきわめて強い。
・本家サンライズと同じく堅い印象。一定のレベルを保つもいまいちはじけることが少ない。
・作打ちに原画マンを参加させない(作監と演出のみ)。社長の方針。
・設立当初からロボ作画には定評がある。
・80年代後半~90年代にかけては、平井久司、久行宏和、板倉和弘らをはじめとした当時の所属アニメーター達が、
 『魔神英雄伝ワタル』シリーズ、『勇者シリーズ』、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』などのサンライズ作品で、キャラ、メカ共にハイクオリティな作画をみせた。
・ヤバ気な逸話が多数ある。詳しくは各々検索だ。

所属アニメタ:中村一夫(滝川一夫)、中村明(西城明、中村旭良、中村太一)、山崎久夫、しんぼたくろう、富永剛央、福田嗣、島袋智和、松永晃、田島智之、中島達央 etc..
輩出アニメタ:柳田勤、北久保弘之、山崎理(ヤマサキオサム)、西澤晋奥野浩行、柳沢哲也(柳沢テツヤ)、藤田一己、平井久司平松禎史村瀬修功久行宏和、百瀬恵美子、鈴木勤村木靖松田宗一郎、柳瀬雄之、松井芳彦、初見浩一、板倉和弘、深澤学(ふかざわまなぶ)、金田正彦、入江泰浩千葉道徳大塚健、高乗陽子、実原登、能戸隆、森久司(中山久司)田島直、梅本賢一、米山浩平、仲田充、渋谷勤、高橋真一、井村学、池田有、中田栄治橋本誠一森寛之、浅井義之、重国浩子(重國浩子)、宮下雄次、橋本裕之、和田弓枝、古川信之、宮原秀典、北原昌明、青木美穂、星野真澄、佐々木まり子、友岡新平高瀬健一、糟谷健一郎、田中敏美、竹知仁美、村谷貴志、小倉寛之、田村正文稲吉智重稲吉朝子、下島誠、山田哲郎、岡山思菜子、海老原奈美子、大曲健克、黒瀬大輔、林勇雄、木宮亮介、薮本和彦、菊池隼也、外間亮、須永賴太、山名秀和、木藤貴之、福井麻記、錦見楽、藤原麻記子、林央剛、盛重学、山本真也


■ノーマッド(NOMAD)
・2003年にマッドハウスのプロデューサーだった小野達矢氏が独立して設立。
・『ローゼンメイデン・トロイメント』、『ちょこッとSistar』『けんぷファー』『俺たちに翼はない』の元請け制作を担当。
・しかし、2015年以降は元請けからは離れ、グロス請けとしてがメインとなっている。
・2000年代にはマッドハウスの繋がりもあり、鈴木典光氏がエンディングアニメーションを担当することがあった。


■ネオメディアプロダクション(イーグルネスト)
・1969年頃、『タイガーマスク』の制作途中に設立。設立以来、木村圭市郎が代表を務めていたが、現在(2017年時点)では木村高啓が代表取締役社長を務めている。
・正式社名は「株式会社ネオメディアプロダクション」であるが、2000年代からは「イーグルネスト」名義でクレジットされることが多い。但し、2015年辺りからは再び「ネオメディア」名義でクレジットされることも多くなってきている。
・似た名前の「ディオメディア(スタジオバルセロナの後身)」や「イーゲルネスト(旧スタジオOM青森ワークス)」と混同されることもあるが、無論別会社である。
・特に70年代や80年代の輩出者には実力派アニメーターが多い。近年では田中宏紀や大橋藍人を輩出したスタジオとして知られている。
・百瀬義行、内山正幸が担当した『ど根性ガエル』のネオメディア担当回は初期の代表作の一つ。
・百瀬ら70年代の輩出者の中には、後に日本アニメーションやビジュアル80の制作作品に活動の場を移すものもいた。
・下請けの作画スタジオではあるが、1978年の『魔女っ子チックル』では途中降板ではあるものの実制作も担当していた。(クレジットでは制作協力表記)
・80年代初期の担当回では『無敵ロボ トライダーG7』『最強ロボ ダイオージャ』の森山雄治、『ゲームセンターあらし』の田村英樹、『アニメ版レインボーマン』の伊藤浩二など、金田伊功の影響を受けたアニメーター達が活躍した。
・元ネオメディアのメンバーが結成したスタジオにスタジオMINがある。森山雄治、田村英樹、福島喜晴、北久保弘之、川名久美子らが、ここに在籍していた。
公式のTwitterアカウントが存在する。
・木村の直接指導によるアニメーター育成塾“ガチンコ原画道場”を主宰している(「アニメビジネスがわかる」より)。WEBサイトの募集ページ(WEBアーカイブより)は現在消滅しているが、公式Twitterによれば2015年時点でも塾生の募集は続いている模様。
・自社のオンラインショップ(ネオメディアオンラインショップ)にて木村圭市郎の原画集を販売している。

所属アニメタ:木村圭市郎、富田真友子、木村朱里、山井淳生
輩出アニメタ:山口泰弘百瀬義行、内山正幸、北島信幸、坂巻貞彦、坂田透、星野真砂子、金子康良、松本昌子、久保園真、大滝友子、もりやまゆうじ(森山雄治、森山ゆうじ)、和田卓也、的場敦、福島喜晴川名久美子、津久井明子、田村英樹北久保弘之伊藤浩二、矢吹勉、入好さとる、磯光雄、大野勉、‏野口啓生、川上俊弘、黒柳賢治、中尾正樹、奈良岡光、田中伸昭、相馬快安、若林広海、美馬健二、山本航、田中宏紀、丸山匡彦、小原広志、宮部貴士、埜渡智幸、大橋藍人、亀田朋幸、井手上義英、磯崎景太、青木みき、坂口蒼星


■Nexus(ネクサス)
・2012年に設立。A-1 Pictures出身の中村浩士氏が代表を務め、人脈的には同社と関わりが深かった「アステリズム」の流れを汲む。
・20人と少人数の規模ではあるが、作画・動画・仕上げ・撮影と一通りの部門を持つ。
・制作進行や所属するアニメーターが優秀であるためかグロス回では少人数ながら見どころのある回を提供してくれる。(Re:ゼロから始める異世界生活第10話、こみっくがーるず第1話等)
・『わかばガール』で初の元請けを担当。30分アニメとしては『こみっくがーるず』で元請けを請け負うこととなった。

所属アニメタ:齊藤佳子、明珍宇作、山崎絵美、菊池菜都美
関連アニメタ:中西和也、野田康行、北原大地


■バイブリーアニメーションスタジオ
・2017年 5月1日、フリーランスだった田中基樹氏が独立して設立。
・『グリザイア ファントムトリガー』の元請が決定しており、今後の活躍が期待されるスタジオ。

所属アニメタ:田中基樹
関連アニメタ:野中正幸


■ハルフィルムメーカー(現・TYOアニメーションズ)
・略称はHAL。1993年に設立。2003年にTYOグループの傘下となる。
・元プリプロ専門で99年前後にジュニオのスタッフを引き継ぐ形で元請を開始、そのため初期においては元ジュニオ人脈との関わりが深かった。
・アール、ワンパック、Ordetなど関西のスタジオに作画グロスを任せることが多々あった。
・一時期シノミン、イワサキなどカタカナ4文字のクレジット表記がよく見られた。
・ARIA後やキルミン降板以降は主要スタッフが順次サテライトや他社へ移籍、清瀬に移った出身アニメーターは殆どいなかった。
・2008年度は良くも悪くも作画面で話題を振りまくも、2009年にゆめ太カンパニーに吸収合併されスタジオが閉鎖。辛うじてブランドとして残ったものの、『たまゆら』を最後に事実上消滅した。
・玉川達文が主に活動拠点にしていたこともあり氏のブログでの作品解説率は高く、若手からベテランまでその仕事ぶりが紹介されている。

元所属アニメタ:熊谷哲矢、中野英明、渡部圭太、野崎将也、谷口明弘、畑智司、伊東克修、丹羽恭利、若山政志(ワカヤマ)、岩崎光洋(イワサキ)、新井俊行、小林幸洋、川元まりこ
輩出アニメタ:滝本祥子、小川みほ、杉村友和、坂本俊太、宮本あゆみ、鈴木彩史、熊谷勝弘、小林祐、亀井嶺、山後あおい、中田睦美、田中知江、伊藤耕太、大久保義之、小野央愛
元関連アニメタ:竹田逸子、千葉道徳、宇佐美皓一、楠本祐子、赤田信人、早川淳一、伊藤郁子、玉川達文、後藤圭二、門之園恵美、古賀誠、相澤澄江、細居美恵子、谷川亮介、藤本さとる、上田幸一郎、海堂ひろゆき、吉川美貴


■パッショーネ
・2011年に西藤和宏氏が独立して設立。
・『RAIL WARS!』『六花の勇者』『ひなこのーと』の元請け制作を担当。最新作は『citrus』。制作予定は『ハイスクールD×D HERO』。

所属アニメタ:植田和幸
関連アニメタ:うのまこと、小磯沙矢香、石原恵治、桜井正明、柳沢まさひで、伊集院いづろ、高橋丈夫


■ぴえろ(studioぴえろ)
・1979年、タツノコプロ出身の演出家だった布川ゆうじが、同じタツノコ出身の演出家グループを前身として『ニルスのふしぎな旅』を制作する為に立ち上げる。
・80年代には、請負のみならず出資も行なう製作会社へと転換を狙って版権管理事業も行うようになった。
・81年にはキティ・フィルム製作の『うる星やつら』でブレイク。83年には世界初と言われるOVA『ダロス』を制作しOVAブームの口火を切る。
・かつてはフジテレビ系列放送の作品を多く手掛けていたが、現在はテレビ東京系列の作品が中心となっている。
・設立当時はまだ珍しい、アニメーター・演出家が立ち上げたスタジオであり、演出家が社員として所属していた。その為現場の演出家の力が強く、作家性の強い演出家が多数頭角を現してきた歴史がある。
・老舗だけに人脈は広い。初期は設立時の経緯からタツノコ系スタッフが中心だった。ディーンの関係者も多い。
・主に劇場作品を手掛ける「ぴえろism」という制作ラインの他、2012年に閉鎖されたが福岡に作画・仕上を行う分室が存在した。
・グロスを委託する事が多かったスタジオ旗艦が2009年に「ぴえろプラス」に商号変更したのに伴い、プラス元請けの作品もぴえろブランドの作品として扱われるようになった。
・ぴえろ出身者が立ち上げたスタジオに「セブン・アークス」「アークトゥールス」「feel.」「スタジオガッツ」がある。

所属アニメタ:窪詔之吉田忠勝、岸義之、練木正宏、遠藤裕一、高木弘樹多田雅治、岡野秀彦、山田玲子、豊島光子、児玉八重子、大河原烈、西原理奈子、夘野一郎鈴木陽子山下宏幸甲田正行、富田美文、大久保美香、徳永久美子、渡邊葉瑠、齊藤崇了、富田恵美、小柳達也、藤井俊郎、HAN SEUNG AH、勝谷優夏、益田有希子、田口愛梨
輩出アニメタ:二宮常雄山内昇寿郎、岡田敏靖、古瀬登、大坂竹志、新留俊哉、小林一三、小林明美、宮崎康子、本山浩司、三原武憲、西田正昭、高岡希一、小林裕也、中村あゆみ、中尾圭一、伊良原正也、時矢義則大平晋也、久高司郎、下田正美、中山勝一、宮川治雄、高橋しんや田中比呂人小林正之、北山真理、新田靖成山田起生君島繁西田寛治、上田美由紀、渡辺淳、池松良治、猿渡信二、阿部英太郎、小森篤、福山貴人、緒方厚、徳丸輝明、大竹守、柳隆太、河島久美子、冨澤佳也乃、仁井学、西片康人、河合滋樹、田中秀人、チョン・ヨンフン、朱暁、中井恵巳、池田結姫、藤田亜耶乃、豆塚あす香、村上朋子、小林直樹
関連アニメタ:南家こうじ、高橋資祐、遠藤麻未、山本直子山下将仁上妻晋作、新房昭之、森山雄治福島喜晴、林隆文、小林治、望月智充、後藤真砂子、洞沢由美子、木下裕孝、摩砂雪大西雅也松原京子井上敦子若林厚史西尾鉄也都留稔幸(黒津安明)鈴木博文松竹徳幸、清水恵子、齊藤格、むらた雅彦、亀垣一本橋秀之、楠本祐子、佐藤真二、星和伸中森良治宇佐美皓一深澤学長森佳容斉藤哲人、金塚泰彦、田中ちゆき、久城りおん、番由紀子兵渡勝櫻井親良藪野浩二伊藤秀次川崎博嗣遠藤正明、大竹紀子、杉藤さゆり、岡崎洋美、九鬼朱、堀越久美子、工藤昌史小木曽伸吾、石川智美、朝井聖子ウクレレ善似郎拙者五郎(渡邊政治)清水義治堀内博之、辻美也子、松崎正福田忠今木宏明嶋田真恵、梅村朋未、浅野直之、竹田逸子、折井一雅、下島誠、津曲大介、吉沼裕美、山口杏奈、一ノ瀬結梨、佐藤綾子、松井祐子、ムラオミノル、栗原学、山田勝哉、永川桃子、矢吹智美、清水厚貴、高木有詩、関川成人、黄成希鈴木かんち


■P.A.WORKS(ピーエーワークス)
・2000年11月10日、タツノコプロ出身、Production I.Gでプロデューサーを務めていた堀川憲司氏が富山県城端町に設立した。
・設立した当初は「越中動画本舗株式会社」、2002年に現在の「株式会社ピーエーワークス」と社名変更した。
・設立初め、Production I.Gやボンズの元請け作品のグロス請けを主としていたが、2008年『true tears』で初めての元請け作品を製作。初の元請け作品ながら、多くのファンを惹きつけることが出来た。
・作品の主なジャンルとして、『true tears』『TARI TARI』『花咲くいろは』『SHIROBAKO』『サクラクエスト』『凪の明日から』といった青春モノ、少女達が「仕事」をテーマに物語を進めるモノ。また、『Angel Beats!』『Charlotte』といった麻枝准氏が脚本を手がけるファンタジーモノ、『Another』『レッドデータガール』『有頂天家族』『CANAAN』といった原作モノといった作品を主に手掛けてきた。
・原作モノよりもオリジナル作品を手掛けることに長けており、ストーリー・演出・背景には徹底したこだわりが観られる。
・TVシリーズ作品を経ずに岡田麿里氏を監督に据えた『さよならの朝に約束の花をかざろう』を製作。この作品を最後に堀川憲司氏はプロデューサーの座を退くこととなった。
・富山県や富山県付近の地域を舞台にした作品が多いため、聖地巡礼をする者や『花咲くいろは』で出てきた「湯乃鷺温泉」のぼんぼり祭りをアニメの舞台として紹介したことで多くの観光客が訪れるようになった。
・2016年10月に所属していた新人アニメーターがTwitter上にて支払明細書を公開。会社からの机代の請求や賃金形態についての呟きをした。公式HPでも騒動になった件について謝罪。Twitterにて公開したアニメーターは退職したが、同社は後に時給形態を取り入れた。結果的にはP.Aの賃金形態の改善になったではないだろうか。
・社内には設立当初から在籍している作画マン、演出家が多く在籍しており、『有頂天家族シリーズ』や『ウマ娘 プリティーダービー』等の本社作画回では安定したアニメーションを提供することがある。
・堀川憲司氏と井上俊之氏の繋がりがとても深い。そのため、『SHIROBAKO』『有頂天家族』『さよならの朝に約束の花をかざろう』等で多くの作画パートを担当してもらうことがある。そのため、井上俊之氏の作画技術、タイムシートを多くのアニメーターにも学んで欲しいとのことで『有頂天家族 井上俊之原画集』が出版された。タイムシートのみならず井上俊之氏が解説したDVDまで付属する豪華な原画集となり、現在では全てがセットになったものはプレミアム価格になっている。
・最新作は『ウマ娘 プリティーダービー』。実際に過去に存在した競走馬を女体化した作品。
・放映時期が決定している放映タイトルは2018年7月『天狼 Sirius the Jaeger』、2018年10月『色づく世界の明日から』。新作からのプロデュースは辻充仁Pがプロデューサーを担当している。

所属アニメタ:吉原正行、川面恒介、小島明日香、宮下雄次、牧野博美、天野和子、大東百合恵、秋山有希、宮岡真弓、藤井康雄、夏住愛子、杉光登、関口可奈味、石井百合子、西川実希、栗田香菜子、冨田真理、福元陽介、矢野康平、西澤皓人、足立佑紀、髙橋沙江子、東雲春奈、柳原一義、笠原由博、松宮杏実、三宮哲太
関連アニメタ:井上俊之、平松禎史、西畑あゆみ、鍋田香代子


■ビーボォー
・1979年6月に設立。80年代に活躍し、さまざまな意味で伝説となったスタジオ。主宰者は湖川友謙。
・『伝説巨神イデオン』『戦闘メカ ザブングル』『聖戦士ダンバイン』『重戦機エルガイム』といった富野作品の作画を手掛けた。
・代表の湖川が原作、監督などを務めた『GREED』『COOL COOL BYE』では同社のアニメーターが絵コンテ、作画を担当し、制作の中核を担った。
・同社から独立したアニメーターが設立したスタジオに、スタジオイオ、スタジオぱっく(アトリエ戯雅の前身)、スタジオギグがある。
・現在は解散したが、輩出したアニメーターは様々な役職で活躍している。

輩出アニメタ:湖川友謙、坂本英明、平野俊貴(平野俊弘)、千葉順三、今渡雄一郎、平田一清、鎌田君枝、板野一郎矢木正之、手塚由紀、遠藤栄一、小林明美垣野内成美大森英敏恩田尚之、詫祐二、北爪宏幸、芥川義明、わたなべぢゅんいち、辻清光、湯本慶久、窪岡俊之、寺東克己、ところともかず(所知一、所智一)、大西清美、筱雅律沢田正人、沖野和宏、山本正文、山本政和、宮原隆男、山内貴美子、宇佐美皓一南伸一郎、曽我浩子、村岡陽子、中村悟、河上裕、仲盛文越智博之山下明彦、斉藤昭子、大森敦子(佐々木敦子)、真砂智康、小曽根正美まさひろ山根(山根理宏)さとうけいいち(佐藤敬一、室井聖人)、高木広行、山形厚史高岡淳一、吉岡敏幸


■feel.
・美少女アニメ専門スタジオ、ゼクシズとは姉妹関係にあたる。
・スタジオぴえろの制作であった瀧ヶ崎誠が上坂陽一郎らと共に2002年に設立。
・翌年より名和宗則ら演出・作画スタッフや仕上部門を擁し、グロス請けを開始した。
・2015年、小金井市内のビルに移転。ゼクシズと仕上げ・撮影・編集などをメインとするAssez Finaud Fabric.も移転してきたことで共同制作を行うことがある。
・J.C.STAFFから流れてきたアニメーターが多い、総作監ローテや作監の多さなど傾向も似ている。

所属アニメタ:立田眞一、金井裕子、辻上彩華、藤井結、平峯義大、田頭沙織、鎌田里美、古山瑛一朗、一芝剛志
関連アニメタ:細田直人、名和宗則、高品有桂、松原一之、田村勝之、鵜池一馬、中村和久、住本悦子、鈴木豪、湯本佳典、佐藤元昭、枡田邦彰、島沢ノリコ、杉山了蔵、丸山隆
輩出アニメタ:大田和寛、赤井俊文、二宮壮史、森下勇輝、齊田博之、村上竜之介


■ブレインズ・ベース
・制作される作品は監督やキャラデの人脈に頼る部分が大きい。また担当Pによって作風に違いが出ている(『かみちゅ!』『アキカン!』が顕著)。
・1話は作画アニメになることが多いが、1話以降失速してしまい1クールクォリティが保てないこともあった。
・2013年以降所属Pが次々独立し、「朱夏」「ラパントラック」「プラチナビジョン」をそれぞれ設立。

所属アニメタ:佐藤浩雅、松本健太郎、本橋秀之
関連アニメタ:竹内哲也、藪野浩二、佐野隆雄、奥野治男、川西才治、千葉崇洋、長町英樹、川添政和、倉狩真吾、柴山智隆、阿部航、田中良、本田敬一、鈴木大、岸友洋、石川準、飯島傑、三浦一樹、青山まさのり


■プラチナビジョン
・2016年、ブレインズ・ベースの大石祐道氏が独立して設立。
・ブレインズ・ベースの『青春×機関銃』を担当した制作部が独立。
・演出家として中野英明が所属している。


■Production I.G(旧アイジータツノコ)
・1987年設立。
・大作劇場作品においては特に高いクォリティを発揮し、海外での評価も高い。
・長年クレヨンしんちゃんのグロスを担当していたが2014年に降板。2015年には代わってグロスに入ったグッドブック回で動仕で再参加、しかもかつてのグロス回を彷彿とさせる面子であった。
・90年代は、入社1ヶ月は基本給5万、以後完全出来高、月500枚を3ヶ月量産すると原画昇格試験(浅野恭司氏の発言)
・現在本社内にある10のスタジオと新潟分室、呼び方は07年から攻殻にちなみ○課と呼ばれている。(2009年現在)
・府中のStudio iGには3DCGのIGFX、制作1部で課は不明だが制作ラインもありジョバンニの島を制作していた、
・I.Gポートのグループ会社のほか、I.Gから派生したビィートレイン(から派生したP.A.WORKS)、M.S.C、グッドブックなどの分家との関わりは今でも深い。
・2014年以降所属Pの退社が多くなっているが、うち数人がCG制作会社へ参加している。サンジゲン(平澤、柴田)やサブリメイション(西村)やトライスラッシュ(大上)などである。
 また後ろの2社はI.Gから独立し設立された会社である。
・内訳は制作1~2課と新潟分室が作画スタジオ、プロデュース3課~Ⅹ課は制作ライン。制作部は2部制になっている。(制作部長は一部が三本隆二→不明、二部は不明)(2010年現在)

・以下はI.Gの各スタジオ。(ただし2010年以降作品の担当スタジオについてはスタジオ集約もあり情報に乏しく6課を除きほぼ憶測である)

■■I.G 3課
・制作一部で担当Pは黒澤亘(現Studio iG)。
・元は作画スタジオであったが2011年に制作ラインになっている、最新作は『シャイニング・ハーツ』。

■■I.G 4課
・ゲームムービー、プロモーション、『IGPX』『劇テイルズ』『書家』『たんすわらし』『ももへの手紙』『劇ポケBW2011』『わすれなぐも』『うさぎドロップ』『ROBOTICS;NOTES』『百日紅』など。
 テイルズといえばここであった(グレイセス以降の作品ではリメイク作品はI.G、新規や番外作品を他社が担当している)
・制作一部で担当Pは寺川英和(退社)。
・上記のとおり短編物が多かったが近年は長編劇場の他TVシリーズが多くなっている、作品ごとに強力な面子が集まるほかIGの若手育成にも貢献している。

■■I.G 5課
・『HOLiC』『神霊狩』『スカイクロラ』『アザゼルさん(TV)』『BLOOD-C 劇場』『PSYCHO-PASS』『アザゼルさんZ』『げんしけん二代目』『ハイキュー!!』など、最新作は『ボールルームへようこそ』。
・制作二部で担当Pは川口徹、柴田和典(退社)、松下慶子。
・I.Gの中心的スタジオで劇場、TV、OVAなど幅広く制作。特に水島努監督作品が多い。

■■I.G 6課
・制作一部で担当Pは中武哲也(独立)。
・下記のウィットスタジオ参照。

■■I.G 7課
・『もしドラ』『BLOOD-C TV』『アザゼルさん(OAD)』など、最新作は『翠星のガルガンティア』。
・制作二部で担当Pは大上裕真(退社)。
・元は仕上スタジオであったが制作ラインになっている。

■■I.G 8課
・<旧>『BLOOD+』
・<新>『攻殻SAC3D OP』『Xi AVANT』、音楽PVなど。最新作は『009(3DCG作品)』。
・制作二部で担当Pは大松裕(退社)、復活後は石井朋彦。
・BLOOD+以降欠番だったがI.G新社屋移転を機に復活、主に神山健治監督作品を担当。

■■I.G 公安9課
・『攻殻SAC』『精霊の守人』『図書館戦争』『東のエデン』『攻殻機動隊ARISE』など、最新作は『純潔のマリア』。
・制作二部で担当Pは西村知恭(退社)。
・立ち上げ当時IGにスタジオは9もなかったが攻殻SAC制作で建てられた為、作品になぞらえて9課となった。
・攻殻SSSから3DCGを駆使した「レイアウトシステム」を導入しており、3Dレイアウトを原画マンがなぞるという方式をとっている。
そのせいか安定はするものの妙に作画が硬くなりがちであリ、作オタからの評判はいまいち。現在そのCG部門は(≠IGFX)はサブリメイションとして独立。
・神山健治監督作品といえばここであったが近年は8課が担当している。
・P.A WORKSとの関わりが深い。

■■Ⅹ課
・『REIDEEN』『WD』『ツバサOVA』『文学少女』『HERO』『劇テニプリ』『テニプリOVA ANOTHER2 OPED(本編はトランス)』『ウマドンナ』『Vassalord』『ポケモン THE ORIGIN』『黒子のバスケ』『アオハライド』『ジョーカー・ゲーム』、最新作は『黒子のバスケ』。
・制作一部で担当Pは黒木類、磯部真彩。
・M.S.C所属の多田俊介監督作品が多くほとんどの作品でM.S.Cが制作協力を行っている。

■■I.G 課不明
・『進撃!巨人中学校』。
・担当Pは川口徹。

■■I.G 課不明
・『劇PSYCHO-PASS』、最新作は『ジョーカー・ゲーム』。
・担当Pは番匠公一。

■■I.G 新潟
・『ARIA3期』『RD』『エリン』『クロワーゼ』『黒子のバスケ』『ガルガンティア』。(共に各話作画グロス請)
・小村方宏治が実家である新潟へ帰郷した後立ち上げたスタジオで主に演出・作画を担当。

■■ウィットスタジオ(WIT STUDIO)
・設立前は『お伽草子』『劇ツバサ』『シュヴァリエ』『RD』『BASARA』『君に届け』『Nスペ劇中アニメ』『ギルティクラウン』までI.G 6課。
・『進撃の巨人』『ハル』『テイルズシリーズ(一部)』『鬼灯の冷徹』『ローリング☆ガールズ』『屍者の帝国』『終わりのセラフ』など、最新作は『甲鉄城のカバネリ』『進撃の巨人』『魔法使いの嫁』。
・担当Pは中武哲也。
・硬いと言われるI.Gの中では珍しくはじけた作画が拝める貴重なスタジオ、面子も豪華。
・TV中心でスケジュールの厳しい作品が多いことや、I.G生え抜きの若手に作監を振るなどもっぱら新人の修行場となっていた。最終的には人海戦術で乗り切ることがしばしば。
・2012年には6課スタッフを中心にウィットスタジオを設立、フリースタッフ中心で所属アニメーターの移籍は極僅かであった。
・IGの子会社としてのスタートだが今後ビィートレインのように完全に独立を目指すのか注目される。

■■シグナル・エムディ(SIGNAL.MD)
・設立前は『ジョバンニの島』などをI.G制作一部 課は不明(3課?)で担当、3DCGセクションは『ホッタラケの島』『アップルシード XIII』などをIGFXスタジオで担当。
・『探偵チームKZ事件ノート(ドメリカとの共同)』『カラフル忍者いろまき』など、最新作は『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』。
・担当Pは櫻井圭記、本多史典、上野剛仁(元IGFX)。
・府中のStudio iGに存在していた制作ラインとIGFXがI.Gから独立し設立、コア向けが多いI.Gのなかで珍しくファミリー向けを担当していく予定。
・2Dセクションは現在他社でも導入が進んでいるデジタル作画が専門。

1課所属アニメタ:後藤隆幸、浅野恭司、永島明子、大久保徹、窪田康高、矢萩利幸、松本圭太
2課所属アニメタ:黄瀬和哉、いずみひろよ、植田実、中村光宣
3課所属アニメタ:篠田知宏、佐藤由紀
I.G新潟所属アニメタ:小村方宏治、新野量太、森田史
関連アニメタ(フリー契約含む):沖浦啓之西尾鉄也荒川真嗣(荒川眞嗣)、江面久、竹内敦志、石井明治、塩谷直義海谷敏久、樋口善法、中村悟佐々木啓吾青木康浩、井川麗奈、千葉崇明、江原康之、加藤寛崇、長沼範裕
輩出アニメタ:谷津美弥子関口雅浩、竹内志保、佐藤雅弘大田和寛中村章子菊池勝也、松本元気、柴山智隆、関口可奈味、高橋瑞香、横田晋一、胡拓磨、松本顕吾、瀬口泉、今井有文、満田一、徳野悠我、頂真司、片桐貴悠
アイジー新潟輩出アニメタ:竹内哲也、石川健朝、近藤圭一、加藤恵子、佐藤仁実、関川成人、橋本尚典


■Project No.9
・2009年、スタジオ雲雀出身の糀谷智司が独立して設立。
・『ロウきゅーぶ!』で元請け(共同)を開始。『ロウきゅーぶ!SS』『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』『天使の3P!』『りゅうおうのおしごと』と美少女アニメを主に取扱う。
・ロリ×スポーツ・音楽を取り扱う作品を手がけている。

関連アニメタ:矢野茜、野口孝行


■プロダクションアイムズ
・AICで『そらのおとしもの』や『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『デート・ア・ライブ』『僕は友達が少ない』等を手掛けた 松嵜義之や黄樹弐悠のプロデューサー陣が2013年に設立。
・『いなり、こんこん、恋いろは』にて初の元請けを担当。その後は、『デート・ア・ライブⅡ』『城下町のダンデライオン』『アクティヴレイド -機動強襲室第八係-』『ハンドレッド』『ハイスクール・フリート』と連続して元請け作品を手掛けた。
・しかし、『俺、ツインテールになります』『魔装学園H×H』ではスタッフ不足が、スケジュール管理の甘さから放映版ではキャラクターの作画が崩れるシーンが幾度となく出てきてしまい、『魔装学園H×H』ではメインアニメーターとして荒川和人、砂小原巧、宮島直樹を揃え、エフェクトアニメーターに酒井智史の布陣で製作に入ったが、メインアニメーターが入れる話数は数えるほどとなってしまい本編ではごく一部のパートを担当するというような形となってしまった。
・一部からは作画班の絵柄はやや古めの絵柄を持つアニメーターが多いとのこと。
・Twitterでは一部のアニメーターから「担当カットの賃金が未だに未払い状態である」という声が出ており、財務処理がずさんな状態が明らかになっている。2018年5月現在、公式サイトに明記されている住所にはスタジオが存在せず、活動実態は不明である。

所属アニメタ:森前和也、荻尾圭太、伊藤陽祐、竹上貴雄
関連アニメタ:小林真平、古川博之、宮井加奈、酒井智史、津熊建徳、中村直人、西田亜沙子


■ホワイトフォックス(WHITE FOX)
・OLM TEAM IWASAのプロデューサーだった岩佐岳と、同班制作の『うたわれるもの』メインスタッフを中心として2007年に設立されたアニメ制作会社。
・岩佐が目指している制作現場の環境改善や丁寧な作品作りを行っている。スタッフは岩佐がOLM在社中に築き上げた縁の者が多い。
・作品数は少なく丁寧に作ることを目指す方針で設立され、年間2クールアニメ26話分のみを制作していた時期もあった。
そのためスケジュールは比較的安定するはずなのだが、『STEINS;GATE-シュタインズ・ゲート-』では毎週納品直前まで修正しており、岩佐Pもヘトヘトだったらしい。次作では分割2クールで対応した。
・アニメスタジオのHPにしては珍しく所属スタッフ欄がある、作品契約スタッフも含まれることから度々更新される。
・『刀語』の設定資料などを流出(不正アクセス)させた事件があった。
・2016年より静岡県の伊豆高原の地で、新人育成に力を入れた作画スタジオとして開設(WHITE FOX伊豆高原スタジオ)。寮完備のため、給料からの生活費の圧迫による心配が少ない。
さらに現役アニメーター指導の元、共同生活で切磋琢磨できる理想の環境を目指している。

所属アニメタ:中村和久、池上太郎、中田正彦、又賀大介、板垣敦、木宮亮介、武藤信宏、坂井久太、森賢、橋本裕之
元所属アニメタ:田中基樹、塩川貴史、細田直人、藤井辰巳、澤田弘栄、川田剛、二宮壮史、佐藤天昭、松永辰、吉田伊久雄


■BONES(ボンズ)
・1998年設立。
・ビバップを製作していたサンライズ第2スタジオのメンバーが独立。(南Pが主力メンバーだった川元利浩氏、小森高博氏等を引き抜いた)。
・手堅く安定した作画に定評があり、アクションやサンライズからの流れでメカ作画が得意。
 特に『鋼の錬金術師』、『エウレカセブン』、『ソウルイーター』など一年の長編を高水準で安定させ驚かせた。
・撮影部のちゃっぴぃ氏は鈴木典光の描いたEDの撮影を専門的に行っていた。今も違う人ながらBONES撮影部に発注が続いている。
・社内のデータ(Bスタらしい)を基にした表がネット上で公にされ、未発表作品の情報や有名アニメータの個人情報が漏れたこともある。
・以下はボンズの各スタジオ。2010年に新社屋へ集約されたこともありスタジオ間の共同作業も増えている。

■■ボンズAスタ
・担当Pは天野直樹。
・『WOLF'SRAIN』『KURAU』『妖奇士』『HEROMAN』『GOSICK』『エウレカAO』『ノラガミ』『ソウルノット』『血界戦線(Cスタとの共同)』『ヒロアカ(1期Cスタとの共同)などを制作。最新作は『A.I.C.O.』
・人物アクション物中心、川元利浩・堀川耕一・織田広之等が活躍。
・また元請作品が非常にスケジュール良好なこともあり、ボンズ他スタジオや社外のグロスを請けることも多い。

■■ボンズBスタ
・担当Pは渡辺マコト→不在→永野優希。
・『ビバップ劇場版』(サンライズと共同)、『ラーゼフォン』『エウレカ』『ストレンヂア』『ザムド』『Halo Legends#4』『トワノクオン』『エウレカAO(Aスタとの共同)』『大人女子』『ダンディ』『赤髪の白雪姫』『モブサイコ』など。最新作は『血界戦線&BEYOND』(Cスタとの共同)
・メカ物中心、ボンズの中でも特に集まるメンツが豪華であり作画アニメも多い。

■■ボンズCスタ
・担当Pは大薮芳広。
・『鋼の錬金術師』『ホスト部』『DTB』『ソウル』『スタドラ』『UNGO』『逆転裁判』『キャプテン・アース』『テンカイナイト』『血界戦線』『コンレボ』など。最新作は『僕のヒーローアカデミア(2期~)』
・手広くなんでも、伊藤嘉之・中村豊・柴田淳等が活躍、鈴木典光EDといえばここ。

■■ボンズDスタ
・担当Pは米内則智(退社)→渡辺マコト→鈴木麻里。
・『鋼FA』用に新設。『ミロス』『NO.6』『絶園』『チャイカ』『SB69』など。最新作は『文豪ストレイドッグス』
・スタッフはBスタや雲雀関連の人が多い模様。

■■ボンズEスタ
・担当Pは渡辺マコト。
・『エウレカハイエボ』用に新設。

所属アニメタ:逢坂浩司川元利浩小森高博堀川耕一菅野宏紀中村豊富岡隆司斎藤恒徳水畑健二甲斐泰之ねこまたや長野伸明倉島亜由美工藤糸織岩長幸一、竹内旭、横屋健太、橋本治奈、保科有紗、中村拓磨
関連アニメタ:伊藤嘉之村木靖柴田淳柿田英樹、寺東克己、鈴木典光入江泰浩吉田健一稲留和美高橋久美子川口隆、長谷部敦志
輩出アニメタ:野崎温子、斉藤健吾


■マカリア
・2014年4月設立。
・作画のグロス請けのみならず美術・背景のグロス請けも行っている。
・伊礼えり、MOAANG、MYOUN、iniの4名が主に作画グロス請けの際に良く参加している。
・上記の4名は作画回と呼ばれる回に呼ばれることも多い。

所属アニメタ:近岡直伊礼えり、MOAANG、MYOUN、ini


■マギア・ドラグリエ
・代表取締役・古川博之氏が設立したスタジオ。

所属アニメタ:古川博之


■マッドハウス
・通称マッド。MADHOUSEとアルファベットでのクレジットもある 。
・丸山正雄氏、出崎統氏、りんたろう氏、川尻善昭氏らが虫プロより独立し、1972年10月設立。
・1970年代から80年代は主にOVAを中心に製作、1989年の『YAWARA!』を皮切りにTVシリーズへ進出。
 1998年『カードキャプターさくら』は浅香守生監督と氏を支えたスタッフ陣によってマッドハウスの大出世作となった。
・2000年代は川尻善昭監督や今敏監督、片渕須直監督、細田守監督の劇場作品に注力。TVシリーズでも2006年『BLACK LAGOON』、2007年『電脳コイル』にてマッドハウスの底力を魅せたが、
 その反面、一部のアニメ化作品に関してはDR MOVIEを筆頭にグロスに丸投げしてしまうことが多かったためか作画はピンキリ。
・2000年代初頭は有能な監督や社内演出家、原画マンも多数抱えていたが、2010年に融資先の倒産や親会社の経営が悪化しスタッフが流出、
 2011年日本テレビ放送網の子会社化により経営不安は解消されたが一時期制作本数の減少は避けられなかった(グロス丸投げ制作がなくなっただけとも言える)。
 またマッドが本来制作するはずだった劇場長編の制作が独立もあって地図やMAPPAに代わったこともあり、劇場長編作品が一時期途絶えた(2017年に『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』『きみの声を届けたい』が公開)。
・近年は『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』や『織田信奈の野望』『魔法科高校の劣等生』『ワンパンマン』『ACCA13区監察課』等、マッドハウスの往年の作画アニメを彷彿とさせるスタッフが集まるようになってきている。
・最新作はTVアニメでは『宇宙よりも遠い場所』、『カードキャプターさくら クリアカード編』。

所属アニメタ:川尻善昭、梅原隆弘、桜井邦彦、濱田邦彦、藤田しげる、兼森義則、鈴木美千代、田崎聡、大島明子、坂詰かよ、藤井敬子、大口茜
関連アニメタ:杉野昭夫、大橋学、金田伊功、なかむらたかし、富沢和雄、新川信正、結城信輝、浜崎博嗣、箕輪豊、吉松孝博、神志那弘志、大塚伸治、高坂希太郎、高橋久美子、三原三千夫、湯浅政明、梅津泰臣、うつのみや理、野田卓雄、渡辺隆、伊藤秀次、細居美恵子、佐藤雄三、阿部恒、日向正樹、関口淳
輩出アニメタ:森本晃司、福島敦子、小池健、中村隆太郎、岡村天斎、金井次郎、竹井正樹、鈴木典光、羽山賢二、長濱博史、浅野勝也、古屋勝悟、林秀夫、仲澤崇仁


■MAPPA
・マッドハウスの丸山正雄が退社後2011年に設立。その後大塚学氏が2代目社長に。丸山正雄は会長になり、スタジオM2を設立した
・12年に『坂道のアポロン』を手塚プロとともに共同元請けし活動を開始、Webアニメの『てーきゅう』、NHKみんなのうた『花は咲く』では単独で元請けを行う。
 『残響のテロル』でテレビアニメ単独元請けを行う。
・片渕須直監督が手がけた『この世界の片隅に』が日本アカデミー賞を受賞し、一躍作品と共に有名となる。
・今敏監督の死去で宙に浮いた『夢みる機械』は現場をMAPPAが引き継ぐ方向で進めていたようだが、丸山がある時期に制作中止を判断したとアキバ総研のインタビューで語っている。
1スタ:最新作は『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』『賭ケグルイ』。
2スタ:『この世界の片隅に』制作のために設立されたスタジオ。
3スタ:2016年設立。最新作は『将国のアルタイル』。
4スタ:2016年設立。最新作は『牙狼<GARO>-VANISHING LINE-』。
仙台スタジオ:2018年春に新設予定

関連アニメタ:板垣伸、中澤一登、阿部恒、菅野利之、林祐一郎、細越裕治、青井小夜、西村理恵、朴性厚、佐野誉幸、いがりたかし、海老原雅夫、若林厚史、恩田尚之、羽山賢二、崔ふみひで、秋田学


■マングローブ
・2002年2月7日、サンライズのプロデューサーだった小林真一郎や河内山隆らによって設立。
・『サムライチャンプルー』や『Ergo Proxy』、『サムライフラメンコ』などのオリジナル作品や『週刊少年サンデー』原作作品のアニメ化(神のみぞ知るセカイ、ハヤテのごとく!シリーズ)を中心としていた。
・アニメーター不足によるグロス撒き中心となっていた制作体制により制作費の負担が経営を圧迫、DVDの円盤売上の不振による債務超過が続き、2015年9月29日付で事業を停止。
・倒産直前まで制作していた『GANGSTA.』では混乱の中で製作されたいたためか、9話以降は惨憺たる状態で放映され、Blu-ray発売は中断。
 また、『虐殺器官』の一時制作中断と公開延期(制作はジェノスタジオが継続)と多大な影響を及ぼした。
・最新作は『GANGSTA.』。

関連アニメタ:梅津茜、岡佳広、川村敏江、小森秀人、さとう陽、サトウ光敏、杉本幸子、曽我準、出合小都美、中澤一登、仁井学、平野絵美、北條直明、望月智充


■ミルパンセ
・ガイナックスの制作を務めていた白石直子が2013年に独立して設立。
・旦那はアニメーター・監督の板垣伸氏。ミルパンセ元請け作品の監督はすべて板垣氏である。
・『てーきゅう4期~9期』(5分アニメ)の初の元請けを担当。
・『Wake up,Girls! 新章』にて初の長編の元請けを担当した。キーアニメーター板垣伸氏を含め9人を据え、社内アニメーターで制作していた。
 しかし、3話以降ではキャラクターのキャラ・アニメーションが低調に。背景と声優の音声の長回しが目立つようになり、
 結果途中に総集編を挟み、なんとか全12話を社内アニメーターで作画を進めた。
 しかし、30分アニメの元請けとしての実力がまだまだであることが露呈してしまった作品となった。

所属アニメタ:木村博美、菅原美幸、三宅舞子、豊島英太、小林大地、吉田智裕、内田利明、山田飛翔、石川健太郎、中島楽人、森亮太、菅谷祥吾、佐藤大樹、品川純生、鴨田航、宮野恵子、杉山明香、板垣伸


■ヤオヨロズ
・『直球表題ロボットアニメ』の制作後、2013年に福原慶匡、寺井禎浩が設立。セルルック3DCGを用いたアニメーション制作を行う。
・演出家としては石ダテコー太郎(石舘光太郎。2015年に退社)、たつき(2018年現在も在籍)が設立に参加している。
・『てさぐれ!部活もの』で元請けを担当。独特な雰囲気のアニメーションによってコアなファンを獲得した。
・『てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう』の監督降板後、石ダテコー太郎はヤオヨロズを退社、2015年10月に株式会社バウンスィの設立に参加した。
・2017年『けものフレンズ』では所属するスタッフが少ないため、たつき監督が監督、シリーズ構成、脚本、コンテを担当。
 それにより1話からセルルック3DCGの拙いキャラクターCGと世界観に惹かれたファンを引きつけ、最終回では当時の放映アニメの下馬評を覆す覇権アニメとなった。

所属アニメタ:伊佐佳久


■ゆめ太カンパニー(新) (ゆめ太カンパニー(旧)→TYOアニメーションズ)
・タマ・プロダクション、トランス・アーツ、東映動画出身のアニメーターである山口聰が1986年3月5日に有限会社静岡アニメーションとして設立。
・当初はぎゃろっぷ、スタジオディーン、J.C.STAFFなどのグロス請けとして活躍。2002年に初の自社企画作品『アニメーション制作進行くろみちゃん』を制作。
・かつては基本給が支給され、福利厚生も整備されており、待遇面で女性スタッフが多かった。
・2005年に株式会社ティー・ワイ・オーに買収される。2009年7月、同じくティー・ワイ・オー傘下であったハルフィルムメーカーを吸収合併し、株式会社TYOアニメーションズに商号変更した。佐藤順一が2009年から2011年まで取締役を務め、2016年まで所属していた。
・ゆめ太(旧)時代の元請けには女性向け作品が多い。現在は女性向けの他、ハルの作風を引き継ぎ日常アニメを中心に手掛けている。
・2017年11月30日、ティー・ワイ・オーが所持していた株式をメモリーテックHDに譲渡し、同子会社であるグラフィニカの傘下に入る。これに伴い、社名が約8年半振りにゆめ太カンパニーに戻された。

関連アニメタ:成田達司、熊谷哲矢、羽生貴之、橋本和紀杉本功、安留雅弥、菅綾香、阿蒜晃士、つなきあき、星野浩一、関崎高明、秋元勇一、工藤慎也、山口保則、鈴木彩乃、野田智弘、勝谷遥、音地正行渡辺はじめ浅野勝也、谷口元浩
輩出アニメタ:加々美高浩林明美小林利充、山崎展義、高橋和徳、田頭しのぶ、小山知洋、山中純子、藤井まき丸山修二、手島典子、藤岡真紀、渡辺るりこ、南雲紋、田頭真理恵、ながみねけい子、小谷杏子、高原修司、佐々木文恵、梅村朋未、西村理恵、楮木知美


■ufotable(ユーフォーテーブル)
・枚数を使った暴走気味の作画と巧みなレイアウトがウリ。ちなみに同社作品は出来た当初は必ずEDがクレイアニメだったが、近年はないと言っていい。
・初期のメンバーには元AICのアニメーターが多い。
・若手のフリーアニメーターに対して、広い人脈を持つ。2016年からはフリー起用が増加傾向。
・社の方針として作家意識が高く、オリジナルでない作品に別名義を使ったり、オリジナル作品の漫画版を放映に先駆けて連載したりしている。
・徳島(近藤社長の地元)にスタジオを興すなど、地方の人材育成にも熱心。2014年以降の作品では生え抜きのスタッフがメインスタッフとして活躍することが多い。
・動画一枚200円、新人の月産約200枚。住宅手当2万。固定給10万の時期もあったが、単価制に移行し現在に至る。
・テレビや音楽聞きながらは禁止。出社管理はタイムカード。(日本アニメーション学会14回大会基調講演より)
・本社ビル1F(本社は2016年に杉並区に移転)をはじめ全国数か所にファンとの交流を目的としたカフェ「ufotable cafe」があり、自社作品のほか他社とのコラボカフェも行う。カフェでは制作に使われた資料の複製や生原画が拝める。
・社内に作画、仕上げ、美術、デジタル部門を有し、2010年以降の作品ではグロス回を出すことなく自社制作にこだわる傾向がある。また、楽曲の作詞、作曲なども行うことがある。
・初期の頃から製作委員会の立ち上げなどを行っており、2006年以降の制作作品のほぼ全てで製作委員会に参加している。
・代表の近藤光がプロデューサー以外にも監督、演出、脚本、音響監督として制作に参加することが多く、2016年以降の作品の全てで音響監督を担当している。
・現在のTVアニメーションでは京都アニメーションと双璧を成す程の撮影部署を持っており、戦闘シーンや盛り上がるシーンでの撮影は視聴者を圧倒する程。

所属アニメタ:須藤友徳國弘昌之木村豪、小笠原篤、下司晃生、首藤志保里、安田慎介、山岡峻、旗野遊史朗、原成美、高野伊織利、岡部茜、岡部葵、橋本和紀、小山将治、遠藤花織、半澤彩、鬼澤佳代、田中敦士、河村郁美、秋山幸児、内村瞳子、島袋リカルド、藤原将吾、高橋總、西條由希子、下村晋也、緒方美枝子、永森雅人、濱咲世、尾上遼
関連アニメタ:高橋タクロヲ小船井充外崎春雄松島晃竹内哲也板垣敦、笹嶋啓一、野中卓也、三浦貴博滝口禎一、河野悦隆
元関連アニメタ:柴田淳、沼田誠也小林利充小島大和松田宗一郎崎山北斗小林冬至生南伸一郎嘉手苅睦、寺東克己、立石聖


■雷神ふいるむ
・80年代末期~90年代に活動していた富沢和雄主宰のスタジオ。
・うめつゆきのり(梅津行則)、いまざきいつき(伊魔崎斎)が席を置いていたことでも知られる。
・「雷神ふぃるむ」「雷神フィルム」など、クレジットされる際に表記ゆれがある。
・参加作にはアダルト系の作品も多い。

関連アニメタ:富沢和雄(早川ナオミ)青木哲朗、うめつゆきのり(梅津行則)、いまざきいつき(伊魔崎斎)


■ライデンフィルム(LIDEN FILMS)
・2012年に設立。本社は東京都杉並区。
・サンジゲン社長の松浦裕暁とフリープロデューサーでバーナムスタジオ社長の里見哲郎氏の共同出資で設立された。ウルトラスーパーピクチャーズ(以下USP)傘下。
・東京スタジオの他大阪スタジオを構え、京アニ、Gohandsを退社した人間や大阪在住のアニメーターの受け皿となっている。一部京都スタジオがあると書かれているがそこにはサンジゲンのみが入っている。京都スタジオは2015年ようやく稼動した。
・ほぼ新設のスタジオでA1同様元請の際には他社の制作を迎えている。
・USP傘下のOrdetと共同制作や制作協力を行なっていたが、2012年にはOrdet動画部&大阪の面々がライデンに移籍、13年制作の『あいうら』から単独元請けを開始。

所属アニメタ:松嶌舞夢、稲葉麻莉奈
関連アニメタ:吉岡忍、太田里香、佐川遥、荒木一成、内藤直

■■ライデンフィルム京都スタジオ
・2015年に本格始動。
・2016年製作にて『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-』『うどんの国の金色毛鞠』を担当。
・京都アニメーションに所属していた太田里香、佐川遥等の元京アニ勢の受け皿となっている。

所属アニメタ:坂本一也、高崎奏、石田夏彩、谷口翔太、西村有綺奈、迫田羽也人、里石麻実、國光奈々

■■ライデンフィルム東京第二スタジオ

所属アニメタ:三輪修平、丹羽彩乃、氷室陽、日野優希、横山優衣

■■ライデンフィルム大阪スタジオ

所属アニメタ:吉岡忍、中村良一、小梶慎也、西真由子、森下なつみ、川崎清子、豊崎真帆、三谷糸織、大村佳鈴、清原彩加、栗田千秋
輩出アニメタ:坂本一也


■ランチBOX
・2017年設立。
・小美野雅彦氏が代表を務める。

所属アニメタ:小美野雅彦、小田裕康、芦谷耕平、寺尾憲治、福田周平、長濱佑作


■レヴォルト
・2016年4月1日設立。
・フジテレビの著作権部に所属していた山本幸治Pが代表取締役を務める。
・コンテンツ企画会社「ツインエンジン」の映像製作会社の一社。
・現在はグロスを中心に活躍。

所属アニメタ:小嶋慶祐、後藤圭佑、久保光寿


■Lay-duce
・レイ・デュース。
・2013年設立。元ボンズDスタジオPの米内則智が代表取締役を務め、アニプレックス出資のアニメを担当することが多い。
・『グランブルーファンタジー』PV、『GO!GO!575』(C2Cとの共同)、『クラスルーム★クライシス』、長編アニメ『Fate/Grand Order - First Order-』(予定)を製作。
・最新作は『シンドバッドの冒険』。

関連アニメタ:佐古宗一郎